富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

プロは“探す”のではなく“感じる”

皆さま1日お疲れ様です。記憶上人生初の「鏡開き」に立ち合いました村上です。ダイナミックに割れる様に参加者で驚愕してしまいました。先日の創り出した「物語力」に現代人は圧倒されているのではないでしょうか。

さて、午後からは第3回カメラマン研修でした。本日はトミホクルー(職員)が撮った写真を講師(プロのカメラマン)と一緒にディスカッションしました。ここで、1つだけ講師(プロのカメラマン)の方から‥「このディスカッションでは、良いところだけを言い合って下さい」と。

プロのカメラマンの方は次々と写真を見て「このアングル最高です!」「コンテストに出られるよ!」「あえて画面から切れてるのが良いね!」「もう指摘する所がないほど素敵です!」と、良い所を瞬時に羅列していきます。


良いところを“探す”ことをしていたら瞬時には答えられないはずです。

瞬間に答えるためには日頃から、良いところを“感じる”ことをプロのカメラマンの方(講師)はしておられるのではないかと思いました。


保育者として村上も、子どもの良いところをわざわざ“探す”のではなく常日頃から“感じる”ようになりたいです。


※本日の講義では「光と影」というテーマで学びました。秋から冬にかけて、“影”が1番面白い時期だとプロのカメラマンの方から教わりました。休日、お子様とお外で“影遊び”なんてのも楽しいかもしれませんね。


講師と生徒たち
2020-01-11
意味のある学び

皆様1日お疲れ様です。職員全員に向けて、来年度以降の「富岡保育園での働き方」「お給料について」「笠岡市における保育情勢+日本全体の子ども情勢」をお伝えさせて頂きました村上です。

※お聞きしたい方は岡山県笠岡市富岡保育園村上まで。全てをお話しさせて頂きます。

またパワハラ⁉︎と言われても仕方がありませんが‥とみほ村(富岡保育園)での鉄則事項↓

■全職員が全園児の担任である

■子どもは所有物ではない

■保護者(保育者)に敬意を示す

※悪口や文句や愚痴や陰口は論外である‼︎

と、当たり前であることなのですが、絶対的なものに関しては定期的にお伝えしていく必要を強く感じました。


さて、本日は隣町(広島県福山市)「英数学館小学校」に見学へ行かせて頂きました。世界157ヵ国1500校で実施されています「国際バカロレア教育』実践校でもあります。

※「国際バカロレア教育」について詳しく知りたい方は英数学館をお訪ねしてみて下さい。本日2時間ほど丁寧に教えて頂きました。

※「英数学館小学校」を推薦するブログではありません。客観的視点でありのままをお伝えさせて頂いております。

印象的なフレーズとして【意味のある学び】何のために国語や算数をするのか⁉︎

「自分を知るために‥国語を使って学ぶ」

「地球をよくするために‥算数を使って学ぶ」

正直僕も小学校からやり直したいと思ったほどの衝撃を受けました。


僕たち、とみほ村(富岡保育園)での幼児教育とは⁉︎

「砂場でお山を作るために‥友だちと協力したり調整し合いながらなど非認知能力を使って遊ぶ」ことでしょうか。

意味のある学びの場
2020-01-10
“正義”は争いの始まり⁉︎

皆さま平和に一日が過ごせましたか⁉︎イランとアメリカの今にも戦争が起きそうニュースを見てドキマギしました村上です。ミサイルを飛ばし合い、自国の“正義”を主張するのですが‥“正義”とはいったい何なんだろうか⁉︎と考えてしまうのは僕だけでしょうか⁉︎大小問わず争いごとの発端は自らの“正義”を振りかざすことから始まります。もし自分の中で「これが“正義”だ‼︎」と感じた時は必ず立ち止まって考え直す時なのではないでしょうか。皆さんは自分の“正義”をお持ちでしょうか?


さて、昨日ある保育者からあるエピソードを聞いたことを思い出しました。

「1歳児(2歳6ヶ月、2歳5ヶ月、2歳0ヶ月)の子どもたちが3名程、あるスペース(手作りの救急車)で遊んでいたんです。すると次々と友達(1歳8ヶ月、2歳3ヶ月、2歳3ヶ月、1歳8ヶ月)4人が入ってきて‥狭い空間に7人も入りトラブルになるなと思い声を掛けようと思ったんです。けどその必要が無かったんです。トラブルにならずに、遊び展開されていたんです。7人の子どもたちは、奥へ詰めたり、場所を譲ったり‥【調整】し合いながら遊んでいました。」


1歳児でも譲ったり【調整】し合うことができるのに‥大人社会ではミサイルを飛ばし合わないと解決できないのでしょうか⁉︎

2020-01-09
強風レンタル凧揚げ

こんにちは。午前中園見学に来られた他園の先生たちと楽しくお喋りさせて頂きました村上です。足を運んで頂きありがとうございました。日常の保育を省みるためには、「井の中の蛙」にならないよう僕も行動しなければと再確認する時間にもなりました。

本日は、室内にまで風の音が響く“強風”の日でした。とみほ村(富岡保育園)では“強風”の日はどのように暮らしているのだろうか⁉︎

園庭に出てみますと、普段よりキャッキャッ‼︎キャッキャッ‼︎と賑わう声が。声の先には「凧揚げ」をしている子どもたちや先生たち。ヒモにビニール袋や折り紙などをつけた簡易的な凧を勢いよく舞わしています。築山から助走して勢いをつける子どもや、クルクル走り回って風と絡ませる子ども。1人の保育者が仕掛けたハイスペックでない簡易的な凧ではありますが、“強風”の力を借りて思う存分楽しむ姿がありました。

『〇〇だからこそ』楽しめる遊びは何だろうか?遊べる子どもと大人たちが勢いよく“強風”の力を借りて凧揚げをする姿が印象的な時間でした。

強風さんありがとう
2020-01-08
『保育研究記録月間大賞授与式』開催

こんばんは。無病息災の“七草粥”を頂きました村上です。お正月の暴飲暴食での胃腸を休めるためだったりもするのですが‥ついつい美味しくてお替りをたくさんしてしまいました。

さてお昼のミーティング時間に“保育研究記録月間大賞授与式”を行いました。

※毎月各保育者が印象に残ったエピソードを考察する記録を、村上の独断と偏見で選考して賞状を贈る式典です。

今回は特別賞(コドモノミカタ大賞)も同時に授与させて頂きました。選考された2点に共通する保育者の視点が実はありました。それは、子どもたちをよく見て発達段階を理解していなければ到底できない視点です。「この子どもたちの、今日のコンディションと、最近の姿と、今の場面ならば‥私は介入せずに、もう少し距離をとって任せてみよう」という、【子どもを信じる】視点です。裏返せば、【子どもを信じる】ためには、子どものことをよく理解していなければ、『無駄な介入や言葉かけにより成長の時間を奪ってしまう危険性がある』とのメッセージともとれました。

※保育研究記録は園内にも掲示しております。また村上のYouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』でも紹介しております。気になる方、また一緒に学びを深めたい方は、是非閲覧しに岡山県笠岡市富岡保育園へGO‼︎

七草粥最高‼︎
2020-01-07
『Become who you are(自分自身になれ)』

おはようございます。お正月ボケが抜けてきました村上です。皆さまはいかがでしょうか?

昨日友人の出産祝いに行ったのですが、僕のYouTubeチャンネルで子育ての勉強をしていると言われ、俄然学習意欲が湧いてきたところです。

https://m.youtube.com/channel/UCx96mfmwc-NQF3r3FNkoMpg

(本日のYouTube動画は『【好奇心の高め方】触れられ方の違い』です。お楽しみ下さい)


先日出会った「クリスチャニア自由の国に生きるデンマークの奇跡」という本を少し紹介させて頂きたいと思います。ちなみに“デンマーク”という国について皆さんどの程度知っておられますか?世界幸福度ランキングの上位を占める国で、国土は九州くらいで人口が兵庫県くらいだったりまします。また「ゆりかごから墓場まで』といわれるほど高福祉政策で、出産から葬儀までの費用を国が支払う社会システムであります。所得税が48%以上で国民負担は大きいのですが、国民の満足度は高い。そのような国に至るまでの【歴史】がまた面白いのですが‥(省略)

デンマークを語る上で外せないのが「教育革命」です。『Become who you are(自分自身になれ)』をモットーに‥『ハートに灯りをともす』教育がなされるようになった背景があります。自分自身で考えて対話を通して答えを導き出すことを学ぶ経験が、国民運動による「原発放棄」へと繋がることになります。

(原発放棄が正しいか今日のブログでは議論しません)

世界を知る上で“歴史を知る”ことは“今を知る”ヒントになります。だからこそ『今の自分を知る』ためには『世界の歴史を知る』ことが必要なのではないでしょうか?

2020-01-06
【産後うつ】赤ちゃんの発達への影響

日曜日8時を迎えました、おはようございます。7時のYouTube撮影を終えた村上です。

本日のテーマは『【産後うつ】赤ちゃんに与える影響とは⁉︎』についてお話しさせて頂きました。結論から言ってしまうと、負の影響を与えてしまうから、産後の母親たちを配偶者にあたる旦那さんを中心に、ご家族や親戚、またご近所の方や地域、そして僕たち保育施設が全力で応援しないといけません!と、いうお話しでした。

ちなみに、なぜ【産後うつ】に陥ってしまうのか⁉︎1つ目の理由としては、「育児への不安や悩み」2つ目の理由は、「配偶者にあたる旦那さんの育児への協力の欠如」そして3つ目が、「ホルモンバランスの急激な変化」が挙げられます。

では、【産後うつ】になってしまった母親が赤ちゃんにどのように影響を与えてしまうのか⁉︎無表情な母親が育児をすると赤ちゃんは不快な感情に陥ってしまいます。そして赤ちゃんは笑顔を示すことがなくなるでしょう。成長していき小学生の頃にはどのような影響を与えてしまうでしょうか⁉︎心配や恐怖を覚えやすかったり、攻撃的になってしまうリスクをかかえてしまうという研究結果が出ています。

※詳細はYouTubeチャンネルの方で聞いてみて下さい。特に妊娠されている方、また妊娠後の方、妊娠予定の方は、配偶者にあたる旦那さんに試聴してもらってみて下さい。

https://m.youtube.com/channel/UCx96mfmwc-NQF3r3FNkoMpg

2020-01-05
【胎児期】“タバコ”と“お酒”が与える影響とは⁉︎

おはようございます。お正月太り真っ只中午前8時の村上です。本日よりemotional controlを鍛錬して、自制した生活習慣に戻していきます。


本日は毎朝7時に更新しております富岡保育園非公式YouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』の1月4日の授業内容を少しだけお伝えさせて頂きます。

テーマは‥【胎児期】における『タバコとお酒が与える影響とは⁉︎』です。

まず、ヒトが生まれた時の脳は400㌘程度なのですが、大人になると1400㌘程度まで発達していく。その過程で、環境を通した経験が発達にどのような影響を与えるか⁉︎について考えてみましょう‼︎

ヒトが経験するはじめての環境は“お腹の中にいる”環境です。(胎児期)その時に、母親が“タバコ”を吸ったら、“お酒”を飲んでしまうと、胎盤を通して赤ちゃんにどのような影響を与えるか⁉︎皆さまもお分かりの通り、悪い影響です。

詳細は、YouTubeにて確認してみて欲しいのですが‥例えば、“タバコ”を吸う(周りの人が吸った煙を吸う受動喫煙も含む)ことにより、ニコチンや一酸化炭素が運び込まれ、末梢血管が収縮されてしまい、血液中の“酸素を奪う”ことになる。つまり、赤ちゃんが“酸素を吸えない”状態。もっとわかりやすく言えば赤ちゃんが“息ができない”状態を作っていることになります。

さて、正しい情報や知識に触れることで皆さん(子育てに携わる全ての人)の行動は変わることができるでしょうか?

赤ちゃんが“息ができない”状態が、その後の発達過程で、どのようなリスクが増加するのか⁉︎についても授業ではお話しさせて頂いております。要チェックです。(例えば、不注意・衝動性・攻撃性の高さ・犯罪などの問題行動・認知機能の低下など)


https://m.youtube.com/channel/UCx96mfmwc-NQF3r3FNkoMpg

2020-01-04
今年も残り362日

こんばんは。最上稲荷に初詣に行ってまいりました村上です。とにかく車の渋滞と現地の人混みに疲弊してしまいました。とかく、日常から定期的に神様にお参りすれば、三ヶ日に“わざわざ”疲弊する必要がないのかな~とも思ったり。


今日は途中にマクドナルドに久しぶりに行ったのですが、僕が高校生の時はハンバーガーが70円程で売られたりしていたな~とか‥そんなことを思えば、ガソリンも100円も切っていたな~とか‥最低賃金は650円程だったのが現在では800円を超えていたりとか‥33歳児の僕ですら、豊かな時代の変化を感じることが日常に多々見られます。皆さまはいかがでしょうか?

しかし、賃金や物などの豊かさと、心の豊かさは比例しているのでしょうか?

そして、比例していなければ、どのようにすれば比例するのか⁉︎その辺りについてボンヤリとですが考えてみたいと思います。今年も残り362日になりました。

2020-01-03
カッコいい人生の“フォーム”を身につける方法

こんばんは。何年かぶりにボーリングへ行ってきました村上です。10年前は何ゲームもやっていましたが、本日は1ゲームでヘロヘロでした。

ちなみに‥皆さんは、ボーリングの“フォーム”を気にしたことがありますか?ボーリングに限らず、様々なスポーツで“フォーム”がスムーズで適性であると最大限の力が出やすかったり、また見た目もカッコよかったりします。

では、“フォーム”はどのように身につけるのでしょうか?はじめから備わっている人がいるでしょうか⁉︎たいていは、自分にとって【憧れの存在である人】の“フォーム”を『模倣する』のではないでしょうか。

(中学野球時代は、今年から西武ライオンズに復帰しました松坂投手に憧れて模倣を繰り返ししていました。)


幼児教育に限らず、今や生涯教育の一環として、0歳児でも、5歳児でも、僕のような33歳児でも、その時その時で【憧れの存在である人】がいる環境は成長には欠かせません。もし今年の具体的な目標が浮かばない方は、【憧れの存在の人】を思い浮かべて『模倣する』ことで、自分の目指す人生の“フォーム”に近づけるのでは‥

(村上が最近憧れている存在の人たちは‥オリエンタルラジオの中田さん、キングコングの西野さん、ホリエモンさん、喫茶店のマスター、仙人etc‥もはや会ったことも無ければ、実存しないかもしれない人まで‥“多動力”と“落ち着いた様”に憧れているのだろうなと自己分析させて頂きました。)




2020-01-02
2020年“初”ものづくし

あけましておめでとうございます。

“初”日の出鑑賞に2020“初”感動させて頂きました村上です。

とみほ村の村長(富岡保育園の園長)より、トミホクルー(富岡保育園に関わる全ての人)あてに新年“初”メッセージが届きました。この度は村長には許可無しですが、ブログ読者の方もトミホクルーだと村上は思っておりますので“初”伝言させて頂きます。

(たくさんの可愛い絵文字はシステム上、省略させて頂きました)

明けましておめでとうございます。

ご家族や大切な方々と、あわただしくも楽しい時間をお過ごしのことと思います。

また今年も、「みんなで楽しく暮らすこと」が目標です。

それぞれの豊かさを持ち寄り、おもしろくてあったかい空間を創りましょう。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

休みもいいけど、普段の生活が何よりだわ~と実感している伊藤季実より。


※富岡保育園非公式YouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』ではお正月特別企画として富岡保育園保育者が毎月記載しております「保育研究記録」から【月間大賞】を受賞したエピソードを紹介させていただいております。是非是非お楽しみください。

2020村上“初”感動お裾分け
2020-01-01
2019年大反省会開催

こんばんは。遂に2019年もあとわずかになりました。今年初めて風邪をひいてしまった村上です。皆様、体調管理に気をつけながら年末年始を有意義にお過ごし下さい。


さて、2019年のトミホ(富岡保育園)を駆け足で振り返ってみたいと思います。

●職員の職務分担リニューアル

※新主任先生のもと、特に2歳児以上のクラスでは担任を流動的に配置転換制をとりました。

※部活動制を新設し、各職員の得意分野の発揮しやすい環境作り、また主体性を持って取り組める意識作りをしました。

※秋以降には、上記の新設を改善するために、副主任先生を新設、また部活動の内容やメンバーを再構築しました。

●保育サロン“とみほNOW”を新設

※参観日や、運動会、発表会を廃止した経緯もあり、保護者の方に子どもたちの園生活や成長を間近で感じて頂けるように、保育者体験をしながら楽しめるサロンを新設しました。保護者の参加者はまだ数える程度ですが、学生の参加者(ボランティア)については100名を超える実績を作りました。さらにアップデートしてトミホに保育に積極的に参加して頂けるようにしていきます。

●季節の行事の見直し

※主任先生を中心に、子ども主体の場の中で、季節の行事の開催に向けた取り組みの試行錯誤をしました。常にアップデートが必要かと思っております。

●職員会議の見直し

※内容の濃い話し合いの場作りのために改善点を今後もあげていきたいと思います。

●ミーティングを昼と夕方の二回制

※全職員が同じ情報のもと保育できるように、また勤務時間内での情報共有を徹底しました。

●公式ホームページリニューアル

※在園児の方はもちろん、全国の子育てに携わる方へ保育に関心が持って頂ける内容を今後も目指します。

●アトリエを新設

※アートの部分で職員も含め勉強が必要であります。

●保育Laboを新設

※保育を学ぶ人たちが集える場、また居心地の良い大人の空間を今後も工夫して作っていきます。

●講演会初主催

※「見守る保育」藤森平司先生を迎えて保護者の方、また保育者に向けた講演会を主催しました。初めての運営で多々の反省点がありますが、来年の保育大会主催で活かしていきます。

●トミホ非公式YouTubeチャンネル開設

※『富岡保育園付属大学』と題したチャンネルです。子どもたちが先生、そして大人が生徒の、子どもたちの「遊び」や「発達」の中から、「学び」とる番組です。

●保育研究記録をスタート

※各保育者が、子どもたちとの暮らしの中でのエピソードから考察し学ぶ記録です。トミホの財産です。ご覧になりたい方は村上までご連絡下さい。


などなど‥リニューアルした点は多々です。そして試行錯誤をもろともしないトミホクルーたちのマインドが、子どもたちの暮らしにも影響していることは間違いないと思っております。


本年も、ブログ読者の方たちも含め、トミホ(富岡保育園)を温かく見守って下さり、また応援して下さりありがとうございました。

来年も、“丁寧に暮らす”ことを念頭に、子どもたち、また地域に還元できる保育に努めてまいりたいと思います。


それでは、皆様、心身を御自愛しながら‥良いお年を~♡

2019-12-31
保育士は手段にすぎない⁉︎

おはようございます。雨がよく降る年末ですが、いつも通り早起きな村上です。

先日、「岡山政経塾」の勉強会に参加させて頂きました。(入塾はしていませんが、事務長の方の人柄と包容力あるお誘いで参加しました)

僕が司っております「保育」と「政治や経済」とは無縁なのでしょうか?そんなことないですと断言しましょう。未来に責任を持った「政治や経済」の下に「保育」もあるからです。今回の授業は「選挙の戦略」というテーマだったのですが、授業で扱われる資料には2つのキーワードが感じられます。

1つ目は【人柄】の持つ重要性。そして2つ目は【統計】の持つ正しい情報。この2つのキーワードをもって、“現在の結果と未来への責任を持つこと”が大切であると強調されておりました。

(例えば岡山県の借金総額は2兆1715億2200万円だとか‥※分からない知らないことは、行政に直電したりしてとにかく調べる事務長です)


さて、本日はこれから保育士を目指そうと思っている学生に金言です。

今回の授業では、「政治家は手段にすぎない」とありました。これは『保育士は手段にすぎない』とも言い換えられるのではないかと思います。大事なのは、「何のために、何をしたいから⁉︎」保育士になるのか。理念なき保育士の保育と、理念を持った保育士の保育では、“現在の結果と未来への責任”の持つ様が違うのではないでしょうか。


※これから保育者(保育士や栄養士、調理師や看護師など)を目指す皆様。また現在、保育者としてご活躍の中、保育にお悩みの皆様。トミホ(富岡保育園)では、子どもとの暮らしの中で学ぶことにより「何のために、何をしたいから⁉︎」保育者になろうとしているのか、保育者になったかを、自問自答できる時間を作っております。(保育サロン“とみほNOW”)是非ご利用して一緒に学びましょう。お待ちしております。

2019-12-30
ブログ読者様へ御歳暮

こんばんは。地元の消防団夜警活動として「火の用心‼︎」と連呼しながら歩き回ります村上です。皆さまもストーブなどの消し忘れに注意して下さいね。

さて、今日はブログ読者様へ御歳暮として‥先日書き上げました村上が初挑戦しました短編小説【タイヨウのホンネ】『幽霊大工さん編』を初公開したいと思います。

※誤字脱字に注意しながらお時間のある方は読み進めてみてください。

【タイヨウのホンネ】

~幽霊大工さん編~

「あんた!神住保育園の子どもじゃろ!名前は何て言うんで!」
近所のおばちゃんたちは僕が通う保育園の子どもたちのことをよく気にかけて声をかけてくれる。僕の名前は太陽。この神の住む町、神住町を太陽のように優しく照らせるようにと母ちゃんが名付けてくれた。そんでもって僕が毎日通っているのが神住保育園だ。ここだけの話だけど、本当に神様が住んでいる保育園らしい。夜になると、江戸時代に建てられたという保育園の屋根裏で、ある幽霊たちが密会をしているらしい。その幽霊とはこの保育園を建てた大工さんらしく、なんでも天然の大きな曲がり梁をどのように組み合わせるか毎日意見を出し合って試行錯誤しているらしい。さあ、そんな噂話より、僕の毎日の苦労を知って労ってもらいたいんだ。
僕は毎日朝起きたら、保育園の行く服装を考えなくちゃいけない。なんでかって?だって、僕の通う保育園には決まった制服がないんだよね。だから、僕は毎日コーディーネートしている。ちなみに今日はお気に入りのスピードが出る靴に合わせて、黄色のトレーナーと赤の帽子を合わせてみたけど、どうかな?時々、友達のチー君がお揃いの服を着ようと約束しちゃうと覚えておかなきゃトラブルの元なんだ。けっこう朝から気を遣ってるだろ僕?
さあ、着替えたら保育園に早く行かなくっちゃいけないんだ。なんでかって?昨日遊んだ友だち達と「基地作り」の続きをしなっくちゃ。保育園は皆が同じ時間に揃って登園しないから、遊ぶタイミングやペースは一人一人違うんだけど、たいてい僕たちの仲間は揃うまで遊ぶのを待ってくれているから感謝しなっくっちゃいけないんだ。よく、僕たちを見て「毎日、自由で良いね」と言われるんだけど、僕は心の底から思うことがあるんだ。『自由って、けっこう大変なんだよ』僕たちは、毎日、何をして遊ぶか決めないといけない。そして、誰を誘って遊ぶか?何を使って遊ぶか?そんでもっていつもの仲間だけなら楽なんだけど、年下の友だちや、年上の友だちが集まってきたりもする。だから集まった友だちで“どうやったら楽しく遊べるか?”を考えて遊ばなっくちゃいけない。保育園の先生たちが細かいルールを決めてくれていたら、わざわざしなくていいケンカもあるのかな?だけど、僕らはへこたれないね。だって自由に遊ぶために、頑張ってケンカして、みんなでルールを決めて調整するんだよ。保育園の先生たちは僕たちを自由に遊ばせているから楽なのかな?僕に言わせると「僕たち子どものルールの中で、大人が生活するのって大変なんじゃないの」
「基地作り」も一先ず済んだら、今度は最近僕の中で流行っている紙飛行機を折って遊ぼうと思っている。紙飛行機と言ってもただの紙飛行機じゃないんだよ。この前、保育園の近所の鶴ばあちゃんに教えてもらった、めちゃくちゃ飛ぶ紙飛行機。鶴ばあちゃんは物知りだから、いつも色々なことを教えてくれる。時々してくれる昔話は、僕たちにとって胸の音が聞こえてくるほどドキドキするんだよ。
さあ、そろそろお昼ご飯の時間なんだけど‥僕の苦労話、分かってくれたかな?先生たちがもっとしっかりして、毎日遊びを決めていてくれたら、僕たちはわざわざ自分で考えなくてすむから楽チンなんだろうね。ルールもしっかり決めていてくれたら、いちいち皆でルールを考えなくて済むんだろうね。神住保育園には100人の子どもたちがいるんだけど、先生たちがちゃんと年齢で部屋を分けてくれていたら、僕らが作った基地も壊されずに済むんだろうね。だけど、楽チンなんだろうけど、ケンカもしなくていいのだろうけど、子どもの僕にとっては面白くないんだよな大人の“ちゃんと”は。

“ちゃんと”した大人にだけ、保育園の幽霊大工さんの密会の内容をコッソリ教えてあげるね。
「おい!てめーら!とりあえず!やってみながら調整していこうや!」「はじめから完璧にできるわけねーんだし。そんでもってすぐに完成しちまったら、俺たちの楽しい時間が短くなっちまう。」「1人でやるより、俺はみんなで“あーだの、こーだの”言いながら“擦った揉んだ”しながらやるのが好きなんだよな」「おい!そこの今生きてる、てめーよー。考えるのをやめちまったら、あの世行きだぜ」


2019-12-29
“さじ加減”応酬集約イベント

こんにちは。「もちつきパーティー」駐車場係を全うしました村上です。過去最多⁉︎200人超えの大人と子どもの大集団の「もちつきパーティー」でした。参加ご協力ありがとうございました。


「もちつきパーティー」の醍醐味とは⁉︎師走最後に、この騒々しい時間を皆で過ごすことにより安堵の気持ちを迎えられることではないかと僕は考えますが、皆さんいかがでしょうか?

在園児の親方や祖父母、また従兄弟家族の方々や、また卒園児の親子などなど‥トミホ(富岡保育園)を気にかけて下さる方の集まりに、ただただ感謝です。


「もちつき」って何故か機械でするより、人間がついた方が美味しく感じると思いませんか?僕は真心がこもってるから、だけではない気がします。

もち米を洗って水につけておく時間だったり、蒸す温度だったりも、その日の気温などによって“さじ加減”が施されます。また、ひと臼目と、ふた臼目では、臼の温度も違って、つく速度や、つく人選も“さじ加減”が要ります。もちろん、合いの手をする手数もその時々で“さじ加減”が重要となります。

この“さじ加減”の応酬の集約が「もちつき」なのではないでしょうか⁉︎

※AI社会へと変動する世の中にあって、人間に必要な能力の1つが“さじ加減”できる力だとするなら‥「もちつき」は人類史上最高叡智のイベントかもしれませんね。


騒々
応酬
2019-12-28
【暮らしを繋げる】“大掃除”

皆さま1日お疲れ様です。保育Laboの本棚を新年に向けて棚卸ししました村上です。

※気軽にレンタルしてくださいね。

園内では新年に向けて1年の汚れを祓うために『大掃除』が行われておりました。子どもたちに「何で大掃除するの?」と尋ねられたら皆様はどのようにお答えされますか?僕は「新年に神様に気持ち良く来て頂けるように綺麗にしてるんだよ」と伝えてみようかと思っています。


保育者が一心不乱に網戸やら窓やら部屋の隅々へ「大掃除」にとりかかる姿を見て、子どもたちも「私たちも‼︎」と思ったのか、多数の子どもたちが一緒に取りかかっていました。“自分たちもこの家で暮らしている家族である”という感覚が【暮らしを繋げる】ためには大切なのだなと。


※明日は1年の締めくくりの「もちつきパーティー」です。9時頃から園内で開催の予定です。現代では、衛生面などの問題点が挙げられておりますが、新年に向け縁起の良い“魂”を表す“おもち”を保護者の方なども含め、子どもたちを見守る方々で力を合わせ、沢山のコミュニケーションをとりながら、ペッタンコ‼︎と力強くつけられれば幸いです。

私も‼︎
私も‼︎
2019-12-27
記憶(栄養補給)と計算(運動)そして発想(遊び)

おはようございます。来月発行予定の「とみほ新聞」の記事を書き終えました村上です。(編集作業は園長先生にいつもお任せしております。)


理系大学の教授の傍ら小説家として有名な、森博嗣さん著「アンチ整理術』を読み進めているのですが‥ブログ読者の中で必ず一度はお悩みになったことがある件へのヒントが隠されていました。

「なぜ子どもは散らかしてしまうのか?」

この本には用途に合わせた整理する是非に迫りながら、『生き方が整理されていたらいいんじゃないの』という結論を出しています。

では、子どもたちの生き方は散らかっているのでしょうか?そんなことはありませんよね。とにかく毎日「遊び」に夢中に生きています。むしろ本質的に子どもたちの生き方は整理整頓されています。

そもそも「遊び」とは何をしている状態なのでしょうか?著者は【発想】というキーワードを持ち出しています。

【発想】とは教養を身につける上で欠かせないものであると述べた上で‥そのための栄養補給として「記憶」する学習、また頭を動かす運動として「計算」が教育の中でなされている。

では、【発想】する力を育てる環境とは?芸術家のアトリエや研究者の研究室を想像してみて下さい。整然と整理整頓されているでしょうか?散らかっている方が、沢山のものが目に入り、ふと思いつくことが多いのかもしれない。

用途に合わせて、単純作業や効率的作業の場においての整理整頓の是非ではなく、子どもたちの「遊び」の場が【発想】する力を育む場と考えるならば散らかるのは当然なのかもしれない‥と、思ったりもしました。


しかし、子育て真っ只中の保護者の方には、そうは言っていられない状況があるのはごもっともな話です。だからこそ「遊び」【発想する力を育む】専門の場として保育園があるんです。

しっかり今日も思う存分散らかしてもらいましょう!

思考をコンニャク化する本
2019-12-26
キーワードは“口元”

こんばんは。小説を読んだことがないのに小説を書きはじめた村上です。公開する日がやってくるのか⁉︎


さて、本日は「手話教室」がありました。今年度4回目くらいでしょうか。教室と言っても希望者が集まって、今日は「赤鼻のトナカイ」の歌を手話をしながら歌ったり、簡単なジャンケン手話挨拶をして楽しみました。

よくよく観察してみると、保育者にとって手話の指導者や通訳者から学ぶべきポイントが多大にあることに気づきました。

「赤鼻のトナカイ」の歌を、【手話の動作】【ボードに文字で示す】【地声の音声】の3つのツールを使って子どもたちに伝えて遊びます。すると!文字が読める子どもや大人の保育者の視線は【ボードに文字で示す】の方向。そして文字の読めない2歳や3歳の子どもたちは【手話の動作】と指導者の大きくはっきりとした“口元”を食い入るように見ます。そこで、おもしろいのが、文字が読めない子どもたちの方がスグに手話の動作を模倣することができるという結果がありました。(村上は文字と、音声で理屈で捉えて、1番覚えが悪かったのです。)


この結果は言葉を話しはじめる赤ちゃんへのアプローチの真意をついていました。

【言葉の獲得の3要素】を挙げます。

■愛着の形成

※顔の半分より下(つまり“口元”)を赤ちゃんたちは見て心が許せる相手かを判別します。

■聴覚情報

■視覚情報

視覚情報では、言葉を発する対象者の“口元”を赤ちゃんたちは観察しているのです。言葉の獲得を促す方法の1つとして『ゆっくり、口の動きをはっきりさせて、なるべく高い声で話しかける』が挙げられます。


最後に手話教室の指導者の方が「この子たちは、私たちが耳が聞こえないと分かってないかもしれませんね。」

指導者の方と参加した子どもたちが手話教室と時間の後、園庭で一緒に「ケン!ケンパッ!」をする様子が、その言葉の重みと大切さを感じさせるものに映りました。


視線の違い
見て見て!
また来てね
2019-12-25
世界最大“ファンタジー”共有&拡散DAY

Merry Christmas♡(イブですが)さきほどクリスマスランチのチキンライスを3杯たいらげました村上です。同じテーブルの子どもたちとはニンジンの形で話が盛り上がりました。

※僕は雪だるまの形でしたが、他にはツリーやリース、星などがあったようです。


【世界最大のファンタジー共有&拡散DAY】と名付けても良いのではないでしょうか。クリスマスの由来なども学ぶべきなのかもしれませんが‥この信じがたい『空飛ぶトナカイに連れられてやってくるサンタクロース』を僕たち人間は皆で信じて楽しみます。歴史上のヒト属の中で唯一生き残ったのが僕たちホモ・サピエンスだということは皆さん知っておられることかと思います。なぜヒト属でも大した知能や身体能力も無いホモ・サピエンスが、他のネアンデルタール人などの有能なヒト属に勝って生き残ることができたのか⁉︎実は、信じがたいもの、目に見えないもの、【ファンタジーの世界を他者と共有する能力】があったからなのです。その能力のお陰で集団を家族単位から村単位、また国単位に集団をより大きく形成させることが可能になったからこそ、今のホモ・サピエンス、僕たちがいます。


信じがたい『空飛ぶトナカイに連れられてやってきたサンタクロース』がトミホ(富岡保育園)にやってきて、またまたファンタジーな言葉を発しました。

サンタクロース「Merry Christmas‼︎みんな‼︎プレゼントを持ってきたよ。プレゼントをみんなに渡すから、くれぐれも家に帰るまでは開けないでね。開けてしまうと消えて無くなる魔法がかかっているから気をつけてね」

子ども「‥(注意深く聞き耳を立てる)」


そして、さらにファンタジーの世界は広がっていきます。ある子どもが園の門と下の隙間を膝をついて覗き込んでいました。

膝をついて覗きこむ子ども「トナカイどこにおるんじゃろ⁉︎‥あ‼︎おったトナカイの足が見えた‼︎」



ファンタジーの共有
ファンタジーの拡散
2019-12-24
「よーい‥ドン、グリ‼︎」

皆さま1日お疲れ様です。今年仕事でお会いした方々に年賀状をしたためておりました村上です。LINEなどのSNSでお付き合いがある方には年賀状を送ることが減ってきましたが‥日頃の感謝をアナログで伝えることの意味について改めて考える機会となりました。


さて、園内では冬の寒空な下、「かけっこ」がブームの男の子5人(classニュートン 4歳児)集団がありました。この場面なかなか見て飽きないのには理由があるんです。ただ、走って競争するだけではないんです。

A君「よーい‥ドン、グリ(どんぐり)‼︎」

一同(大笑い)

B君「今度、僕が言うな‼︎よーい‥ドン、ブリ(丼ぶり)‼︎」

一同(大笑い)

C君「もう‼︎ちゃんと言ってや‼︎よーい‥おじいちゃん‼︎」

一同(中笑い)

このような会話が続けられ、途中途中で、普通のスタートの掛け声が挟まれて、汗をかきながら「かけっこ」を楽しんでいました。健康な心身を作るには、ただ身体を動かせば良いのか⁉︎この問いに対して、子どもたちは「かけっこ」×「言葉遊び」を通して頭を使って“笑う”を運動遊びに取り入れました。

ちなみに、「言葉遊び」では、“韻”をきちんと踏んでいるスタートもじりの掛け声の方が笑いが大きくとれていたようです。難易度高めの「かけっこ」でした。

難易度高めの「かけっこ」
2019-12-23
子育てに一生懸命な親たちのために出来ることは⁉︎

こんばんは。もっぱら日曜日の朝は読書で乳幼児の脳の仕組みについてインプットさせて頂いております独身の村上でございます。

友人の子どもが親に反抗する姿を見て「なぜ幼児期に反抗してしまうのか⁉︎それは脳の部位ごとに発達の速度が違って‥」と説明しようとするのですが‥親たちは子育てに一生懸命で、僕の話す理屈などに耳を傾ける余裕がないことを痛感します。

実はこの辺りに、「保育園の今後の役割」が隠されているのでは⁉︎と考えています。“子育てをする親の心の余裕”をどのように作れるか⁉︎

※ちなみに、「子育てをすることによって親の脳が発達する」ことが科学的に証明されています。また村上が学長を勤めますYouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』で詳しく説明いたしますので、子育てに一生懸命な皆さまのために家事や通勤の合間などで聞けるようラジオ風に毎日5分ほどアップしていますので聞いてみて下さい。


添付しました写真は、先週の遊びの一コマであります。トラブルなくスムーズにこの場面にいたったと思われますか?様々な“トラブル”を介しながら、“子ども同士”で協働して作り上げていました。家庭で多くの“トラブル”を許容することは難しいかもしれません。また、何人もの兄弟での“子ども同士”の場面を作ることも難しいかもしれません。ここにも「保育園の今後の役割」が隠されているのではないでしょうか⁉︎

“トラブル”と“子ども同士”が子どもの発達に大きな影響を与えていることは、今後のブログ内でも説明していきます。

様々なトラブルの末
2019-12-22
【忘年会幹事】に必要は能力とは?

こんにちは。今晩はトミホ忘年会2019に参加します村上です。皆さんも年末各コミュニティで忘年会に参加したり、また幹事をするのでは⁉︎

【忘年会幹事】の役割とは⁉︎「お店の調査・予約・出欠の確認・コース料理の調整・アレルギーの有無の確認・乾杯や出し物などのプログラム・当日の司会進行・時間配分調整・送迎の確認など」

では、上記の役割を果たすために【忘年会幹事】に必要な能力とは?脳科学の視点からお答えさせて頂きます。【忘年会幹事】は必ず『自分が参加者だったら⁉︎』を考えて“おもてなし”をすると思います。よくブログ内に出てくる『メンタライジング』という脳の前頭前野が司る能力が必要となります。

※『メンタライジング』とは、自分と相手の心が独立していることを理解した上で、『相手の心に視点を変換』させる能力です。

※ちなみに、脳の前頭前野(言語や思考、感情のコントロールなど)領域の発達は、25歳~30歳までにかけてゆっくりと成熟されます。今日の幹事は前頭前野がまだ発展途上にある20代と成熟された30代のコンビですので、安心して任せられます。


兎にも角にも、膨大な仕事量のある、また『メンタライジング』能力をフル稼動する【忘年会幹事】には、皆さん感謝の意を必ず示しましょう‼︎


※明日、村上はたぶん二日酔いになってしまうと予想されるのですが‥なぜ、二日酔いになるまで調子に乗って飲んでしまうのか?これも、脳科学の視点から明日お伝えさせて頂きたいと思います。

2019-12-21
『子育て』=『贈り物』⁉︎

こんばんは。クリスマスという世界有数のフィクションの物語を共有する日が近づいてきましたが‥果たして僕にはプレゼント(贈り物)が届くのだろうか⁉︎とソワソワしている村上です。

『贈り物』とは⁉︎について少し考えてみませんか?

『贈り物』は人と人とを結ぶモノのコミュニケーションであると仮定します。すると、『贈り物』には、贈り主を想い起こさせたり、また基本的には商品とは違って『贈り物』はお金を払って頂くものではありません。

さて、今日は無理矢理ですが『贈り物』=『子育て』と仮定して論じてみたいと思います。すると、ある重要なヒントが浮かび上がってきます。

『贈り物』を必要以上にたくさん受け取ってしまうと⁉︎相手に負い目が生まれ、主従関係が生まれる可能性があることです。(この可能性を利用した政治的権力社会など皆さんも感じる背景があると思いますが‥)

『子育て』に当てはめてみましょう。子どもに対して必要以上に干渉したり(過干渉)保護したり(過保護)してしまうと⁉︎子どもは大人(親や保育士、教師など)に負い目やプレッシャーを感じてしまうのではないでしょうか?もしかすると皆さん大人の方にも過去に似たような経験をされた方もおられるかもしれません。ちなみに子どもの発達過程における、“過干渉”は発達の妨げになる場面があると脳科学者は明らかにしています。(※この点については詳細を後日紹介していきます)

『贈り物』も『子育て』も、相手のことをよく理解した上で慎重に行う必要がある⁉︎と今日はまとめさせて頂きます。


結びつきそうにないワードを、あえて結びつけて考察してみると、意外な発見がある⁉︎の巻でした。


※写真は村上が個人的に保育や幼児教育について勉強した内容についてアウトプットしています富岡保育園非公式YouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』です。当たり前にしている子育てが科学的根拠に基づいていることを証したり‥実は誤解していること⁉︎などにも触れております。5分程度聞き流せる内容ですので、洗濯物を干しながら、お皿洗いをしながら聞いてみて下さい。


富岡保育園付属大学
2019-12-20
AI社会における【“無駄な遊び心”の価値】

皆さま1日お疲れ様です。本日は月一の血液検査で病院へ足を運んでおりました村上です。定期的に検査をさせて頂いているお陰で健康に対しては意識高めに生活させて頂けていることに感謝です。

いつも病院へ行くたびに思うことなのですが‥大きな病院ですと、予約受け付けや、精算機などが、機械を通して行うのですが、必ず機械の付近には人間(病院スタッフの方)がいるんです。そして、たいてい「はい。大丈夫ですよ。」と受け付けが出来ていることや、払い済ませたことに対して応答をして下さいます。

皆さん、おもしろいと思いませんか?「ミスをする確率が低く効率が良い機械」を「ミスをする確率が高く効率が悪い人間」が確認しているんです。そして、僕を含めた機械音痴の方は「ミスをする確率が低く効率が良い機械」より「ミスをする確率が高く効率が悪い人間」の方を信用し、確認してもらえて安心します。

だとするなら‥人間の信用や価値は、「ミスをするしない」「効率の良し悪し」ではない⁉︎のではと思った場面でした。


さて、病院帰りに夕方園庭を覗くと、まさに「ミスをする確率が高く効率が悪い人間」の【無駄な遊び心】が詰まった場面に遭遇してしまいました。各種の道具を使って自分たちで作り上げた造形物⁉︎の手前に、「乾いた砂と湿った砂」を上手く使って【×】(壊さないで‼︎)と書いていました。たぶん、書いている本人たちも「明日には誰かに消されてしまうかもしれない」と分かってはいるけれども、【信念】を持って2種類の砂を調合して自分たちの気持ちを伝えました。間違いなく「ミスをする確率が低く効率が良いロボット」はしないでしょう。


さて、僕たち人間が信用してしまうのは⁉︎消されてしまうのを分かっていても、【信念】を持って自分の気持ちを伝えた【無駄な遊び心】を持った人間なのかもしれません。


信念を伝えた2種の砂
2019-12-19
大学入試改革のヒント発見⁉︎

皆様1日お疲れ様です。今日はパスポートの手続きであったり、来年の園内研修の打ち合わせだったりをしておりました村上です。海外、県外へ足を運び学ぶことと、園内で地に足をつけて学ぶことと、バランスをとるよう心がけていきたいと思っております。


さて、最近のNEWSで、来年度、「大学センター入試」から「大学入試共通テスト」へと変わる、その内の目玉が「国語・数学の記述式解答」でした。しかし‼︎採点方法などの難点がクリアできず「記述式導入見送り」が決定されました。

専門家の方が協議しての結果で、入試を受ける受験生や採点者にとっては良かったのでしょうか‥。大学入試が人生のゴールならば、最適解だったかもしれません。ここで問わなければならないのが‥

「大学入試って、そもそも何のためにあるの?そして、そもそも大学って何のためにあるの?」

(この問いも専門家たちはもちろんしたはずです。)

一般的な大学入試の解答方法は「マークシート」形式です。いくつかの選択肢から答えを選んでいきます。この解答方法に慣れてしまうと‥「答えは、この中に必ずある」つまり「世の中には答えが必ず存在する」という思考になりがちです。

しかし、ブログの読者の方しかり、仕事や子育て、人生の中には“答えなんてない”場面が多々あるのではないでしょうか?そんな時に僕たちは『自分なりに納得できる答えを作る』ことが必要となってきます。


今日のトミホ(富岡保育園)は雨が降り終わった園庭で遊んでいる子どもたちもいました。その“遊び”跡を写真で撮ってみました。タイヤを橋のように並べて遊んでいたようです。皆さまもお分かりの通り、子どもたちの“遊び”には“答えなんてない”場面だらけです。そしていつでも子どもたちは『自分なりに納得できる答えを作る』を実践し遊びに没頭しています。

大学入試改革のヒントは、もしかすると子どもたちの“遊び”の中にあるのではないでしょうか⁉︎


タイヤ橋⁉︎
2019-12-18
『何かのネジ』事件

皆様1日お疲れ様です。「FACT FULLNESS」(ファクトフルネス)というビルゲイツやオバマ大統領などのおススメする本を読破しました村上です。スウェーデンで国境なき医師団を立ち上げた方が、【事実に基づいた世界の見方】を、多くの統計されたデータで示した本です。皆さんは世の中は良くなっていると思いますか?それとも悪くなっていると思いますか?正しい事実(ニュースの切り取りやフェイクニュース、またドラマチックに世界を見てしまう本能などから脱した事実)を知らなければ、正しい行動が起こせないのです。

前置きが長くなりましたが‥午前中、園庭の遊具庫(現在は徒党を組んだ子どもたちの溜まり場)から、『何かのネジ』が見つかりました。1人の保育者が、僕と主任先生の所へ持ってきて報告しに来ました。大人3人で困惑しているところへ、1人の女の子が「どこにハマるか見つけてくる‼︎」と『何かのネジ』を持って廊下へ走り出していきました。そして数分後‥女の子が戻ってきて「わかったよ‼︎」と、園庭の水道の蛇口部分であることが判明しました。


なぜ、この女の子はスグに場所が特定できたのでしょうか?日頃の暮らしの中で、僕たち“大人と子どもの視点が違う⁉︎”のではないでしょうか。また、この女の子は、僕たち大人が“経験”に基づいてあれこれ考えている間に、『何かのネジ』を持って、スグに行動に移し、あらゆる場所を見て回ったのだと思います。


ファクトフルネス著者の世界をまたいだ医師も、『何かのネジ』のハマる場所を見つけた女の子も、スグに行動に移しあらゆる場所を見て回ったことで【正しく見る力】をもったのだと思います。そこには“経験”が邪魔をする部分があるのかもしれません。

事件解決の瞬間‼︎
2019-12-17
“たかが”ニンジン“されど”ニンジン

どうも。さきほどお昼ご飯を頂きました村上です。今日のメニューはシチューだったのですが‥星の形に切られたニンジンを発見して、思わず‼︎「星が入っとる‼︎」と言ってしまうと、隣の子どもから「村上先生‼︎アタリじゃな」と。

そして食べ終わる間際に、ふと隣の子どもを見ると‥まさかの『星の形をしたニンジンだけ残す』がコラボしておりました。


トミホ(富岡保育園)では、「給食」と呼ばずに『お昼ごはん』と呼ぶように心がけています。それは配給のイメージが強い時代の呼び名である「給食」を、時代に合わせて楽しんで食べる「お昼ごはん」を意識したいからです。

また、「給食室」との呼び名も、『太陽の台所』との呼び名に変えました。美味しく楽しく食べるためには、もちろん「遊ぶ」が充実していなければなりません。逆に、「遊べる子ども」が安心して「遊ぶ」ためには、美味しく楽しく食べれるお昼ごはんがなければなりません。『保育園の中心的かけがえのない存在』それがトミホでは『太陽の台所』です。そして台所の保育者たちの“粋な計らい”に、僕と隣の子どもは共鳴することができました。


いつも美味しいお昼ごはんをありがとうございます。ご馳走様でした。

星型ニンジン発見‼︎
まさかのコラボ残し‼︎
2019-12-16
『僕たちにできることは?』を考えてみませんか?

こんにちは。「ケーキの切れない非行少年たち」宮口幸治著を読破しました村上です。“見る力”“聞く力”が乏しく、ゆがんで見えている殺人や性犯罪などを犯した子どもたちの実像。そして反省や葛藤するもてない実態の背景などを、児童精神科医の視点から「ではどうすれば変えられるか?」『僕たちにできることは?』について現実に諦めずに書かれた本でした。


さて僕たち乳幼児教育を責をおくものとして『僕たちにできることは?』を考えなくてはいけません。その為には、現在行われていることを改めて見つめ直し、最新の知見を導入しなければ、経験だけに基づくと対処療法になってしまい根幹の問題解決にはあたらないかもしれません。

例えば、先日のブログで紹介させて頂きました『赤ちゃんを抱っこすることによって“心地よい”状態を作り、目と目を合わせ、大好きな人の匂いを嗅ぎながら、言葉をかけること』は、『言葉の獲得』(認知能力)に大きな影響を与えることだと、きちんとした根拠を示して、子育てをする方たちに発信し伝える責務が僕たちにはあります。


【子育て】は、お母さんお父さんだけで出来るものではなく、保育士や教師だけで出来るものではなく、社会全体(地域社会)でしなければ出来ないものだと、今を生きる僕たちは認識を改め直さなくてはいけないのではないでしょうか?

社会問題を当事者レベルで考えてみませんか?
2019-12-16
村上の自慢の友人紹介記事です。

こんばんは。ブログを始めて、かれこれ4ヶ月毎日更新することができました村上です。なぜ続けることができているか?答えは簡単で、読んで下さる方がおられて、感想などを伝えて下さるからです。感謝、感謝です。


ところで、皆様は、「知らない」ところや、「初めて」の場所に行く時、どのような方法をとられますか?

現代では、とても便利なカーナビを使うのではないでしょうか。

では、あなたにとっての“人生のカーナビ”はありますか?

僕は33歳ですが、同年代の方に刷り込まれた“人生のナビゲーション”は「偏差値の高い学校へ行って、良い大学に入って、安定した仕事に就いて、結婚して子どもを授かり、マイホームを建て、定年まで勤めあげること」ではないでしょうか。確かに、このナビゲーションも1つの選択肢かもしれません。しかし、少子高齢化が進む日本では、「〇〇大学卒」は価値が無くなってきます。そして今ある仕事の半数がAIに取って代わられる可能性があるとしたら「安定した仕事」は、あってない⁉︎かもしれません。平均寿命が100歳を迎える未来は、60歳の定年は、もはや、ただの通過点になるかもしれません。

では、現代を生きる子どもたち、また大人も含めて、“人生のカーナビ”が存在するのか⁉︎

時代が目まぐるし変化するごとに、人生のカーナビをアップデートさせることも1つの方法かもしれません。そして、もう1つ方法は、【自分で道を作ること】です。そして自分で作り上げていく指標として、自分に利益が出ることよりも、『社会や地球に利益が出ること』を考える人に価値がおかれることを意識しなければなりません。


本日、僕の友人があるイベントを開催しました。友人が目指しているのは【岡山に新しい学校を作る】です。※詳細は追ってお知らせしていきます。

この友人は、イベントを開催することは「初めて」ですし、学校を作ることも「知らない」ことだらけです。皆さんのカーナビ情報にも無いかもしれません。友人は、「初めて」「知らない」ことを怖れることなく、【自分で道を作ること】を選択したようです。そして、その道が自分のためではなく“社会のため”であることが僕が強く応援する理由です。


僕たち大人は、子どもに“人生のカーナビ”を与えたり、使いこなせるよう教えたりするよりも‥友人のように『自分で道を作ること』を実践する姿を子どもに示すことが重要なのではないでしょうか。


僕の自慢でもある尊敬する友人の紹介でした。【岡山に新しい学校を作る】詳細情報は今後も紹介させて頂きます。(開校に向けて定期的にイベントをする予定だそうです)

2019-12-15
『よくある光景』に隠された秘密

こんにちは。クリスマスシーズンはイルミネーション真っ只中の街中よりも、保育園の方が“心地よい”独身の村上です。理由は察して下さい笑


さて、土曜日の午前中‥1人の保育者が、1歳数ヶ月の子どもを抱っこしていました。皆さんもお分かりの通り、家庭や子育ての現場には『よくある光景』です。ただ、この『よくある光景』が、子どもたちの発達に大きな影響を与えていることをご存知でしょうか?

この保育者と子どもの間には「身体接触」(“心地よい”状態)があります。そして、保育者の視線にご注目下さい。きちんと目と目を合わせて「微笑み」かけながら、声をかけています。これらの経験を積み重ね、脳のある記憶の結びつけが生じることにより、「他者」(この場合、抱っこしてもらっている保育者)という存在がわかります。

※逆に、「身体接触」(“心地よい”状態)無しに、スマートフォンなどの映像で視覚や聴覚情報を与えたとしたら⁉︎「他者」という存在を認識することの妨げに⁉︎また、「自己」という存在も‥発達に大きく影響を与える予測は皆さんもお分かりではないでしょうか?

“心地よい”状態
2019-12-14
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