副園長ブログ
富岡保育園では、保護者とのやりとりに、手帳やノートなどの類いは扱っていません。 「じゃあ、どうやって、やりとりするんだよ?」と、言われますと‥ 「顔を合わせて、おしゃべりして。」と、お答えします。 「当たり前じゃねーかよ!」と、言われますと‥ 「その当たり前を、大切にしたいんです。」と、お答えします。 学校とは違い、保育園は必ず保護者(又は関係者)が送迎を行います。(富岡保育園はバスの送迎は行っておりません。)その送迎の機会を活かさない手はないですよね。 やりとりするには、顔を合わせて、おしゃべりしなきゃいけないわけです。否応がなく“コミュニケーションの量”が増えますよね。質も大事なんだけれど、量をこなさないと分からないこと、気付けないこと、築けないことってあるんです。 もちろん、顔を合わせて、そしておしゃべりすることで、やりとりをするわけですから‥たまに、上手くいかないこと、誤解が生まれること、忘れんぼしてしまうことは、相互に当然あります。当然あることで、相互に“許し合える”関係が結べるようになれば、園と家庭の連携は上手くいくんだと思っています。 顔を合わせることで、顔色が良かったり、逆に浮かない表情だったりすることに気づけるかもしれません。また、おしゃべりする口調が明るかったり、逆に歯切れが悪かったりすることに気づけるかもしれせん。気づければ、対応の仕方に微調整を加えることだって可能かもしれません。 かもしれないことに気づいたり、微調整を加えられるようになるまでには、先ほども記述しましたが、量がものを言うんじゃないかしらと。 ちなみに‥限定的ではありますが、やりとりに手帳やノートなどの類いを扱う場合もあることを記しておきます。 離乳食世代の乳児たちの保護者とは、離乳食を卒業するくらいまで、やりとりの補助として、ノートを扱っています。 やはり食事面での配慮について、現場保育者、ならびに栄養士や調理師とも濃い連携が必須であるために、限定的に扱っています。 そのノートの、保護者からのひと言欄に、読むだけでほほえましい文章が綴られていたので‥匿名で紹介させてもらおうと思います。 ー手離しで立っている状態から自分で1歩前に足が出ました!すぐ尻もちをつきましたが、感動しました!今、歩くことへの意欲がピークで、手を持って、何度も立ち上がり、前に歩いています。普段、手を触るのを嫌がる太郎なので、この時は握ってくれるので、幸せを感じています。笑 ーパパが寝かしつけをしてくれるので、私は太郎に全力でおやすみを伝えるのですが、塩対応で、私の顔を手で払われます。笑 泣きマネをして「ばあ」と顔をのぞかせると、ケラケラ笑ってくれたので母は救われます!笑 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-23 |
雨の予報にもかかわらず‥早朝は降らなかったんです。おそらく、富岡北地区の、誰かが晴れ男なり晴れ女なんでしょう。 本日、早朝より「富岡公園」ならびに「桜椿公園」の草取りが開催されました。なんだかんだと、50人くらいの方が参加されていたんじゃないかと。筆者も、熊手を持って、えっちらおっちらやっていますと‥たくさんの方々が話しかけてくれるわけですよ。 「この前、笠岡放送見たで!(本会議個人質問)わかりやすかったわ!」 「村上さん!カーブミラーの件、ありがとう。あれ、ホンマに困っとったんよ!」 「村上先生!〇〇って名前の学生、覚えとる?私の親戚になるんだけど、保育園で実習させてもらった時に、村上先生が指導してくれたって言ってたんよ!」 「村上さん!その草も持ってって!」 「村上さん!今日は公務はないの?」 ありがたい話しですよね。草取り活動なのに、こんなにも、たくさん会話させてもらえるなんて。なに冥利かに尽きます。 ちなみに、参加者の8割以上の方が顔馴染みになっていたことは、筆者にとっては、成長の証だと感じた次第です。慢心せずに、目指せ10割で、地域の活動に邁進して参りたいと思います。 さて、公務としては‥本日は「令和6年度 笠岡市戦没者追悼式」に参加させてもらいました。 笠岡市遺族連合会、岡山県遺族連盟、岡山県原爆被害者会笠岡支部の方々などを筆頭に、戦没者の追悼を行いました。 市長や、国会議員、県議、市議なども出席し、献花や追悼のことばを述べていくわけなのですが‥ 筆者が特に印象に残ったことと言えば、学生たちの“平和への想い”を述べたことばです。 市内の小学生、中学生、高校生の代表の学生たちが、それぞれに想いを述べていくのですが‥どの学生も、自分のことばで、戦争に対する正直な気持ちをことばにしていました。 実際、筆者も学生たちと、そうかわることがなく、戦争体験をしていません。そして、今の、平和のお陰で、不自由なく生活させてもらっています。 学生たちのことばにあったように、今の生活は、平和であるから成り立っていることを、当たり前じゃないことを前提に、再認識する時間となりました。 「平和な世界を」と綴ると、大それたように感じてしまいますが‥けれども“平和”から目を背けず、向き合い続けることでしか、戦争をふせぐ手立てはないのかもしれないと、筆者は考えました。 ブログ読者の皆様、「平和な世界を」意識することはあるでしょうか?是非、これを機会に。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-22 |
富岡保育園では、ホンモノのピアノを、子どもたちに開放しています。と、書いちゃうと「当たり前じゃないの!?」って、ツッコミを入れられそうですよね。そりゃあそうなんだよ。音を楽しむためにピアノを置いてんだから、子どもに開放しなくて、誰に開放するんだよって話しです。 情けない話かもしれませんが、数年前までは、大人だけ、つまりは保育者のみに開放されていました。ピアノの役割は、子どもたちに歌を歌わせる道具‥音を楽しむための楽器としての役割からは、かけ離れていたのかもしれません。 ただ、道具から楽器へと役割を変えるにあたっては、やっぱり「あの重たいフタに手を挟まれたら危ないよね」ってところを「改善、修正。改善、修正。改善、修正。」を繰り返すしかないんです。ちなみに、今でも繰り返しています。 その結果と言っては、なんですが‥多くのピアニスト、音を楽しむ子どもたちを輩出しています。 ピアノの鍵盤に、手が届くようになると、とにかく鳴らして遊ぶんです。また、先輩ピアニストたちの曲を聞いたり、さらには手の動きを注意深く見るんです。 子どもの興味や関心度にもよりますが、“ド”が付くほどハマっている子どもたちは、自分の好きな曲を耳コピして、ピアノで弾いちゃうんです。 「おいおい、そんな曲まで、弾けちゃうの!?」って、驚嘆することが、年に何度かあります。 本日、笠岡市議会本会議、さらには予算決算委員会などがありました。市長が代わり、予算を肉付けした部分の説明がありました。市民の税金を扱うわけですから、慎重に、そして注意深く吟味しながら質疑が行われるんですね。 予算の決議は、来週の総務文教委員会、厚生産業委員会などに付託される運びとなり、閉会されました。 された後、園に帰って、ひと息ついていると‥ピアノの音が聞こえるじゃないですか。 「あれ!どこかで、聞いたことがあるメロディーじゃん!?」 頭の中で、そのメロディーを繰り返してみると、わかりました。 「“ブリンバンバンボン”かよ!」 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 連日、「Bling-Bang-Bang-Born」という曲についてネタにしましたが‥この曲に、恨みがあるわけでも嫌いなわけでもありません。誤解のないよう宜しくお願い致します。 |
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2024-06-21 |
「Bling-Bang-Bang-Born」という曲があるようなのですが‥ジャンルで言えば、ジャパニーズヒップホップでしょうか。 どうにもこうにも、筆者は慣れないんです。おそらく、おじさん化しているからなのでしょう。 “ブリンバンバン、ブリンバンバン、ブリンバンバンボン!”と、軽快なリズムを刻んでは‥筆者にとっては、思考が停止するような、脳内麻痺するような感覚に陥っちゃうんです。 ただですね、そんな感覚が、子どもたちって好きなんでしょうね。先生たちに希望して、CDを買ってもらうと‥四六時中、CDデッキで流しては、膝を軽く曲げて、リズムに乗っているんです。 その光景は、何年代かの、六本木や新宿、渋谷などの若者が集う、クラブでの出来事のように映るんです。 ランチタイムなどでも、その曲が‥ ~ブリンバンバン、ブリンバンバン、ブリンバンバンボン!”と軽快に音が流れてくるわけですが‥ おじさん化している筆者が、ときどき、理不尽にCDデッキの電源をブチッと切るとですね‥子どもたちに、とても冷たい目で見られるんです。 振り返ってみると、筆者も高校生の頃に、ヒップホップ、ラップミュージックにハマっていたこともあったのに‥ 2歳くらいの女の子がお人形さんを抱いていました。その所作は、先生たちやお母さんたちが抱くような、とても柔らかく愛のこもった抱き方でした。 2歳くらいでも、大人の所作をよく見て真似ているのだろうかな。それとも人間には遺伝子レベルで、そんなテクニックが身についているのだろうかな。どちらにせよ、感心していたわけです。 その女の子は、お人形さんをあやしながら、背中を優しくトントンとしたり、またちょっとずつ、右へ左へ、前に後ろに移動しては、とっても上手にお人形さんの面倒をみていたんです。 ただですね‥じょじょに移動していくと‥その先に、CDデッキがあったんです。それも、そこから流れてくる曲が、アレだったんです。 ~ブリンバンバン、ブリンバンバン、ブリンバンバンボン!~ 女の子は、お人形さんを抱っこしながら、膝を軽く曲げリズムをとりだしました。そして、トントンする手つきまでもが、そのリズムなわけです。 ブリンバンバンボンの恐るべき影響力に、筆者の脳内は麻痺しています。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 本日の、笠岡市議会本会議、個人質問デビュー戦。村上太志、無事に投げ終えることが出来ました。ブログ読者の皆様、ご協力ありがとうございました。 個人質問の様子は『ゆめネット笠岡放送』で、放映されているかと思いますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。 |
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2024-06-20 |
このブログに沼って(ハマる)しまう方も、少数派ではあるでしょうが、いるはずなんです。その理由として‥「筆者の現状を、ライブ感覚で知ることができる」だったりが挙げられるんじゃないでしょうか。文字を追っているだけで、遠く離れていても、同じ空間の中で、一緒に考えたり、悩んだり、喜んだり、なんだか達成感まで味わえる‥そんな不思議なブログだから沼っちゃうんだと思うんです。 さて、副園長ブログの沼リストたちなら、これだけ、ややこしげな前置きを綴った後には、必ず‥「村上さん、何か企んでるんだよね~。」って、予測しちゃってると思います。 正解です! 本日のブログは‥明日、笠岡市議会本会議で、質問デビューを飾る筆者の予行演習を、ブログ読者と一緒にしちゃおうと思っているんです。付き合ってくれますかね? たぶん‥おそらく‥軽快にうなずいてくれているだろうと思うので、早速、はじめちゃいますね。 議会での“質問”は、ただ疑問に思ったことを聞いて、はい!終わり!ってわけにはいかないんです。質問することで、市長や部長たちと論議を交わし、交わしたことで、笠岡市がより良くなる方向へ進むことが求められるんです。 なので、はじめに筆者が質問をした後に、市長や部長たちが、何らかの答弁をして下さるのですが‥その後に、すかさず、リターンの質問(再質問)をしなきゃいけないんですね。 で、今日のブログは、そのリターンの準備を、一緒にしたいと思っているんです。 明日の質問事項として‥ 【子育て・保育・幼児教育を取り巻く環境について】と題して‥ ①人口減少・少子社会における、笠岡市の乳幼児施設の役割について、どのようなお考えをお持ちかお尋ねします。 この質問の答弁に対してのリターンとして‥ ・広域入所についての現状と課題をお聞きして‥その課題を解決するために、井笠圏内(井原市・笠岡市・浅口市・里庄町・矢掛町)で、包括支援センターの子育てバージョンを提案してみる作戦。 ・中学生などを対象に、授業の中で、乳幼児施設の子どもと交わる体験をすることで‥これから親になる可能性のある学生と、子どもとの距離感を縮めること、中学生からの親業を提案してみる作戦。 ・定住促進センターが企画した、子育てと仕事と観光、3つの要素を交えた「いくじ(育児)もケーション」の、評価をお聞きして‥市内には、公立・私立・事業者内も含めて、乳幼児施設が19ヵ所、白石島の“くわのみすくすくえん”も含めると、20ヵ所あって、建物がふんだんに揃っていること。そして、その施設が、笠岡市にとって、他市町村や、他県などへも、ウリにできるのではないかと提案してみる作戦。 この3つの、隠し球、リターンを引っさげていこうと思うのですが、うまくいくでしょうか‥。 ②“全ての子供たちの可能性を引き出す”、“個別最適な学び”、“協働的な学びの実現”の3つを柱とした、「令和の日本型学校教育」の構築を目指して、中央教育審議会から答申が出されましたが、幼児教育についても言及されています。笠岡市の教育における幼児教育の位置付け、また質の高さについての基準をお尋ねします。 この質問の答弁に対してのリターンとして‥ まずは、この質問は、実際のところ、学校関係がメインの教育長が、幼児教育に対して、どのくらいの理解や価値を見出しているのかを問う趣旨があること。 加えて、もし、価値を見出しているとすると、教育長の言葉は、われわれ、幼児教育に携わるモノにとっては、非常に励みになるのではないかと。 つまりは、幼児教育に携わるモノたちの、市内での価値を上げたいとの、裏目的が見え隠れする質問なんですね。 その上でのリターンは‥ ・是非、教育長にも、幼児教育の現場を見ていただき、その上で、学校のカリキュラムを作成して頂きたいとの提案をしてみる作戦。 こちらは、ある程度、うまくいくんじゃないかと思っていて‥うまくいった場合には、日本の教育も、実は外国から注目されていることを付け添えちゃおうと思っています。 ちなみに、どんなところが注目されているかと言いますと‥日直、学級会、給食当番、掃除、班活動、つまりは日本の学校では当たり前にされていることが、外国からはとても高評価だってことです。 ③現在、日本では3歳児~5歳児の子どもたちの保育料、さらには住民税非課税世帯の0歳児~2歳児の子どもたちの保育料が無償化となっています。そして、笠岡市では、このたび2人目以降の子どもたちは年齢や住民税非課税世帯などの条件なく無償化にする方針だと、市長の所信表明でお聞きしました。子育て世代の方々にとっては、非常に朗報だったのではないかと考えます。ただ、近隣の市、例えば福山市では2024年9月から笠岡市同様条件なく2人目から無償化。また井原市では、1人目の子どもから条件なく保育料が無償化となっています。井原市よりも出生数の少ない笠岡市で、なぜ“2人目以降”とするのかお尋ねします。 この質問の答弁に対してのリターンとして‥ おそらく、無償化は、少子化対策ではなく、あくまでも現状の子育て支援だと答弁が入ると予測されます。 なので、例え話をしてみようかと思っています。 ・例えば‥高額の不妊治療を経て、妊娠された方がいたとして、1人目から保育料が無償だったら助かるのではないか? ・例えば‥経済面の負担を考慮して、1人目から子どもを持つことに躊躇されている方がいたとしたら、一歩が踏み出しやすくなるのではないか? あくまでも、例え話ではありますが、不妊治療を経て出産されるケースが、出生数の1割程度いることも付け加えておけたらと思っています。 その上でのリターンは‥ ・このたび市長がチャレンジしようとしている、2人目以降の無償化は、どれくらいの予算が必要なのか? ・また、難しいことを前提に‥1人目から無償にしようとすると、どれくらいの予算が必要なのか? このあたりを、ストレートにリターンした後に‥ 笠岡市も、もちろん日本全体が、子育てに対して一生懸命対策をとっています。子どもに対して、また保護者に対して、そして保育者たちに対して。就学前児童のスムーズな学校入学へ、架け橋プログラムを組んだり、保育現場の指導や、研修の企画、栄養指導、また処遇の改善に、笠岡市では多くの広域入所利用の対応、今年から試験的にはじまる、こども誰でも通園制度‥その全てのサポートの縁の下の力持ち的存在は、笠岡市のこども部なのですが‥あまりにも、業務が多種多様、さらには増加していることもあって、縁の下で潰れそうになっていないでしょうか? このリターンをすることによって、市役所で働く方への感謝の気持ちを、市民のみんなが持てるように。そして、頑張り過ぎて疲弊してしまっている職員がいることを市長の耳に直接入れたい。子育ては、社会のみんなが助け合って成り立つことを伝えることができたらと願い、質問を閉じる、そんな作戦です。 副園長ブログの沼リストたちの皆様、いかがでしょうか?なんとかなりますかね?直接応援したい方は、明日、9時半から、笠岡市議会傍聴席までおいで下さい。(ゆめネット笠岡放送でも生放送する‥と思います。たぶん。おそらく。) ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-19 |
「プロ野球の監督は中間管理職である」なんだかビジネスマンぽいタイトルの著者は‥プロ野球選手でも、プロ野球の監督としても、数々の輝かしい実績を残されている、工藤公康さんです。 筆者は、まだ読んでもいないのですが‥たまたま移動中の車内のラジオで、工藤さんをゲストにお迎えして、パーソナリティの方が、おしゃべりをしていたところを聞いたものでね。 工藤さんは、選手の“自主性を尊重する”ことを念頭にしていることを語っておられました。 シーズンインする前の準備期間に、選手が試行錯誤してフォームを改良してきたりするみたいなんです。けれども、結果がともなわないことも。そんな時に、以前のフォームに戻したり、また違うアプローチがあることなどをアドバイスできるように、工藤さんは準備しておくんだそうです。 選手が悩んで、そして困ってアドバイスを求めてきた時に『その時に』具体的にアドバイスできるように準備しておくんだそうです。 大事なことは、とにかく『その時』まで“待つ”ことだそうです。 「プロ野球選手になるくらいだから、どの選手もプライドがあるわけで‥アドバイスが受け入れられる1番のタイミングは、アドバイスを求めてきた時です。」 ちなみに、工藤さんは、子育てでも“待つ”ことを大事にしているそうで‥やりたいことや、好きなことをお子さまが見つけると、そのタイミングで全力で背中を押すんだそうです。さらに補足しますと、やりたいことや、好きなことをする前には、必ず“責任”があることも重々と伝えるんだそうですよ。 「副園長は中間管理職である」ってタイトルだと、普通ですね。工藤さんみないに本にはなりませんね。 ただ、プロ野球選手同様に、現場保育者たちもプロです。勉強して、実習に行き、国家資格をとったプロです。保育実践に対して試行錯誤しようとする前から、あーだのこーだのと、アドバイスされてもね‥。 副園長は『その時』に備えて、準備しておくことが大事なんですよね⁉︎工藤さん‼︎ 現場保育者たちの良い状態を把握してこと。さらには具体的なアドバイスができるように見識を広げておくこと。そうですよね⁉︎工藤さん‼︎ なぜ、こんなにも筆者が工藤さんの言葉に心酔するのか⁉︎それも、ラジオで耳に入った程度の言葉に。 それは、筆者が野球少年だった頃に、当時、ピッチャーであった工藤さんのフォームを見様見真似で一生懸命と真似をしていたからなんです。つまりは、工藤さんが好きなんですよ。 あのテンポよく流れるようなフォームから繰り出される伸びのあるストレートに、ブレーキの効いたカーブ。大好きだったんです。 選手時代にリーグ優勝14回、日本一11回。監督時代には、リーグ優勝3回、日本一5回。200勝を超える名球会入りを果たしている、そんな工藤さんがですよ‥選手の自主性を尊重して『その時』まで“待つ”んですよ。ただの副園長が待てないわけがないんです。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 待てないわけがない‥はずなのですが‥ ついつい‥ある保育者を呼び止めて「コレは〇〇で、〇〇だから、〇〇しているんだよ。」 ついつい‥ある実習生を呼び止めて「アレは〇〇で、〇〇だから、〇〇しなさいね。」 『その時』じゃない時に、言っちゃうんですよ‥この口が‥。あらためて、自戒の念を込めて‥今日のブログを綴っておきます。 待てないわけがない‥待つんです、その時まで。 |
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2024-06-18 |
副園長でもありますが、笠岡市議会議員でもある筆者。笠岡市の行く末を決める議会の情報は、当然、富岡保育園の行く末にも関わることですから‥本日は、議会情報について、サクサクっとご紹介しますね。 (ゆめネット笠岡放送や、YouTubeなどでも、議会中継を見ることができると思いますので、ご興味ある方は、是非!) 本日開議されたのは、「令和6年第4回笠岡市議会定例会」です。 創政みらい、讃志会から選出された代表議員が、議長の許可のもと、会派の代表質問を行いました。 主に、先日行われた、市長の所信表明についてを掘り下げる質問でした。 ①全市民の移動手段の確保について ②干拓の臭気対策について ③4つの無償化実現について(小学校放課後児童クラブの無償化・学校給食費の無償化・2人目以降の保育料の無償化・高校生までの医療費の無償化) ④笠岡市民病院建て替えについて ⑤小中学校再編の見直しについて この5点について、どのように具体的に進めていくかを問う質問でした。 市長や、関係部長からの答弁では‥ 各関係機関と、まずは、早急に対話をし、適切な対応をするとのことでした。 現状の制度や施設と、新たに提案する制度や施設との整合性をとりながら、笠岡市に合ったものを検討し取り組んでいく旨をお聞きました。 今年度は、その準備段階として、さらには財源の整理整頓をして、予算の確保をするとのことです。 ブログ読者の皆さま、この手の話題はいかがだったでしょうか? 「政治とか、よく分からんし。選挙で選ばれた人たちで、ちゃんとやってくれればいいから。」 そんな気持ちで読み進められた方もいるのでは!? 実際のところ、筆者も、ほんの少し前までは、似たような気持ちで、日々を過ごしていました。 けれどもですね、選挙は選んで終わりじゃないんです。選んでからが勝負です。ちゃんとやってくれているか見ておかないと。 また、よく分からんからこそ、分かろうとしてみることが大切です。“住む”って、漢字をよく見て下さい。人が主体的になってこそ、当事者意識を持ってこそ、住む、暮らす、生活は成り立つんです。 市議会議員として、市民が当事者意識を積極的に持つことができよう、そのキッカケ作りをしていきたいと思っております。 正直、筆者も分からないことばかりです。いっしょに学んでいきましょう。ご質問ご意見、またご指導ご鞭撻、引き続き宜しくお願い致します。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 筆者は、20日(木)9時半〜個人質問2日目トップバッターで、質問させてもらう予定です。 いざ、自分が、あの場で質問することを想定すると、他議員の一挙手一投足、すべてを吸収しようと必死になるものです。当事者意識の極みですよね。 |
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2024-06-17 |
ここのところ、富岡保育園でリニューアルした業務を記します。 ・水遊び危険防止確認表 ・水遊び監視係ユニフォーム着用 ・外出記録詳細項目追加 ブログ読者の中には、「なんだか、管理、管理って、富岡保育園らしくないんじゃない!?」と、ボソリと言葉がこぼれた方もいるんじゃないでしょうか。 管理が過ぎると、ホッと安心できる環境でなくなるのは、百も承知です。 ただ、管理が出来ていないと、ホッとする前に、いつの間にか危険な環境になることも、百も承知です。 プロの保育者は、その百も承知なところを、うまい具合にバランスをとって保育する、そんなテクニックが必要不可欠なんです。 管理しているんだけれども、利用者(園児)には、管理されていない感覚を与えつつ、さらには、もうひとりの利用者(保護者)には、安心できる程度に管理してくれている感覚を与える、そんなテクニックです。 そんなテクニックを磨くための「手段」として、上記の業務をリニューアルしました。あくまでも「手段」です。記録を残すための記録ではなく、ホッと安心できる環境を作るための記録です。 逆に、ここのところ、富岡保育園でカットした業務を記します。 ・職員限定早朝朝礼ラジオ 昨年度の12月18日から、筆者の思いつきで始めて、かれこれ半年続けました。しゃべるのが好きな筆者としては、カット、やめることは一抹の寂しさを覚えます。 当初の目的として‥ミーティング内容の把握を筆者自身がするため。加えて、仲間がどのていど把握できているかを確認するため。さらには、パーソナリティで相方を務める早朝保育者たちは、たいてい保育経験が浅いこともあり‥しゃべって他者に“伝える”トレーニングの意味合いもありました。 そして、1番の目的は『とみほ村は新しいことに気軽にチャレンジできるんだよ』ってことを、体現するために始めたんですね。 ブログ読者の中には、「それだけ効果がありそうなことを、何でやめるの!?」と、ポツリと言葉がこぼれた方もいるんじゃないでしょうか。 理由としては、「富岡保育園でカットした“業務”」と綴ったように、業務になりかけているからです。チャレンジが、トレーニングが、業務になっちゃったら、単純に面白くないですもんね。 そして、もう1つ大きな理由としては‥今の“とみほ村”は、筆者がエンジン全開出力を上げて舵をとるべきでないコミュニティになっている、なろうとしている、進んでいる、進もうとしている、からです。 筆者の反省点として、2017年に中心で駆け巡った富岡保育園実践改革の体験、経験を、まだ引きずる、引き合いに出してしまうところです。すでに、8年が経とうしている過去のものです。世の中も変われど、集う仲間たちの顔ぶれも変わり、そして目の前の園児や保護者も変わっているわけです。 新しい“とみほ村”‥いや、もしかすると“とみほ村”ではない新しい概念のコミュニティへと変化する可能性を秘めた、そんな今年度です。 筆者は中心ではなく、ナナメな朝焼けと夕暮れが見えるあたりから、そのコミュニティに参加させてもらおうと思っています。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-16 |
『園以外で外遊び 週に一度もなし 8%』 今日付けの朝日新聞14面に見出しが打たれていました。 笹川スポーツ財団調査によると‥3歳〜6歳の幼児の保護者を対象に調査したところ、1週間のうちに園外で「1日も外遊びをしていない」幼児は8%、約12人に1人の割合だったようである。ちなみに、平日に限ると46.6%となるようだ。 財団では「幼児には付き添いが必要。共働き家庭が増え、園が終わったあとに遊ぶ時間がないことも影響しているのではないか」と、分析している。 さらに、「経済的事情とともに、日常的に子どもの遊びを見守ったり、一緒に遊んだりする時間、体力の余裕がない可能性がある」とも、分析している。 さて、ブログ読者は、この記事に対して、どのようなご意見をお持ちでしょうか? 年代や地域性などにもよると思いますが‥38歳の筆者の場合‥記憶を手繰り寄せると‥親がつきっきりで付き添って公園で遊んだ記憶は少ないような気もするんです。もしも、つきっきりだったらゴメンナサイ。 おばあちゃんだったり、近所の誰かしらが、公園の辺りや、道沿いなんかに居た気がするんですね。飴玉でもくれそうな優しいオバチャンもいた気がしますし、無口で怖そうなオッチャンもいた気がします。見ていないようで見ていて、悪いことをし過ぎるとカミナリがとんできては、「こっわっ!」と逃げていた気もします。 おそらくですが、それでも、うちの親に「ちゃんと子どもをみなさいよ!」なんて言うことは、オバチャン、オッチャンたちは、なかったんだと思います。もしも、言われていたらゴメンナサイ。 現代社会を見渡すと、付き添いがない幼児を見かけると、間違いなくですね「あの子の親は、ちゃんと子どもをみとらん!」と、言われる可能性が大ですよね。 そこへ来て、仕事をしている、していないに関わらず、子どもの遊びを、それも外遊びに付き添うなんて、大人は体力が持ちませんよ。それもを続けますと、子どもも子どもで、つきっきりで、大人に付き添われると、窮屈で、くたびれちゃいますよ。 財団では「幼児期は運動スキルが一気に発達する時期。自ら動いて楽しいと思う経験が、生涯、スポーツに親しむためにも大切となる。遊びながら、スポーツの基本となる多様な動きを経験してほしい。」と、発信されています。 外遊びは、もちろん運動スキルなどの発達にも貢献しますが、脳や心身への好影響が計り知れません。 現代社会の風潮の中、子どもたちが、窮屈さを覚えず、さらには親たちも変な罪悪感を覚えず、外遊びをするには‥? 筆者のアンサーは‥園以外をあきらめて『園で園以外の部分も含めてしっかり外遊びをすればいいじゃん』ですね。 このアンサーの根本には、それだけ“園”(保育園、幼稚園、こども園なと)の需要内容が変化しているってことを理解しなきゃってことがあります。 園から帰って、子どもも親も気を緩めて公園へ出かける、そして遊び終わってから、お風呂や夕ご飯を食べる‥なんて時間デザインは、時代錯誤だってことをベースにしないと、子どもも親も辛いですよ。“気を緩めて公園へ出かける部分”を、園の中に取り入れるんですよ。すると、園から帰ったら、遊び倒しているわけですから、あとはお風呂や夕ご飯を食べればいいんです。 では、この時間デザインですね、“気を緩めて公園へ出かける部分”を園で実現させるために、筆者が考える、キーマンを記しておきます。 それは‥あのオバチャン、オッチャンの存在です。園の先生ではない存在だからこそ、子どもたちも親たちも気が緩むんです。 富岡保育園には、ありがたいことに、トシさん、ケンさん、ミエコさん‥さまざまな気の緩む存在が居てくれます。子どもにとっても、親にとっても、先生にとっても、ありがたい、ありがたい存在です。 いつもありがとうございます。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-15 |
単刀直入に言います。 「子どもも大人も歯医者さんに行きましょう!」 筆者は、2ヶ月に1回というペースで、歯医者さんに通っています。主に口腔内のクリーニングと、歯茎の状態や虫歯のチェックですね。 筆者にとっては、歯医者さんへ通うことは、散髪へ通うことと、感覚的には同じになっています。(散髪は10日に1回) ブログ読者の中には、「いやいや。歯が痛くもなっていないのに、歯医者へ行くなんて、お金も時間も、もったいないじゃん。」って思っている方がいるはずです。 ですが、現代歯科は、予防歯科なんです。歯が痛くなる前に、口腔内に異変が起こる前に、定期的にクリーニングやチェックをすることが、スタンダードなんです。 副園長ブログで何度も何度も言っていますが、「歯は命」って、大袈裟じゃないんです。筆者自身、過去に癌治療にとりかかる前に、はじめに、車椅子を押されて向かった先が歯科だったんです。口腔内にトラブルが、もしもあったら、その場所から身体全体へ支障が起こる可能性があるんですって。 おどかした内容になりましたが、最近、歯科へ足を運ばれていない方は、是非、この機会に、予約のお電話をしてみて下さいね。3ヶ月に1回、半年に1回でもOKです。 ちなみに、筆者は笠岡市富岡にあります【かさおかフレンド歯科】へ行っています。ちなみにを続けますと、富岡保育園のかかりつけ歯科医も【かさおかフレンド歯科】の先生です。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 ここのところ、多数のお客さまに、とみほ村は足を運んでもらっています。さまざまな方に、富岡保育園の取り組みや、また実際の保育実践を見て頂けることに感謝しています。 先日は‥笠岡警察署の方‥笠岡市で写真展などを開催されているカメラマンの方たち‥市外の園長先生‥ また、その他にも、ご予約のお電話をもらっており、ありがたいかぎりです。 ダブルブッキングのないように調整しているため、たまにお断りするケースがあることを、ご了承下さい。 これからも、たくさんの方から指導ご鞭撻を頂き、富岡保育園、ならびに村上太志、成長していきたいと思っております。どうか、宜しくお願い致します。 |
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2024-06-14 |
お忍びだったこともあり、大きな声では言えませんが‥ひょんな出会いを通じて、筆者が東京都に所在する、ある世界的大手企業のオフィスにお邪魔した時のことです。ジムやカフェ、ゲームセンター‥仕事に直接関係のないような環境が、とんでもなく整えられているのを目にして、驚愕したことを思い出します。 日本経済新聞のコラム記事に‥ 米国の小売り最大手ウォルマートの建設中の新本社をリポートしたものがありました。 なんでも、東京ドーム28個分もの敷地に、道路を走らせ、ホテルもあって、プールやジム、娯楽施設も備えるんだとか。目的は、コロナ禍で広がった在宅勤務から、社員を呼び戻し、ストレスなく働いてもらうことにあるようです。 「職住近接(しょくじゅうきんせつ)」、つまりは働く場所と、住む場所が近ければ、それだけ仕事とプライベートのバランスがとりやすくて、ストレスフリーになるよねって、考えのもとの、ウォルマートの動きなんだと思うんですね。 一方で、職住近接でも、NTTグループが進める、リモートワークを標準として、異動や単身赴任のない勤務形態を選べるものもあるんだとか。 コラム記事の最後に‥ 『社員が能力を発揮できる環境とは?経営者が最適解を見極め、工夫をこらす時代になった。』と、綴られていました。 筆者としては、この記事を流し読みにできない理由があるんです。なぜかって、筆者の職務がそうであるからです。 『現場保育者が能力を発揮できる環境とは?』 この問いに、ここのところ、考えを右往左往しています。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 「見守る保育」にチャレンジしている当園。現場保育者たちが子どもたちを“見守る”ように‥管理職保育者たちが現場保育者たちを“見守る”必要があります。 環境を整えるためには、まずはしっかり観察すること。何に興味があるのか、関心があるのか。そして能力を把握することに努め、引き出すことが出来るように働きかけをすることを。 その際に、“過干渉”“過保護”にも気をつけなきゃいけないことも重々と意識しておきたいと思っています。でなければ、子どもたちの発達同様に、現場保育者たちの魅力的な能力を奪いかねないわけですよ。筆者よ‼︎要注意‼︎ |
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2024-06-13 |
卵が先かニワトリが先か‥そんな話しになります。 「元気ですかー?」との問いに‥ 元気だから、元気と答えることができるのか。 元気と答えるから、元気になるのか。 筆者の笠岡市議会議員としての、1つの任務として、ひとりでも多くの市民の方に元気でいてもらいたい。そのためには『村上太志と会うと元気になれる』となれば本望なんです。だったらば、村上太志はとにかく元気でいなきゃ話しになんないわけですよ。 今日も、張り切って、早朝クルーたちや、また地域の登校班の小学生、また自転車通学の高校生と元気を確認し合うことができました。今日も間違いなく素敵な一日になります。 さて、早朝クルーと元気を確認し合っている時に、ある会話をしました。現場保育者たちが、子どもたちや、保育者たちなどの“心の動き”を綴る「Narrative Tree※ナラティブツリー」についてです。 「今月提出の、ナラティブツリーは、どんなこと書いたんですか?」 筆者からの問いに、早朝クルーは‥ 「マツコと、タケコと、ウメコと、ワタシで‥大縄跳びをしていた時のことを書きました!ウメコは、ヘビさんのニョロニョロしか、やったことがなくて‥でも、この前、くるっと回して跳ぶことに挑戦したんですよ!その挑戦のことを書きました!」 実際の文章は、まだ読んでいない筆者。けれども、ウキウキと、軽快に、喜びを語る‥早朝クルーを見ると、間違いなく素敵なナラティブツリーなんだろうと思いました。 ウキウキしているから、ウキウキとした文章を綴ることができるのか。 ウキウキとした文章を綴るから、ウキウキできるのか。 卵が先かニワトリが先か‥そんな話しでした。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-12 |
「餃子の王将」というお店。ブログ読者も1度は行ったことがあるんじゃないでしょうか。なんでも、創業以来初の1千億円超を突破したんだそうです。 餃子の王将の戦略は‥“社会のデジタル化”に対する逆張り。“人の手でつくって、人の手で運んで”そんなお店が減っているからこそ、お客様からの支持を集めているそうです。 近年、外食チェーン店では、配膳型ロボット、タッチパネル式の注文パネル‥とにかくデジタル化が、どんどんと進んでいます。 そんな中、餃子の王将は客席から厨房の様子が見えるオープンキッチン。「ジュワーと音を聞きながら、ブワーと火が噴いて、一生懸命料理をつくってくれる店員がいて。今、お客様が外食に求めるのは、出来たて熱々のおいしさ」と、社長は分析しています。 逆張りをした餃子の王将と、そうでない外食チェーン店では、根本的に『お客様観』が違っているから、だからこそ、スタイル、サービスの方法が違ってくるんじゃないかと筆者は分析しています。 これは、外食チェーン店に限らず、保育業界にも当てはまるんじゃないか。保育業界で言えば、『子ども観』が違ってしまえば、保育への向き合い方は当然違ってくるんじゃないでしょうか。 富岡保育園では‥「子どもは白紙の存在であって大人が介入することで色とりどりの才能を発揮していくこと」といった、子ども観ではなく‥『赤ちゃんの頃より、全人的な能力を持ち、成長していく過程で生活に必要な能力に特化、絞っていく』という、子ども観のもと保育に向き合っています。そうなると、大きな注意点として、大人の間違った介入(過干渉・過保護)が子どもの魅力的な能力を奪いかねないことも胸に留めておかなければならないんですね。 餃子の王将しかり‥お客様のことをしっかり理解し、流行に流されることなく、ブラッシュアップすること。富岡保育園も、しっかりと子どもを理解し、流行に流されることなく、科学的根拠に基づきながら、創業当時から実践されている“お互い様”の精神のもと、日々の暮らしを大事にしていきたいと思います。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-11 |
世界にひとつを、何度もつくり続ける。 20世紀から21世紀へ。 みんなと同じ幸せに捉われずに 自分らしい幸せに向かう人が増えた時代。 保育の楽しみ方も広がっていきます。 1965年が第1章だとすれば、第2章は 世界で富岡保育園にしかない場所をゼロからつくる挑戦です。 2017年、世界で唯一の 暮らしをテーマにした“とみほ村”が誕生。 笑顔と感謝が調和した、新たな冒険のはじまりです。 そして、保育園は、多彩な体験を織りなす居場所へ。 そこは、いるだけで満たされる場所。 そこは、一人ひとりの特別な時間が流れ いつまでも人生に寄り添う場所。 私たちは、挑み続けます。 世界中でここにしかない、 唯一無二の夢と感動をつくるために。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 ※6月6日付けの全国紙に綴られていた「TOKYO Disney RESORT~夢がかなう場所~」の全面広告のパロディ⁉︎オマージュ⁉︎インスパイアされて記した文章です。 本日から、富岡保育園の園庭の真ん中にあります、“百合の木”付近にて、工事がはじまりました。ツリーハウスが、当園園長先生の夢なのですが‥木の大きさも考慮して、まずはツリー下ウッドデッキから夢のページをめくっていきます。ブログ読者の皆さまも含めて、乞うご期待下さい。(※工事は、笠岡市カサセイホームズさんにお世話になります。宜しくお願い致します。) |
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2024-06-10 |
どこでどうなったのか分からないのだが‥母校である、岡山県立笠岡高等学校の同窓会“千鳥会”総会運営委員会に、筆者は名前を連ねていたようで‥平成16年卒のメンバーとして、昨日、その会に参加してきました。 このたびの総会は、6の付く卒業生‥つまり昭和36年卒だとか、46年卒だとか‥令和6年卒だとか‥そのあたりが集まるんだとか。運営委員会のメンバーを、ぐるりと見渡すと、年代は違っても、ちらほらと知っているお顔があるんですね。これは、まさに笠岡市議会議員の選挙に出た効果で間違いありません。「へぇ〜。あの方は、母校の先輩だったんだ。」と、思いながら、ご挨拶をさせてもらいました。 “千鳥会”当日(7月28日)にスライドショーで流す写真を、卒業アルバムから選定する作業がありました。筆者は、卒業アルバムの行方を不明にさせていたこともあり、20年ぶりくらいに、ページをめくりました。びっくりするほど、なつかしいものでね。「あいつはイケイケだったけど、今はどうしてるかな⁉︎」「この子は、可愛いかったけど、今はどうしてるかな⁉︎」なんて、あの当時の思考とさほど変わらないほどの感情で、1枚1枚、ページをめくりました。ちなみに、筆者は、青春に対して、どこか捻じ曲がったところがあったことも、めくるたびに思い出す節がありましたね。 この会の事務局の中に、まさかの恩師も入っていて、久しぶりの再会をとげることが出来ました。いつぶりかって‥筆者が数年前にガン治療に励んでいた時に、1度、同級生たちが、食事会をひらいてくれたことがあったんです。その時に、恩師も呼んでくれていたんです。 実は、その時、恩師も、筆者と同様に、わずらっていたんです。ガンが発覚した筆者とほとんど同じタイミングで、教壇で倒れて半身不随の症状を起こしていたんです。懸命なリハビリから立ち直ろうとしていた、その時‥食事会で再会しました。 昨日の恩師‥半身不随の後遺症は残っているにも関わらず、やっぱり変わらないんですね。言葉や動きも、明るく、軽快そのもの。「タイシ!あれから、どうなったか心配しとったら、選挙のポスター見てビックリしたけん!アハハ!それで、体は大丈夫なん?」「よかった、よかった!元気なら、それでいいんよ!運営委員会もよろしく!」 筆者も、曲がりなりにも、保育園の先生という立場で、たくさんの子どもたちの人生に関わっています。恩師のように、いつまでも、どんな時でも気にかけられる包容力。そして、元気づけられる、勇気づけられる、言葉と背中を示せるよう、日々精進していきたいと、あらためて心に誓いました。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-09 |
来週の月曜日、6月10日から保育実習生2名が、富岡保育園へ学びにやって来ます。筆者も含めた、保育者たちにとっては、いっしょに保育を探求する、そして成長できる大チャンスです。園児、また保護者の皆様、地域の方々へは、多少なりともご迷惑をお掛けすることもあるかとは思いますが‥『次世代の保育者を育てる』ことは、『次世代の子どもを守る』ことにも直結していますし、『日本の未来を守る』ことにも直結しています。なので、是非とも、あたたかい眼差しと、思いやりのある応援のご協力を宜しくお願い致します。 さて、筆者も、このように見えまして、保育実習と幼稚園実習と施設実習に参加したことがあるんですよ。かれこれ‥20年前になるでしょうか。実習で関わった子どもたちは、今頃、ハタチを過ぎて20代半ばにもなっていることを想像すると‥どこか自分の年齢と、精神的なものが追いついていない現実にゾッとする、今日この頃です。 実習生当時のエピソードを、このブログに綴ってしまうと、筆者の実習生への厳格なる指導に支障をきたす、そんな気がするのですが‥「自分が出来ていなかったことを、私に言うんですか!」との調子でね。 でもですね、それでも、綴ってしまおうと思うんです。10人に1人くらいの実習生が勇気づけられる、かもしれない‥そんな淡い期待を込めて‥。 保育園への実習は‥ほぼ毎日のように海パンを履いて通っていました。スイミングスクールのコーチのバイトをしていることを告げると、ほぼ毎日、プール当番をさせてもらったと記憶しています。 人前で、もちろん子どもたちの前も含めて、しゃべったり、歌ったり、何かをすることが、非常に苦手だったこともあり‥紙芝居を読もうとしたり、ピアノを弾こうとすると、緊張のあまり滝のように汗を流していたことを思い出します。 1歳児のクラスで、手型アートの設定保育をした時のこと‥画用紙は用意していたのですが、気がついたら、室内の壁に手型をつけはじめた子どもたち。収拾をつけることが出来ずに、結局のところ、お昼休憩時間に、指導してくれていた先生と、こすって消したっけな。 幼稚園への実習は‥とにかく、ヤンチャな子どもとの格闘だったことを記憶しています。お遊戯室で、全体の前で自己紹介をしている最中に、背後からアタックされたことを皮切りに‥筆者の帽子が行方不明になると、メダカの水槽に入っていたり‥弁当箱が行方不明になると、カブトムシの飼育ケースに入っていたり‥気持ちを整えるために、ひんぱんにトイレにこもっていたことを思い出します。 このペースで綴っていると、文字数オーバーになっちゃいそうなので、今日はこのあたりで。 実習生の皆様。いろいろなアクシデントやトラブルがあると思うんです。けれども、その全てが、血となり骨となり肥やしになるので、どうか、前向きに、そして一緒に頑張りましょう。 最後に‥当時、指導をして下さった先生方。たくさんの至らぬ点、またご迷惑をおかけしました。それでも、こころよく、指導、応援して下さり、誠に感謝、感謝、感謝でございます。本当にありがとうございました。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-08 |
ブログ読者の皆様、1日お疲れ様です。岡山県笠岡市は、梅雨を飛び越して真夏になるんじゃないか、そのくらいに暑かったですね。どうか、心身ご自愛していただきながら、日々をお過ごし下さい。 さて、本日は‥笠岡市議会本会議にて、新副市長と、新教育長が承認されました。笠岡市にとって、キーパーソンであるのは間違いありませんので、しっかりと筆者も勉強させてもらおうと思っています。 さて、本日のブログは‥この流れのままに、笠岡市議会ネタでいきますので、富岡保育園情報を欲している方‥誠に申し訳ありませんが、過去記事、又は明日以降の記事を楽しみにして下さい。 この6月は、本会議が目白押しなわけで、なんと、筆者も個人質問をするんですよね。あの独特な空間の中、緊張感のある議論を交わせるか、一抹の不安はありますが、しっかりと準備して、笠岡市がより良くなるよう頑張りたいと思います。 ちなみに、筆者の個人質問デビュー戦は‥ 『2024.06.20.』です。ちなみに、当日は、トップバッターのようで‥9時半プレイボールです。もしも、ご興味ある方がおられれば、笠岡市議会議場傍聴席までお越し下さい。 で、ここからは‥このたびの個人質問に向けて、前もって、議会事務局に通告書たるものを提出するのですが‥その通告書たるものの内容を、ここで公開しちゃおうと思っています。 公開していいの?と、迷っていたところ‥普通に、笠岡市議会事務局のホームページに、すでに掲載されていたので、迷うことなく、公開したいと思います。 ※他の議員の方の質問内容を閲覧したい場合は、笠岡市議会事務局のホームページを検索して下さい。 【子育て・保育・幼児教育を取り巻く環境について】 日本の総人口は1億2,435万人(総務省推計。2023年10月現在)で,15年遡った2008年の1億2,808万人をピークに減少局面に入っています。 国立社会保障・人口問題研究所(以下社人研とする)の将来推計では,約30年後に1億人を割り,2100年には6,277万人まで減るとされています。 少子化についても,想定を上回るスピード(社人研によると10年以上早い)で進んでいます。2023年の出生数は過去最低の72万7,277人です。少子化に伴い,生産年齢人口(15歳から64歳)の割合が縮小すれば,高齢者を支える現役世代の負担が増え,社会保障制度の維持が困難になります。さらには,公的サービスやインフラ(社会基盤)の担い手も不足するでしょう。 笠岡市についてはどうでしょうか。人口4万4,382人(2024年5月末現在)で,笠岡市人ロビジョンを改定した平成30年の人口は4万9,086人(2018年5月末)。当時のビジョンでは,“年少人口はやや増加することが見込まれていますが,総人口については年々減少傾向と予測する”と記されています。ただ,この見込みは希望的観測であったのではないかと考えます。現在,出生数は200人を割り,2000年代初めの出生数約400人の半減以上となっています。 人口減少・少子社会において,笠岡市は今後どのような子育て環境を整える必要があるでしょうか。保育環境研究所によると,社会性を身につけるためには,特に0,1,2歳児の時に集団,それも“子ども同士の関わり”を持つことが重要とされています。 上記を踏まえ,子供たちがより健やかに育つことができるように,また,保護者の皆様がより安心して子育てができるよう,笠岡市の子育て・保育・乳幼児教育を取り卷く環境について,以下3点をお尋ねします。 (1) 人口減少・少子社会における,本市の乳幼児施設の役割について,どのようなお考えをお持ちかお尋ねします。 (2) “全ての子供たちの可能性を引き出す”,“個別最適な学び”,“協働的な学びの実現”の三つを柱とした「令和の日本型学校教育」の構築を目指して,中央教育審議会から答申が出されましたが,幼児教育についても言及されています。 本市における幼児教育の位置付け,また質の高さについての基準をお尋ねします。 (3) 現在,日本では3歳児から5歳児の子供たちの保育料,さらには住民税非課税世帯の0歳児から2歳児の子供たちの保育料が無償化となっています。そして,本市では,このたび2人目以降の子供たちについて,年齢や住民税非課税世帯などの条件なく無償化にする方針だと,市長の所信表明でお聞きしました。 子育て世代の方々にとっては,非常に朗報だったのではないかと考えます。ただ,近隣の市,例えば福山市では2024年9月から笠岡市同様,条件なく2人目から無償化,また井原市では1人目から条件なく無償化となっています。井原市よりも出生数の少ない笠岡市で,なぜ“2人目以降”とするのかお尋ねします。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号まで宜しくお願い致します。 |
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2024-06-07 |
「泥リンピックinご近所の田んぼ」を、無事開催することができました。 田んぼの準備、また安全面などの見守りをして下さった地域の皆様、有志の保護者の方々。さらには、子どもたちの心の動きを、たくさん写真におさめてくれた、今井地区から来て下さったカメラマンの皆様。 たくさんの方々のお陰により、子どもたち、また職員も含めて、貴重な“体験”をすることが出来ました。誠にありがとうございました。 田んぼも含めて、地域の資源、財産を、子どもたちへと提供して下さることは、決して“当たり前ではない”ことを、しっかりと自覚し、感謝の気持ちを言葉と行動で示していこうと、あらためて思った、本日でした。 年齢だけでなく、ひとりひとりの性格や特徴により、泥んこになる田んぼとの向き合い方がありました。おもいっきり飛び込んでいく。おそるおそる足を入れてみる。少し遠くで眺めてみる。それぞれの“体験”の仕方があったんじゃないかと思います。 「子ども」と限定しなかったのは‥「大人」である職員や地域の方々、保護者の方々も、そうだったからです。 それぞれの“体験”を通して、また、ひとつひとつ成長することで“経験”になっていくんだと思います。 余談になりますが‥ひととおり片付け終わって、園庭を歩いていると、ひとりの女の子に出会いました。 女の子は、筆者に、こんな問いを投げかけてきました。 「なぁ、むらかみ先生、たのしかった?」 問う、女の子の雰囲気を見たところ‥「あなた、あんなに、はしゃいで、よっぽど、たのしかったのね!?」と、確認するような物言いでした。 「うん!楽しかったよ!いっちゃん(仮名)は!?」 この女の子も、満面の笑顔で、田んぼをかけずり回り、泥んこになっていたものですから、それはそれは楽しかっただろうと、確認するように物言いしてみたところ‥。 「むらかみ先生よりは、たのしくなかった!」 この答え、どう解釈すれば良いのでしょうか‥ 大人気なく、楽しんだもの勝ちと解釈しておきましょう。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 田んぼのお片づけ、衣類のお片づけ‥楽しんだぶんだけお片づけはあります。たくさんのお片づけも、ご協力誠にありがとうございました。 |
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2024-06-06 |
昨日、富岡保育園では、畑活動を鈴木先生監修のもと行いました。いつもご指導ありがとうございます。 このたびは、肥料作りをしたようで‥その名も、「ぼかし肥料」と呼ぶそう。 筆者は、その現場にいなかったので、食育園芸委員会の先生からお聞きしたことを記しますと‥米ぬかに、水と、あとナニか入れて、ひたすら混ぜ合わすんだそうです。下から上に、右から左へ、とにかく、しっかり混ぜ合わせ、手で握ると形ができる程度まで、ひたすら混ぜ合わすんだそうです。普段使わない筋肉だったみたいで、筋肉痛になっちゃうかもとの感想も、何人かの先生からお聞きしました。 米ぬかを、そのまんま肥料にしてしまうと、微生物が急激に増えて、病原菌が増植し、障害を招くおそれがあるそうで‥ある程度、発酵、分解させるために、混ぜ合わせて、ぼかすわけですね。詳しく知りたい方は、監修の鈴木先生をご紹介しますね。筆者の説明は、ほぼ、又聞きと、Google先生によります。 さて、子どもたちや先生が、ぼかし肥料作りに、その感触に、喜びを見出したり‥混ぜ合わせる動きによって、筋肉が悲鳴をあげ、そしていつの間にか笑顔を交わしている‥そんな最中‥監修の鈴木先生は、その様子や姿を、しっかりと見守って下さっていたようです。 筆者のところに、このようなメッセージが届きました。 ➖今日もいいことがありました。 ボカシ作りも終わり、後始末の掃除をしていた時です。 箒(ほうき)で散らかった糠(ぬか)や細かな砂を掃き集めていると気づかぬうちに、一人の小さな男の子がそっとチリトリを傍(そば)に置いて黙って戻って行きました。 ちょうど昼ごはんの時で、周りには誰もおらずその男の子だけでした。 誰かが声を掛けたわけでも無くて、私たちを見ていたらしいその子のごく自然な動きでした。 嬉しかったです。 やはり、とみほ(富岡保育園)に吹く風は爽やかです。 監修の鈴木先生の、あたたかい、すべてをまるごと包み込んで下さる、この愛のある言葉に感謝し、また肥やしとしながら、富岡保育園は今後も成長していきたいと思います。 本当にありがとうございました。今後も、どうか宜しくお願い致します。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-05 |
筆者にありがちなことで‥頭の中がパンパンになってしまうと、思考停止になってしまうんですね。そんな時の対策として、隣り町の、某シアトル系コーヒーチェーン店に足を運ぶんです。 ちなみに、今日が、それです。 パンパン具合がよっぽどだったのでしょう。いつものコーヒーではなく、チョコとチョコとクリームとバナナがまざったものを頼んじゃったんです。 結果、ビックリするほどの甘さにビックリしているわけですが‥そんな筆者を他所に、隣りで、某シアトル系コーヒーチェーン店のマネージャーと店員の面談がはじまったんです。ダブルワークをしている店員の働きやすさを、マネージャーが一緒に探している、そんな会話、対話が聞こえてきます。 実は、昨日までの2日間、筆者は、香川県丸亀市へ勉強に行かせてもらい‥もちろん藤森平司先生の“見守る保育”についてのお話しからや、“丸亀ひまわりこども園”の見学などから多くを学んできたわけなのですが‥他園の園長先生たちと交流することで‥『副園長という立場の筆者は、これからどのように富岡保育園に携わっていけば良いだろうか⁉︎』と、課題を持つことができた2日間でもありました。 現在の富岡保育園は、2017年の保育実践大改革当時とは、多くが違っています。職員の顔ぶれ、園児数、保護者のカラー、さらには社会情勢、そして自分自身‥さまざまに、多くが違っています。 違っているにも関わらず、当時のまんま、先頭に立ったり、剛腕を振るうような携わり方は、やっぱり違うんだと思います。 園長先生が、大きな旗、理念を掲げて、共感した、憧れた仲間が集っているわけです。右に左に、前に後ろに、右往左往しながら、時に悩み彷徨い、それでも喜びを感じることで、仲間の絆は深まり、理念も磨かれるのでしょう。 そこに、常に方向づけをしたり、背中を押したり、道をかき分けたりしていると、深まるものも深まらない、磨かれるものも磨かれない、そんな風に思うわけです。 本日、笠岡市議会本会議がスタートしました。市長の所信表明で、何度も耳にした『対話、調和、連携』という言葉。笠岡市の財政が圧迫している中、市役所員、議会、市民、みんなが一丸となることで、市をより良くしていこうと、演説されました。 もちろん、筆者は市議会議員として、その言葉を胸に、市政に携わっていく責任を、強く持ったのは言うまでもありません。ありませんが、副園長としても、その言葉をヒントに、富岡保育園に携わっていこうと思ったのも確かです。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせは、ホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 ひと通り、ブログを綴り終えましたので、これから、議会での個人質問をまとめていきたいと思います。初質問は、子育て、保育関連でいこうと考えています。ブログ読者の方で、あんなこと、こんなことを質問して欲しいというお声がありましたら、筆者まで耳打ちをお願い致します。 |
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2024-06-04 |
昨日、瀬戸大橋を渡り、香川県丸亀市へ。何度、渡っても、この橋の壮大さには感動するものです。 このたび、四国「見守る保育」研究会主催、「GT(ギビングツリー)中四国大会2024in丸亀」に参加している、筆者。遠方からは新潟から、70名を超える参加者の方々と、保育について学び合う場にいられることに、感謝の思いでいっぱいです。 初日‥保育環境研究所ギビングツリー代表、藤森平司先生の、「本当に必要な架け橋プログラムを考える」と題された基調講演をお聞きしました。 いくらかメモをしたのですが、乱筆のあまり、読み取れない始末なもので‥記憶の範囲で綴りますので、ご容赦ください。 藤森先生が、しきりに、おっしゃられていたのが‥「社会脳、社会的スキルは、0.1.2歳児の時に育つんだ。」ってことです。 つまりは、0.1.2歳児の時に、社会的スキルが育つ環境にいる必要があるんです。 では、その環境とは? 「集団です。それも“子ども同士の関わり”がもてる集団です。」 集団の大きさによって、脳の大きさも変わるんだとか‥0.1.2歳児の時に、もしも、自宅で、お父さんやお母さんとだけでいる環境だったら‥!? 保育園や、こども園では、子ども同士の関わりがもてる環境があります。ありますが、保育者のプロとして整えないといけない環境は、「子ども同士でルールを作って遊べる」環境です。大人が作るのではなく、子ども同士で作って、大人が理解できなくとも、子どもが理解できるものです。 ちなみにですが‥0.1.2歳児では、アタッチメントが大事なんだ、愛着が大事なんだ、だからこそ、家庭で親が、保育園で親のように先生が、一対一で愛情を注ぐ必要があるんだ論があるのですが‥もちろん、一対一の関係、愛情、どれもが大事です。 けれども、ヒトの身体、脳、発達は、人類の歴史上、一対一で育つ関係ばかりでは、できていないんですね。集団なんです。それも、親ばかりでなく、異年齢の子ども集団の中なんです。 そもそも、アタッチメントを愛着と定義してしまうところに、誤解が生まれるみたいで‥アタッチメントって、そもそもは、階段を登ったりする時に“つかむ”手すりのような存在なんだそうです。困った時に、いつでも、つかめるような関係です。 なので、0.1.2歳児のお子さまがおられれば、現代では、「いってらっしゃい!」と、気持ち良く保育園に送り出して、「困ったら、いつでも、私を、つかみに帰ってらっしゃい!」くらいの気持ちで、育てると、人類的に健全ぽいですよね。 さて、基調講演後には、藤森先生と、国民民主党代表の玉木雄一郎氏の対談がありました。 「少子時代、人口現状社会における保育の役割を考える」と題され、白熱した、やりとりをお聞きすることができました。 玉木氏の話しの中で、幼い頃から「前ならえ、右ならえ」などで並ばされることによって、他人を基準にする癖ができちゃうんじゃないか。その癖の影響で、日本人が、自己決定力に欠けてしまうんじゃないか。そんな話しがあったのですが、妙に納得しましたね。 藤森先生は、対談中も、しきりに「0.1.2歳児の乳幼児教育の必要性」を訴えておられ‥筆者も含めて、保育現場にいる身として、今後、より、保育の質を上げる責任を感じた、そんな時間でした。 2日目の本日。主催リーダー園の「丸亀ひまわりこども園」への見学からスタートです。 丸亀ひまわりこども園の先生方は、この大会への計画や準備に対して、とても前向きに、楽しんでされたと、お聞きしました。その気持ちは、先生方の表情、雰囲気から、満面に感じることができます。 このような先生方の中で育つ、丸亀ひまわりこども園の子どもたちは、さぞ、幸せなんだろうな‥。 丸亀ひまわりこども園の先生方、また子どもたちや、その保護者の皆様に、感謝の気持ちをもって、しっかり勉強させてもらおうと思います。宜しくお願い致します。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-03 |
昨日の午後。いつもお世話になっている、カサセイホームズさんの方々(岡山県笠岡市住宅会社)に協力してもらい、富岡保育園内の、雨水、土や泥など、もろもろが流れる水路を清掃しました。 あらゆるところから集積されたものを、流していくわけなのですが、ところどころに中継地点の溝と言いましょうか、穴があるわけです。そこに、ある程度、溜まった後に、また、どんどんと流れていくんです。 ただですね、ある程度の程度を超えて、土や泥が溜まってしまうと‥流れていかないんですよ。詰まっちゃって、どこからか溢れてしまうわけです。 「え!?なんで、この溝の蓋(ふた)から、水が溢れてるの!?」 先日の大雨の日に、そんなことになったことが、このたびの清掃のキッカケになったのは、言うまでもありません。 このたび、カサセイホームズさんの全面的協力のもと、ところどころにあった中継地点の場所も、再確認することができました。まさに、「ココ掘れ、ワンワン!」のように、樋(とい)や水路の場所から、予測してみては掘って掘って、中継地点の場所を見つけます。 鉄板や、コンクリートの蓋(ふた)を発見しては、開けてみますと‥これがまた、土や泥が溜まりに溜まっているわけです。こんなに溜まっていたら、そりゃあ流れるものは流れないわけだ。 暑さで、休憩ばかりする筆者を他所に‥カサセイホームズの方々が、その溜まりに溜まったものたちを、根こそぎ、スコップで、えんやらやと、取り除いて下さいました。 大して活躍していない筆者ではありますが、スッキリした溝、水路を確認すると‥「歯と歯の間に挟まったものが取れた!」「腹痛がスッキリした!」「断食して腸内、血液、最高!」それくらいに、いや、それ以上に、清々しい気持ちになりました。 兎にも角にも、カサセイホームズさん。富岡保育園の安全面、衛生面を、縁の下の力持ちとして支えて下さることに、誠に感謝しております。今後とも、どうか宜しくお願い致します。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 諺(ことわざ)だったかな‥「臭いものに蓋をする」‥失敗や悪事、都合の悪いものを隠す、そんな言葉がありましたよね。 当然、溝には蓋(ふた)をしなきゃいけませんが、その中には、土や泥(失敗や悪事)が溜まりやすいみたいです。目をつむったり、そむけることを積み重ねしまうと、溜まりに溜まっちゃって、糞詰まっては、どこからとなく、トラブルが溢れちゃう。 大事なことは、蓋を開けて定期的に清掃すること。そして、どこに溝があるか、きちんと把握しておくこと。 |
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2024-06-02 |
「全国の自治体が子どもの体力低下に歯止めをかけようと‥」6月1日付、日本経済新聞2面の記事に掲載されていた一文です。 筆者が説明するまでもなく、デジタル社会にコロナ渦に、老若男女問わず、運動不足がいなめない現代社会です。 運動不足は、ただ単に体力低下を助長するだけではないことも、筆者が説明する必要もないかもしれません。 うつ病。発達の過度な凸凹、集中力不足。あらゆる現代社会の問題の、一因、いや根っこになっているのが、運動不足だと言っても過言ではないんですね。 日本経済新聞の記事の続きには、大分県の小中学校の事例も掲載されていました。2008年度、体力テストが、都道府県別で40位だったことを受けて‥体育教員を、4倍に増やしたんです。そして、休み時間にゲーム感覚で運動を楽しめるような取り組みを行なった‥その結果、2023年度は、2位に。 順位はともかくなのですが‥子ども時代に“運動”を通して、様々な人と接することで、コミュニケーション能力や主体性も高まる、とのことです。 ブログ読者の皆さま。運動をしていますか?なにも激しい運動でなくとも、歩くだけでもOKみたいですよ。ちなみに、筆者は、選挙期間後から、運動不足です。なので、意識して身体を動かしたいと思います。 最近、富岡保育園の、いくらかのご家庭が、歩いて登園されるようになりました。 その、ひと家庭‥ごっこ遊びが好きなお子さまの、運動不足を心配して‥出勤時間に配慮されながら、親子でリュックサックを背負い、意気揚々と歩いて登園されます。 もちろん、運動するメリットを十二分に得ることもできるでしょうが‥登園時間を早めることで、早起きの習慣も作れますし‥朝の気持ちの良い空気もすえ、太陽の光を浴びることもできるでしょう。 そして、保育園時代に、『親子で一緒に歩いて登園した』という、かけがえのない時間と思い出も作ることができるでしょう。 まさに、一石五鳥くらいの勢いです。 保護者の皆さまで、融通のきく方がおられれば、時には、親子で歩いて登園するのも良いかもしれませんね。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-06-01 |
「るろうに剣心」という漫画で‥主人公の剣士は、逆刃刀を使っているんですね。逆刃刀って、切れ味がもちろん悪いわけですから、人を斬るには、不向き‥。 なぜ、そんな不向きなものを使っているかって、主人公はある誓いをたてているからだと、物語が進むにつれ分かるんです。 『不殺(ふころさず)の誓い』 先日、筆者は、市外で、いきつけにしているカフェに立て籠もっていました。(たてこもる) カフェには、さまざまな方が行き交い、他者の存在や様子なんて、気にすることは野暮ったい、そんな雰囲気でした。 そんな中、ある男女の学生グループたちの席から、悲鳴が聞こえてきました。 「キャッ!」 キャーッ!ではなく、キャッ!程度なので、一大事でないことは感覚的に分かりました。 気にすることは野暮ったい‥そんな雰囲気でしたが、田舎者の筆者としては、どうしても気になるわけです。 ついつい、学生グループの席へ目をやると‥特に女子学生たちが、俊敏に、その席から移動しました。男子学生たちはいうと、おそるおそる、ナニかを見ては、ためらう表情を見せていました。 筆者の角度からは、その、ナニかが分からず、そのグループの様子を伺いながら、コーヒーを、ひとすすり、ふたすすりしました。 ふたすすり目あたり‥ためらっていた男子学生のひとりが、勇気を振り絞った表情へ。意を決して、店員さんに、ナニかについてを話しに出かけていました。 さて、そろそろ、ナニかについても解決する頃だろうか‥そんな風に思っていたのですが、なんたって、店員さんは、この時間、忙しいわけです。すぐに対応ができない。 意を決した男子学生も、少し、あきらめた表情で、移動した先で待機しはじめました。ナニかって、何なんだろうか‥気になって、仕方がなかった筆者は、この合間に、身を乗り出して、確認したんです。 すると、その先には、弱ったトンボがいました。開放していた窓のほんの隙間から入ってきたのでしょう。 正直、この時点で、ちゃちゃっとね。してあげれば良かったのですが‥意を決した男子学生に、花を持たせてあげたい、そんなオヤジ心が働いている合間に、今度は違う女子学生グループが、その弱ったトンボのいる席へ着いたんです。 案の定、数分経つと、キャーッ!ではなく、キャッ!程度の悲鳴が‥ ここで、意を決した男子学生が、腰を上げ、この女子学生グループの席へ駆け寄ってきたんです。遂に、花を持たせる時が来たかと‥そう思っていたところ‥ 男子学生が、弱ったトンボを、手で捕まえようとしたところ、少々、動いたんです。その少々に、また、ためらうわけです。 そろそろオヤジ心にも限界が近づきだした、その瞬間‥男子学生は、再び意を決して、今度は足で、羽を押さえます。ただ、押さえた、その後、どうすれば良いか、困惑するんです。 いよいよ、オヤジ心を持つ、筆者のしびれが切れました。 「おじさんが、とったげる。(捕まえる)」 そう言いつつ、スッと、弱ったトンボを、手で掴んで、外へ逃がしに行きました。 「カッケー!(格好良い)けど、あれ(あの捕まえ方)トンボ、殺したんじゃね!?」 何度も意を決した男の子が放つ言葉が、おじさんこと、筆者の耳に入ってきました。 正直なところ、格好良くないですよね。保育園では日常です。 そして、ガバって掴んだ捕まえ方を見て、殺したと思った感覚について、ある種の心配を感じました。 園児たちが、アリやダンゴムシを捕まえる時。殺さないように、そして逃げないように、そのくらいの絶妙な力加減で掴むんです。まさに『不殺の誓い』‥。 何度も意を決した男子学生は、果たして、この力加減を知っているのだろうか‥。そんな心配が頭をよぎりした。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 実体験にもとづいた“知る”を大事にしたい、富岡保育園です。 |
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2024-05-31 |
「ちょっと、きつく、言い過ぎたかな‥。」 子育てに励んでいる中で、もちろん保育活動も含めて、自己嫌悪に陥った(おちいる)経験は、おありでしょうか? 筆者もそのひとりですし、ほとんどの大人の方があるんじゃないでしょうか? 「なぜ、言い過ぎちゃうのか?」 ひとつの答えを紹介してみたいと思います。 参考著書は、『子どもは子どもを生きています~写真・ことば 小西貴士』です。 ➖子どもが子どもであることを、懸命に生きているとしたら、私たち大人も大人である今を、精一杯生きています。 そのふたつは、いつも美しく響きあったり、ぴったり合うというわけにはゆかないものです。 ですから、子どもが子どもを生きている隣で、急かしたり、止めたり、感情のままきつい言葉を投げつけたりして、後でそんな自分が嫌になったりすることは、誰にだってあるのです。 ブログの皆様、いかがでしょうか?小西さんの言葉に、腑に落ちた方は、たくさんいるんじゃないでしょうか? 続けて、小西さんは、自己嫌悪に陥りそうになる大人へ、その感情の向き合い方を提示して下さいます。 ➖でも、やっぱり、どうしたって、子どもは子どもを生きています。 そして、そうであることを、私たち大人は誰よりも知っています。 もう記憶はボヤッとしているかもしれませんが、ちょっと昔、私たち大人もそんなふうに、子どもを生きてきたのですから。 だから、どこかできっと、私たち大人は、子どもが子どもを生きていることの幸せも、よくわかっているはずなのです。 もし、世界中の子どもがひとり残らず、服の表裏を間違わずに、素早く着替えることができたりしたら! 私たち大人の幸せは、ずいぶん減ってしまうことでしょう。 子どもと向き合う大人たちを優しく包んでくれる、小西さんの愛ある言葉。是非、ブログ読者の方も、手にとって、見て、読んで、感じていただけたらと、オススメしておきますね。 ➖子どもは、その存在そのもので、私たち大人を抱きしめてくれているのです。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 このブログを綴っている側で、子どもたちが諍いを(いさかい)を起こしていました。 「わーりんで、わーりんで!(悪い)せーんせいに(先生)ゆっちゃうよ!(言う)」 この声も、僕を抱きしめてくれているのでしょう。 |
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2024-05-30 |
昨日、夕方過ぎ。大きな虹に出会うことができました。あんなにも、くっきりとした七色の虹には、記憶の中では、はじめてだったように思います。 「あしたは、きっと、いい日になる!」 僕も含めて、この虹に出会った人たちは、そう思ったんじゃないでしょうか。 さて、虹色ならぬ、縞模様(しまもよう)の、生き物について、今日は紹介したいと思います。 『ネッタイシマカ』という、“蚊”です。 ブログ読者でお耳にされたことがある方、いますでしょうか? その名の通り、世界の熱帯地域に生息する“蚊”なのですが‥この“蚊”が、ここのところ、とんでもないパワーアップを遂げているんだそうです。 少し話しがそれるのですが‥ドラゴンボールというアニメに、孫悟空(そんごくう)という登場人物がいるんです。孫悟空は、実は地球人ではなく、サイヤ人という、宇宙人だということが、物語が進むにつれ分かっていくのですが‥孫悟空が、あらゆる鍛錬と、あるゆる強敵と闘っていくうちに、とんでもないパワーアップを遂げちゃうんです。 パワーアップを遂げた、孫悟空は‥ 『スーパーサイヤ人』と、呼ばれるんです。 話しを戻しますね。熱帯地域に生息する“蚊”、「ネッタイシマカ」は、人間たちが、あらゆる手を尽くして作った殺虫剤によって、やっつけられていくわけです。わけですが、中には、なんとか生き延びる強者もいるわけです。そして、その強者同士が結びついて生まれた子どもたちが、またさらに、殺虫剤に‥ この繰り返しが行われていくごとに、パワーアップを遂げちゃうんです。 パワーアップを遂げた、ネッタイシマカは‥ 『スーパー耐性蚊』と、呼ばれるんです。 スーパー耐性蚊は、ただの蚊に比べると、1000倍もの殺虫剤への耐性があるんだそうです。 虹から、蚊へ。 部首は同じなのに、こうも話しの展開は違うのかと感じた、あなたへ。 スーパー耐性蚊である、ネッタイシマカは、今のところ、日本では繁殖していません。が、しかし‥飛行機などに入り込んで、やって来る可能性は否定できません。 世界各地で、デング熱という病が流行しているのですが‥すでに、日本各地でも感染した方たちはいます。これも、ネッタイシマカが原因の1つとなっているそうです。ちなみに、デング熱は重症化すると、死に至る、そんな病です。 スーパー耐性蚊である、ネッタイシマカが、ウヨウヨいる国では、どのような対策をとっているのでしょうか!? やっつけても、やっつけても繁殖するわけなので‥対策は、「刺されない」ことを目指すそうです。 タイなどで、現在、流行している対策は「蚊よけクリーム」なんだそうです。このクリーム‥蚊にとっては、皮膚に着地した瞬間に、足が吸い込まれる感触に陥り、慌てて脱出しようとなる、そんな優れもののようです。なんと、日本のものみたいですよ。 さて、保育園のブログなので、少しは保育園に蚊を絡めましょう。 これから水遊びが盛んになる、保育園。蚊は水が大好きなんです。 なので、出来る対策の1つとしては、水遊びに使った用具は、きちんと乾かすことです。 また、お子さまも含めて、保護者の方、先生方が、蚊よけクリームやスプレーと、紫外線対策として、日焼け止めクリームやスプレーを、ダブルで使用する場合‥ 日焼け止めクリームやスプレーを先に。そして、その次に蚊よけクリームやスプレーを使用することをオススメします。 理由としては、蚊よけクリームやスプレーを先に使用して、その次に日焼けクリームやスプレーをしてしまうと、蚊よけクリームやスプレーに被せ(かぶせる)をすることになってしまっては、効果が半減どころじゃなくなるからです。 ※今日のブログの大半は、昨日のNHKの番組で見たものを、記憶の範囲で綴ったものです。ですから、詳しく知りたい方などは、自学自習や、医者や薬局の方、また蚊の研究者にお聞きすることをオススメします。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-05-29 |
昨日の読売新聞一面に、『自治体システム共通化~政府方針 給付金や学校事務~』と大きな見出しが打たれていました。 人口減少とともに、自治体の職員も不足し、システムの維持が困難になる恐れがあるという理由などから‥全国約1800の地方自治体が使うITシステムを共通化する方針を政府は固めたということです。 筆者としては、もちろん大賛成。むしろ、もっと早く気づいてよ!と言った感想ですが、ブログ読者の皆さまは、いかがでしょうか? 念の為に、記しておきますと‥共通化してこなかった理由として‥“地方分権”を尊重するため、自治体の業務に政府は口を出さないこととしていたからだそうです。 けれども各自治体が、業務が増えるたびに、個別に費用を投じて、システムを構築してきた結果‥システムが乱立して、自治体ごとに証明書などの様式が異なるなどして、非効率な面が大きくなっている現状が明らかになっています。 また、多数のシステムを保守管理やトラブル対応などを1人の職員だけで担っている現状もあり“過度な業務負担”の弊害も出てきています。 もちろん、共通化することにより、地方分権が危ぶまれたり、システム障害が全国広範囲に及ぶ、そんなデメリットもあるかもしれませんが‥ 是非!筆者は、自治体システム共通化を推進して欲しい! 給付金や学校事務だけでなく、保育部門も是非! なぜなら、現在、富岡保育園も所属する、笠岡市の、保育部門「子育て支援課」にも、上記のような、非効率さや、過度な業務負担が感じられるからです。(あくまでも、筆者の個人的感覚です。) 今後、いっそう、IT、IT、システム、システムと、声高になりそうな世の中。細分化される業務負担は、過去と比べようもないほどに高まってくると予想します。また、さらに、利用者側が求めるサービス欲も高まっている現状もあるんだと思います。 まずは、担当職員を増員して、適切な役割分担を行い、少しでも余裕が生まれることを願っています。そして、その余裕から、市民へ、またこれから市民になろうとする方へ、適切なサービスが提供できるのではないでしょうか。 自治体職員の皆さまに日頃のお礼と、また業務負担への労い、さらには今後の市への献身的な姿勢への応援を、この場でお伝えしたいと思います。 いつも、本当にありがとうございます。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-05-28 |
「そっと、手を差し伸べる」 とても、愛のある、優しいフレーズですよね。 無理矢理でもないし、焦ってもないし、躊躇もない。 出来ることなら、ヒューマン映画では、何度でも使いたいですし、ここぞ!という場面で使いたい。 朝の登園時間。玄関口で、別れ難い(わかれがたい)親子がいました。 そりゃあ、ママがいいですよね。そして、お子さまが寂しい表情をすれば、ママも足が止まりますよね。 そんな別れ難い親子を横目に、次の親子が登園してきました。 次の親子のお子さまは、このお休み中に誕生日を迎えられたこともあって‥お休み中に開催した誕生日パーティーについて、あれやこれやと、会話しながら登園してきました。ちなみに、会話の相手は筆者です。 美味しいものを食べに行ったことや、ご親戚ともお祝いすることが出来たことなど、喜びを分かち合うように教えてくれました。 そんな時に、別れ難い親子を横目に見たんです。 横目に見た、喜びを分かち合うママは、躊躇することなく、また無理矢理でもなく、焦ることなく‥ そっと、手を差し伸べられたんです。寂しい表情をしていた、その子どもに。 するとですね、その子どもも、そっと、その手を握ったんです。 「いっしょに、行こっか!じゃあ、いってきますね。」 その子どもの寂しい表情が和らぎました。 また、足の止まったママの表情も和らぎました。 寂しさも、足の止まった気持ちも、そっと手を差し伸べて下さったママには、よくわかっていたんだと思います。 映画のワンシーンのような場面に、遭遇できた筆者の表情も、もちろん和らぎました。 そっと、手を差し伸べる。その愛と、優しさに感謝です。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-05-27 |
「台風1号発生か⁉︎」天気予報では、台風が接近しなくとも、28日の火曜日をピークに大雨になる地域もあるとのことです。果たして、岡山県笠岡市は⁉︎富岡保育園も、対策をとり備えておこうと思います。 “天気”にひっかけまして、“転機”って、人それぞれにありますよね。先の天気予報のように、あらかじめ対策をとり、備えておける“転機”もあれば、予報にない“転機”だってありますよね。 今日は、筆者にとっての“転機”を振り返ってみようと思います。なので、保育や幼児教育情報、また市議会情報などをお求めの方は、そっとスマホをお閉じ下さいね。 あらかじめ型の“転機”は、笠岡高校入学、岡山短期大学入学、富岡保育園就職、笠岡市議会議員当選などでしょう。すったもんだしながらも、自分で選んだわけですから。入学後、就職後、当選後に、さまざまな方との出会い、また、さまざまな出来事との出会いこそ、“転機”を昇華させるものだったと言って間違いありません。 では、あらかじめ型ではない“転機”とは!? 筆者の場合で言えば、たいてい順風よりも逆風、つまりは通り雨、いや嵐のようなものです。 例えば、筆者の場合は、2017年、富岡保育園保育実践大改革の際に、なりふりかまわず旗を振り舵を切っていました。もちろん“子どもたちのため”とは言え、傍若無人な勢いは、当時の仲間たちを疲労させてもいました。その勢いを一旦止めさせたのは、自身の身体を犯した癌(がん)です。余命2ヶ月なんて言われたものですから、筆者も周りもあたふたしたものですが‥治療期間に、自信を省みることができたことは大きな財産となりました。なにより欠如していたことは、仲間への感謝の気持ちだと言うことに、あらためて気づくことができました。まさに、嵐のような“転機”でした。 またプライベートにも、嵐のような“転機”は続きました。内容は墓まで持ち帰る案件もあるので記述できませんが‥笑 10代、20代の自身の言動、行動のつけが、一気に回ってきた、30代。歯向かうことなく、素直に受け入れて対応することを心がけてきました。 38歳から、39歳へと向かう現在。またしても嵐のような“転機”が近づいている‥ような気がしています。これまでの経験から言えば、順風だろうと逆風だろうと、風が吹いている時こそ、成長できるチャンスです。 “感謝”と“素直さ”を忘れることのないように。そして“辛抱強く”“謙虚”でいられれば、良い“転機”になると信じて、対応していきたいと思います。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 ⭐︎本日、富岡北地区まちづくり協議会総会が開催されました。全ての議案が可決され、今年度もまちづくり活動が、より活発になるよう務めてまいりたいと思います。 ※筆者、村上太志は、今年度、富岡北地区まちづくり協議会理事の任を解いてもらいました。後任には、富岡保育園園長が就任することになりました。引き続き、宜しくお願い致します。 |
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2024-05-26 |
「ひとつ、ふたつ、みっつ‥」 子どもたちに、なわとびの回数を数えるよう、頼まれたケンさんが、一生懸命数えてくれています。 「よっつ、いつつ‥」 ケンさんは、富岡保育園のレジェンドボランティアだと言っても過言ではない、トシさんのお友だちなんですね。月に何度か、足を運んで下さっては、子どもたちと真剣に向き合ってくれる、素敵な方です。 むっつ(6回)の手前で、なわとびを跳んでいた子どもが、ひっかかっちゃったんです。するとですね、ケンさんは‥ 「いつつ‥いつつ半(はん)!」 5回と半分だと、数のカウントを主張しました。 「“いつつはん”って、なに〜?」 「“いつつ”と“半分”ってこと!」 「なにそれ〜(笑)」 切り捨てずに、カウントに“半分”を残す、ケンさんの優しさに、盗み聞きしていた筆者は感動したものでした。 ケンさん、子どもたちに真剣に、そして優しく向き合って下さり、ありがとうございます。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 ⭐︎暑さ対策に扇風機やエアコンを上手に使いたい今日この頃ですが‥こんな時期には、子どもたちの「夏かぜ」には要注意です。 夏かぜと言っても、ヘルパンギーナに、手足口病、咽頭結膜熱など、さまざまにあります。 代表的な症状を確認しておくと‥『急な高熱と、のどの痛み』です。 直近の対策としては、手洗い、また手拭きタオルなど清潔にしておくことなどが挙げられます。 また、症状がある場合には、子どもに無理をさせず、登園を控えて、自宅でしっかりと水分補給をさせながら看病することが推奨されています。(※東京都台東区 柴田小児科医院 柴田雄介院長) 受信や、また救急車などを呼ぶことに迷った際には【小児救急相談】(#8000)などに電話することも、手段の1つです。 |
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2024-05-25 |