富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

2020年度START‼︎先輩園児のお出迎え編

こんにちは。本日「はじめまして」の会に参加させて頂きました村上です。しかしよく降りますね。

※在園児たちは朝からヤンチャにお外で‥新入園児親子の方が登園する最中‥傘をさして遊んでいたものの‥お着替えする子どもが続出でした。(現場の保育者、また帰宅後の保護者の方、汚れた衣服や靴の対応本当にありがとうございます。正直、「あー!やめてー!」と、言いたくなること、また時折言いますが‥大人たちの協力あって、子どもたちは汚れても「まっ、いっか」と思える【逆境を生き抜く力】が育まれていくんですね。)


さて、「はじめまして」の会へは2年ほど前より新入園児と保護者の方を主だって参加して頂き、在園児たちは“遊びを中断せずに”済むよう普段通りの暮らしの時間にしております。(そのような経緯もあり、参加保育者は、園長、副園長、主任、子育てマネージャーに限らせて頂いおります。)


会が始まろうとした時、5.6人程の先輩園児たちが、自分たちの“遊びに切りをつけて”参加してくれました。新しく入ったお友だちの紹介や園長先生の話に注意深く耳を傾けて拍手をしたり主だって参加して下さいました。最後には主任先生がプログラムの変更をして下さり、先輩園児たちの自己紹介の時間を設けて下さり、短い時間でしたが、優しくささやかな会になりました。


入園、また継続児の進級に際して、目立った演出などは設けておりません。心がけていることは、新しい環境に親子が慣れて頂けるような環境作り、そして1人1人への“丁寧は”言葉がけや見守る配慮です。


2020年改めて【丁寧に見る】ことから保育はじめとさせて頂きます。今年度も気軽にご意見ご感想お聞かせ頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

「はじめましての会」
2020-04-01
暮らし中で「死」を意識すると‥

おはようございます。たいてい早朝の6時には保育LABOにて「コーヒーのある暮らし」を営んでおります村上です。モーニングご希望の方はご連絡下さい。(←「何屋ですか?」とツッコミを入れて下さった方ありがとうございます。)


さて、地球規模の感染症で世界が激震しております。僕たち岡山県笠岡市富岡保育園も他人事ではありません。正しい知識を持って、きちんと恐れて対策を講じていきたいと思います。大事なことは「誰がなったか」と犯人捜しをするのではなく「これからどのように対策をとるか」です。

コロナウイルスに限らず、あらゆる感染症は現在進行形で人類は戦っています。(人類が唯一完全勝利をおさめているのは「天然痘」のみです。)感染症の歴史について調べると、大きく歴史が変わるだけの威力を持っていることが分かります。(現在調べていますので詳細は少しずつご紹介させて頂きます。)


多くの人々を「死」においやる感染症。現代の日本で「死」と隣り合わせに暮らしている人はどれだけいるでしょうか?あらゆる医療や治安維持などが前進したお陰様で「死」を暮らしの中で意識することは、ほとんどの方が無いのではないでしょうか?


乳幼児期の子どもたちに携わる保育者の1人として。小児医療などの進歩のお陰様で1800年世界の乳幼児死亡率(5歳まで亡くなる子どもの割合)は44%だったのに対し、2016年では4%になりました。そんな現在は、目の前の子どもが元気であることが当たり前になっています。しかし、「死」を隣り合わせとした子どもたちと関わるとしたら⁉︎今の子育て方法、保育方法、教育方法をするのでしょうか?


本日は早朝より「死」というテーマについて向こう見ずにお喋りさせて頂きました。僕自身は常に「死」を暮らしの中で意識しています。だからこそ、後悔しないよう『感謝』の気持ちを伝える暮らしを心がけています。皆さんはいかがですか?是非お話をお聞かせください。

2020-03-31
富岡保育園=安全基地⁉︎

こんばんは。「一期一会」という言葉が身に染みる季節を堪能しております村上です。とみほ村(富岡保育園)の桜は二分咲きです。


さきほど夕方に嬉しい来客が‥村上が新卒(14年前)で入った当時の園児が、4月から社会人になるとの報告をしに来てくれました。園庭に遊具が無くなったり、保育室の環境は当時とは大きく違うものの、懐かしさを味わっていました。


【愛着】という言葉を皆さん知っておられますか?

もしかすると、「いつも、べったりと、くっついている関係」と誤解して理解している方はおられませんか⁉︎


【愛着】とは「いつでも、安心して、くっつける関係」のことを指します。

いつでも安心してくっつける関係があるからこそ、離れて遊ぶことができたり。また学生であるならば、寮に入ったり。社会人であれば県外や海外にでも就職ができたり。(←例えばの話なので、実家に住んだり、地元に就職することに何ら問題はありません。不適切な例えで申し訳ございません。)


【愛着】=【安全基地】と考えるならば分かりやすいかもしれません。そして、本日訪れてくれた卒園児も、【富岡保育園】=【安全基地】と感じているからこそ、久しぶりでもフラッと寄れたのかな⁉︎と思いました。


保護者や保育士の方などから「抱っこ抱っこ‼︎って、まだ言うんですけど、やめたほうが良いですか?」との質問を受けたことがあります。

こんな時、僕はある方の言葉を借りて「抱っこを求める間は、しっかり抱っこを存分にしてあげて下さい。」と答えます。“今”抱っこを求めて受け止めてくれたという経験の積み重ねが【安全基地】という存在へと繋がっていくんだと思っています。

2020-03-30
“心強い”富岡保育園のご近所の方々

おはようございます。保育LABOと玄関口の掃除から日曜日の朝を始めることができました村上です。掃き掃除を丁寧にしていくと心が整ってきます。


さて、散歩がてら富岡保育園のご近所にある富岡公園に現在来ております。こちらの公園は桜の名所でもあります。(ただいま三分咲き程度です)

富岡公園を見渡すと桜はもちろんですが、他の木々も選定されて整えられております。また花壇にもチューリップやパンジーなどが綺麗に植えられていました。そして富岡公園の上には桜椿公園があり、種類の違う桜や椿が咲いていました。(八分咲き程度の桜もありました。)

公園の管理は地域の方々(富岡北まちづくり協議会の方など)が主だってして下さっております。


保育園のご近所にこのような有り難い環境があることに本当に感謝しなければなりません。また有り難い環境を無償の愛で奉仕活動として、して下さっている方々が保育園のご近所にいて下さること。地域全体で行う子育ての仲間としてとても心強く感じます。


富岡保育園も毎年何度も利用させて頂いております。感謝の気持ちを持って今後も子どもたちと遊びに行きたいと思います。

※ブログ読者の方へ。お休みなど春のお出かけにはピッタリな公園(岡山県笠岡市富岡公園・桜椿公園)です。奉仕活動されている地域の方々の無償の愛に応えるご利用宜しくお願い致します。

桜椿公園
2020-03-29
とみほ村“桜情報”

こんにちは。本日、全職員対象の年度末「トミホ村スタート会議」に参加しました村上です。司会の保育者の用意周到の会議計画により無事終えることができました。(法人理念、園の理念の確認。園目標を学び直す。2020年度の保育方法について。職務分担や委員会、防災計画、全園児の連絡事項などなど。)


司会の保育者の工夫は随所にあり‥「当日までに会議内容の周知を全職員に徹底すること」「会場の環境設定」「時間をきちんと意識できる細やかな声かけ」がポイントにありました。会場にはcaféコーナーも設置されており、和やかさを演出され、参加者の言葉や態度にも影響していたように感じました。


子どもやご家庭についての話し合いがなされる場面で、必ず気をつけたいことは、『誠意・敬意が払われているか』だと思っております。司会の方の準備のお陰もあり、きちんと留意しながら会議が進められたのではないでしょうか。


さて、とみほ村の桜の蕾が少しずつ花開き出しました。子どもたちとのお花見も楽しみでもあります。

※とみほ村、自慢の桜でございます。絶好の写真スポットでもあります。卒園児など、是非ご入学などの際にはお立ち寄り下さい。(桜情報はブログでお知らせします。現在は一分咲きです。)

遊びの跡に映える桜
2020-03-28
我が子を信じ、保育園を信頼して下さった保護者の皆様ありがとうございました♡

こんにちは。本日「またねの会」に参加させて頂きました村上です。卒園する子どもたちを、保護者と保育者が協働してお祝いする素敵な時間になりました。本当におめでとうございました。


さて、会の終了後に設けられたフリータイム。子どもたちは園内のお気に入りの場所、お気に入りの先生、などに想いを寄せる時間、また保護者の方もお話しがしたい先生や保護者友達などと交流する時間がありました。

子ども1人1人、保護者の方1人1人、保育者1人1人が、それぞれにある思い出。想いを馳せる感謝の時間になりました。


※副園長挨拶で言おうとしていた内容はこちら(前に立って子どもたちや保護者の方の眼差しを受け、感謝の想いに浸ってしまい言葉が出てきませんでした。)↓


みんなに僕の気持ちを正直に伝えようと思います。みんなに毎日会えなくなること、声が聞けれなくなること、本当に寂しいです。みんなのことが大好きだから。


けど、こうやって、みんなが無事にここにいること。一緒に過ごせたこと。本当に感謝しています。ありがとう。


これからも、ずっとずっと、大好きだし。味方だから。ずっとずっと応援するから。だから、また必ず遊びのに来てね。約束だよ。


そして、保護者の皆様。生まれて間もない頃を含め、まだたった5年か6年しかなっていないお子様を‥我が子を信じ、富岡保育園を信頼し預けて下さり本当にありがとうございました。感謝の言葉に尽きます。 


これからも子育ての仲間として、パートナーとして今後もお付き合いさせて頂ければと願っております。


本当におめでとうございました。「またね♡」

感謝タイム
2020-03-27
明日は「またねの会」です♡

皆さま1日お疲れ様です。主任先生が作った卒園児(classエジソン)限定おみくじ「〇〇先生とギューをする」で、たくさんの子どもとギューさせて頂きました村上です。普段抱っこする機会も減ってるclassエジソンの子どもたち。「ヒゲが当たって痛い」と笑顔で言って許してくれる姿に愛を感じました。


卒園式改め『またねの会』と題して、明日は卒園をお祝いさせて頂きます。計画・準備に関しては主任先生の用意周到な配慮で各保育者が共同して「またね♡」と普段通りに言える環境に徹底して下さいました。


富岡保育園の「またねの会」は、“普段通り”に徹底的にこだわっています。壁面に「そ・つ・え・ん・し・き」と書かれた文字も無ければ、ピンクの可愛いウサギや、大人が作った卒園児の子どもを型取った壁面製作もありません。“普段お昼ご飯で使っている”ちゃぶ台を保護者と卒園児で囲んで頂けるように。“普段の遊びの風景”見てもらえるよう写真を空間に設定しております。また会場の随所には“本日遊んだ跡”が残されております。


明日参加されます保護者様。普段通りの「またね♡」という気持ちを持ってお祝いさせて頂きます。天候は雲行きが怪しいですが、天気は晴れでも雨でも“良い天気”です。心晴れやかにお会いしましょう。 

2020-03-26
祝222回連続更新記念『救世主の華麗なるトラブル解決法』

こんばんは。さきほど遅番の先生方3人と「お疲れ様でした」の挨拶をしました村上です。

※来年度からは18時30分までの保育となります。

お迎えを心待ちにしている子どもが“安心”できる空間を、またお仕事などでお疲れの、また帰宅後には家事が待っているだろう保護者への言葉のトーンやニュアンスなどにも細心の注意を払って頂き毎日務めておられます。感謝の言葉に尽きます。


さて、本日はそんな春の陽射しや花粉などでお疲れの方へ。心温まるエピソードをご紹介させて頂きます。

※写真がありませんので、村上の散々たる語彙能力をぶつけてお伝えさせて頂きます。


本日9時頃。保育LABO前のお外での出来事です。なんだかトラブルの匂いがする声が聞こえてきました。

3歳になっているだろう兄A君が、2歳になるであろう妹Bちゃんに「痛かったじゃん!もう!」と、言って手をあげてしまいました。

状況から見るに‥妹Bちゃんが持っていたスコップが兄A君に当たったようです。兄A君は友だちと夢中で遊んでいたようで‥たまたま妹Bちゃんが振り向いたところに兄A君のオデコに妹Bちゃんが持っていたスコップが当たってしまったのです。


村上は保育LABO出窓からその様子を見ていたのですが‥兄A君が手をあげてしまい、妹Bちゃんが泣いてしまった以上、出ていかなくは‥と、思った矢先。


周りで遊んでいた野次馬⁉︎いえ、泣き声を聞いて心配になった子どもたちが一斉に集まって兄A君と妹Bちゃんを取り囲んだんです。

兄A君の表情が一瞬にして雲がかり、なんとも苦しそうな表情を浮かべています。「妹が俺が遊んでいる最中に邪魔をしたきたんだ。そしてスコップを当ててきて痛かっただ。だから叩いてしまったんだ。」と言いたげそうな。


そんな収拾がつきそうもない状況の中、1人の『救世主』が前に出てきたんです。なんと‼︎この救世主がこの後とんでもなく華麗にトラブルを解決してくれるとは、この時誰もが思わなかったでしょう。


救世主「(妹Bちゃんに向けて)どしたん?大丈夫?痛い?この子に叩かれたん?」

兄A君「だって、Bちゃんがスコップで‥(半ベソ)」

救世主「(妹Bちゃんに向けて)この子は、そのスコップが当たって痛かったんだって。」

救世主「(兄A君に向けて妹Bちゃんの変わりに頭を下げながら)ごめんなさい!これで良い?」

救世主「(今度は妹Bちゃんに向けて頭を下げて)この子が叩いてごめんなさい!これで良い?」


『互いの気持ちを一生懸命代弁しようとする救世主の姿』に、兄A君と妹Bちゃんは、互いを許し合うような平和な表情を浮かべて遊びに戻っていきました。そして救世主も許し合った2人を見届けて遊びに戻っていきました。


そしてこのエピソードには、おまけがあるんだと思います。この4歳を迎えた救世主。実は普段よく友だちと小競り合いをしてはトラブルを起こしていた男の子だったんです。そしてトラブルのたびに、ふてたり、泣いたり‥気持ちを整理し切れない場面が多々あったんです。

しかし‼︎『気持ちを上手く整理出来なかった経験』が活かされる日がやってきたんです。気持ちが上手く整理出来ない兄A君と妹Bちゃんの気持ちがめちゃくちゃ分かったんです。

『気持ちを上手く整理出来なかった経験』を何度も身をもって体験したからこそ、気持ちの整理の仕方を学んだ救世主ならではの華麗なるトラブル解決法でした。

2020-03-25
卒園前に必要な保育とは?

こんにちは。「またねの会」(卒園式)が間近になってきた今日この頃‥子どもたち(classエジソン5歳児)から「私がいなくなったら寂しい?」「僕がおらんくなったら寂しい?」との問いを何度も受けました村上です。

寂しくなってしまうので、この際「卒園証書」を渡すのをやめようかとも思ってしまう村上でもあります。(必ずお渡ししますので御安心下さい。)


実は僕が過去に担任職をしていた時代は‥3月となれば卒園に向けて、カウントダウンカレンダーを作ったり。卒園式で歌う歌を毎日練習したり。思い出アルバム製作をしたり。卒園の壁面を皆で共同で作ったり。もちろん目的は、「保育園生活の思い出に気持ちを馳せられるようになること。また就学に向けて期待が持てれるようになること。クラス全員で想いを共有できるようになること。」を掲げて取り組んでいました。

しかし、今年度の卒園児へのトミホクルーのアプローチを見ていると‥特に卒園へ向けて特別な取り組みを設けず、普段通りの生活を保障するよう特に意識して保育活動する様子がありました。

何か特別な取り組みをさせられている訳でもないですが、卒園児はひとりひとり卒園へ向けて複雑な想いを馳せています。そしてその想いにそっと寄り添うには保育者の心の余裕が必要ではないでしょうか。


過去の僕は、5歳児の1人担任ともなると心の余裕どころか、「卒園するためには〇〇させないと‥卒園するためには〇〇した成長が必要がである‥」との、僕の経験の範囲での大人の都合目的を子どもに反映させていたように反省します。

卒園前に必要な保育とは?僕の反省点を踏まえお答えするならば、一生懸命何かをさせるよりも、「最大限の心の余裕を持って子どもに寄り添うこと」だと考えます。もちろんご家庭でも同じことが言えるのではないでしょうか?焦って足し算引き算を教えたり、字を教えたりするよりも、最大限の心の余裕を持って子どもに寄り添い愛を伝えることが何より大切なのでは⁉︎皆さまはどのように思われますか?


※添付写真はお昼ご飯後の虹グループでの1コマ。近所の方から頂いた色々な模様の折り紙を使って没頭しています。ちなみに、「折り紙」って子どもの遊びというイメージが強いですが‥実は宇宙開発の研究にも用いられているって知っていましたか?



宇宙開発研究
完全没頭
2020-03-24
“注射の時に目をつむる村上”の観察眼

こんばんは。いまだに注射の時は目をつむってしまう村上です。

本日はPET CT検査を受けに‥看護師の方から手順の説明を受けるのですが、とにかく『ひとつひとつ丁寧に』教えて下さいました。僕の前や後の人にも同様にです。

看護師の方(ベテランぽかったです)にとっては、“毎日、日に何度も”同じ説明を繰り返すことになります。少々省いたりしても分からないであろうとは思うのですが、患者の方にとっては初めてであろうと複数回目であろうと、心の中に“不安”があるはずです。しかし『ひとつひとつ丁寧に』対応して頂くうちに“不安”は“安心”へと変わっていきました。


さて、本日「とみほニュース」内では、除菌漂白剤の扱い方についての見直し点がUPされておりました。食器やタオル、嘔吐物などの洗濯などで“毎日、日に何度も”扱うものです。『ひとつひとつ丁寧に』見直していくことで、日々の生活に“安心”できるのだと思います。

除菌漂白剤
2020-03-23
不便な保育園の代名詞『富岡保育園』

おはようございます。日曜日の朝からLABOでドリップコーヒーを、とみほ村の仲間より頂いたコップと作って頂いたコースターで嗜んでいます村上です。子どもたちも保育者たちもいない日曜日の保育園の朝は小鳥のさえずりがよく聞こえるほどに静かです。


さて、本日は題名にあります『富岡保育園』が『不便な保育園』の代名詞であることを証明してみたいと思います。

(もしかすると富岡保育園の営業妨害になる恐れがありますが‥ここは真実に基づいて記載したいと思いますので、富岡保育園園長先生お許し下さい。)


『富岡保育園』に登園しますと‥まず、玄関口の保育者と挨拶から始まります。子どもと保護者の方に保育者が消毒をして、手を握って挨拶します。そして保護者の方に家での様子や健康状態について“会話”によって情報交換をします。実は、一般的な保育園ではあるはずの毎日の“手帳”が無いので“会話”でやりとりするしかないんです。

(今流行しております指紋認証や顔認証対応などの情報交換が素早く的確に出来る便利なデジタルロボットも『富岡保育園』の玄関口には残念ながらありません。)

“手帳”があれば、保護者の方も家で落ち着いて詳細を記載することができますし、保育者も伝え忘れする率も減りますし、園での出来事をお昼寝の時間などに細やかに書いてお伝えすることができるはず。にも関わらず、『富岡保育園』には無い。不便極まりないでしょう。

“会話”を通じての情報交換には、保育者・保護者ともに気をつけていても伝え忘れが少なからず生じますが、伝え忘れがあると自負し合っている分、互いに『許し合える』気持ちが持てます。許し合わなければ“手帳”が無い情報交換は成立しません。また、情報交換は必ずしなければなりませんので、必然的に“会話”も必ずしなければなりません。“会話”を通じて、保育者は「保護者の方のコンディション」を、保護者は「保育者のコンディション」を確認し合えます。子育てに携わる者同士の意思の疎通や連携には、実は文字に出来無いあたりが重要なのかも。


便利を追いかけるならば、必ず便利の裏側を見なければなりません。“便利”と表裏一体になっているのは“忙しさ”と僕は考えています。「忙しいから便利を求める」となれば、「便利を求めれば忙しくなる」と逆説も成り立つかもしれません。と、なれば『不便を許し合っていると心に余裕が出来る保育園』が『富岡保育園』なのかもしれません。


※添付写真は『富岡保育園』の玄関口です。バリアフリーが当たり前のご時世に、早速段差だらけの不便さです。歩くことがままならない子どもは、ハイハイをして乗り越えなければなりません。またヨチヨチ歩きの子どもには必ず誰かが手を添えなければなりません。年配の方が来られた場合は必ず腰に手を添えたり、気をつけて頂く言葉かけも必要です。“不便”ですよね。“不便”だからこそ、“会話”が生まれ、手を添え助け合うこともできますが。いかがでしょうか。

玄関口から段階START
2020-03-22
赤ちゃんの存在感

こんにちは。現在某スペシャリティーコーヒーショップのマネジメント本を貪り読んでいる村上でる。チームの理念を何度も何度も語ることで目標へのベクトルが大きくなるとのことで‥トミホクルー限定の「とみほニュース」にブログを始める前は、毎日3000字程度でしょうか、園の目指す保育について園長先生と擦り合わせた内容を語っておりました。(読むのに20分程度かかるそうです。)しかし、最近は「僕の伝える任務は終わったかな」とサボっていたのも事実。気持ちを改め再開させようと思っております。


さて、先日お昼寝から起きたAちゃん(0歳児)を抱っこさせて頂きました。気温も高く少し園庭を回って、虹グループ(3.4.5歳児)の廊下、縁側へ。日向ぼっこで気持ち良く座っていますと‥B君(3歳児)Cちゃん(4歳児)がすぐに村上とAちゃんのところへ。

B君「かわいいな。赤ちゃん。」

Cちゃん「Aちゃん。私好きなんよ。」

B君とCちゃんともに弟がいます。普段から面倒見が良い姿でもあります。ただ自分の弟でないのにも関わらず、“赤ちゃんという生命体そのもの”に「かわいい。」「好き。」という言葉、感情を示していました。

そして、2人ともAちゃんを笑顔で覗き込み、3人で見つめ合う様子がとても印象的でした。


“赤ちゃんという生命体そのもの”は、僕たち人類が抱えている問題に対して大きなヒントを与えてくれる存在なんだと僕は思っています。そんな大きく貴重な存在だからこそ、親だけで育てるのはもったいない⁉︎保育者はもちろん、B君やCちゃんのような子どもも含めて、多様な人たちで関わることが健全ではないでしょうか。そして関わる人全ての心に優しさを運んでくれる存在でもあります。


※年度末です。学生の方は進学や就職であったり。社会人の方は転勤など‥各々の方で転機でもある季節かもしれません。期待も高ますと同時に、不安も抱える季節かもしれません。もし不安や悩みをお抱えの方がおられれば、岡山県笠岡市富岡保育園へおいで下さり、『赤ちゃんを抱っこ』しに来て下さい。お待ちしております。

見つめ合いながら
2020-03-21
“喫茶店のカレー”と“チェーン店のカレー”

こんにちは。朝から本屋に籠もっておりました村上です。保育LABOの本棚が少しずつ充実されてきました。

※ちなみに本日購入した本は↓

・嫌われる勇気

・ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか

・ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか

・ユダヤの商法

・スターバックス流 最高の育て方

・読書する人だけがたどり着ける場所

・誤解だらけの発達障害

・脳はどこまでコントロールできるか?


さて、読書に入る前に無性に「カレーが食べたい」欲求に駆られ‥行きつけの某喫茶店へ。しかし‼︎なんとオーナー様の用事でお休み‼︎

と、言うことで‥どうしてもカレーが食べたかったので。某カレーチェーン店へ。メニュー表示にはあらゆるカレーメニュー、トッピング、辛さレベル、ご飯の量、様々なサービスがありました。行きつけの喫茶店のカレーは、メニュー表には書かれていませんが大盛りと言えば大盛りになるくらいのオプションサービスです。

チェーン店での店員さんの動きは、テキパキと効率良く、挨拶もきちんと決まった言葉でされており、店内も清潔さが行き届いています。僕の行きつけの喫茶店はと言えば、オーナー様の動きはオーナー様のペースで、店内は良く言えば昭和風、悪く言えば古めかしく、若干薄暗いため掃除が行き届いているかどうかはあやしいです。


で、問題の味ですよね。味はチェーン店も喫茶店もカレーの味です。大きな違いは無い⁉︎との感想で済ませたいところでしたが‥『美味しさの違い』は明確でした。個人的尺度から述べると“行きつけの喫茶店のカレー”の方が断然美味しいと感じました。


なぜか?味の違いが無いのに⁉︎


まずメニューを決める時に様々なオプションサービスがあるため、決めるまでに時間がかかったこと。そして食べている最中に「もしかすると他のオプションをつけたカレーの方が美味しかったかな⁉︎」と若干の後悔もしてしまった点。

また、店員の方がテキパキと動かれているため、「さっさと食べて、さっさと出ないとな」と急ぐ気持ちになった点。

もちろんお客さんの目的が「色々なオプションサービスがあるカレーを、さっさと食べたい」であれば、間違いなくチェーン店を選ぶべきだと思いますが。

個人的には、「オーナーの自信のあるカレーを、ゆっくりと味わって、少し余韻も楽しみたい」ので、行きつけの喫茶店へ次回はカレーを食べに行こうと思っています。


カレー話が長くなりましたが、実は「カレー」を「保育」に置き換えると面白いんです。

「行きつけの喫茶店風の保育」と「保育チェーン店風の保育」どちらが皆様はお好みですか?


2020-03-20
心を作る“もみくちゃ”

皆様1日お疲れ様です。半袖日和⁉︎お外のままごと遊びで水に触ると気持ち良く感じる今日この頃の村上です。


本日は市内の小学校の卒業式でした。帰りがけに園に寄って下さる親子の方々がおられました。卒園式から6年後の青年になる成長まで見れるなんて、保育者冥利に尽きるとはこのことでしょうか。感無量、感謝の気持ちでいっぱいです。

また、この度、高校を卒業する学年の子どもたちが就職や進学の報告に皆で来たいととの知らせも受けました。

続々と卒園児たちが集う春。在園児の子どもも、自分たちの将来を見通した眼差しで触れ合う姿もあり、とみほ村は今日と幸せそのものです。


※添付写真は、お昼のおやつ前の廊下での様子です。就学前の5歳児たちが集って「俺が下になるけえ、上に乗っかって!」「次は俺!」「その次は俺な!」と、次々に重なり合って‥最後は雪崩のように転がり落ちて“もみくちゃ”に。実は何度かする様子を見ていると、重なり合うよりも、最後の“もみくちゃ”になる方を喜んでいる。身体と身体を実際に触れ合わせながら、互いの体温や体重、エネルギーを知ることによって、【心の調整】を体得していくのだということ。『心は身体を介して培われる』という科学的根拠を実証する場面でもありました。

雪崩‼︎
2020-03-19
『保育サロン“とみほNOW”』御案内

こんにちは。お昼の掃除の時間に参加させて頂きました村上です。お手伝いの子どもたちの歓声の先には‥テントウムシ‼︎春の訪れをひしひしと感じる今日この頃です。


さて、本日は『保育サロン“とみほNOW”』に3組の方が参加されました。当園の保護者の方、また来年度から入園される方、また市外の方。目的はそれぞれにあったかとは思いますが‥参加者の方が“平和で穏やかな表情”を浮かべているところを見ると、平気で暮らせたのではなかろうかと思います。


※『保育サロン“とみほNOW”』御案内

保育や幼児教育に興味や関心がある学生、また地域の方、保護者‥年齢や性別や職歴を問わず、とみほ村(富岡保育園)で1日平和に暮らしてみませんか?

・参加費 学生300円、大人500円

・持ち物 帽子、タオル、着替え等

・お問合せ 富岡保育園へお電話下さい

※3月28.30.31日は、受付できませんのでご了承下さい。


学生にとっては、保育を学ぶ場でもありますが、将来母親や父親になる上で、学生の時に赤ん坊を抱っこする経験は必要不可欠だったりもします。また、子育て真っ最中の方は、様々な保育者とコミュニケーションをとって普段抱えている悩みだったり疑問を解消できるかもしれない場になるかもしれません。また子離れして方も、『子育ては社会全体の役割』の責任を担える場でもあります。お問合せどしどしお待ちしております。

2020-03-18
「とみほニュース」と「世間のニュース」の違い

おはようございます。とみほニュース創始者の村上です。

※「とみほニュース」とは、とみほ村(富岡保育園)での出来事を、トミホクルー(富岡保育園保育者)限定で、日替わりのニュース記者が配信するシステムです。


「とみほニュース」の主な記事内容は、子どもたちの情報共有です。1日2回行われるミーティング内容の周知を徹底しています。

※「全職員が全園児の担任である」ことを実践する為には、子どもたちの情報・状況・状態の把握が必要不可欠です。


また、ニュース記者独自の視点でのエピソードの紹介もあります。仲間の保育者の「見守る保育眼鏡」を共有することによって、学びの場ともなります。


そして、毎日欠かさず配信することによって、体調不良のクルー、育児休暇のクルー、勤務時間がランダムなクルーたちが、【とみほ村の現在地点】を知れるマストシステムになっています。

(僕自身、長期休暇の際にトミホクルーの一員であることへの責任意識持続への助けにもなりました。)


★世間のTVやSNSなどで配信されるニュースと、「とみほニュース」の違いについてもここで言及しておきます。


世間のニュースでは、視聴者の不安を煽ることで駆り立てることで、視聴率を上げることに躍起であります。ネガティブなニュースが蔓延っている傍ら、「〇〇は変わらず安定しております。」とのパンチ力の無いネタは世間では流れません。

そして打って変わって「とみほニュース」では視聴者が安心して“平和な暮らし”が続けられるよう、出来事の事実をきちんと伝え、不安を駆り立てないように躍起です。


※「とみほニュース」の内容につきましては個人情報保護法に基づき非公開としております。ご了承下さい。



決して平和ボケをしている訳ではなく、事実を知るための努力を、情報過多な現代では【情報源の取捨選択】をしなければなりません。TVやSNSなどの記者に対して信頼がおけるのか。

「とみほニュース」の記者は、とみほ村で1日平和に過ごし、常に子どもの味方である視点を持っています。だからこそ、トミホクルーは信頼して情報を取り入れることが出来ています。毎日ありがとうございます。

2020-03-17
そっと肩に手を当てて‥

皆様1日お疲れ様です。本日より園がお世話になっています牛乳屋さんからR -1を購買することになりました村上です。プロの保育者の資質を1つ挙げるならば、やはり心身の体調を常に整えることが挙げられるのではないでしょうか。


さて、本日お昼のミーティングに参加させて頂いて、リーダーの先生方に役割の確認をお願いする事項を保育LABOで考えていたところ‥LABOの玄関前である子どもの声が聞こえてきました。

(村上はドア越しで声しか聞こえない状況です。)


子どもA「Bちゃん、どうしたん?」

子どもB「‥。」

子どもA「C先生が、ホウキ(掃除用具)もう無くなったよって言われたから泣いてるの?」

子どもB「‥。」

子どもA「ホウキ、もう皆んなが使って無くなったよな~。」

子どもB「‥。」

子どもA「そうよな~。使いたかったよな~。でも無くなったよな~。」

子どもB「‥。」

子どもA「そうよな~。」

『そうよな~。会話』はこの後、数回続きました。少し気になってLABOの窓から覗いてみますと‥

子どもAがBの視線に合うように膝と腰を曲げ、そっと肩に手を当てています。


子ども同士でのAの存在はBにとって、お姉ちゃんの様でもあり先生でもあり母のような存在だったのではないかと感じました。

想いを代弁し共感してくれる存在。Aの存在は僕たち保育者にとっては保育仲間のようでもあり心強く感じた一コマでした。

2020-03-16
42円の差額に揺れる村上

本日は富岡保育園副園長村上太志の本質の一端が見抜ける内容です。個人的な内容ですのでご興味ある方のみ読み進めて下さい。


たいていYouTube撮影の準備(1時間程勉強して、なるべく暗記しています。)のため、早朝に保育Laboに出勤しています。その前にいつも寄り道を。

園の最寄りコンビニでR -1を税込み142円で購入します。スーパーで購入するより少し高めの値段なのですが、早朝のコンビニのオバちゃんとの「今日も早いね~。いってらっしゃい‼︎」との会話に村上は元気をもらい価値を感じています。


しかし‼︎この話を園に携わって下さる牛乳屋さんにすると‥「うちなら、100円にしたげるよ‼︎」と。【42円の差額】に村上は2ヶ月ほど心が揺れました。

オバちゃんとの早朝の会話は村上にとっては1日を彩かる金言です。果たして、【42円の差額】に目がくらんで失っても良いのか?


結果‥

明日から、牛乳屋さんの御好意に甘えてR -1を【42円の差額】で購買します。


※平日のみの購買なので、週末出勤の時には必ずオバちゃんの金言を頂きに行こうと思います。

2020-03-15
子育てする親は凄い‼︎

こんにちは。ドラマ「結婚できない男」に共感しまくりの村上です。事実、嫁さん子どももいません。

そんな村上のところに「子育てのコツを教えて下さい。」とのご連絡が。親となって子どもを育てていない村上に果たして答えることができるのか?


僕の持論としては(聞こえが良い理想論と言われるかもしれませんが。)“子育て”は親だけで出来るものではなく、社会全体で担わなければならない!むしろ、それだけ“子育て”は大変だと思います。

何が大変か⁉︎と、『子どもは大人の思い通りにはならない』ことです。思い通りにならないことを、大人がどのような態度で関わるか?楽しんで関わるのと、悲壮感を持って関わるのとでは大違いかもしれません。

“子育て”の責任を果たして親だけで背負わせる時代で良いのでしょうか?社会全体で責任を背負えば、思い通りにならない子育て環境を楽しめる要因になるのではないでしょうか。


子育てのコツを的確に教えることは出来そうにありませんが‥子育てを楽しめる環境作りに協力させて頂いたり、一緒に悩みを分かち合うことは、日本社会の一員としての僕には出来ます‼︎ので‥是非、岡山県笠岡市富岡保育園にて集って語りましょう。

(その役割を務める一環として、YouTubeだったりブログであったりして、“子育て”に関連する知識や情報を発信しております。)


※ただいま勉強している内容【レジリエンス~逆境に負けない心~】について、子どもにレジリエンスを身につけるために‥子育てに関わる大人が、“思い通りにならない”時にどのような態度をとっているかが鍵となるそうです。諦めずに頑張る姿勢や、失敗を笑い飛ばす楽観性だったりを、子どもたちは大人の態度から学ぶそうです。そう言った意味でも、『思い通りにならない代表』の子育てに一番間近で関わる親たちは、逆境に負けない心を常に鍛えていることになります。子育てする親は凄いです‼︎



2020-03-14
“つくし”に感謝

皆様1日お疲れ様です。昼下がりにclassエジソン(5歳児)の子ども3人と近所をぶらっと散歩してきました村上です。


実はある目的があって出かけたんです‥毎年ある場所にタイミングが良ければ生えてある〇〇〇を採りに。3月の気候が良くなってくる時期に、日差しの入る湿った草むらの中に力強く見え隠れする『つくし』です。


本日、タイミングがピッタリだったようで‥「あったー‼︎」と連呼。たくさん収穫できました。お迎えに差しかかる時間帯に出かけてしまったので急いで帰って‥せっかくなので食べてみようと‥“はかま”を皆でせっせととることに。


“はかま”を器用にとる男の子「これ、ばあちゃん家でやったことあるんで。」

“はかま”とりに夢中なっている男の子「つくし、ばあちゃん家の近くに生えとんで。」

と、ばあちゃんエピソードを語り合いながら。


“はかま”をとり終えて、早速お台所へ持って行って、『つくしの佃煮』を作ってもらいました。「めっちゃ!美味しいー!」と、皆で“つまみ合う”「美味しいけん食べてみて‼︎」と“分け合う”子どもたち。


【旬】の食べ物を頂ける喜びを、「あったー‼︎」から始まり、「美味しいけん食べてみて‼︎」と共感し合うことができたこと、“つくし”に感謝しております。

あったー‼︎
2020-03-13
“赤裸々”な思い出話

こんばんは。嬉しい来客対応が連日続いております村上です。誰でしょう?


学生になった卒園児たちが春休みを利用して顔を出して下さいます。近況報告はもちろん、保育園時代の思い出も“赤裸々”に語ってくれます。(高確率で村上先生は怖かった印象があるそうです。色々ご迷惑おかけしたみたいですが、遊びに来てくれるということは、時効と捉えて良いのでしょうか。)


卒園児たちの“赤裸々”な思い出話を聞いていると、たいてい僕にやらされたことは「だるかった、面倒だった」との感想が。逆に興奮して語っていたのが、「仮面ライダーごっこよくしてたよな~」「お化け屋敷、めっちゃ怖かったけどオモロかったよな~」など、子どもたちが自らワクワク楽しんだ内容でした。

(村上の保育を“振り返る”上で、学生の“赤裸々”な思い出話は、参考になり過ぎました。感謝です。)


※添付写真は、本日、「昨日のDXらんらんピクニックDAY」を“振り返る”壁新聞が玄関口へ。お迎えの時に「ねぇねぇ。ママ見て見て‼︎」と子どもたちの“赤裸々”な思い出話しで、親子の会話、親子と保育者の会話が盛り上がっておりました。

語り中です。
2020-03-12
魔法にかかった1日

皆さま1日お疲れ様です。1年に1度のお弁当作り体験をしました村上です。


なぜか⁉︎本日『DXらんらんピクニックDAY』だったからなんです。ピクニックという“魔法の言葉”の影響からか、会う子ども、会う保育者たちが、なんだかいつもと違う『高揚感』を漂わせて、ソワソワしています。


そしてメインの『お弁当タイム』は、公園、園の園庭や廊下、ベランダの好きなところで。子ども同士でお弁当を見せ合い自慢する姿は、保護者の方にとって作った甲斐があったと思わせる場面でした。


お迎えの時間には‥

子ども「お母さんー!美味しかったよー!」

お母さん「よかったー♡」

保育者「今日はお弁当ありがとうございました。」

との会話がたくさん聞こえてきました。


魔法にかかった1日。子どもも大人もゆっくりお休みくださいね。お疲れ様でした。

お弁当タイム
2020-03-11
『レンタルLABO』はじめました‼︎

こんばんは。最近レンタルLABOをはじめました村上です。

※トミホクルー(富岡保育園保育者)が記録や勉強を、仕事時間内で、子どもとノーコンタクトで確保できるように、午前中の1時間限定で保育LABOをレンタルオフィス化しております。

(集中して学べる室内環境をLABO管理人として努めて参りたいと思います。)


さて、本日レンタルLABO利用者の代替えで村上は、空グループ(0.1歳児)のお部屋へ保育参加してきました。

すると、お部屋には何人かの虹グループ(3.4.5歳児)や光グループ(2歳児)の子どもたちもいました。普段やんちゃで活発は子どもたちも、空グループ(0.1歳児)のお部屋の活動に合わせて、なんだか声も動きも優しめです。

かつ、村上よりも空グループ(0.1歳児)の子どもたちの特徴を掴んでおり‥「村上先生、〇〇君は泣いてる時は、こうやってすれば泣き止むんよ。」「村上先生のことずっと見とるよ。〇〇君~。村上先生怖いん⁉︎大丈夫だよ~。」


THE‼︎形無しです‥。


ベランダに目をやると、赤ちゃんを抱いた虹グループ(3.4.5歳児)の後ろ姿が。なんだか、すでに母を連想させるような、どっしりと落ち着いた姿ですし、また抱かれている赤ちゃんも安心して抱かれています。


とみほ村(富岡保育園)では、法人理念の元、「大きな家」でありたいと。“〇歳児は〇〇のお部屋”という決まりはありませんし、“何時から何時までは、何人までなら〇〇のお部屋に入ってよい”という決まりもありません。


だったら、トラブルばっかり⁉︎と、思われるかもしれません。もちろん多少のトラブルはありますが、保育者たちから決まりを押しつけられたのではなく、トラブルから学んだ結果‥添付写真の様な光景が日常で見られるようになりました。

単に、保育者が許したのではなく、年齢問わず【子ども同士が信頼し合っている結果】です。


信頼し合った結果
2020-03-10
覗き見

こんにちは。さっそく「傾聴のコツ」から学んだ『暇げで軽みのある佇まい』を実践しております村上です。

※忙しげに立ち回っている人には、人は心の内を話さないんだそうです。


実践中に‥ある男の子から「今日村上先生暇なん?増やし鬼入ってや。」と。

普段子どもから見て村上は急かせかしているのでしょうか。そう言えば、子どもから何かを頼まれても「あとでね。」と答えていることが多いなと‥反省しました。

※自分のできる範囲で3回限定で増やし鬼に参加しました。


さて、お昼ご飯が終わった後、「太陽の台所」に子どもがドアを少しだけ開けて覗き見‥

A君「今日は?」

お台所の先生「プリンよー♡」


【お昼ご飯の後におやつのメニューを必ず聞きに来る】というルーティンが、A君とお台所の先生の仲であるのでしょうか。A君にとって、お台所の先生は必ず聞いたら答えてくれる『心許せる存在』なのでしょう。


今日のおやつは?
2020-03-09
おしゃべり大魔王の課題点

こんばんは。早朝6時頃から友人と焚き火をしながらホットサンドを作って食べておりました村上です。互いに自分の課題点について熱く語りながら美味しく頂きました。


ちなみに村上の課題点は‥【傾聴】です。小学校4年生の時に担任の先生から“おしゃべり大魔王”と皮肉たっぷりに言われたほどの、おしゃべり好きなのですが‥『他者の話を聞く』ことに関して、めっきり苦手であります。

そして、ただいま『傾聴のコツ』曹洞宗・通大寺住職である金田諦應さんの本を読んでいるのですが‥とにもかくにも1番やっちゃいけないこと「口を挟む」を僕はよくやっています。【傾聴】のコツは、とにかく話を「否定せず・遮らず・拒まず」であること。

自分の課題点に対して良い本に出会えました。【傾聴】の修行に励もうと思います。

※早速、【傾聴】の環境設定の為に保育LaboにCDコンポを設置致しました。皆さまのお好きな曲を流しながら語って頂ければ幸いです。


さて、添付写真の子どもたちの遊びは‥ブログ読者の方の世代の男の子たちが必ずしたであろう『どこから飛べるか』です。この遊びのポイントは、まず飛ぶ“度胸”。飛んだ後に足がジーンとすることを“我慢”。そして友だち同士で「俺はここから飛べたけどお前は飛べるんか?」との勝負の“駆け引き”です。『度胸・我慢・駆け引き』が味わえる非常にスリリングな遊びです。

どこから飛べるか
2020-03-08
パンダがいるかもしれない山

こんにちは。昼寝起きにYouTubeの撮影を行いました村上です。

※明日からは「早期教育の是非」についてお話しさせて頂きますのでご興味ある方はYouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』を御検索下さい。


さて、本日は早朝から登園していた子どもと裏山に散歩に出かけました。冷たい空気で目が覚める気持ち良さを味わえるなんて、なんて幸せなんでしょうか。

犬の散歩をしているご近所の方に遭遇すると、1人の男の子が自然に近づいて撫でたり戯れます。

(噛みつかないか心配する前に、仲良くなっていました。)

また竹藪のある山の中を探索していると、落ちている木の棒を拾って杖にして意気込む様子に、子どもの溢れんばかりと“たくさましい生命力”を感じる時間でした。


竹藪を見て「パンダがおるんかな~⁉︎」と連想するあたりに、“体験から学ぶ想像力の豊かさ”を実感しました。

竹藪に潜入
犬との戯れ
2020-03-07
砂場の枠の全貌

こんにちは。闘病をやり遂げた友人が園に寄って下さり、走り回る姿を見せて下さり感動させて頂きました村上です。あらゆる制限や治療を強いされた日々を乗り越え、“今”生きている喜びを体中から溢れ出している友人。今日会えたことに心より感謝します。


さて本日、園庭の砂場を通りかかると‥衝撃の光景が‥


「砂場の枠が掘り起こされている⁉︎」


実は昨日から何人かの子どもたちが、せっせと掘り続けていたんです。はじめは一部だけだろうとタカを括っていたのですが、なんと四方全て掘り起こす“根性”。重機で運ぶほどの重さの枠を何人かで持ち上げようと“協働”し合う子どもたち。


「この枠の全貌はどのようになっているのだろうか?」そんな疑問から、探索に熱中した子どもたちの“根性の証”に脱帽しました。

根性の証
2020-03-06
【遊びの続き】が保障された光景

こんにちは。本日「コロナウイルス対策会議」を園長先生と行いました村上です。

富岡保育園では、徹底して厚生労働省などの専門機関の見解に基づきながら安心して園生活が送れる環境を整えていきたいと思います。保護者の方にはウイルス対策を日頃より行って下さり大変感謝しております。

※子どもたちの予防策として1番重要なのは、『戸外で子どもたち自ら考えて遊べる環境』を作ることだと考えております。

↑詳細が気になる方は、岡山県笠岡市富岡保育園保育Laboまでお訪ね下さい。


さて、さきほど「アトリエ」に用をしに行くと‥添付写真の光景が広がっていました。

皆様はどのようなご感想をお持ちになりましたさ?


『遊びの足跡』とも言えるような光景です。そして【遊びの続き】が保障された光景でもあります。


保育園という集団生活(富岡保育園では130人ほどが暮らしています。)の中では、時間や場所などの制約が想定されます。「時間だから、もうダメ。」と保育者が区切ってしまったり。「今日はこれをやるから、それはダメ。」と遊びの内容を保育者が決めてしまうと‥


子どもの中には“欲求不満”が積み重なるのではないでしょうか⁉︎


【遊びの続き】が保障されることにより、気持ちの折り合いがつくまでできたという満足感、また自分の気持ちを保育者が尊重してくれたという信頼感が持てるようになるのではないでしょうか⁉︎


とみほ村(富岡保育園)で暮らす100名をこえる人々が、互いに尊重し合い信頼できている証が本日の「アトリエ」の遊びの足跡に刻まれていたように感じました。


遊びの足跡
2020-03-05
鏡の中の世界へようこそ

こんにちは。昨日夕方に虹グループ(3.4.5歳児)のお部屋に、ある仕掛けをコッソリした村上です。


実は‥ごっこ遊びのゾーンや、押し入れの隅、また棚の側面に、『鏡』を取り付けました。また手鏡もごっこ遊びのゾーンに忍ばせてみました。案の定、ドレスを着た自分を見たり、友達と面白い顔をして笑い合ったりする場面が見られました。


添付写真の子どもは、手鏡と押し入れの隅に取り付けた鏡を見合わせていました。

反射角の具合を確かめているのかな⁉︎いや、ここではそんな面白みのない考察はやめましょう。

『鏡の中の世界へ』迷い込んで行ってしまったのだと僕は思いました。


この後、この手鏡の少年は、友だちを誘ってまた『鏡の中の世界へ』迷い込んで行っったのは言うまでもありません。


君たちには何が見えているのかな?

鏡の中の世界へ
2020-03-04
祝200回記念‼︎『限られた範囲で豊かさを生む術』

皆さま1日お疲れ様です。本日副園長ブログ祝200回の“節目”を迎えました村上です。毎日更新を続けることができるのは、もちろん読者の方がおられるから。またトミホクルー(富岡保育園の保育者仲間)が日々素敵な保育を繰り広げネタを提供してくれているからであります。今後も粘り強く擦った揉んだと“富岡保育園の暮らし”“村上太志の暮らし⁉︎”を発信していきますのでお付き合い宜しくお願い致します。


さて、祝200回記念はクイズをしたいと思います。

Q.「3月3日の本日午前中、ある曲を歌いながら園庭を練り歩く2人がいました?さて誰でしょう?」


ヒント.「ある曲の歌詞の始まりは‥“あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花”」


A.「正解は、お内裏様とお雛様でした。」


春の訪れを感じる“節目”でもある「桃の節句」

園内には至る所に「手工芸品の雛壇」「保育者手製の雛壇」「子ども手製の雛壇」が飾られていました。そして圧巻だったのがクイズに登場してきました「保育者が扮した等身大の雛壇から出てきたお内裏様とお雛様」でした。


先人たちは、なぜ“節目”を物語力を持って作っていったのでしょうか?

現代の様に様々な情報や知識がない時代においての“節目”のお祝いには、先人の知恵が隠されている気がしてなりません。

まず情報や知識がないからこそ、調べるのではなく物語を作る力に特化していたのではないでしょうか。

また移動する距離も現代とは大違いであり、生活範囲が限られていたであろう。また物質的にも現代とは大違いであり、暮らしに必要な物で限られていたであろう。その『限られた範囲で豊かさを生む術』が凝縮されているものこそ“節目”のお祝いではないでしょうか。


皆さまの人生の“節目”の物語はありますか?


手工芸に魅せられる
子どもたちの手細工が光る
保育者のエンターテインメント力
2020-03-03
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