副園長ブログ
しつこいくらいに、徳民於賀神社例大祭への取り組みを、園の公式ホームページ上にあるブログで綴ってきましが‥片付けなども含めて、ひと段落してきましたので、そろそろ終えようと思っています。長い間、お付き合いありがとうございました。 ただ、なんで、こんなに“しつこいくらい”取り上げたか‥その理由だけ、最後にお話しさせて下さい。 ブログ読者の中には、保護者の方もいるだろうし、地域の方もいるだろうし、多種多様な方たちがいるだろうと、想定しながら綴っていくわけなのですが‥ もしかすると、全国のどこかの保育園の先生で‥それも「地域に根ざした保育園を作りたい」と、日夜もがいている先生がいたとしたら‥おそらく、副園長ブログの内容は、どこかの部分で参考になるんじゃないかしらと。 そんな、おせっかいな気持ちもあって“しつこいくらい”取り上げました。 あれやこれやと、保育園の“あるある”に疑問を持って、チームのみんなで、すったもんだと試行錯視して‥根ざす地域の力が弱まっているんじゃないかしらと、今度は選挙に出てみたり‥また、その勢いで地域の伝統あるお祭りの中枢に割り込んでみたり‥あれやこれやと、思いつく限りの活動をしてみては、一歩進んで二歩下がり‥ そんな内容を、読めば読むほど「スマートに、スタイリッシュに上手くいくもんじゃなくて‥もがいてもがいて、泥だらけになりながら、一歩、いや半歩ずつ、前に進んでいくもんなんだ。」と、勇気づけられるんじゃないかしらと。 ホームページ上や、宣伝広告なんかで『地域に根ざした保育園です‼︎』と記すのは簡単なものですが、いざ、本腰を入れると、それはそれは沼のような深みを知っていくものです。 無理に根ざす必要はありませんが‥たまたま、富岡保育園の場合は、経営的にも、そして一番には園児の成長のためにも、根ざした方が良いと判断して、本腰を入れているわけで‥その上で、地域と保育園が相乗効果として元気になれば、win-winの関係で、なお良しと判断して、このような副園長ブログの内容になっているんです。そして、そんな判断をする園が、全国にも必ずいるんじゃないかしらと‥どこか仲間と共有する気持ちで“しつこいくらい”綴っているんです。 もしも、ブログ以上に共有したい園の方がおられましたら、お声かけください。富岡保育園へ足を運んでもらうのも良し、または、どちらかと言えば、多動な村上が駆けつけるのも良し。いっしょに学べる日を心待ちにしております。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-22 |
申し訳ございません。いつぶりでしょうか‥昨日、副園長ブログの更新を連絡も無しに休んでしまいました。土日の、徳民於賀神社例大祭後、漫画「あしたのジョー」の最終回のように、燃え尽きてしまったんです‥と、言い訳を綴っていこうかと思っていたのですが‥ んなことは、どうでも良くって‥今日、とっても嬉しかったことがあったので、ブログ読者にも報告したいと思います。 午前中に、ひとりの中学生、卒園児でもありますが‥1本のメッセージを送ってきてくれました。 「テントしまうの、手伝いましょうか?」 この土日の例大祭で使ったテント‥片付けの際、悪天候も重なり濡れていたこともあって、明日に干してしまおうという話しになったんですね。この中学生も、例大祭に参加してくれていて、ちょうど、片付けの時にもいたんです。 たまたまですが、今日、中学生は体育祭の振替休日で学校が休み‥その休みの日に、わざわざ、自分から、最後の片付けを手伝おうとする、その心意気。大袈裟じゃないですよ、ホントに、涙が出るくらい、嬉しかったんです。 地域のお祭りならば、余計とになるでしょう‥ほとんどが、大人の手によって、責任によって、計画から準備に片付けまでが、滞りなく行われるもんです。小学生や中学生などは、責任とは無縁に、楽しんで参加すれば良いもんですよ。 でも、けれども、この中学生は、自分の参加したお祭りを、自分事として‥最後まで責任をもって参加してくれたんだと。 このたび、地域のお祭り、徳民於賀神社例大祭に、筆者はその中心部で参加させてもらいました。賑やかしの千歳楽のおもてなし、そして担ぎ手。また、当日の神事にあたる御船では先頭を引っ張らせてもらい、小中学生たちの指揮をとらせてもらいました。さらに、御船が立ち寄るお旅所に、富岡保育園が任命されたこともあり、その準備も指揮をとらせてもらいました。その昔では、それらの当番や指揮は、誰でもができない、地域に認められた名誉あるものだったとお聞きしております。それらに、このたび関わらせてもらったこと、大変誇りに思うと同時に‥何にも代えられない経験が出来、感謝、感謝なんです。 冒頭の中学生も含め、このたびの例大祭‥筆者も含めて“自分事”として参加してくれた‥いや、参加した人たちが、大変多くいたことが、成功の最大の要因だったと振り返っています。 筆者としても、このたびは、はじめのことばかりで‥分からないことだらけではありましたが‥その度に、たくさんの方々に頭を下げては教えをこい、そしてその度に励まされては、勇気をもらい‥たくさんの方々にご迷惑をおかけしながらも、たくさんのご協力とご支援をちょうだいし締めくくることができました。 実は‥元園長先生から「最近、イキイキしてるね!」と声をかけてもらったのですが‥ドンピシャに的中していて‥ その昔、筆者が現場保育者だった頃、指揮をとったり引っ張ったり、あれやこれやチャレンジさせてもらっていました。そしてその度に失敗もしましたし、その度に頭を下げては教えをこい、またその度に励まされ勇気をもらい‥たくさんの経験と成長するチャンスをもらっていました。 エンジン全開に、活動させてもらえるチャンスを、地域の方々にいただいたこと、重ねて感謝するとともに‥冒頭の中学生も含めた、次世代のホープたちの、手本の一端となれるような背中で今後も走り続けたいと思っています。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-21 |
10月19日(土)天気予報‥雨。 「でも、どうせ、この辺は(笠岡市)雨、あんまり降らんし‥大丈夫じゃろ‼︎」 富岡地区の祭りの準備をする人も‥体育祭を開催する笠岡東中学校の先生や学生、保護者も‥そう思おうとしたはずなんですね。 午前7時、8時‥時間が経つにつれ、雨足が強くなり‥笠岡東中学校の体育祭は火曜日に順延に‥。 富岡地区の祭りの準備をする人は‥雨足が強くなるにつれ、やぶれかぶれ感、満載に‥。「とりあえず、飲もうや‼︎」アルコールの飲める大人たちの成せる技なのかもしれません。 富岡保育園も、今日・明日と、地区の方々の集合場所になっていますので、テントを張ったり、机や椅子、飲み物の準備など‥もろもろを、もろもろに支度しました。「まぁ、なんとかなるじゃろ‼︎」なにかとなんとかしてきた大人たちの成せる技なのかもしれません。 筆者は、夕方の青年団の千歳楽に備えて、しばし身体を休めながら、ブログを記しているところです。 そう言えば‥午前中に、富岡保育園の園児に会うと‥どこか、浮き足立つと言いましょうか‥スーパーマリオで例えるなら、スターをゲットしている常態のような、そんな無敵感満載でした。おそらく、昨日の、徳民於賀神社への参拝、『ワッショイ‼︎』の名残りがあるのでしょう。 ※添付写真は、昨日の富岡保育園園児による、徳民於賀神社参拝の様子です。たくさんの御花も頂戴し、誠にありがとうございました。園児の生活が豊かななるように納めさせていただきます。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-19 |
昨日に引き続き‥岡山県西南水道企業団視察研修に参加しています筆者。 笠岡市・浅口市・里庄町、2市1町からなる西南水道企業団と同様に、1市3町の広域で水道用水供給事業を行う、福岡県田川広域水道企業団へ、初日は足を運びました。 そして、本日は、福岡地区水道企業団の海水淡水化センターへ向かっております。 こちらでは、地球温暖化や、水道用水の安定供給、気候変動などの観点から、新たなチャレンジとして「浸透圧発電」の日本初の実用化へ向けて取り組んでいるとのことで‥“水”に関して、笠岡市は島などもあり、常に課題としてあがる案件です。しっかりと情報を取り入れ、最善の判断ができるように勉強していきたいと思います。 さて、富岡保育園では‥本日は地域の千歳楽や御船よりひと足先に、特民於賀神社へ‥園児はもちろん、富岡保育園に関わって下さる方々、また地域の豊作や豊漁、安全を祈願しに、手作りのお神輿を担いで参拝しに行く予定となっています。 このたびの参拝へ向けて、入社2年目の若手保育者たちが中心となって計画や準備をして下さいました。事前の準備物はもちろん、道中の安全を確保するために、職員の配置などを模索し、先輩保育者たちに説明したり、お願いしたんじゃないかと思います。 おそらく、当日は、計画にない、ハプニングなどが起こるでしょうが‥その時々で、最善の判断がとれるように、周りの保育者たちとコミュニケーションを図って取り組んでもらえたらと願っております。 参拝へ向かう、徳民於賀神社は、毎月第二日曜日に、神社の世話人の方々を中心にお掃除をして下さっています。このお祭り前にも、13日の日曜日に、草取りや落ち葉拾いなど、また本殿を磨いて綺麗にして下さっています。地域の方々への感謝を忘れないように、参拝できれば幸いです。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-18 |
めでたー めでたーが 三つかさなーれば ハア ヨイヨイ つるがー ごもーんに コリャすをかーけーる ソリャ ヤートコセー ヨーイヤナ アララ コリャコリャ サー ナーンデーモセー おはようございます。ブログ読者の皆様、冒頭から、何のおまじない!?かと、お首をかしげられたんじゃないかしらと。 この、おまじない‥いや、これはですね、富岡保育園も所属している、富岡地区にある、富岡東山彦子供会が歌う「御船道中歌」なんです。 今週末の行われる徳民於賀神社例大祭の神事で御船を子どもが引っ張り、各お旅所を巡り、地域の豊作や豊漁、安全を祈願していくわけなのですが‥ 引っ張る際に、歌うものが「御船道中歌」って、わけで‥昨晩と、一昨日の晩に、富岡保育園の母屋にあたるお部屋をお借りして、歌と太鼓の練習をさせてもらったんですね。 少子化にともない、子ども会の存続が危ぶまれるなか‥小学生と、また中学生が20人ほど顔を出してくれました。保護者や、また地域の顔役の方も合わせて、40人くらいで寄り合うことができたことは、段取りの指揮をとらせてもらっている、筆者にとっては、ホッとすると同時に、とても感慨深いものがありました。 ちなみに、子どもたちの顔ぶれを見ると、もちろん富岡保育園卒もいるのですが、そうではない子どもも多くいて‥そんな中、歌や太鼓の練習をした後に、お部屋ではしゃぐ姿を見ると‥「卒園していない保育園でも、将来大きくなったら‥あそこで、祭りの歌の練習をして楽しかったなぁ‥と、思い出の一端になれば‥」と、思うところもあります。 保護者同士も、スマホでのやりとりではなくて、あらためて顔を合わせて‥それもアルコール部隊の飲んでいる空気感の中、会話が弾んでいましたし‥また、地域の顔役の方たちも、昔話を伝える機会にもなれましたし‥祭り・歌と太鼓の練習というキーワードをお借りして、豊かな寄り合いの時間を持つことができました。 帰り際に‥富岡保育園卒の小学生が「まだ、帰りたくないんじゃけど。」と、楽しさのあまり、後ろ髪をひかれながら家路に向かう姿が、印象的でした。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-17 |
今日は、ナラティブツリー(現場保育者の綴るエピソード記録)をご紹介したいと思います。 「あの場面って、どうやって、ああなったんだろう!?」と、一部分のみ切り取ったような場面を目撃すると、その背景が気になるものです。 ナラティブツリーには、そのような場面の背景が綴られていて‥「なるほど〜。あれは、ああなって、こうなったのね。」と、感心させられることも、しばしば。 ちなみに、今日、ご紹介するナラティブツリーの場面‥筆者も目撃していました。そして、その背景が気になっていて、後から、その場面にいた保育者に尋ねてみようと思っていたんです。 ちょうど運良く、その場面にいた保育者が綴ってくれていたので、その背景のことがよく分かって、より保育を面白いものと捉えることができました。 ありがとうございます。 【さすがエジソンさん!!】 私とAちゃん(3歳8ヶ月)が折り紙で、うさぎを作っていました。 Bちゃん(6歳8ヶ月)と、Cちゃん(6歳2ヶ月)と、Dちゃん(4歳11ヶ月)が、「何、作っとるん〜?」と、言ってきた。 私が「うさぎよ」と、言うと‥その時に参考にしていた本を見て「ふ〜ん」と、言いながら、他のページをめくっていった。 そして、コブタ、タヌキ、キツネ、ネコの折り紙が書いてあるページを開いて「ねーねー、先生、これ作って!」と、Bちゃんが言った。 私は「自分で、作れるんじゃないの?」と言ったが、「できんー!作って〜!」の一点張りなので、作ってあげることにした。 コブタの顔が完成すると「かわいい」「次はタヌキ作ろっかな〜!」と、言い‥今度は自分で作り始めた。 Cちゃんもキツネを作り始めた。 作り始めた頃に「え!?これ、コブタタヌキキツネネコじゃん!」と、気付き‥ 「じゃあ、ネコも作らんといけん!」と、Bちゃんが言い‥最後にネコも作った。 そして「からだも、作ろうや〜!作れるよ!」と、Bちゃんが言い、全部の体も完成させた。 そして「先生、ストローちょうだい!」と、私に頼み、ストローを渡すと‥Bちゃんがストローを置いたところに、Dちゃんがセロハンテープを持ってきて、貼り、ペープサートを完成させた。 私が「コブタタヌキキツネネコのピアノ弾けるよ〜!」と、言うと‥ 「ひいて、ひいて、歌に合わせて、動かそう〜!」と、言い、とても嬉しそうにした。 曲を弾くと、歌いながらペープサートを動かした。その後、「コブタの時はコブタを動かして、タヌキの時はタヌキだけ‥って、しようや〜!」とか‥ 「座ってしようや〜!」とか‥ 「絵本棚に隠れて、ペープサートだけ、見せようや〜!」とか‥ どんどん盛り上がり、何度も楽しんだ。 (ペープサートを動かすのに必死で、歌うのを忘れて‥「あ~歌うの忘れた‼︎」って言う姿も、可愛かった‼︎) しばらくすると、Aちゃんが、さっき一緒に作った、うさぎにストローをつけてやって来た。 何も言わなかったが、何かを察したBちゃんは「なーなー、先生!コブタタヌキキツネネコの後に“ウサギ”って、弾ける?」と聞いてきたので‥「弾けるよ〜‼︎」と答えると‥ 「じゃあ、Aちゃんは最後にウサギを動かしてな‼︎」と言い、仲間に入れてあげた。 そして、NEW‼︎コブタタヌキキツネネコウサギの曲で、何度もペープサートを楽しんだ。 何かを作り上げる姿もそうだが、そこから発展させて楽しむ姿、年少児のことも気にかけて、誘ってあげる姿など‥さすがエジソンさん(5歳児class)だな〜と、あらためて感じた。 作 ミマモリストF ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-16 |
ここのところ、富岡保育園では、お熱でお休みをする園児が、たくさんいるようで‥「調べてもらったのですが、何でもなくて、風邪だろうと言われました。」と、保護者から伝達をいただくケースがほとんどだそうです。 高熱ですから、インフルエンザやコロナウイルス、また喉の炎症から、アデノウイルスやヘルパンギーナなどを疑ってのことだと思います。 もちろん病名が分かれば、それにこしたことはありませんが‥症状に向き合ってもらって、お子さまの顔色や、機嫌、気分、食欲などが、普段と違えば、お熱が出ていなくても、少しご自宅で安静に過ごすことをオススメしたいと思っています。 が、しかし‥そうは言っても、保護者の皆様も、外せないお仕事や、ご用事があるかと思います。そんな時に、お熱や下痢など、ひどい症状が無ければ、保育園に、いったんは連れて行こうと、苦渋の気持ちで決断するかと思います。 その決断に、私たち保育者は、しっかりと寄り添い、向き合うことが、プロとしての仕事となります。なので、その気持ちをしっかりとぶつけてもらえるような、信頼関係を保護者と築くことが、保育者としては、ファーストステップだと思っています。 対応に関しては、検温も含めて、こまめに様子を見ながら、なるべく安静に過ごすことができるような配慮を、ひとりの保育者だけではなく、保育者全員で心がけることを、富岡保育園では念頭に置いています。 それでも回復することなく、症状が悪化した場合には、保護者へ電話連絡を行っています。 連絡の際には、現在の子どもの状況を正確に伝えるよう努めながら‥保護者の方のお仕事などの現状もお聞きしながら、お迎え、またはもう少し様子を見るなどの、その時々での最善の選択を、保護者の方とご相談しながら決めるようにしています。 原因を考えれば、キリがなさそうですが‥残暑疲れであったり‥季節の変わり目であったり‥朝晩と日中の気温の変化であったり‥なにかしらの変化に敏感に身体が反応して、お熱であったり、咳や鼻水、喉の炎症が起きてるんじゃないかしらと。 ただ、お熱や、咳や鼻水なども、決して悪いことばかりではなくて‥身体のデトックス効果もあるんだとか‥。 お子さまだけに限らず、保護者の皆様も、また保育者も、そしてブログ読者も‥体調不良の場合は、ご無理なさらないように、しっかりと休むことを大事にしていただけたら‥と、願います。 ちなみに、わたくし、筆者、あちらこちらで顔を出せば、身体を気遣われて‥とても嬉しいかぎりなのですが‥いたって、とっても元気です。いつも、たくさんのお気遣い、本当にありがとうございます。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-15 |
「昔は、あの通りにゃぁ、下駄屋、タンス屋、八百屋‥とにかく個人商店が並んどったんよ。八百屋のおじさんは、とにかく物知りだったわなぁ。卵屋へ行ったら、カゴに卵を5つ入れたら、グラムを測ってなぁ、量り売りじゃったわなぁ。子どもの頃は、とにかく暇をせんかったで。暇じゃぁ思ったら、その辺の店に入ってなぁ、下駄屋じゃったら、おっつぁんが下駄を作っとるとこ、じぃーっと眺めとったらえんよ。家の前には、縁台出して、将棋さしとる、おじいさんかおったりな。窓を開けっぱなしで、縁側で縫い物しょーる、おばあさんがおったりな。その人らぁが、その辺の子どもを見ょーたんよなぁ。」 本日の早朝‥大磯地区の千歳楽を片付けている最中に、地元の方からお聞きしたお話しです。 そこには、たくさんの集まる機会と、たくさんの日常会話が存在していたんだと思います。 「豆腐買う時、“半丁”って、ゆったら‥隣のおばさんが、そしたら私は、その半分もらうわって、ゆったりしてね。」 お聞きしたお話しを想像するだけで、それはそれは豊かな日常が思い描かれました。大きなスーパーマーケットで、スマホを使用してデジタル決済をする世の中では絶対に描けないものでしょう。 このような日常生活の豊かさの積み重ねが、地域の祭りを盛り上げ繁栄させてきたんだと、短絡的ではありますが、筆者は考察しています。と、言いますか、おそらくブログ読者もそのような思いではないでしょうか。 大磯地区のお片付けが済み次第、今度は、富岡地区のお祭りの準備へ猛チャージです。明日、明後日、富岡保育園で19時から、御船の音頭と太鼓の練習を行うにあたって、飲み物やお菓子などの準備。そして、19日の土曜日に、富岡の青年団による千歳楽の出陣が富岡保育園駐車場であるため、青年団の方たちへの、おもてなしの準備。最後に20日の日曜日、徳民於賀神社御船の御旅所に富岡保育園が依頼されていますので、そちらの準備。 たくさんの方々が集まる、絶好の機会。地域の活性化の一助となるように、しっかりと準備をしていきたいと思います。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 ※富岡保育園の園児や職員たちが、手作りのお神輿を担いで参拝する日程は‥18日(金)午前10時からの予定となっています。保護者の方なども含めて、お時間の許す方は、安全第一で進めていきたいと思いますので、警備などのご協力を、どうか宜しくお願い致します。 |
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2024-10-14 |
朝起きると、肩が焼けるように痛いんです。なぜなんだろうと思いを巡らせる寸前に、思い出しました。昨日、大磯地区の千歳楽を担がせてもらったんだと。祭りで飲むお酒は格別なものだと勧められるがままに、体内に取り込んだせいもあって、記憶を呼び起こすのに、少々時間を費やしました。 ちなみに、千歳楽を担ぐ前後の、その席で‥「30年前に、田中さんが頑張らんかったら、ここまで千歳楽は続けれんかったでな。」と、当時を思い出すような語り部がおられました。大磯地区も落ち込んだ時期があったそうで、8人ほどで担いだこともあったそうなんです。 その田中さんが、おもしろおかしく受け答えをしていたのですが、その中には核心的なものも、ちらほらのぞいていました。 「〇〇君とこ、今日は何人来るん?6人!?ありがと、ありがと!中学生の子もおるらしいが。そしたら、その中学生の子が、おおきゅうなったら、その子どもも連れてくるけん‥倍になるかもしれんな。まさにネブミ講よ!(笑)」 「祭りは、この一日のために、一年がかりで準備するんよ!何回も寄っては酔って。寄っては酔ってを繰り返しな!(笑)」 田中さんの言葉を思い返しながら、本日の早朝は、徳民於賀神社へ。来週の例大祭へ向けて、富岡東・中・西・樋守の総代さんと、世話人さん、また青年団と、有志の方々で、お掃除をしました。神社の役員たちも世代交代期に入っておられて、なかなか上手くいかないところもあるようですが‥逆に、上手くいかない、分からないからこそ“寄る”機会は増えているんじゃないかと思っていて‥大磯地区のように、盛り返す契機になるんじゃないかと、自らも含めて期待しています。 少しずつ、地域の根っこの活動が理解できはじめたので‥今後の富岡保育園、また社会福祉法人として、地域の方々に感謝しながら、職員ならびに園児や保護者も含めて、地域貢献活動に取り組んでいきたいと思います。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 どこまで本当か分かりませんが‥その昔‥徳民於賀神社の御船は、地元の青年団の方たちが担いでいたそうで‥いつのことだか、ヤンチャな方たちが多くいた頃に‥御船を川へ投げ飛ばして壊したことがあったのだとかで‥青年団が御船を担ぐことが禁止されて、子どもたちがロープを引っ張って廻るようになったそう‥です。その頃は、想像するに、とても活気があったんでしょうね。 |
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2024-10-13 |
旧2号線沿いを西に進むと、富岡地区から大磯地区へ。今日、明日は、大磯地区も参加する笠神社の秋祭りなんですね。 筆者も、早朝から各家に縄をつなげたり、御幣を付けたりと、お手伝いをさせてもらいました。夕方からの千歳楽の担ぎ手として、現在、今しばらく身体を休めている最中です。 ちなみに、ベテラン勢の方々は、「祭りじゃけんな」と、朝からプシュン‼︎と、缶ビールをあけていました。 さて、ベテラン勢の方々世代‥つまり、筆者より一回りも二回りも、もしかするとそれ以上の方々のお話しになるかと思います。 スマホどころか、携帯電話が無かった頃‥。一家に一台の固定電話とブラウン管テレビだった頃です。 例えば、恋心を抱く相手に電話をかけようと思えば、「今日、◯時◯分に電話をかけるからよ」と前もって言っていたんですね。 でなければ、間違って、頑固親父が電話をとったものならば、「おめー!誰なん!うちの娘に手を出すんじゃねぇ!」と、一蹴されていたはずなんです。 また、思春期の男の子たちが、こぞって見るような深夜番組を見ようとするなら‥「おめー!いつまで起きとんなら!いらんもん見んでええけん!はよー!寝ぇー!」と、こちらも一蹴されていたはずなんです。 今となっては、一家に一台どころか、1人に1台の時代ですから、こんな一蹴劇は、ほぼ見られないでしょうがね。 さて、一蹴劇は、ともかくとして‥これらの変化で、筆者も含めた人間たちは、とても便利で効率的な時間を過ごしているようにも思えますが‥ますが、そうでないような気も、どこかでするんですよね。 確実に減っていることとして、コミュニーケーションが挙げられるかと思います。もちろん恋心を抱く相手とは、いつでも、どこでも電話をかけられるのかもしれませんが‥その電話の前後や、さらには背景にいる人物たちとのコミュニケーションは無くなりましたよね。 また、それぞれが、それぞれの端末を見るわけですから、共感の共有は、難しいものがありますよね。それが多様性だと言われれば、それまでですが、多様性であればあるほど、一蹴劇のような勢いではなく、物寂しさが残るような気もするのは、筆者だけでしょうか。 さらに減っていることを挙げるとすれば『どうでも良い時間に何もしないこと』が、あるんじゃないかしら。おそらく、どうでも良い時間に、ほとんどの方々がスマホでゲームなり、SNSを広げてみているんだと思うのですが‥一蹴劇世代の方々なら、ただただ、ボンヤリと、ビールを飲むなり、コーヒーを飲むなりの時間を過ごしていたんだと思うんです。 減ったからと言って、何か不利益が講じている訳ではないのですか‥大切なナニかを失ったいるような気が、筆者はするんです。 先日の新聞に、ブラジル国内で、旧Twitter(現X)が使えない状態から、やっと解消されたと報道がありました。 不便な1ヶ月を過ごしていたのでしょうが‥その停止期間中に、3割以上の利用者のメンタルヘルスが改善されたとも、報道がありました。もしかすると、大切なナニかを、その期間、取り戻したのでは‥。 ちなみに、どこかの作家が、どこかの田舎町の駅を訪れた時に‥デジタル決済が出来ずに立ち往生したそうなんです。立ち往生した訳ですから、時間もそれ相応に費やしたわけですよ。すると、ようやく用が済んだところに、駅員さんが、1枚のメモ用紙を手渡してきたんだそうです。そこには、お断りと、待ってもらったお礼の言葉が書き添えてあったそうです。これも、おそらく、大切なナニかなのでしょうね。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-12 |
お疲れ様です。本日は、新幹線のぞみ車内から、ブログを中継したいと思います。 今日は、京都府向日市で行われた庁舎建てについて勉強してきました。向日市市役所も、耐震基準が満たないことから建て替えについて検討がなされたようです。向日市の興味深いところは、検討から建設へ至るまでのスピード感です。完成までの日程は、他の自治体の例に比べて半分ほどなんです。こちらは、多額の寄付をして下さった株式会社ニデックの永守さんの貢献もあるかと思いますが‥携わった方たちの熱意や、さらには市民の方々たちの建て替えへの共感を得られたからに他ならないと思いました。今回の向日市行政視察でガイド役を担って下さった、向日市議会事務局の方の、機敏で、また懇切丁寧な対応に感謝したいと思います。ありがとうございました。 さて、笠岡市へ戻れば‥明日は、笠岡市笠神社の秋祭りです。私は、大磯地区の千歳楽へ寄せてもらう予定になっています。しっかりと祭りを賑わわせ、豊作や豊漁を祈願出来ればと思っています。 さらには、来週には、富岡保育園の所属する地区、富岡の特民於賀神社の例大祭が開催予定となっています。富岡保育園も、18日の金曜日に、子どもたちが作ったお神輿でお参りを予定しています。現在、担当クルーたちを筆頭に、子どもたちと準備を楽しんでいるんじゃないかしら。 伝統行事へ関わることで、地域を知り、また地域の絆が深まる、その輪に、富岡保育園も、また筆者も加わりたいと願っております。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-11 |
おはようございます。本日は、大阪府からブログを中継しています。ちなみに、なぜ、大阪府からと言いますと‥笠岡市議会議員の有志で行政視察に足を運んでいるんですね。今回の目的は、大きく分けて3つ。「市営住宅・オーガニック給食・市庁舎」この笠岡市でも、建て替えや導入がテーマになっている課題について、実際に行っている方々からお話しを聞いたり、実物を見ながら、また歴史や背景を確認しながら、学んでいるところであります。 昨日は、大阪府の大東市というところへレンタカーで向かいました。ここは、大東市と民間業者が連携して、駅前の市営住宅プロジェクトに取り組んでいるんですね。市営住宅に並んで、いくつかのオシャレなテナント‥どちらかと言えば、若い女性をターゲットにしたお店が連なり、平日の昼間にも、たくさんのお客さんが賑やかに過ごしていました。このプロジェクトの空間自体、ひとつの街のようで素敵だと思う反面‥大東市は、たくさんの市営住宅を抱えていて、将来的にこの民間業者との市営住宅は、市営住宅でなくなるように‥つまりは市の管理下から外す段取りなんだろうなと推測できました。ただ、このような大掛かりなプロジェクトは、やっぱり中心には、公私に渡り労力を惜しまない“人”がいることも、あらためて知るところでした。お子さま3人を連れて逆単身赴任状態で仕事に打ち込んだ方や‥お仕事をやめて、このプロジェクトの発展に尽力をされている方‥。 今日は、泉佐野市へレンタカーを飛ばす予定になっております。しっかり勉強しに行きたいと思います。 さて、富岡保育園では‥今日は、畑活動をするとお聞きしています。先週のことに‥畑活動を監修して下さっているスズキ先生から、数種類の苗や種をいただきました。 今までは、スズキ先生にならって、植えて成長を楽しんでいたのですが‥このたびは、スズキ先生から「先生や子どもたちで、好きなように植えてみようよ」との提案を下さいました。 スズキ先生にとっては、畑活動を主体的なものに出来ればとの願いがあるようです。 ただ植えるだけでなく、学びの本質に向き合わせて下さるスズキ先生。いつもありがとうございます。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-10 |
おはようございます。10月9日、水曜日。岡山県笠岡市は、久しぶりの晴れ模様。まさに、清々しい秋晴れと言ったところでしょうか。 富岡保育園の園庭には、ここのところ降り続いた雨の影響で、ところどころに水たまりができています。おそらく、今日は、パチャパチャと派手に汚して遊ぶんじゃないかしらと。洗濯機と、先生たちと、保護者たちのご協力のもと、宜しくお願いしたいと思います。また、あらためてになりますが、賑やかに遊ぶ子どもたちを、ご近所の方々が、あたたかい眼差しで見守って下さることにも、重ね重ね感謝したいと思います。 さて、昨日のブログに‥全国の保育施設の運営状態の近況についてを、ざっくりと説明しました。またそれについての捨て台詞‥いや、意見をボソリと呟きましたが‥あらためて読むと短絡的なものだったなと、筆者自身、自分を残念に思っているところでもあります。もう少し、まともな意見を発信できるように勉強していきたいと反省しております。 そして、今日は、そのついでと言っては、なんですが‥ ここのところ、来年度へ向けて『保育園(こども園)探し』をスタートさせておられる、保護者様たちが、こぞって、園見学に来られるのですが‥ 「もしかして、運営状態が悪くなることを見越して、無理矢理、入園させられるんじゃないかしら‥」と、ご不安に陥られてはいけないので‥ あらためて、その誤解を解いておきたいと思います。 富岡保育園の場合、園見学では、施設の説明に加えて、保育内容の説明を行います。かれこれ1時間は費やします。その後、質疑応答の時間を設けながら、保護者様のご意見やご感想をお聞きするのですが‥ 保育園を選ぶにあたって最優先させて欲しいことは【保育内容】だとお伝えします。そして、必ず、又聞きや、ホームページ(このようなブログも含めて)を見たり読んだりだけして、決めないようにして下さいとも重々とお伝えします。つまりは、お時間を作ってもらって、足を運んでいただき、自分の目で見て感じて下さいということです。 これは、なぜかと言いますと‥又聞きの場合は、尾鰭背鰭の余計な噂話が付き纏う可能性もありますし、ホームページ(このようなブログも含めて)であれば、現実よりも映えた写真や文章に惑わされる可能性があるからです。 もちろん、ご自宅からの距離や、お仕事場との動線、さらには就学へ向けての学区のことも、選択の要素になるかとは思いますが‥ 笠岡市、また隣町の里庄町や浅口市などもそうですが、ほとんどの保護者が自動車での送迎かと思います。首都圏などで見られる、満員電車を乗り継ぎ、3人乗りの自転車で雨の中、保育園へ向かうような労力はかからないんじゃないかしらと。 5分、10分の時間をどのように考えるか。労力と捉えるか‥それともリラックした気持ちで、5年、6年、送迎できると捉えるか。 お子さまの特性に合ったところを選ぶことと同時に、保護者様の特性とも合ったところを選ぶことも、筆者は非常に大事だと思っています。 妙な疑問を抱えながら、5年も、6年も、送迎しコミュニケーションをとることは、ストレスを抱える原因にもなりますしね。 さらに、保護者様の中には、一戸建てへ向けての住所の選択を考慮されている方もおられます。その方たちへは、筆者の知っている、笠岡市や近隣市街の現状もお伝えしながら、少しでも、ご希望に沿うような暮らしができるアドバイスを心がけています。(例えば、バイパス道路について‥スーパーマーケットの位置について‥などなど) ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-09 |
10月8日付け、日本経済新聞、5面に‥「保育施設の運営が転換点を迎えている。こども家庭庁は2025年度から過疎地の保育所などが放課後児童クラブやこども食堂に取り組む場合に補助金を出す方針だ。少子化で需要が頭打ちになる中、多様なニーズにこたえる地域の拠点へ脱皮を図る‥(略)人口減少が進む地域でも保育所の役割を広げ、幅広いニーズをくみ取る体制を整える。高齢者や障害者施設などとも連携し、地域の機能を集約することで保育所の定員縮小や統廃合を食い止めることができるとみる‥(略)定員数に占める利用児童数を表す定員充足率をみると、首都圏などの都市部では91.6%と全国平均(88.8%)を上回る一方、過疎地では76.2%にとどまる。地方では閉鎖に追い込まれる保育施設も少なくない‥(略)こども家庭庁は年末までに25年度以降の新方針をまとめる。幹部は『これまでの待機児童対策とはベクトルが変わってきている。地方の定員割れや保育士不足について考えていかなければならない』と話す‥」と、綴られていました。 笠岡市の現状と照らし合わせ、富岡保育園の運営も転換点を迎えていることは確かです。社会福祉法人の原点と、社会福祉法人“伸成会”の原点とを、しっかりと踏まえながら、理事長の握る舵取りを、筆者は支えていきたいと思っております。 と、ここまでの記述は、ある種の模範解答のようなもので‥癖のある副園長ブログにしてみれば、なんの変哲もなければ面白味のないものと言っても過言ではないでしょう。 かしこまらずに筆をとれば、魅力のある保育、魅力のある保育士、魅力のある保育園、魅力のある街であれば、おのずと人は集まってくるとも、短絡的には考えています。 “カッコいい” “おもしろい” “楽しい” 園児や小学生でも分かる、この単純な三拍子。 先日、筆者の地元のお祭りがありました。筆者の地区では、若者の参加が減少傾向にあったのですが‥このたび、新団長と新副団長が、思い切って、祭りの衣装を変えたんですね。 祭りの衣装を変えるって、簡単に記述していますが‥参加するお祭りは450年の歴史があるものなんです。1つ変えるだけでも、かなりの労力を使うものなんですよ。 このたびの新団長と新副団長の決断は、地区の多くの方からも“カッコいいじゃん”と、好評を得るとともに、若者が例年に比べて“楽しんで”参加する様子が見受けられました。 新団長と新副団長は、衣装を変えるにあたって、“おもしろがって”取り組んだことは、2人の性格を知る筆者は知るところであります。 さて、若干、話が脱線したようなので、戻していきますと‥保育施設の運営の転換点について‥こども家庭庁の視点ももちろん参考にはしますが‥まずもって、ジャージにエプロンの衣装を変えるだとか、いや!もっと根本点なもの、概念のようなものを変えない限り、保育の本質からどんどん離れ、そして閉鎖にたどり着くのは言うまでもないでしょう。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-08 |
昨日の朝日新聞15面に、「Z世代へのスマホの影響」と題されたコラムが綴られていました。(文 宮家あゆみ) その中で、ニューヨークタイムズ紙のベストセラーリスト上位に入る『不安な世代』という、社会心理学者であるジョナサン・ハイトの著書が紹介されていました。 著者によれば、より健康的な子ども時代を送るためには、次の4つの解決策が提言すると‥ ①高校生になるまでスマホを持たせないこと。 ②16歳までSNSを禁止すること。 ③学校内ではスマホを使用しないこと。 ④監視のない遊びをすること。 ただ、これらの著者の提言に、支持をする人ばかりではいないんですね。 例えば、「ネイチャー」誌の論評には‥心の健康の問題は、家庭内の問題や経済的問題、校内暴力への恐怖などを含めた環境的要因や遺伝的要因が複雑に絡み合って生じるものであり、著者の主張は本当の原因への対応から目を逸らしかねないと、非難されているんです。 困ったものですね。どっちなんだよ、結局!?と、ツッコミたくなりますよね。けれどもけれども、スマホが子どもに与える悪影響については、おそらく、ブログ読者も含めて、皆が薄々気づいていたりもしますよね。 ちなみに‥『④監視のない遊びをすること。』これは、特に低年齢の子どもたちに当てはまることのようです。 彼ら(子どもたち)に自信を持たせ、子どもたちだけで公園で自由に遊ばせることで、スクリーン(スマホの)の中にいるだけでは得られない、友だちと意見が食い違ったときに物事を解決する力や、冒険心や自立心を養うことができる、と著者はしています。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 日本の新聞だけでなく、アメリカの新聞の情報‥そして、学者の著書や、なんやかんやと、最もらしいものを参考に、本日のブログ記事を綴ってみました。 今や、ありとあらゆる情報が蔓延っている中‥ブログ読者は、どの情報を信じて活用しますか? 先日、筆者が道端を歩いている、たまたま通りかかったであろう自転車を一生懸命こいでいる方とすれ違いました。そして挨拶をすると‥ 「ちょっと、今、いいですか?あなたは、今度のコロナワクチンについて、どれだけ知っていますか?」と、コロナワクチンから、全てのワクチンに関して、さまざまな情報を教えて下さいました。 「あなたは、知らないんですか?YouTube見ていないんですか?すべてのワクチンは打ってはいけないんですよ!」と、若干、殺気だった眼光で、そしておそらく善意の気持ちで、筆者に説いて下さいました。 情報が蔓延れば蔓延るほど‥特に、スマホなどで運用されているAI機能により、情報が偏在化する可能性を秘めていることも頭に入れながら、情報と、もちろんスマホと、SNSと関わっていきたいものです。 |
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2024-10-07 |
~おたんじょうびおめでとうございます~ ※とみほ村だより10月号の誕生月園児の紹介です。 Aちゃん(4さい) お姉ちゃんのBちゃん、Cちゃん、Dちゃん、Eちゃん、Fちゃんと仲良しで、ままごと、かくれんぼ、音楽に合わせて歌ったり踊ったりすることが大好き。 お絵描き、ぬり絵は日々クオリティが上がっていて、丁寧に色彩豊かに仕上げます。 おままごとの所作も家庭生活のそのまんま。 Bちゃんとおそろいや色違いの服やカバンや靴を「新しいの〜」と嬉しそうに見せてくれたり、とてもお話上手!! 休み明けには「昨日〇〇行って遊んだんで!」と細かく教えてくれます。 この前は、お母さんとBちゃんと野球を観に行かれたそうですよ。 お昼ごはんの後の歯磨きタイムには、“A(名前)”と書いた歯ブラシを持って来て、「合うとる?」とみんなの先生に指さし確認!!(本当は分かってるんですよ) 「合うとるよ」「バッチリ」のやりとりを重ねて、ひとつずつ自信につながってるね。 困っている年下のお友だちを見つけると、ギュッと抱っこをして安心させてくれる優しいAちゃんです。 Gちゃん(5さい) classエジソンのHちゃん、Iちゃんと親友。 お人形の赤ちゃんをあやしながら、お鍋を振るなど、細部にまでリアルを追求したおままごとや、おしゃれな女の子がいっぱいのキラキラ系やリカちゃんぬり絵がお気に入り。 たくさんのメンバーで何度も披露してくれる盆踊りダンスも、一緒に楽しんでるね。 あっ!足も速いんだって〜。 肩が出ているワンピースや洋服ヘビロテ中!憧れのお姉さんの影響かな? 友だちも好きだけど保育者のことも大好き。ハグしたり、背中に乗って隠れて「ばぁ」とビックリさせたり、みかんの皮を口に入れて、「に〜ッ」と笑わせたりするのが、マイブーム。J先生とのふれ合いあそびは、とみほ名物!!人が好きなのね。 先日のお月見お茶会では、お茶碗をお客様まで届ける“お運び”を丁寧に手伝ってくれました。 物事の道理がよく分かり、周りの環境に敏感だから、よく気が付いて助けてくれる、頼りになる、おちゃめなGちゃんです。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-06 |
「とみほ村だより10月号~富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会×クレヨンKIDS」の配達先での会話です。 「いつも、ありがとね!」 「いえいえ、また10月も宜しくお願い致します!」 「あのね、わたし、これ(とみほ村だより)いつも楽しみにしてるの。特に、この、誕生日の子どもの紹介文が好きなのよ。先生、子どものこと、よく見てるなぁって、感心しちゃうの。」 とみほ村だよりは、たいてい‥1面に当月の予定と、理事長のコラム。2面に誕生月の子どもたちや先生たちの紹介文。3面にお昼ごはんのメニューや食材が綴られています。 筆者の配達先は、元保護者の方もおられますが、地域の方も含めて、お子さまやお孫さんが、富岡保育園に通われていない方が、ほとんどを占めています。 冒頭に感想を伝えてくれた方も、そのようで‥紹介文に登場する子どもや先生の名前や顔すら知らないわけなのですが‥その文章に目を通すと、ありありと、その姿や光景が浮かび、胸が弾むんだそうです。 『子どものこと、よく見てるなぁ』 この言葉は、富岡保育園の一職員として、とても感慨深く、非常に嬉しく、ありがたいもの‥では、ありますが‥ 実は、この言葉には、裏づけと言いましょうか、仕掛けがあってこそのもの、だと記しておきたいと思います。 子どもたち(先生たちも含めて)の紹介文を綴る際‥筆者である書き手は、1人ではないんです。 現場保育者たちが総動員して、「〇〇ちゃんは、〇〇が好きだ」「〇〇が出来るようになった」「〇〇ちゃんと最近仲が良い」「〇〇が〇〇で」「〇〇に〇〇を」など、1人の子どもについて語り合って綴っていくんです。 1人の保育者の目は2つ、心は1つ。けれども、複数になればなるほど、目は増えますし、心も増えます。さらに言えば、1人の保育者の視点や角度では360度見えるはずがないんです。語り合う保育者の数が増えれば増えるほど、その視点や角度は増していくわけです。 そして、補足を加えるならば、増えるだけではなく、もっと大事なのは、そのレンズの種類なんですね。どんなレンズをつけて、子ども(仲間の保育者)を見るか‥。 具体的に言えば‥粗探しするレンズを付ければ、誰にだって粗はありますから、たくさんの粗が見つかります。 逆に、子どもの味方をするレンズを付ければ、そのような見方ができるものです。 ちなみに、『現場保育者たちが総動員して語る』ことが可能な理由についても言及しておきましょう。 総動員は、どこの園でも可能かもしれませんが、『語る』ためには、ひとりひとりの保育者が、ひとりひとりの子どもと関わっていなければ、お話しになりません。 富岡保育園は『全保育者が全園児の担任』‥つまりは、「〇〇ちゃんは〇〇クラスの先生が見るもの」ではなく‥「〇〇ちゃんは富岡保育園のみんな(保育士・栄養士・調理師・保護者・地域の方々・ボランティアなど)で見るもの」という感覚が培われてこそ、はじめて語れるわけです。 言葉では簡単なようで、このような感覚は、コミュニティ全体の意識改革がなければ成し得ないものです。日々の現場保育者たちの、細やかなミーティングの積み重ね。そして、保護者や地域の方とのコミュニケーションの積み重ね。何事も一朝一夕にはいかないものですが、その積み重ねにより、『子どものことが、よく見える』のだと思います。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-05 |
昨日の早朝‥早番の先生や子どもたちに見送られ‥現在、佐賀県入りしている筆者。笠岡地区消防組合行政視察として、佐賀広域消防局と、佐賀防災航空センターの行程をたどっております。 佐賀県へは、福山市から新幹線で、新鳥栖駅(しんとすえき)まで行き‥そこから特急に乗り換え、佐賀駅まで向かうのですが‥特急の窓から見える景色は、まさに平野なんですね。有明海に面するこの平野‥この土地の特徴から起こる災害に対応していくのも、消防などの任務の1つなんです。 さて、今日もしっかりと、方便まじりの説明を聞きながら、勉強して来ようと思います。 富岡保育園では、昨日は雨上がり‥からの、園庭での泥んこ遊びが大盛況だったとお知らせがありました。洗濯機が、朝!昼!夕!と、フル回転だったそうです。 現場の先生方、また帰宅後に仕上げ洗いをしていただく保護者の皆様、誠にありがとうございます。 『子どもが子どもを生きられるように』今後ともご協力宜しくお願い致します。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 ちなみに、昨日、富岡保育園では、ひとりの男の子が、唇を切る怪我があったと報告を受けました。 切り傷の深さや、出血の程度から、病院へ受診し、2針縫ったようです。 保育園での怪我ランキングで言えば、骨折の次が、口元。歯を折ったり、上記のように唇などを切ったりするものがあります。 怪我については、しないにこしたことはありませんが‥不慮の怪我は、保育園ではないことはありません。 起こった場合の初期対応について、職員全員が、正しい知識と冷静な判断と処置がとれるように、研修などを通してトレーニングを積み重ねていきたいと思います。 |
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2024-10-04 |
久しぶりに、ジェネレーションギャップを感じました。 実は、筆者、これから佐賀県に「笠岡地区消防組合行政視察」のため乗り込むわけなのですが‥ 20代の職員に‥「S A G A 佐賀〜!って、曲、知ってる?」と、お聞きしたところ‥ほとんどの割合で、首をかしげるんですね。 ちょっと調べたところ、その曲は、2003年にヒットしたみたいなんです。約20年前となりますと‥20代そこそこでは、まだハイハイかヨチヨチ歩きだったでしょうから、首をかしげても仕方ないですよね。 さて、誰からも聞かれたわけではありませんが‥筆者の直近の予定を記しておきます。もしも!もしも筆者にご用事があれば、まずはお電話(09X33715648)下さい。 ・10月1日‥予算決算委員会・笠岡政治経済研究会勉強会 ・2日‥9月定例会本会議最終日・議員研修会(地方自治法) ・3日、4日‥笠岡地区消防組合行政視察(佐賀) ・5日、6日‥地元 浅口市寄島町大浦神社秋祭り(国頭御船に参加) ・7日‥富岡北地区まちづくり協議会会報発行準備 ・8日‥見学者案内(9時半~) ・9日、10日、11日‥笠岡政治経済研究会行政視察(大阪・京都) ・12日、13日‥笠岡市笠神社秋祭り(大磯地区千歳楽に参加) ・15日、16日‥徳民於賀神社例大祭御船の音頭の練習(19時~) ・17日、18日‥西南水道企業団行政視察(福岡) ・19日、20日‥徳民於賀神社例大祭 と、いった具合で筆者は活動していきますので宜しくお願い致します。 ただ、あくまで筆者が主語の場合の予定なので‥富岡保育園はいつも通り、園長先生を筆頭に現場保育者たちが、平常通りの暮らしを守っておりますので、どうかご安心下さい。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-03 |
こんなはずじゃなかったのに‥。ってことは、誰にでもあることだと思うんですね。 ただいま、富岡保育園副園長&笠岡市議会議員の職務をあずかっている筆者の手元には‥「富岡東子ども会」の歴代の会長たちが受け継いでいるノートがあるんです。 自分でもビックリしているのですが‥なんやかんやの団体の会に入ることは極力避けてきた節がありまして‥役員やらの主要なところには特に寄りつくことはしなかった‥そうなんです、しなかったはずなんです。 ですが、筆者の手元には、そのノートがあって‥そしてスマホの着信履歴には、地元の青年団と、富岡北地区まちづくり協議会と、富岡会館の、それぞれの会長さんの電話番号が連なっている‥。 10月19,20日に開催される徳民於賀神社例大祭を成功させるために‥(いや、むしろ、子どもたちに地元地域での思い出を作ってもらいたいだけなのかもしれませんが)各団体が今まではそれぞれに頑張っていたところを‥各団体が会員の減少なども合わせて力が弱まっているところを、各団体を繋げる役割が必ず必要だと、筆者は答えを出したんです。 そして、その役割を誰かがしてくれれば‥誰にしてもらおうか‥そんな風に悩んでいる時間も無く‥こうなったら、俺じゃねぇか!と、ひとり勝手に、各団体のなんやかんやを、引き受けて背負っちゃったわけですよ。 ただ、筆者には勝算があって‥この手の整理整頓が仕事柄、得意なんです。 まず何と言っても、地域の事柄、特に祭りごとなどは伝統的な部分が多くを占めるので、慣例を変えられない‥はずなんだけども、このたびは、慣例を守ってきた方たちが続々と天国へ行かれて、次世代の方々が慣例に乏しい状態なんですね。つまりは、新しく作り替えやすいわけなんです。 そして、各団体を繋げるにあたっては、人間関係がものを言うのですが‥筆者のメリットは、地元が違うところなんですよ。幼少期からの積み重ねの人間関係がない分、富岡保育園に就職してから、もしくは副園長になってから、ないしは議員になってからの、大人な人間関係なんです。だからこそ、距離感としては、近からず遠からずで、ちょうど良い。 この手の整理整頓は、来年、再来年‥先を見越さなければなりません。地域住民の方々が繋がりあいたいと思える程度の負担に抑えることがポイントです。実は、なんやかんやを引き受けまくって、背負いまくっているのも、そのポイントのところまで、整理整頓したいからなんですね。 これって、富岡保育園の保育実践改革の、二番煎じだったりして‥あの時も、とにかく保育内容とともに、業務の整理整頓を、先を見越して、大胆に行ったと記憶しています。 慣例主義を変えるためには、まずは、今の時代感をとらえること。さらには、集まるメンバーたちの状況を正確にとらえること。この2つがあやふやだと、変えたがために、負担が増してしまい、元も子もない状態になってしまうんです。 ちょくちょく、保育園のネタも挟みますが‥富岡保育園でもイベントごとに企画する担当者には、この2つを口酸っぱく言っているんです。あくまでもイベントは暮らしを彩るものなので、イベントに負担感を感じてしまい、日々の暮らしが疎かになってしまっては、はい、元も子もないわけです。 徳民於賀神社例大祭も含めて、地域や、もちろん保育園もですが、イベントをすることで、むしろ繋がりが弱まることのないように‥今の時代、これからの時代に合った繋がり合いを持ち続けることができるように努めたいと思います。 よく言われるのですが‥「村上先生、仕事そっちのけで、そんなに好き勝手して‥上司の園長先生は、何も言わないの!?」 そうなんですね。十中八九、好き勝手しているのですが‥富岡保育園は、社会福祉法人「伸成会」に所属しているコミュニティでありまして‥当園の園長は、当法人の理事長でもあるんです。 おそらく、筆者の好き勝手が、社会福祉の一環を、かすめていると認めてくれている‥はず。なので、許してもらっているわけです。 理事長ならびに、当法人の皆様、筆者の好き勝手を寛容にお許し下さり誠にありがとうございます。 ※「伸成会」の理念‥子どもも、大人も、地域も、互いに伸び合い、成長し合う、大きな家でありたい。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 子ども会や、また学校関係ではPTAなど、現代では消滅可能性団体だと言っても過言ではないでしょう。 |
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2024-10-02 |
パリッとした皮に、ホクホクの白身の、さばの塩焼き。 ちょうど良い歯ごたえと、味がよく滲みた、切り干し大根の炒め煮。 豚肉の肉汁が、お汁の味を濃厚にさせるとともに、甘いサツマイモが、さらに旨みを加えた、豚汁。 そして、子どもたちが朗らかに炊き立てた、白飯。 さらに頬を弾ませてしまう、シャインマスカット。 10月1日、火曜日。富岡保育園のお昼ごはんのメニューです。 独り身である筆者としては、とんでもなく、ありがたい、栄養満点のお食事です。 お昼ごはん一食に、さば・切干大根・にんじん・油揚げ・ピーマン・豚肉・さつまいも・大根・ごぼう・こんにゃく・ねぎ・米などの、豊富な食材を、美味しくいただくことができる‥なんて、わたしは幸せなのでしょう。 もちろん、独り身でなくとも、成長盛りの子どもたちにとっても、同様であるでしょうし‥いやはや、誰にとっても同様でしょう。 また、このお昼ごはんを、賑やかな子どもたちと食べると、栄養だけでない効果が得られることは、ご想像の通りです。 好き勝手に、東西南北のネタで、子どもたちはコミュニケーションをはかってきますので、脳の運動に持ってこいでしょう。 また、笑顔でないわけにはいきませんので、普段使うことのない表情筋も使うでしょう。 いたるところの細胞が活性化し始めますので、肌も腸内も心も若返りするはずです。 そんな、富岡保育園のお昼ごはんが、なんと、ワンコインで食べれるんだって!?500円握りしめたら、健康で幸せになれるの!? はじめての方、また複数人で参加させる方は、必ずお電話でご予約下さい。 なぜかと言いますと、保育内容のご理解と、食材の確保が必須だからです。 富岡保育園のワンコインランチ制度は、ただのお昼ごはんではないんですね。富岡保育園の保育の中心、ど真ん中にあるものなので。ですから、富岡保育園の保育についてのご理解が必ず必要になりますので‥はじめの方には、園長(又は副園長)が、保育についてのご説明をさせていただきます。 ご了承いただきたいとこととして、ご予約時に、お断りする場合もあることです。それは、仕入れた食材によって、参加人数を調整させていただくこともあるからです。 富岡保育園のワンコインランチ。参加者の好みにもよりますが、ハマれば、リピーターになることも必至です。 さらに、リピーターから、常連になれば、なにかしらの特典があるかもしれないことを、内緒で記しておきましょう。 今日のお昼ごはん。実は、大人限定で、お台所クルー特製の、オクラの浅漬け、これが、また白飯とピッタリなの。そして、ほのかに甘い、アツアツのたまご焼き。これらが特典で添えてあるわけ。 最高に美味しかったなぁ。幸せだなぁ。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-10-01 |
9月28日付け、日本経済新聞プラスに、ファッションデザイナーである「コシノジュンコ」さんの記事が掲載されていました。 テーマは「食の履歴書」として、コシノジュンコさんの、食に関する思い出やこだわりが記されていました。 ちなみに、コシノジュンコさんの思い出の食と言えば「3姉妹で作る鯛茶漬け」だったそうで‥鯛の刺身をのせてネギを散らし、そして醤油を少しかけて、玉露を注ぐ‥注いだ後に、蓋をして蒸らす‥その待つ間が、それは楽しかったようです。 お茶漬けに関しては、コシノジュンコさんには、もう1つ大切な思い出があって‥それは、美空ひばりさんにお茶漬けで「おもてなし」をされたそうなんです。とっても美味しいそのお茶漬けのお出汁を、ひばりさんに聞いても‥『うふふ』と言うだけだったみたいですよ。 コシノジュンコさんにとって「おもてなし」とは‥『表なし』と書いてもいいとのことで‥ 例えば、すし。仕事は未明の仕入れと、仕込みから始まり‥そして玄関に打ち水をして、席を整え客を待つ。そのように、表に見えない裏ですべてをこなす、芸術のように美しく握られた一貫は、一口で消える‥そこが“粋”で、おもてなしを感じる‥そのようにコシノジュンコさんは言及されていました。 保育園の保育に関しても、似たようなことが言えるんじゃないかと思っています。 子どもたちが登園してくる前から保育は始まっていて‥さりげなく生花を飾ったり、園庭に水を打ち、花壇のお花や、畑のお世話をしながら、さらにはお部屋やトイレの床を磨き、環境を整え‥そして、子どもと向かい合った時には、その環境もろとも含めた“愛”で包んでいく‥そこに“粋”を感じてもらえたらと思うんです。 また、コシノジュンコさんは、「おいしいは、美しい味と書くでしょ!?」と、見た目にも気を配ります。 これは、盛り付けもあるでしょうし、器にも通ずるものがあると思っています。 本日、富岡保育園では新企画‼︎『まよっ“ちゃわん”DAY』が開催されました。 開催までの詳細を、少し記述しますと‥笠岡駅前にある「うつわのカラツ」店が、先月の8月に閉店されることを小耳にはさみ‥理事長と筆者で、足を運んでみたんです。すると、びっくりするくらいに、たくさんの器が目に飛び込んできて‥気づいた時には、100個の、大きさや形、柄の違う、お茶碗を購入することができたんです。 そして、そのお茶碗を前に、お台所クルーたちと扱いについて協議を重ね‥まずは、大人、先生たちから使ってみて、子どもたちの反応を見てみようと、話が進みました。 そして、約1ヶ月経った、本日。お台所クルーたちの企画により、子どもたちが自分で好きなお茶碗を迷って選んで、そして自分で、ついで食べる‥『まよっ“ちゃわん”DAY』が開催された、というわけです。 すべてのお茶碗が違うわけですから、それは選びしろもあったでしょうし‥それは同じお米でも味わいは違ったんじゃなかろうかと‥。“粋”に感じてもらうために、さりげなく見守っていきたいと思います。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-09-30 |
謝ろうと思ったことがありました。 数日前のこと。ある男の子が、どうにもおさまりがつかなかったのでしょう。玄関先で、手当たり次第な状況になっていました。それは、下駄箱の靴を、ものの見事に全部投げてしまいそうなほどに。 すぐ側にいた、新人保育士が、男の子に駆け寄り、そして丁寧に気持ちを聞き、どうにかこうにか、男の子の気持ちが落ち着くように、優しさを重ねて、なだめていました。 男の子と、新人保育士、2人がじっくりと向き合う、とても意味のある濃厚な保育時間になったはずなんです。 なったはず‥つまりは、ならなかった‥その訳は‥ その2人の間に、立ち入った者がいたんですね。お分かりでしょう、筆者である私です。 数日前のその日、ちょうど玄関先には、よちよち歩きの小さな子どももいれば、杖をついて歩いて来られた年配のお客さまが、複数いたんですね。 私も保育士の端くれとして、男の子のその気持ちには何らかの背景があったことは察するところでもありましたし‥また、新人保育士の丁寧な対応にも何ら問題はなくそのまま任せれば良いとも思っていたのですが‥ 立ち入った私は、半ば強制的に、玄関先の真反対にあたる場所まで、抱きかかえて行きました。 そして、男の子には、理由があるんだろうけど、危ないから、ここへ連れてきたことを伝え‥しばらく抱きかかえたままでいました。ままでいたことは、それはそれは力一杯に抵抗する男の子をご想像ください。 適切か、不適切か‥。抱きかかながら、頭の中で、何度も押し問答しました。そして男の子が私の腕の中で、大汗と涙を浮かべる姿に、私の心中は穏やかでなかったことは、明らかであります。 しばらくたって、男の子を腕の中からはなし、そして、私自身も男の子と距離をはなしました。目が届くぎりぎりのところから、男の子を見つめていました。 またしばらくたって、男の子が目が届く範囲から駆け出た時に、私は見つめることをやめました。 私自身を肯定するつもりはありません。あらためて、丁寧に向き合っていた新人保育士と、そして抱きかかえた男の子に、謝ろうと思いました。 思ったところに、ちょうど、その新人保育士と、出くわしたんです。すると、さきほどの場面へのお礼の言葉をかけてくれたんです。 おそらく、新人保育士も、どうにかこうにかと優しさを重ねながらも、手を焼きつつあったのかもしれません。 けれども、私は、「ごめんなさい」と謝りました。謝ることで、新人保育士に、これからも丁寧な対応をとってもらいたい、そんな気持ちだったんです。 さて、次は、抱きかかえた男の子に謝ろうと、目を向けてみると‥友だちと賑やかに遊んでいたんですね。私の存在は、水を差すに違いないだろうと、謝る気持ちを心におさめて、その場をはなれました。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-09-29 |
とある保育園の、とある元園長先生から、お話しを伺う機会を得ました。どんなお話しかと言いますと‥まさに、自伝を読んでいるかのような‥半世紀にまたがる、波瀾万丈なる人生のお話しでした。 保育の内容についてだったり、教育論的なお話しも、嫌いではありませんが‥ひとりの人間の、その人生についてのお話しほど、興味をそそるものはありませんよね。 お話しの内容が、個人情報満載なので、記述することはできませんが‥ どんな境遇だろうと、今の自分の立場や役割、またその命に感謝して、そして一生懸命、日々を生きること。つたない、まとめではありますが、大事な勉強をさせてもらった気がしました。貴重な時間を、誠にありがとうございました。 さて、今日のブログの終わりに‥ちょっとした言葉かけなんだけれど、とてもプロフェッショナルさを感じたものがあったので、紹介してみたいと思います。 たしか‥靴のかかとを踏んで歩く子どもがいたんです。そして、ちょうど、その後ろから、ひとりの保育者がやって来たんです。 「ねぇねぇ、くつ、ちゃんと、はいたほうが、カッコいいよ〜!」 その明るくて軽やかな言葉かけに、その子どもは、立ち止まって、すぐに、靴をちゃんと、はいて、カッコよく駆けて行ったんです。 何気ない、普通に聞き流した言葉かけだったのですが‥後から考えてみると、とっても素敵な言葉かけだなと、じわじわと感心させられているところです。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-09-28 |
本日開催しました「お月見お茶会in富岡保育園」、園児や保護者、地域の方々なども含めて、大勢、足を運んで下さいました。素敵な癒しの場を、一緒に作って下さり、誠にありがとうございました。 担当クルーたちは、数週間前から、おもてなしの作戦を綿密に立てて下さり‥お抹茶の種類や、お菓子の種類、また掛け軸に、生花、季節のお茶碗など‥「どのような環境を作れば、集う方々が、楽しめるだろうか、癒されるだろうか」と、思考を凝らして下さいました。重ねてになりますが‥ありがとうございました。 今回のお茶会‥あたらしい試み⁉︎の1つとして‥会の途中から、年長児の女の子たちが、お抹茶をたてたお茶碗を、お盆にのせて運ぶお手伝いをしていたんですね。 ままごとで扱うプラスチックのものではなく‥れっきとしたホンモノの陶器のお茶碗。木製のお盆にのせて、足を進めると‥少し気を抜くと、お茶碗がお盆の上で滑り、バランスが崩れて、そのまま床に落下してしまいかねないんです。 お手伝いガールズたちは、慎重に、慎重に、足を前に進めて、段差などにも気遣いながら、お抹茶を客人に運んでいくんです。 ただ、順応性の高い子どもたちですから‥何度かすると、慣れてきては、足の運びに慎重さが失われ、段差なども、ひょいひょいと進んでいくんです。 その様子を、担当クルー、また、ちょうどお手伝いガールズの保護者の方もおられたので‥ヒヤヒヤとしながら見ていたわけです。 ひとりの保護者が‥「ホンモノのお茶碗を‥子どもに任せて下さって‥すごい体験をありがとうございました。」と、おっしゃられたそうなんです。 “信じて”“任せる”‥見守る保育の基本に立ち返ることができた、お月見お茶会だったと総括して、今日のブログを閉じたいと思います。 本日は、皆様、誠にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-09-27 |
先日、笠岡市議会「厚生産業委員会」分科会に、委員会外議員として、参加させてもらいました。 議題としては、昨年度の決算の審査で‥さまざまな分野のお金の流れや、それにいたる背景などが説明されていくんですね。お金の元手が、市民、県民、国民の税金ですから、1円たりとも報告もれがないように、そして慎重に吟味されていくわけです。 その時間の中で、島でのオンライン診察事業についての説明がありました。島での開業医がいないため、こちらの事業については、市としても、国としても進めていきたいもの‥なのですが、現状は、なかなか難しいようです。 その理由としては、やっぱり直接、対面で、お医者さんの声が聞きたいみたいなんです。 この理由を聞き、筆者自身も、とても納得するところがありました。 筆者自身、現在、定期的に、ガンの再発検査と診察に、倉敷中央病院まで足を運んでいます。 ちなみに、今日が、その日なのですが‥ 予約をしていようと、とにかくめちゃくちゃ待ちます。そして、いざ診察となると、むっちゃくちゃ、すぐに終わります。 じゃあ、何をしに行っているんだい!?と、思うこともあるのですが‥検査の数値なんて、ほとんど気にしていなくて‥担当医の「今回も、大丈夫ですよ。」という言葉を聞きに行っているようなもんなんですね。 けども、もしも、その言葉を、違う医者からであったり、また高性能なロボットからであったりに聞いたとしても、おそらく安心できない、心から信用できずにいるんだと思います。 筆者のような、アナログ人間の場合‥コミュニケーションにおいては、巧みな話術よりも、その言葉を発する方との信頼関係や人柄を重視する傾向があります。 これは、保護者対応や、園児への配慮などにも応用できるでしょうし、また雇用関係上にも、同じことが言えるんじゃないかと思っています。 が、ただ、そんなアナログ人間ばかりではないことも、アナログ人間は理解しておかないと、現代で言えば、さまざまなハラスメントにひっかかるおそれがありますよね。筆者も、昨日、理事長から、重々と気をつけるように指導と助言をもらったところです。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-09-26 |
昨日、紹介した「ひとりひとりの子どもの心とからだをみつめる専門誌~健~」の、今度は10月号をめくってみますと‥思わぬ記事に、でくわしました。 「先生(保健室)の知りたい最新医学がここにある~はしか(麻疹)~」北里大学 大村智記念研究所 ウイルス感染制御学研究室 中山哲夫 !? 「はしか!?」 筆者にとって、はしかは、日本では、ほぼ無い状態にある病気と認識していたんです。 けれども、よくよく記事を読みますと‥(抜粋しながら紹介しますね) 2019年には世界的に麻疹(はしか)が流行して20万人が死亡したと報告されています。2022年には約13万人が麻疹に関連して亡くなり、2023,24年と流行は続いています。 わが国(日本)では1978年に麻疹ワクチンが1回の定期接種になり‥2006年からは1歳代と小学入学前の6歳児を対象に麻疹・風疹の混合ワクチン(MR)の2回接種が始まり‥2007年にワクチンを1回しか受けていない大学生・成人の間で麻疹が大流行し‥2008年からは中学1年生・高校3年生を対象にワクチンの追加接種がスタートし‥それ以降、順調に減少しましたが‥海外からの持ち込みで小流行が起こり‥それでも、2015年、日本は麻疹排除状態であることが認められました‥しかし、その後も海外からの持ち込みで地域的流行が起こり‥ と、いった麻疹、さらにはそのワクチン接種の歴史があるのですが‥ ここ最近‥麻疹ワクチンは安全で有効であること(科学的に証明されている)を疑い、個人の選択の自由であると、子どもへのワクチン接種を躊躇する保護者が増えてきているんだとか。 その要因の1つに、ワクチンの普及により、自然感染を身近に見る機会が減少し、麻疹が「命定めの病気」である実感が薄らいできていることが挙げられるそうです。 また、麻疹・風疹・おたふくかぜの3種混合ワクチン(MMR)と、発達障害、腸炎などの発症に関連性があるという論文が、1998年に掲載された影響もあるのではないかと綴られていました。 ちなみに、この論文は、症例の捏造(ねつぞう)もあり、論文は撤回され、著者は医師免許剥奪されたそうです。 しかし‥この著者は、今度はアメリカに移住し、反ワクチン運動を続けているそうで‥先進国では、自閉症の患者と定期接種のワクチンの増加を関連づけて‥現在、ワクチンの推進派と反対派と二極化が起こっているようです‥そのため、ワクチンを打っていない子どもいる可能性もあり、麻疹の流行が起こる可能性もあるようです‥。 さて、ブログ読者の皆様、どうしましょうか。 「何を信じれば良いの!?」 と、頭を抱えているんじゃないかしら‥。 では、ここからは、4つの正しい情報をお伝えしますので、しっかり読んでいただき、それからワクチン接種を考えてもらえれば良いかと思います。 ①麻疹は空気感染する感染力の強いウイルス感染症で、重症の合併症により時に死にいたることもあります。 ②麻疹ワクチンによって、2000~2022年までの間、世界で5,700万人の麻疹死亡を回避できたと報告されています。 ③2022年、世界中で13,6000人の麻疹の死亡が報告されており、多くは5歳未満のワクチン未接種児でした。世界中で毎日373人が麻疹で亡くなっています。 ④麻疹ワクチンは安全で有効なワクチン。しかし、2022年は1歳までのワクチン接種率は世界全体で83%、2回のワクチン接種率は74%と、2008年以降最低の接種率。麻疹流行の可能性が増加しています。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-09-25 |
富岡保育園の場合で言えば、0歳児から5歳児の子どもたちが、同じ時間帯に、同じ場所で遊んでいることが、ふつうの景色としてあります。 さらに言えば、ボランティアやインターンシップなどで参加されている、学生や大人も含めても、同じことが言えるかと思います。 だとするならば、『体格差』がある人たちが混在した景色と言い換えてもよいかと思います。 体格差があることで、メリットもあれば、やっぱりデメリットもあることは承知しておかなければなりません。 そのデメリットの1つとして、夢中で遊んでいると、どうしても激突する場面があることです。いくら気をつけていようと、ボールが予測不能な動きをしたりだとか、鬼ごっこで急な方向転換を追いかけようとしたりだとか‥すると、「あっ‼︎」と声が出る前に激突してしまい、そして、頭を強く打ってしまうこともあるかと思います。 では、そんな時には、どのような対応が適当でしょうか。「ひとりひとりの子どもの心とからだをみつめる専門誌~健~9月号」を参考にお答えしていきたいと思います。 まずは、頭を打った場合は、【全身状態の観察】が重要です。 頭蓋内で出血が起きて意識状態が悪くなる場合もあるため、すぐに歩かせたりせずに、様子を観察しながら、他に打撲した場所がないか、出血がないかなどを確認しましょう。 特に変わったところがなく、本人も落ち着いていれば‥もしも、ある程度強い力が加わったと思われる時は、保護者へ連絡して、受診を勧めたほうが適当かと思います。 応急処置としては、患部の状態や意識を確認した後に、腫脹を抑えるためにアイシングをして経過観察することが望ましいと考えられます。 では、特に変わったところがないわけでない場合。つまりは、変わったところがある場合。救急要請の判断を下す必要があるのですが‥じゃあ、その判断基準ですね。以下を参考にしてみて下さい。 ・意識を消失している。 ・意識状態が普段と違う。(何度も同じことを聞く、すぐに寝てしまうなど) ・頭蓋骨の骨折が疑われる。(目や耳の周りにあざがあるなど) ・嘔吐している。 ・激しい頭痛がある。 ・受傷時の状況が危険である。(高い所から落下、ヘルメット未装着で自転車事故など) さて、ブログ読者も含め、またこの記事をお読みの富岡保育園ならびにクレヨンKIDSクルーたち、いかがでしょうか。保護者への連絡や、救急要請などの基準は、悩みどころではありますが、参考になったでしょうか。 補足しますと、検査などで異常が見られなくても、場合によっては、経過観察で入院するケースもあります。 脳震盪の場合は、CTなどの画像にも異常が見られないことがあります。手術などは不要でも、頭痛や吐き気などの程度が強ければ、入院が必要となることがあります。 また、その後、数週間、集中力や記憶力が低下する後遺症が残る場合もあります。なので、運動をする場合などには、医療機関の指示を仰ぐようにしましょう。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-09-24 |
『一億総発信時代』と言われ、どれくらい経つでしょうか。テレビや新聞などのマスメディアだけが専売特許として行っていた“発信”が、インターネット、またSNSを通じて、国民の誰もが出来る時代となりました。 上記のような切り口は、特に何かの記事を引用したわけではありませんが、珍しくもなく、よくあるものですよね。だいたい、ここからは、誰でもできるようになったからこその、重要性や注意点などを挙げれば、記事としては成立するんじゃないかな。 保育界でも、もちのろん助的に“発信”は語られています。園内外において、また世の中へ向けての発信が、多く行われることによって、園への理解、保育への理解が高まり‥それに呼応するように、保育の、保育者の、社会的価値が高まっているのも、事実です。 ただ、だけれども、その発信も、多く行われることによって、テクニック合戦になってしまえば、いかがなものでしょうか。ホームページは、広告会社などのプロが参入している影がチラつきますよね。また、各園で取り組んでいる、SNSでは、SNSに投稿するための瞬間が作られている気もしますし‥。 社会的価値と、保育園の宣伝広告、また福祉の本質、これらのバランスをとることが難しい時代になってきていることは、間違いなさそうです。 さて、富岡保育園で言えば、ホームページは作っているものの‥この副園長ブログのみの更新となっています。また、園の公式SNSは一切ありません。なぜかと言われれば、バランスをとることが難しいことを真摯に受け止めているからです。難しいことはやめて、簡単にできることをおろそかにしないためです。 簡単にできることとは、目の前にいる方とのコミュニケーションです。簡単とは記しましたが‥これは物理的なもので、精神的に言えば、難しいものです。目の前の方と、機嫌良く、丁寧なコミュニケーションを続けることが、周り回って、発信に繋がるわけです。いわゆる、口コミというもので、富岡保育園の発信には、一番合っていると思っています。 余談になりますが‥発信について、まとめながら、このたび「村上太志」個人の発信についても改め直した次第です。 毎日更新している副園長ブログの他に、InstagramというSNSを通じて、日々の活動を発信していました。 特に市議会議員になって以降は、議会活動や笠岡市のなんやかんやをPRする投稿を続けていました。 いましたが、しかし‥どことなく、最近忙しいアピールになってんじゃないかと危惧していたところ、3つの引き鉄により、Instagramをお休み、もしくは辞めることにしました。 1つ目の引き鉄は、思わぬリアクションに動じてしまうこと。つまるところ、自分が投稿しちゃってるので、どんなリアクションが来ようとも仕方がないわけですよ。 二つ目の引き鉄は、一億総過ぎる発信を間近に感じてしまったこと。先日、某シアトル系コーヒーチェーン店にて、小学生くらいの2人組が、高校生たちが撮るように、ドリンク片手に撮影しては、「インスタ(Instagram)に、あげよ!(投稿しよう)」と、楽しんでいた場面を見たんですね。とても微笑ましく感じたと同時に、我を省みちゃったんです。 三つ目の引き金。これが一番大きな要素かもしれません。昨日、富岡地区と絵師地区の境に位置する斜面を、早朝から草刈り機をぶん回す方を、お見かけしました。この斜面付近は、ごみステーションや、小学生の通学路にもなっていて、草がボーボーだと皆んなが困るわけですよ。そこを、年間通じて、定期的に、労力を惜しまず、誰にアピールするわけでもなく、黙々とされる姿を見るとですね‥いろいろと思うところがあったわけですよ。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-09-23 |
この連休中に、気温が落ち着くのでしょうか。今宵、富岡保育園内の、スズムシの飼育箱からは、ここぞとばかりに、その音色が鳴り響いています。 さて、昨晩‥笠岡市の神島という地区で、天神祭が開催されました。複数の千歳楽が、若い衆に担がれ、威勢良く、神社を練り歩き、そしてこの秋の豊作や豊漁などを祈願していました。 筆者も、富岡地区の秋祭りに備えて、視察がてらに覗かせてもらいました。学区の中学校の先生たちや、青少年育成協議会の方たちも見守りに来ておられ、いくらか意見交換もできました。 また、屋台の方なども含むて、いくらか知り合いも増え、お祭りならではの会話や挨拶もでき、充実した時間を過ごすことができました。 できましたが‥ただ、実は、胸の奥の辺りに、どこか未来を見据えたプレッシャーも感じました。 神島という地区の祭りは、笠岡市内でも指折りの、賑やかさだと聞いています。おそらくではありますが、そんな神島でも、担ぎ手不足であったり、運営であったりの課題が出てきているはずなんですね。 そして、富岡保育園の属する、富岡地区は、その課題が、剥き出しになっていて、もしかすると、秋祭りの持続が困難になる‥寸前と言ってもいいくらいなんです。 昨晩、たまたま富岡地区の方と、神島地区の祭りでお会いして‥「富岡も、わしが子どもの頃、40年くらい前は、屋台も、バァーっと、いっぱい出とって、すげかったんで!村上先生、なんとか、してや!」 正直に言いますと、今年の秋祭りで、いっきに、屋台がバァーっと出る規模にもっていくのは、無理です。担ぎ手も、子ども会も、壊滅、瀕死状態なわけですから。 ただ、やめてしまうと、復活は困難だと感じていますので‥まずは、細々とでも持続できる方法を探していきたいと思っています。今年は、その第一歩目と、とらえています。 富岡地区の祭り、徳民於賀神社例大祭に向けた動きは、公式的には、神社の総代、世話人の方々が、いくらか集まって打ち合わせをしているのですが‥ポイントは、非公式的な、集まり、寄り合いの回数を、年間通じて、どれたけ稼げるかだと、筆者は思っています。 80代の方たちから聞くところによりますと‥富岡地区では、その昔‥近所のご夫婦や家族で、定期的に旅行なんかも行っていたそうです。 何年かかかるとは思いますが、ブログ読者の皆様、見ておいて下さい。富岡地区の秋祭りの賑わいも、そのうち盛り返していきますので。 ★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。 |
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2024-09-22 |