富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

勉強すれば何でも頭に入るの!?

「とみほ村だより9月号~富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会×クレヨンKIDS」を、新聞配達or村上、どちらが早いか、競い合うように配布しております。早朝からご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。お許しを。

今日は、おたよりの中でも、人気コーナーである、理事長先生コラムを紹介してみたいと思います。

今回は、「こどもを野に放て!(養老孟司との対話)」を参照して綴られていましたよ。

『エビデンスより“自分でやってみる”』

学ぶというと、意識的に何かを取り入れるという風に思ってしまいますが、そうではなくて、自然の中で身体をうごかすことで無意識に教育を受けているわけです。

天気ひとつとっても、人間はコントロールすることができません。思い通りにならない自然となんとか折り合いをつけるために、地道な努力や、予測できないことを受け入れ、わからないことは「まあ、こんなものだろう」と空白のままにしておかなければならないのです。

勉強すれば何でも頭に入ると思っている。でもそれ以前に、自然の中で感覚を磨くことが重要です。

『これからはローカルの価値が高まる』

今度大きな地震が来たら、今の暮らし方を変えないといけないということを、みんな自分のこととして考えざるを得なくなると思いますよ。災害が起こって、一時的であれ、仮に流通が止まったとすると、そのときに一番強いのは、やはりローカルに自給している地域です。もう一つ大事なことを言うと、大規模な災害の後、どのような日常をつくっていくのかということも、今から考えていかなければなりません。例えば、関東大震災の後、日本は大正デモクラシーから戦争へと突き進んでいきましたし、幕末の安政の大地震でも、明治維新へと大きな時代は動くことになりました。このように、「空気で動く」と言われる日本社会は、天災の後、空気が一変してしまうからです。

(↑この文章をうけて、理事長先生の感想)自然災害への知識を得て、できる限りの対策をとること。ご近所さんとのつながりを深めること。災害が起こることを前提に「まちづくり」や「暮らし方」を考えていくこと。そのためには、感覚や感性を十分に養うこと。外でしっかり遊びながら、考えたり、失敗したり、調べたり、協力したり、それを繰り返したりすること。思い通りにならないことに向き合い、知識よりも知覚を磨くことが大事なのだろう。

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2024-09-03
平和な空間に、感謝です。

本日、笠岡市議会定例会、本会議の口火が切られました。会期は、今日から10月2日の31日間です。

今日は、市長から、いくらか議案が提出され‥

市長の専決処分した損害賠償額の決定についてや、笠岡市一般会計補正予算について。また水道事業会計の剰余金処分及び決算認定についてや、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてだったり‥の、もろもろです。

ここだけの話しですが、筆者は、これらについて知識が追いついていなくて、とにかく読み上げられる言葉を追っていくことで必死でした。言葉が難しいわけですよ。

そして、午後からは、総務文教委員会。8つの案件なついて議論しました。

公共施設等総合管理計画に基づくハコモノ施設の削減状況についてや、パートナーシップ等宣誓制度の相互利用に関する協定について。また、学校規模適正化計画の見直しに向けた検討、ウクライナへの消防車両等の提供についてだったり‥の、もろもろです。

もろもろが終わりますと、今度は、笠岡市政策部企画政策課の部長と課長をお招きして、公共交通の勉強会に出席しました。限らせた財源の中、笠岡市民にとって、より良い交通を考えるわけなのですが‥これがまた、かなりの難題‥人口に加え、運転免許保有率や、免許返納者数などの推移を見ながら、バスや船についての適正、適当化を探っていくんです。ちなみにですが、バスやタクシーの運転手のなり手不足は、かなり深刻のようです。

すべての用件が終わって、保育園へ帰ると‥まぁ、ホッとするんです。ワイワイガヤガヤ、平和に遊んでいる子どもたちの姿を見ると、癒されますし‥またその姿を守るためにも頑張らねばと、気合いが入るものです。

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平和に、あそんでます。
これも、平和だね。
2024-09-02
副園長ブログ、丸5年と4日目。

遂に6年生になりました。何が!?

本日のブログが、1829回目になります。1年が365日ですから、かける5年すると、1825‥つまりは、丸5年と、4日目。小学生で言えば、最高学年の6年生になり、4日目の朝礼をすませたところじゃないでしょうか。

思えば、ブログをはじめて、ほんとうに、いろいろありましたね。おっとっと‥回想に浸かる前に。

親愛なるブログ愛読者へ。

雨の日も風の日も、嵐の日も‥途中、3日間ほど休みはしましたが‥つたない文章に目を通し、心を通わせてくださったこと。誠に感謝しております。

ありがとうございます。

いろいろあった、丸5年を、乗り切ることができたこと。また、その、いろいろあった中で、筆者を成長させたくれたのは‥間違いなく、今、この文章を読んだくださっている、ブログ愛読者‥あなたです。

ありがとうございます。

丸々5年前は、どうしてたっけな。2019年の、この時期‥スマホのアルバム写真をたどってみたところ‥

ひとりひとりの職員が講師となり、自分の保育実践について発表する会を開催していました。2017年11月からスタートした保育実践改革を、どうにかこうにか軌道に乗せようと、必死だったんでしょう。手作り感満載の勉強会を、よく開いていたと記憶しています。参加する職員たちは、写真上では、真剣な表情と笑顔が混じり合っていたので、おそらく充実していたはずです。

ほかの写真を見たところ‥現在、岡山市南区植松で「うえまうフリースクール」を運営している横山代表と、あちらこちらのフリースクールを視察に行っていました。立ち上げに向けて、必死に情報をかき集めていたんだと思います。

あとは、ほうぼうの大学へも、足を運んでいる写真がありました。気になることがあると、直接アポをとって、身を乗り出して聞いていました。教授たちのお仕事のお邪魔をしていたんだろうと思いますが、兎にも角にも、これも保育実践改革への必死さが伝わるものでした。

2018年にわずらい、施したガン治療のレントゲン写真もいくつか出てきました。ガン治療から1年ほど経過して、髪の毛がチョロチョロと生えていました。クセ毛の脱毛後‥直毛にでもなるかと、友人たちからは期待されていましたが‥さらなるクセ毛が生えてきましたね。

ほかの写真をながめてみると‥たいていは飲み屋で気分良く酔っているものでした‥寂しいかな、あれから、一緒にうつる友人は、ひとり、またひとりと減り‥家庭をもったり、いろいろと境遇が変わったのでしょうね。

「思えば‥」と、回想に浸かろうとはしてみたものの‥よくよく整理整頓してみると、やってることが、あんまり変わってないじゃん、って話しです。

目的が、保育実践改革から、まちづくりへと移ろっていますが、勉強会や、ほうぼうへ足を運ぶことが大半ですし‥

もはや、一緒にうつる友人がいなくとも、ひとり、飲み屋で気分良く酔ってもいますし‥

そう言えば‥先日、気分良く酔っていた飲み屋で‥「笠岡で、働きやすくて、めちゃくちゃいい保育園があるらしい」との噂話があがっていました。

もしや‥

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さて、9月1日、日曜日。10時から、富岡保育園の所属する地域にある、徳民於賀神社の世話人会があります。そして、18時からは、富岡北地区まちづくり協議会でもお世話になっている、大磯地区の、秋祭りの打ち合わせがあります。

丸5年前には、知りもしない、呼ばれもしない会でしたが、これも成長の証でしょうか。まちを守り、盛り上げることができるよう、積極的に参加していきたいと思います。

ブログ愛読者の皆様。今後も、つたない文章が並びますが、どうかお付き合い宜しくお願い致します。

2024-09-01
副園長、保育士引退の危機!?

岡山県笠岡市。台風10号に関する大きな被害は、今のところ、筆者の耳には入っておりません。全国的には、死亡者や怪我人も出ている大きな台風。

被害者の方たちへ手を合わせる気持ちと‥市内、また当園において無事であったことへのホッと胸を撫でおろす気持ちとで、いっぱいです。

今回の台風対策に向き合うにあたって、いくらかの課題が浮き彫りになりましたので、メモがわりに記しておきたいと思います。

ひとつ目。当法人の任務として、富岡保育園の運営に加えて‥他法人(社会福祉法人天神会)から委託事業として請け負っている小規模保育園クレヨンKIDSの運営があります。

台風はもちろん、もろもろの災害に関して、保護者などへも協力してもらいながら対策をとらねばならない際に‥委託事業として請け負っているクレヨンKIDSの場合、判断の決定権の所在はどこにあるのか。ここを明確にしておかなければならないと、このたび強く実感しました。

クレヨンKIDSの場合、保護者様のほとんどが、その天神会へお勤めであるので、休園などの判断をすれば、勤務先への影響も明らかなのですが‥(もちろん、富岡保育園でも、どこの園でも、どこの勤務先でも同様ですが‥)園児の命を守ることが、間違いなく最優先であることを念頭に考えると、さて、判断の決定権や、判断基準はどこにおけば良いだろうか。ここは、あらためて議論する余地があると、筆者は思っています。

ふたつ目。ひとつ目と視点は近いところにありますが‥市内の、こども園の対応について。こども園という施設は、ザックリ説明すると‥幼稚園枠と、保育園枠が、ガッチャンコしたものです。保護者のお仕事の有無や、仕事時間などに応じて、利用時間などが異なるものでもあります。

その、こども園での、今回の台風への対応。学校を管理する教育委員会が休校指示を出すと、幼稚園枠の園児は休園。保育園枠の園児の場合は、警戒レベル4が出るまでは通常通り。

この対応について、ヘンテコリンだと思うのは、筆者だけでしょうか。もちろん対応の筋道は分かっています。管轄省庁の違い。そして、保護者のお仕事への影響も配慮に入っていることも。

ただですね。同じ施設内で、いくら幼稚園枠と保育園枠があったとしても、園児は園児です。園児の命を守ることが、間違いなく最優先であることを念頭に考えると、ここも、あらためて議論する余地があると、筆者は思っています。

噛みつきたいわけでもありませんし、もちろん、保護者の方も含めて、さまざまな方たちが、災害対策の裏側では、汗水を流して支えて下さっていることも分かります。

けれども、筆者は思うんですね。3歳児20名に対して、保育士基準は1名の世界。20名の3歳児を、1名の保育士で、災害などのアットランダムなトラブルを、当たり前に、無事に乗り切れると、本当に、皆さんお思いでしょうか。子育てに、少しでも関わったことのある方ならば、それがどれだけ無理難題であるか、よくよくお分かりかと思います。家庭に、お子さまが1人でも、災害の時には、必死に、必死ですよ。


どうも、メモ程度のつもりが、熱くなってしまいましたので‥お冷やがわりに、ひとつ、エピソードを。

台風対策で、筆者が園内をウロウロしているところ。トイレから声が聞こえてきました。

「せんせーい!ウンチがでました!!!」

おそらく、おしりを拭いて欲しいのだなと、筆者が駆け寄ると‥

「せんせい、呼んできて!」

なるほど、なるほど、そう来たかと‥

「村上先生も、せんせい、じゃけん、拭いてあげるよ!」

「むらかみせんせい、せんせい、呼んできて!」

なるほど、なるほど、じゃあ、これでどうだと‥

「村上先生も、おしり拭けるけん、大丈夫よ!」

「せんせい、呼んで!」

なるほど、なるほど、わかったよ。

「OK!じゃあ、せんせい、呼んでくるな!」

すぐさま、通りかかった保育士1年目の笑顔キラッキラッの先生を、呼びました。そして、気持ち良く、ウンチの処理が出来たことは、もう言うまでもないでしょう。

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2024-08-31
空振りを恐れない台風対策

「村上先生!こおゆう時は“空振りを恐れない勇気”が大事よ!」

これは、今朝、物知りで有名な牛乳屋のミノルさんから、かけられた言葉です。

何を空振りするかって、バットとボールを使った競技をするわけでなくて‥このたびの台風対策をするにあたっての話しです。

「このくらいなら大丈夫!」と、バットを振るどころか、バッターボックスさえ入らないような対策をとるよりも‥

対策を念入りにして、もしも被害が無ければ「無事で良かったね!」と、安堵できるような対策をとった方が良いよ!って、ミノルさんは言いたかったんだと思います。

地震と違って、台風については、事前に情報が入ってからの対策となります。どのくらいの程度の対策をとるかは、私立の乳幼児施設では、施設長判断となっています。

このたびの台風10号についても、様子見をするという判断をされた施設もあるでしょうし、事前に対策をとるという判断をされた施設もあったかと思います。どちらが正しいか、正しくないか、正解はありません。

富岡保育園の場合は、台風10号のニュースを確認してから、早め早めの対策をとり、保護者の方へも、ご協力をうながしていきました。

保護者の方からは、「安全対策をして下さり、ありがとうございます。」とのお声を、たくさん頂き、事前対策ですね‥被害にあわないかもしれないけど、バッターボックスに立って、考えられるだけの対策、勇気を持ってバットを振らせてもらいました。

災害対策のマニュアルはもちろんあるのですが、マニュアルはあってないものと、筆者は頭の片隅では思っています。台風は台風でも‥地震は地震でも‥火事は火事でも‥毎回、状況は異なります。

また、他園の対策についての情報も収集はしますが、特段、そのまま参考にはしません。なぜなら、同じ台風でも、同じ地震でも、同じ家事でも‥立地条件や園の規模、何から何まで‥状況は異なります。

なので、災害対策のマニュアルはもちろんベースにはしますが、その都度、その都度、最善の対策をとるように努めます。

園に、我が子の命を預けて下さる保護者の方にとっては、その都度、その都度の対策が、信頼への指針となるはずです。

バッターボックスに入らないような対策か、空振りするような対策か、どちらが信頼を置くことができるかは、あなた次第でしょう。

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8月30日、金曜日、14時30分、現在。富岡保育園、園児ならびに職員、建物なども含めて、無事でございます。引き続き、警戒をしながら、安全第一の対策をとっていきたいと思います。ご協力宜しくお願い致します。

2024-08-30
保育士の個人責任への疑問

おそらく、ブログ読者も含めて、一番の関心ごとは“台風情報”ではないでしょうか。テレビ、新聞、インターネット‥あらゆるツールを使って、情報を集めているはずです。

その情報をもとに、各コミュニティで対策や対応を講じていくわけです。もちろん富岡保育園も、しかり。

このたびの台風は、水曜日くらいがピークかと思いきや‥木曜日、金曜日、土曜日と‥富岡保育園の所在する、岡山県上陸が、延びに延びている状況です。

ピークに合わせた対策がとれれば申し分ありませんが‥なにせ、自然現象ですから。

子どもの命を、第一優先に。保護者の方々と、保育者一同、力を合わせて、最善の対策と対応がとれるようしていきたいと思っております。

ブログ読者も含めて、何卒、ご協力宜しくお願い致します。

もちろん、ご家庭でも、不要不急の外出を避けたり、またガソリンや携帯電話などを満タンにしておくなど、避難準備も、同時に講じていただけたらと思います。


さて、本日のブログは、とある新聞に掲載されていた問題提起です。台風などで自宅待機しておられる方は、お時間の許す限り、少し考えていただけたらと思います。

ここのところ保育界でキーワードになっている『不適切保育』というものがあります。

暴言や、暴力、ネグレクト、性加害などなど。皆さまのご想像のつく、不適切な行為、保育士として許されざる行為をさします。さしますが、定義は、それこそ曖昧なんですね。

その『不適切保育』をしてしまった保育士が、辞めたそうなのですが‥

背景を説明すると‥その保育士は、子どもから慕われ、保護者からも信頼を得ていた先生でした。ただ、今回、はしゃいでいた園児に対応をして、そして怪我をさせてしまったんです。つまり、それが、不適切保育にあたるとされ、その保育士は退職に追い込まれたわけです。

とある新聞には、子どもは、時に予期せぬ行動をとる上に、保育士は同時に多数の子どもを見ているため‥

極端を言えば、怪我をさせれば不適切‥叱っても不適切‥放っておいても不適切‥などの不適切保育の可能性が多々ある中で、保育士の個人責任が問われることが多いのは、疑問ではないか!?との問題提起がなされていました。

さて、ブログ読者の皆さまは、どのようなお考えをお持ちでしょうか?

今回の問題提起のキーポイントは‥

「はしゃぐ園児に対応して、怪我をさせた」

「不適切保育の定義があいまい」

「保育士の個人責任への疑問」

このポイントについて、どのような考えを持つかで、回答は違ってくるかと思います。

正解不正解はありません。是非、ご一考下さいませ。

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2024-08-29
本来の子ども集団とは!?

先日、足を運んで下さいました、とあるお客様からの愛のあるメッセージを、感謝の気持ちをもって、ご紹介したいと思います。承諾を得ていませんが、おそらく、許して下さるであろうと‥甘えさせていただきます。富岡保育園ファン、みんなで共有し、さらに、保育の質を高めていきたいと思います。

本日はお忙しい中、突然の見学に対応してくださり、ありがとうございました。

伊藤園長先生の熱い思いをお聞きし、現場の先生方の温かな関わりやまなざしを拝見し、何て心温かで自然体でいられる園なのだろうと感動しました。

子どもたちも自然体で、素直に「かわいいな」と思えるひと時でした。

そして、子ども集団本来の「異年齢で群れて遊ぶ」姿が見られて、こうした中で人間関係も言葉も保障されていくのだと感じました。

また、自然豊かで温かみのある園庭や歴史のある園舎、自由に使える保育室や道具という豊かな環境もあり、とてもうらやましく思いました。

「子ども中心の保育」「子どもの思いに応じる保育者」「環境を通した保育」が自然に展開されている保育を拝見できて、私自身、保育を改めて考える機会となりました。ありがとうございます。

素敵な保育の傍らで、公民館をつくったり地域の方に園を開放したり、地域に根差した取り組みは本当に素晴らしく、今、保育園に求められる地域に開かれた園とはこうしたことだなと、とても勉強になりました。

また、そうしたことも先生方から学ばせていただきたいなと思いました。

資料も沢山いただき、繰り返し拝見しているところです。

 

また、もしよろしければ、午後の様子を拝見したり、地域の方との関わりについても学ばさせていただけると嬉しいです。

ぜひ、副園長先生のお話もお聞きすることができると、さらに私の学びが深まるように思います。

本日は、本当にありがとうございました。

先生方にも、お忙しい中、温かく迎えてくださり心から感謝申し上げます。

暑い日が続きます。また台風も来ております。どうぞご自愛ください。

取り急ぎお礼まで


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2024-08-28
兎跳びでは大谷選手は育たない

保育の質の向上、また保育リーダーたちの処遇改善などの名目により、全国各地でキャリアアップ研修というものが開かれているんじゃないかしら。

かしらって、実は‥筆者は、その研修を受けたことがないので、いろいろな方面からの又聞き情報で、お話しせざるを得ないのです。

もちろん、質を向上させるためには、知識や情報のアップデートは必須です。兎跳びで、水分補給などもってのほかである根性野球をしていたら、いくら大谷選手でも、才能も開花できなければ、その芽を潰しかねないわけで‥近からず遠からず、似たようなことが保育の現場でも起きるはずです。

けれどもですね‥当園の受講する地方のキャリアアップ研修では、講師がどこの誰だかも分からない状態で‥申込日から、受講が認められ、そして当日を迎えるまでの日程が、とんでもなく短い。

受講する保育士からすれば、せっかくお金を払い、キャリアを積めるわけですから、講師だって選びたいでしょうし‥また、丸一日、会場に箱詰めされるわけですから、前もってお休みもとりたいだろうし‥

おそらく、その地方の大学教授の日程をおさえたり、会場をおさえたりと‥企画側も一生懸命なのは、じゅうじゅう承知の助なのですが‥せっかく腰を据えて学ぶわけですから、ご本人も、その園も落ち着いて臨みたいはずですよ。

当園の受講する地方のキャリアアップ研修については、又聞きの範囲で言えば、少しやさしくないな‥突貫工事のようだな‥計画性に乏しいな‥と感じるものがあります。

たぶん、企画側になったら、その理由がよく分かるのでしょうが‥“こどもまんなか”を謳うわけですから、我が国は。そこは、やっぱり現場第一優先に進めてほしいと思いますね。


さて、本日は、笠岡市議会議場では、「予算決算委員会協議会」が開催されました。

主な議題は、令和6年9月の補正予算についてです。

梅雨期に崩壊した、ため池の整備事業や‥新型コロナワクチン接種事業、臭気対策事業など。また寄付金による、小学校の教材備品購入などなど。

補正予算額は、約2億8千9百万。そのうち、国や県からの支出金、また寄付金をのぞく、市の一般財源からは、約1億6百万円。

何の事業に、どのくらいのお金が使われるのか。また、それが市民のためになっているのか。しっかりと勉強して、是非を問おうていきたいと思います。

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ちなみに、午後からは(筆者は該当議員ではないので出席しませんが)会派代表者会議、さらには予算決算委員会理事会が開催されます。

2024-08-27
災害時の休園基準について

昨晩、笠岡市では、雷が鳴り響きました。ピカッ!ゴロゴロ!ドッカーン!その光と音に、多くの人たちが、心細さを感じたのではないでしょうか。また市内のところどころで、停電になったとの情報も入っています。懐中電灯を探したり、この時期であればエアコンがきかないとなると暑さ対策などで焦りましたとのお声も耳に入っています。

今のところ、大きな被害はないものの、今週の半ばには、台風が接近する予報となっております。“備えあれば憂いなし”と、簡単な話しではありませんが、考えられる範囲で準備をしておくことも大事ですね。

ちなみに、さきほど、ある保護者から「保育園は、警報が出た場合はどうなりますか?」との質問を受けました。

基本的には、保育園という施設は、ある程度の警報では休園はしません。ただ、特別警報となると、あとは施設長の判断により、休園になることがあります。

が、休園になろうがならまいが、危険と感じた場合には、各家庭の自己判断でお休みしていただくことを、強くオススメいたします。

休んだからといって、お子さまにとって、マイナスに働くことはありません。保護者の方のご都合がつく範囲で、自宅で安全に過ごして下されば幸いです。

ちなみにですが、どんな警報だろうと、筆者は園で待機していますので、判断がつかなかったり、お困りごとがあれば、ご連絡下さい。

笠岡市は南北に長いため、ご住所のある地域ごとで、災害格差があるかと思います。現在、富岡保育園へ通って下さるご家庭は、富岡地域だけでなく、市内全域、また市外からも、大勢おられます。富岡地域が安全でも、各地域が危険な場合もありますし、またその逆もあるでしょう。

メールなどで一斉送信してくれればとも考えますが、メールについても災害によっては届かない場合も考えられます。付け加えると、電話についても同様です。

普段、便利の良い生活をしていると、それらが使えなくなれば、途端に危機を迎えてしまう、私たちです。危機を迎えた時に、どのような判断を下すか、行動をとるか。平時に学び、さまざまな材料を揃える必要もあるでしょうが‥最後は“自らの感覚”が頼りになるんじゃないでしょうか。国や県や市、行政のせいばかりにしていても、生き残れませんしね。

ブログ読者の皆さま、自らの感覚に自信はありますか?

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筆者直通→09X33715648です。

2024-08-26
保護者と保育者は鏡合わせです。

ある教育系雑誌のQ&Aコーナーをのぞいてみますと、とても辛辣な質問がぶつけられていました。

30代の保育士さんからの質問‥

Q.「親としてすべきことをせず、子どもを園に預ける保護者が多いです。親の“働き”は稼ぐだけでなく、子どもの面倒をみることもあるのではないでしょうか?」

この質問の背景として‥この保育士さんは、働くお母さんやお父さんを助けられるような子育て支援を心がけていること。ただ、自分は保育士であって、子どもたちの親にはなれないと思っていること。

髪の毛ぐらいといて登園させてほしい‥パンツにウンチがついていましたよ‥習い事ばかりさせずに親子の時間を割いてほしい‥など、密かに思うところはあっても、保護者を怒らせてはいけないと思い、黙っていること。

また、この方には小学生と保育園児年齢のお子さまがおられて‥母親としてできる限りのことをしていること。そして、時には旦那さんなどに口うるさくなってしまうのだけれども、言い過ぎてしまった時はちゃんと謝っていること。

いろいろな思いが愚痴と感じつつ、こぼすこと、分かち合うことは、その職場ではないこと。さらには、仕事以外の話しを、男性園長は無駄話だと切り捨て、懇親会なども開こうとはしないこと。


このような質問に対して教育心理カウンセラーからの答えは‥

A.「“親”としての自覚も、頑張り過ぎると負担になります。“働くお母さん”の葛藤を、あなたから語っていくのはいかがでしょうか。」

この答えにいたるまで‥カウンセラーの方は、保育現場でモヤモヤする葛藤を抱えながらも、踏ん張って働く質問者に、健気さを感じ励まします。

励ましながら、「保護者は聞く耳を持たない、通じない」と嘆くばかりではなく、保護者の生活状況を汲み取りながら、思いを伝える工夫をするよう促しています。

また、愚痴については、客観的な視点から保育の研究課題にできるとも進めています。

そして、最後に‥“保育士”であり、“親”である葛藤を伝えていくことが、保護者との共同保育の一歩になることを伝えていました。


さて、ブログ読者の皆さまなら、どのようなお答えをされますでしょうか?

辛辣と記しましたが、全国を見渡せば、このような赤裸々な思いを抱えている保育士は大勢いるかもしれませんね。

筆者であれば‥親だけでなくて、たくさんの人が関わって面倒をみる方が、その子どもにとって健全だからさぁ‥なんて答えちゃいそうで‥カウンセラーのような優しく寄り添った言葉が出てきそうにないです。

そもそも、髪の毛をといたりくくってあげたりした子どものその後の成長までも見届けることができる、なんて素敵な職業なんだけどなぁ‥もったいないですよ。

うちの上司が、よく筆者たちに言うメッセージの中に‥『保護者は保育者の鏡』というものがあります。

親としてす“べき”ことを‥という思いは、“保育士”としてす“べき”ことを‥という思いと鏡合わせのように存在します。“べき”論は、お互いを許し合う関係の真反対にあると言ってもいいでしょうから、余計と保育の幅を狭めて、同僚などとも窮屈な関係性に陥っちゃうんじゃないでしょうか。

つい、説教くさくなってしまい大変申し訳ありません。自分で言うのもなんですが、筆者はカウンセラーには向いていません。

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2024-08-25
副園長としての、残りの任務

『みんなのために必要だとしても私以外の誰かがやってほしい』ことってありませんか?

公民館活動や、まちづくり協議会活動もそれに値するでしょうが‥その最たるものと言えば‥任意であるにも関わらず、ほぼ全戸加入が原則である“町内会”があります。

この“町内会”活動が、各地で整理縮小、淘汰されはじめていて‥富岡保育園の所属する富岡地区でも、例外ではなくなってきているんです。

もちのろん助として、人口減少、超少子高齢化が原因として挙げられるのですが‥それと同時に、『みんなのために必要だとしても私以外の誰かがやってほしい』という感覚が広がっていることも、その1つなんじゃないかしらと。

歴史をたどると、町内会のような自治組織は、『私こそが』『俺こそが』『わしこそは』と、引き受けられていたそうです。地域に根を張り、自ら汗水たらして生産や商売がなされていた時代‥“人や環境を含む地域全体を守り育てること”が家業の利益に直結していたからなんです。

けれども、現代のように、筆者も含めて、サラリーマンがほとんどとなってしまうと‥具体的に言えば、町内会活動と家庭の財布が直結していないんです。

現金なことを言えば、金の切れ目が町内会の切れ目なのでしょうか。

地域のボス支配は嫌だけれども、私が引き受けるのはもっと嫌。こうした本音が町内会近辺をウロウロとしているのが、現代地域社会です。


実は、筆者も、ウロウロしていた1人です。実家の町内会ではほとんど役割を担っていませんでしたし‥消防団には属していましたが、比較的消極的な気持ちで携わっていました。まさに『みんなのために必要だとしても私以外の誰かがやってほしい』と思っていました。

けれども、富岡保育園に勤め、ひょんなことで、富岡北地区まちづくり協議会に参加するようになり‥その流れに乗って市議会議員になった今‥『誰かが』なんて、悠長なことを言っていたら、破綻することに気づいちゃったんです。


ありがたいことに、副園長として、園の内政に関わる業務は、今年度ほとんどを引き継ぎました。もちろんアフターフォローはしていますが、すでに引き継いで下さった方々が、責任を持ち、自分の裁量で試行錯誤しながら取り組んで下さっていますので、お役御免といったところでしょう。

残すところは、外交面。富岡保育園の地盤である富岡地区の存続をかけて。副園長という立場と、市議会議員という立場を、上手に活かしながら、地域にたくさんの『私こそが』『俺こそが』『わしこそが』と手を挙げ、足を動かして下さる方を増やすことが出来れば、僕のお役は御免でしょう。

さきほど、『徳民於賀神社』の総代会に、勉強がてら出席させてもらいました。まさに『みんなのために必要だとしても私以外の誰かがやってほしい』が重なった結果のように、総代会のやりとりも困難を極めていました。ただ、そんな中でも、役をまっとうしようと懸命に頑張っておられる方もいるんです。当たり障りのない応援ではなく、出来る限り以上に応援していきたいと思っています。

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2024-08-24
暮らすには、時間がかかります。

小学生たちの夏休みが終わろうとしています。来週の月曜日からは、笠岡市内の学校では2学期がスタートします。

出会った小学生たちに「来週から、また登校班で会おうな!学校楽しみろ?」と、尋ねると‥満場一致で「ぜんぜ〜ん。めんどくさ〜い。」と答えますし‥

出会った保護者たちに「来週から、学校がはじまりますね?」と、尋ねると‥これもまた満場一致で「よ〜やく、学校がはじまってくれる〜。」と答えてくれます。

問う筆者自身も、満場一致を求めながら、おかしげに問うところがありますが‥なんにせよ、はじまります。ただ、心配なのは、よく報道で言われている、2学期スタート時が、一番不安定になりやすいこと。そして、まだ夏休みが終わったとて、暑い、熱いんです。登下校時の熱中症も心配です。行きも心配ですが、帰りの時間帯は、西陽が強く、現在も38度くらいを計測しています。これ以上、地球が暑く、熱くなるようなら、距離に関係なく、全面バス通学になる時代も近いのかもしれない‥と思うのは筆者だけでしょうか。

何か良い方法はないかな〜と、ぼんやりといろいろ考えるんですよね。例えば、夏休みを1ヶ月間くらいにして、学生にも有給休暇みたいに、欠席ではない、自分で決めて休む日を作ったらどうかな〜とかね。もしそうなったら、先生たちの負担が増えるんじゃないかしらって意見が出てきそうなんだけど、なんとかなったりするんじゃないかな〜て楽観的に思ってしまうんですよね。だって、あのコロナ禍を、乗り切ったんだもんな、学生も先生たちも。


今日、富岡保育園には、その夏休みが終わろうとしている小学生、卒園児の2人が、遊びに来てくれました。保育者みんなで「おかえりなさ〜い。」と迎えると、どこか恥ずかしげな表情が可愛らしかったですね。

2人の様子を少しだけ見ていると、おもしろいもんだな〜と思っちゃったんです。それは、実習生の大学生だったり、インターンシップ生の高校生だったり、ボランティアの中学生だったりに比べて‥比べて、上手に暮らしているな〜と見えました。遊んだり、ごはんを食べたり、お昼寝をしたり、自分も率先して交わる時もあれば、抱っこをして面倒をみるような時もあったりと‥特に保育者たちがアドバイスなどの声をかけるまでもなく、上手に暮らしていました。

年齢的には大学生や中高生に比べると、そりゃあ劣るわけですけれども‥富岡保育園での暮らし歴であれば、断然、今日の小学生たちの方が長いわけですから‥当然と言えば、当然の結果なんでしょうね。

富岡保育園は“暮らす”コミュニティです。なので、特別な技術や才能があってもなくても、暮らすことができれば、それで、十分間に合うんです。

自分の暮らしに不安や、悩みがあれば、是非、富岡保育園へ足を運んでみて下さい。わいわいがやがや、汗や涙とふれあいながら、暮らしましょう。

なんだか、番組の宣伝みたいになっちゃいましたが、お許しを。老若男女、国籍、性別問わず、皆さま、お待ちしております。

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2024-08-23
しゃしゃり出ちゃった、筆者。

最近の筆者は、地域の秋祭りを成立させるために、躍起になっています。

秋祭りは神社の神事であるため、地域性が特に強く出るんです。なので、地元の人でない人が、とやかく言ったり、しゃしゃり出るのは‥お門違いであることを、生粋の田舎育ちである筆者であれば、よくよく知っているところなんですね。

また、生粋の田舎育ちの癖して、そこまで、お祭りに血が騒ぐタチじゃないんです。熱く燃え盛っている野郎どもを遠目で眺めながら、祭りの雰囲気を少し味わえれば、それで良しというタイプなんです、僕は。

しかしですね‥このたび、しゃしゃっちゃってんですよ。自分でも、お門違いだってことは重々承知の助なのですがね。

10月19日、20日に開かれる徳民於賀神社の秋祭り。たいていは、土曜日に青年団の千歳楽が賑やかに担がれ‥そして、日曜日に子ども会の子どもたちと、神社の役員たちでお船を引っ張る‥そんな形式なんです。

なんですが、これも、筆者は生粋の富岡育ちでないため、なんとなく知っている程度のもの。青年団の団長さんや、子ども会の会長、神社の役員の方々の繋がりや、秋祭りまでの計画や準備の仕方など知るよしもなかったんです。

富岡保育園に勤め出して、19年ばかし。秋祭りへは、どこか他人事のように、「お!賑やかにやってんな!おめでとうございます!」くらいな、関わりでした。そして、正直なところ、富岡育ちでない筆者であれば、それくらいの関わりが、ちょうど良かったりするもんなんです。

ただ、がってん、なぜ、しゃしゃり出ちゃっているのか‥実は、昨年、青年団の千歳楽を少しだけ担いだのですが‥圧倒的に人手不足だったんですね。そして、富岡地区は、南から北へと比較的広いこともあり、担ぐ人たちが顔見知りでないことも‥

また、子ども会で言えば、富岡地区の中で各年度ごとに当番制で回っているため、回ってくる頃には保護者も代わり、秋祭りへの関わり方が分からないメンバーになっているんです。そして、このたび当番に当たっている子ども会の会長のところへ話しをしに行ってみると‥「子ども会の役員になりたくない保護者が多くて‥現在、8人しか(入会している子ども)いないんですよ。」「その上、今回の秋祭りの日程が‥中学校の体育祭の延期日と重なっていて‥8人のほとんどの家が、中学生の兄弟がいるから、保護者の付き添いが出来るか出来ないか確定できないんですよ。」

これは、かなり困ったサンじゃないかと思うのは、筆者だけなのでしょうか。さらに追い打ちをかけるように、神社の役員の方々も高齢化が進むとともに、このたび就任された方は、急遽であったため引き継ぎなんてもってのほかだったんです。つまりは、よく分かんない状態なんです。

さて、ブログ読者の皆さま。整理整頓しますよ。

青年団もこのような状態。子ども会もこのような状態。神社の役員もこのような状態。そして、このような状態同士の方々が、誰が青年団で、誰が子ども会で、神社の役員で‥と、人間関係が繋がっていない状態なんです。

ブログ読書の皆さま、どうしましょうか?もしかすると‥

「だったら、やめればいいじゃん!」と、サラリと答えてくれた方もいるんじゃないかしら。

けれども、地域の祭りをやめるってことは、実は、地域の人間関係の繋がりをあきらめるってことと、イコール関係にあるんじゃないかと、筆者は思っているんです。

人間関係が希薄になりつつある世の中‥せめて祭り事の時にでも、顔見知りになり、人間関係の繋がりを持とうじゃないか。突き詰めると、防災であったりの根幹は、なんちゃらアプリとかよりも、人間関係の繋がりなんです。

とりあえず、しゃしゃり出ちゃったので、何かしら動きます。まずは、このような状態を打破するために、人間関係を繋いでいくところからスタートしようと思っています。

明日、青年団の方と、神社の役員の方とを引き合わせるために、突撃訪問作戦を実行して、ノミニケーションする計画を立てました。これから、9月は敬老会などの行事もあるため、あっという間に10月のお祭りの日を迎えてしまうので、控え目にしゃしゃり出ながら、着実に進めていきたいと思います。

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本日のお昼ごはんです。
2024-08-22
柔よく剛を制す

もっぱら、ある政党の総裁選が、紙面を賑わせている。誰々が立候補を表明した、立候補を具体的に考えている、立候補するのではないか‥その裏では、おそらく本人の意思だけではない、さまざまな登場人物たちの思惑が働いているのだろうと思う。そしてまた、働くからこそ、政治が成り立つのだろう。


政治家たちの思惑、働きとは、また違うところにあるのかもしれないのだが‥目的を果たすためならばと暗躍する姿は、どこか永田町界隈を奔走するひとりにも見えたものだ。

5歳児の男の子たちが、たむろをして遊んでいました。4人くらいいたでしょうか。ソフトブロックや、そのあたりの机や椅子を利用して、彼らの陣地を作っていたようです。

そんな時に、たまたま、ひとりの3歳くらいの男の子がやって来ました。それも陣地の中に。そして、陣地を乱そうとする動きをするものですから‥彼らにとっては、たまったもんじゃありません。

口で説明する間に壊されてしまうと思ったのでしょう。腕尽くで、彼を追い出そうと躍起になります。叩いたり、蹴ったりすれば、傷つけてしまう‥なので、彼らは、彼を持ち上げて、陣地から遠ざけようと試みます。

しかし‥遠ざければ遠ざけるほど、彼は喜んで陣地へ帰ってくるんですね。彼らの心中は、穏やかではなかったでしょう。

そして彼らのうちのひとりが、遂に、顔を真っ赤にして怒ろうとしたその瞬間‥彼らのうちの、もうひとりが、顔を真っ赤にしている彼に対して、人差し指を口元にあてて、「しーっ‼︎」と、ささやくように声をかけ‥「おれに、まかせて‼︎」と告げました。

どうするのだろうと‥永田町界隈にある懐石料理屋のふすまを覗き見するように見ていると‥

「おれに、まかせて‼︎」と告げた彼は、陣地へ何度も入ってくる彼の肩に手を回し、そして耳に手を当てて、ヒソヒソ話をしながら、陣地を遠ざけつつ歩き出して行きました。そして、話し終えると同時に、3歳くらいの彼は駆けて行き、陣地へ帰ってくることはありませんでした。

どんなマジックを使ったのだろうか。何を耳打ちしたのだろうか。あまりにも速やかなる解決に、つい、ふすまから声をかけるかのごとく‥

「ねぇねぇ。さっきのヒソヒソ話‥何て言ったの?」と興味津々に聞いていると‥

「あのな、あっちの、とおくのほうに、ノコギリクワガタがおるかもしれんよ、って、いったんよ。」

ヒソヒソ話を終えた彼の、陣地へ戻る足どりは、とても軽いものでした。

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2024-08-21
笠岡市の財政を、赤裸々に。

ちょっと、きょうは、おかたい話題です。富岡保育園も、クレヨンKIDSも所属している、【笠岡市】の今後の収支の見通しについてです。

議場にて、市長ならびに財政課から説明がありました。

結論から言うと、このまま、何も手を打たずに、今までのように新規事業をぽんぽこぽんぽこしていたら‥「笠岡市の財政は極めて危機的な状況にある」ので、ヤバいですよって話しでした。

なぜ、そんなにヤバくなっちゃったのか!?

一つ目には、急激な物価高騰と、労務単価の上昇が挙げられます。その影響により、物件費や工事費などが想定外に大きくなっちゃったんですね。

二つ目。これまでの財政の収支見通しが、物価高騰や、労務単価の上昇を、適切に見込めていなかったから。

そして三つ目。収支の不足を、2億円から3億程度の行政改革の効果により、解消できると、安易に見込んでいたから。

この三つが、大きな理由に挙げられます。

その上で、すでに令和2年度には、財政調整基金(積立金のようなものです。)の残高が5億円(笠岡市の規模では30億円くらいが妥当らしいです。)となり、深刻な状況となっていたのですが‥

ここで、新型コロナウイルス感染症に対応するため、国からの臨時交付金や、一時的な普通交付金の増額により、その場をしのぎ、延命しちゃってたんですね。

そして、現在‥財政が極めて危機的な状況にあることを、市民の皆様に理解してもらい、身の丈に合った行財政運営を作り直さねばならないので、どうかご理解とご協力を宜しくお願い致しますって説明でした。

ちなみに赤字になっちゃって‥赤字が30億円くらい膨れ上がると‥破綻しちゃいます。なので、これまでの行政サービスのあり方や補助金、イベントなどの各種事業の見直し、未着手の大規模ハード事業の計画変更などに取り組んでいきますよって、話しもありましたね。


兎にも角にも、笠岡市に住む以上、また働く以上、笠岡市の財政状況とは無関係ではいられません。筆者や読者も含めた、私たち市民が、市民として何が本当に必要なのかを考えることも大事だと思っています。

私たち市民が、安心安全な暮らしができるためには!?この視点を持って、事業計画などに声を挙げていかねばなりません。

読者で、ご意見やお知恵などを、お貸しして下さる方がおられれば、筆者まで。どうか宜しくお願い致します。


ちなみに、笠岡市の財政は‥過去を振り返ると、土地区画整理事業に始まり、街路事業、公園や体育館建設などの、立て続けに行われた大規模ハード事業により借金が増大し、毎年の返済から、一般財源が圧迫することで、多額の財政調整基金の取り崩しが行われてきました。

その上で、平成の合併をしなかったことで、地方交付税が減少し、さらに厳しい状況になりました。

その当時、国による財政の指標、健全化判断比率のうちの、実質公債費比率は、平成17年度、24.5%と、中四国ワースト1位という結果にまで陥りました。(※24.5%を簡単に例えると、100万円の収入のうち、24万5千円が借金の返済にあてられるという%です。)

その後、健全化へ向けて励み、財政調整基金も少しずつ回復していた中‥住宅新築助成金や、まちづくり協議会の発足、企業誘致の奨励金の増額などなど‥多額のお金が流れ出ていく仕組みが出来てしまい‥さらに、同時に、学校の耐震化や空調設備事業が実施され‥そして、大規模災害が続き、回復から財政調整基金が減少傾向になり‥

近年、ふるさと納税や土地売却などの臨時収入がありましたが、それも全てその年度の財源となり‥まさに、自転車操業状態になっているわけなんですね。


さて、この事実を知り、笠岡市民の皆さまは、何を思いますか?他市町村に逃げますか?それとも、目の前の子どもたちの未来を守るため、ともに責任を持って課題解決に取り組んでいきますか?

県外の他市町村でも、似たような状況に陥っているところもたくさんあります。アイデア次第で、ピンチはチャンスになります。

村上太志、頑張りますので、どうかご協力宜しくお願い致します。

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2024-08-20
ごっこ遊びと、人権。

現場保育者が、毎月綴る「Narrative Tree(ナラティブツリー)」という書き物が、富岡保育園にはあります。“Narrative”も“Story”も“物語”という意味ではありますが‥“Narrative”は、一方的な行為ではなく、語り手と読み手が相互に理解しコミュニケーションをはかることが大切とされています。

ややこしげな講釈は置いときましょうか。今月提出されたNarrative Treeを紹介しますね。

いつもは、作者となる現場保育者がテーマを決めるのですが‥今月と来月提出分には、筆者から、あらかじめ課題テーマを設けました。

それは【人権】です。

広く深いテーマだからこそ、日常に追われていると、置いてけぼりにされがちな視点。なので、夏の自由研究っぽく、全保育者に課題としました。

提出されたNarrative Treeを読むと‥おそらくではありますが、ほとんどの保育者が、辞書やネットなどを駆使して、まずは【人権】についての定義を調べたもようでした。

そして、その定義を頭に入れながら、普段の自らの保育実践を振り返ったり、また子どもたちの姿を追っていたように思います。

「待てよ‥今の私の言葉かけは、【人権】的に、どうだろうか!?」

「待てよ‥今の、あの子どもの姿は、【人権】が保障されているだろうか!?」

プロの保育者だから当たり前と言われれば、それまでなのですが‥教育的思考の理想を追い求めるがあまり、人権的思考から外れてしまうだなんて、元も子もないことは、よくあることなのです。

なので、定期的に、人権とは!?と自問自答する習慣をつけておくことが、プロの保育者には必要なのだろうと思っています。


Title 髪切り屋さん

今回、人権について、テーマが決まり‥まず、もう一度、『人権とは?』と調べることから、始めてみました。

一言で言うと、『人が人として、社会の中で自由に考え、自由に行動し、幸福に暮らせる権利』と書いていました。

それを見て、富岡保育園は、人権が守られている保育園だなと感じました。

富岡保育園は設定保育がなく、行事もあまりなく、クラス制でもないです。

ゆえに、子どもたちが、年齢に関係なく、好きな友だちと遊ぶことができ、自分の好きな遊びを選んで、暮らすことができています。

あらためて、素敵な保育園だなと思いました。

今回のナラティブツリーでは、ガリレオ(3歳児)ニュートン(4歳児)エジソン(5歳児)classの、女の子たちの話を書きたいと思います。


私は、プールのところにいました。アンナ(5歳5ヶ月)と、リサ(4歳9ヶ月)と、エリー(3歳8ヶ月)が、1つずつ、タライに入って、プールを楽しんでいました。

アンナとエリーは、ちょうど休みの日に、美容院で髪の毛を切ってきたばかりでした。

私が「髪、切ったんだね。かわいいね。」と、言うと‥

エリーが「うん、かみきりやさんで、きったんよ〜。」と、嬉しそうに話してくれました。

その話をキッカケに、髪切り屋さんごっこが始まりました。

エリーが、アンナに「うしろむいて〜。」と言い、アンナが後ろを向くと、エリーはアンナの髪の毛をさわり「じゃあ、シャンプーしますね〜。」と言い、おもちゃでシャンプーを出す仕草をしました。そして、それを髪の毛にぬり、おもちゃのジョウロで、髪の毛を水で流し始めました。

その姿を見て、本当に髪切り屋さんのようで、私は見入ってしまいました。

アンナが終わると、うらやましそうに見ていたリサに、同じようにし始めました。リサは、とても嬉しそうにしていました。

私が「美容院で、そうしてもらったの?」と聞くと‥

「うん、そうよ!!」と自信満々に、エリーは言いました。

その後も、3人は楽しそうに、髪切り屋さんごっこを楽しんでいました。

エリーは、美容院であった出来事をよく観察していて、体験したことを、ごっこ遊びとしてし始めました。日常生活で感じたこと、体験したことを、そのまま保育園の遊びの中でも表現できる‥これこそ、保育園の中での人権のひとつではないかな、と思いました。

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職員用の、おひつ&お茶碗です。
2024-08-19
百聞は一見にしかずDAY

久しぶりの自称完全オフDAY‥映画でも見てやろうと‥「もしも徳川家康が総理大臣になったら」と「フォールガイ」、ワイルドに2本。

どちらもバカバカしくもあり、ときどき名言ぽいセリフもあり、後にも先にも残らない‥オフDAYにはピッタリの映画でした。ありがとうございました。

ただ、どちらの映画の中にも、AIを駆使したフェイク動画に騙されるような場面があったんですね。今どきっぽい演出なのですが‥

徳川家康(映画のね)いわく「現代人は、自分で見聞きしたものよりも、誰かがSNSで投稿したものを信じるふしがある」とのことで‥さすがは、300年近く安寧の世を築いた大権現様、家康の言葉には重みがあるなぁと、コーラを片手にながめてみたものです。

大権現家康のアドバイスとしては、「自分で考えよ!自分で調べよ!そして自分に期待せよ!」

そして、天敵の太閤秀吉は、「リーダーたる者は‥決めること!任せること!責任をとること!」

魔王信長は、とにかく「是非に及ばず!」を連呼するばかりなので、アドバイスめいたものはありませんでしたかね。

ちなみに、「フォールガイ」は、ハリウッドのスタントマンが主役のアクション映画でした。とにかく、男って、汗と汚れとの相性が良いんだなぁと、こちらはホットドッグ片手にながめてみたものです。


さてオフDAYの極みと言えば‥やっぱりサウナですね。若い衆から年寄り連中まで、いろいろな立場の人が裸で混在しては、たむろして、オフDAYっぽい表情をしてるんですよ、これが。

それぞれに、老廃物を絞り出しては、水風呂で清々しくつかっているのも、いいもんです。

そう言えば、サウナの中で‥先日起きた、宮崎での地震の特集番組が流れていました。

南海トラフ地震臨時情報として、巨大地震注意が喚起され、1週間後には解除されました。

100年〜200年という周期で地震が起きている区域。以前からは80年くらい経っているとのことで‥(サウナ中に仕入れた情報なので、脳が熱って、数字など曖昧ですからね)ちょうど、プレート区域からは外れてはいるものの、それでも近くにある笠岡市。もしもの時に、どのように備えるか‥。

岡山県倉敷市真備に、防災公園が作られたと、いつだかの新聞で見た記憶が蘇ってきました。オフDAYよろしく、ひとっ走り、これから現地視察へ行ってみようと思います。

自分で考えて、自分で調べて、自分に期待して動きますね。

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2024-08-18
2023年保育事故2,772件

江戸時代くらいに定着したみたいです。ご先祖様をお迎えする、お盆という風習。だいたい、8月の13日から16日を期間とするそうなので、17日の今日は、盆明け初日なわけですね。

ブログ読者の皆様は、いかがお過ごしですか。お疲れではありませんか。おそらく、お墓参りなどで故郷に帰省された方もいるだろうし‥各地域で開催されたお祭りに参加され、盆踊りに明け暮れていた方もいるだろうし‥ご先祖様をお迎えして、ゆっくりと‥する暇もなく、あっちゃこっちゃと動き回っていたんじゃないかしら。

気の利く筆者であれば、この文章の流れから「お盆で疲れたカラダを癒す〇〇を紹介します」なんてね。カラダに良さそうなお料理の作り方などを綴っていきたいところなのですが‥ここの筆者は、包丁を握らないものですから、その期待は水の泡に消してしまいましょう。(たぶん、あたたかい食べ物と飲み物をとると、胃腸への負担が減って、良さそうですよ。たぶん。)

盆明けで、おそらく、焦っている、もしくはセンチメンタルな気分になっているのは、学生たちでしょうかね。夏休み終了までのカウントダウンが始まったんじゃないかしら。もしも宿題が終わっていなければ、それはそれは親子で揉め事を起こしているかもしれませんね。(筆者が校長先生だったら、夏休みの宿題は、自由研究のみにしたいです。)

学生たちの保護者から、決まり文句のように出る、夏休みのお困りごとと言えば‥「毎日のお昼ごはんが大変なんです。」でしょうかね。学校給食には、日頃、たくさんのご意見が飛び交う世の中ではありますが‥毎日、栄養計算され、衛生面に配慮されたお料理が提供されるって、とんでもなく、ありがたいことなんですよね。給食への感謝の気持ちを改められる期間、夏休み。(けれども、そのうち、夏休み期間にも給食が提供される時代が来るかも‥。)

さて、つらつらと、とりとめもない文章を綴っておりますが‥

もう少し、尺が残っているみたいなので、筆者の学生時代の夏休みの記憶をちょこっと。当時は、朝のラジオ体操から帰ると、ゴロゴロしては、夏休み期間にだけ放送されていたアニメを少し見ては‥プールへ出かけ‥宿題をすると威勢よく図書館へ出かけてはダラダラし‥おそらく、当時、スマートフォンを持っていれば、YouTube漬けになっていたでしょうね。

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今日の日経新聞に、『保育事故 最多2,772件』と、見出しが打たれていました。(こども家庭庁発表)富岡保育園でも、クレヨンKIDSでも、まだまだ水遊びが盛況に行われています。夏の水遊びに“慣れてきた”今、特に注意しなければいけません。「これくらい大丈夫」が、一番危険なんです。遊ぶ子どもも、その遊びを見守る保育者も、初心に戻り、基本のキを徹底していきたいと思います。

2024-08-17
父親以上、母親未満時間

科学的根拠があるかは、さておき‥ある調査によると‥父親がわが子と、生涯で一緒に過ごせる時間は、およそ29,200時間、約3年4ヶ月なのだそうです。

幼稚園入園時には18%、卒園時には32%、小学校卒業時には55%、高校卒業時には73%もの時間が過ぎ去ってしまっているのだとか‥。

ある新聞の読者投稿欄に、このデータをもとに、このようなエピソードが綴られていました。

なんでも、3人の娘さんがいる父親。全員大学生なんだそうです。

1人の娘さんが所属している部活動の大会が、ちょうど、お仕事の予定の空き時間にあったそうです。新幹線と電車を乗り継ぎ、レンタカーを借りて駆けつけ‥辛勝後に、数分間話しをして、一緒に記念撮影をし‥そして、また乗り継いでは、夕方のお仕事の会議に戻ったんだそうです。

この父親。冒頭のデータから計算すると、自分と娘たちとの時間は、1人につき1年を切っていることを知り‥感傷に浸っている場合じゃない、都合がつく限り、少しでも一緒にいられる時間を積み上げていこうと心に決めたんだそうです。


ブログ読者の皆様。子育て真っ最中であったり、もう子育てから孫育てに入っている方など、さまざまにいるのではないかと思います。

真っ最中の時に限って‥特に手のかかる、保育園や幼稚園、小学校までで、すでに、“一生のうちに子どもと一緒に過ごせる時間”の半分以上も過ぎていることを、心のどこかに留めておくと‥関わるありさまが変わってくるかもしれませんね。

筆者のような、乳幼児施設に勤めているものであれば‥たいてい、日に8時間以上、子どもと過ごすことになります。0歳児から入園している子どもとなれば、6.7年通って来られますから‥およそ、丸2年以上、一緒に過ごしていることになります。これは、一般的な父親たちの半分以上の時間になります。ちなみに、卒園時で言えば、父親以上になります。

それだけの時間を、子どもたちと一緒に過ごさせてもらえていることに、筆者たちは、特別な気持ち、感謝の気持ちを持ち続けなければいけません。

ちなみに、母親が生涯わが子と一緒に過ごせる時間は‥約7年6ヶ月。

いろいろと計算すると‥0歳児から入園している子どもの場合で言えば、保育園卒園時には、保育園の先生と母親は同じくらいの時間、一緒に過ごしていることになりそうです。


ただ、大事なのは、時間の長い短いではなく‥冒頭の父親のように、子どもと一緒にいる時間を“貴重な時間”だと心に刻んで過ごすことなんじゃないでしょうか。

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2024-08-16
正義は一方通行ではない

就学前における、人権教育の8つの視点として‥

①基本的生活習慣を身に付ける取組

②自分の力でやろうとする意欲や活力を高める取組

③思いやりのある気持ちで人と接し、自分も相手も異なる考えや感情を持った存在であるとともに、互いにかけがえのない存在であることを実感できる取組

④して良いこと、悪いことの判断力を育てる取組

⑤相手の気持ちを想像する力や、自分の気持ちを言葉で適切に表現する力を高める取組

⑥友達と協力したり、助け合ったり、励まし合ったりして、人と関わる力を育て、共に高まり合っていこうとする集団づくりの取組

⑦自然や身近な動植物に親しみを持って接し、生命の尊さに気付き、いたわり、大切にしようとする気持ちを育てる取組

⑧地域の人々と交流し、人と関わる楽しさや、人の役に立つ喜びを味わえるような取組

が、挙げられています。

読んで下さった方、おそらく、このようにツッコミを入れてくれたと思います。

「全部やん!」

そうなんですね。すべての活動の中に、人権教育の視点があるんです。これって裏返すと、人権教育をするために、特別な活動に取り組まなくても、普段の、日常の活動の中から人権教育を導き出していけるってことなんじゃないかしら!?と、思った方もいるのでは!?

何をどう裏返したかは、さて置き‥もしそうだとしたら、人権教育という言葉が、どのような経緯で出来たのか!?お詳しい方がおられましたら、筆者までお知らせ下さいね。


さて、今日の朝日新聞に‥「厭戦の思想」というインタビュー記事が掲載されていました。「厭戦」と書いて、「えんせん」と読むんだそうです。意味としては、戦争を嫌と思うこと、嫌いになること‥などなどが辞書には記されています。

作家である辻真先さんが、戦前戦中戦後を振り返り‥当時の教育についてをこのように語っておられました。

「やっぱり教育というのは、子どもの頭に残るんですね。僕が小学校に入った頃は、一年生の国語の教科書に“ススメ、ススメ、ヘイタイ、ススメ”があった。小学校の教科書を見れば、その国がどちらの方向に向かっているのかが分かるのかもしれません。」

「子どもたちに『戦争は正義だ』と思わせてしまうものだってあるかもしれません。今すぐの効果は見えないけど、大人になった頃に効いてくるようなものがね。」

「正義や道徳は一つじゃないということですね。世の中には、いろいろな正義があって、一方通行じゃないということを知っておけば、『戦争は正義だ』に疑問を抱くことができる。厭戦(えんせん)を言い続けるには、それが一番大事なんじゃないかな。」


辻真先さんの語る言葉に‥“教育”という分野で、子どもたちと関わることへの責任の重大さに‥汗が迸る、今日、終戦の日です。

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2024-08-15
【番外編】村上太志の整理整頓

「村上太志後援会」に入会して下さっている地域の方が、保育LABOの扉をノックして下さいました。この方とは、なんだか久しぶりで‥それもそのはずで‥海外に単身赴任されていたんですね。ラーメンが4,000円する話しだとか‥ホームセンターで拳銃が売られている話しだとか‥貧富の差と学力の差の話しだとか‥通訳アプリのイチオシ話しだとか‥いろいろと興味のそそる話しをお聞きしました。お盆明けには、また27時間かけて赴任先へ出発されるとのことで‥とにかく、無事を祈るばかりです。どうか、お気をつけて。

さて、村上太志を応援して下さっている方が、新天地で、また海外の地で、頑張っておられるわけですから‥当の村上太志が頑張らないと話しになんないですよね。

今日は、当選後からの村上太志の活動を整理整頓していきたいと思います。なので、もしも富岡保育園のことや、幼児教育のあれこれを知りたかった方は‥過去記事、また明日以降の記事をお読み下さい。ごめんなさいね。

当選後‥まずは、会派を作る、又は入ることの決断に迫られました。笠岡市議会では会派制を敷いているわけですが、この時の筆者は会派制について理解できておらず‥どこか忖度や談合的な負のイメージがあったため入りませんでした。

ただ、この時の決断を今したら変わっていたかもしれません。自分の実力の無さをヒシヒシと実感する中で、保育や幼児教育分野以外にも、さまざまな分野があるわけで‥それぞれに得意分野を持っている議員が集えば、それだけ、より正しい判断や、あらゆる視点での政策論議が交わせるというものです。ものですが、この決断には後悔しておらず、初心者なりに、彷徨って歩きながら活動する喜びを見つけていこうと思っています。

議員は、議場だけで賛否を表明するだけにとどまらず‥議場にあがる前の段階、あるいは、あがった後の段階を精査する活動があります。その1つが委員会活動です。筆者は「総務文教委員会」に所属することとなり‥今年度、委員会の大きな目標は、笠岡市民全員の交通手段確保に向けての取り組みです。秋には、自動運転の公共交通機関が取り入れられている他県へ視察予定となっています。

また、笠岡市だけでなく、近隣市町村と、いっしょに足並みを揃えて活動するものもあります。その1つが組合活動です。筆者は「消防組合」「西南水道組合」に所属しています。会議や意見交換会などでは、近隣市町村の議員とも、情報交換することができます。

5月の臨時会を経て、6月、新市長に、筆者も含めた新人議員も並んで、本会議が始まりました。約1ヶ月間‥それぞれの会派代表や、議員それぞれが、執行部、つまり市長や副市長、また各部の部長に質問をし、市政の向かう先や、届いていない痒いところを問いただしていきます。

筆者も、質問デビューを果たしましたが‥正直、デビュー前には「どうぜ、地方議会の議場での質疑応答って、台本通りに朗読するだけでしょ!?」と、舐めてかかっていました。いましたが、大きな誤解で‥朗読する部分もあるのですが、その瞬間に、キレのある言葉をキャッチボールすることが、市政を前に進めていくためには必要であり‥そのためには、日頃からの勉強と、また本質を見極める力が物を言うことをあらためて痛感しています。

7月には、新人議員研修で、行政の各部の課長たちが、分野ごとの基本のキを教えて下さいました。また、笠岡市内の教育施設の視察にも足を運びました。知れば知るほど、「知らないことが多過ぎる」ことを知り‥自分の学の無さに、ほとほと失望しているところ‥ベテラン議員から「議員は専門家じゃないんだから。専門的な勉強も必要だけど、社会を知る勉強、いろいろなところへ行って、いろいろな人と会って勉強することが大事だよ。」とアドバイスをいただきました。

よく、市民の方々、また笠岡市民でなくとも、村上太志のこと、また議員のことに興味のある方から、このように質問されることがあります。

「議員って、議会が無い時は、なんしょん?」

“よく”と記しましたが、さまざまな場で、喫茶店や居酒屋、道端など、本当に“よく”質問されます。

議会活動、議会へ向けての活動以外には、市民活動というものがあります。とても幅があるので、その一端になりますが‥地域のお祭りに参加したり、清掃活動に参加したり、また地域の良い所やお困りごとを発信したりするものがあります。近いところで言えば、先日開催された「納涼祭in富岡会館」では‥参加する地域の区分けが、これからの課題として残りました。夏のお祭りと、敬老会と、秋のお祭りで、若干区分けが違うんですね。富岡の何丁目と何丁目は、夏のお祭りは富岡会館で、敬老会は隣の地域の公民館で‥ヘンテコリンな区分けを、今後どうするかが課題なんです。

「村上太志」は、たいてい同じルーティンで活動しています。朝の6時前後に富岡保育園に入って、なんやかんやした後‥議会がある場合は、9時過ぎには出発します。そして、議会が終わると、富岡保育園へ一旦帰り、なんやかんやした後‥空いた時間に、笠岡市内の方々へ足を運びます。なるべく人と会って話すことを目標に足を運びます。つまりは、どれだけたくさんの方々に「議員って、なんしょん?」と問われることが、筆者の当面の議員活動の中心かもしれません。そして、そこで、バシッと、笠岡市の財政のことや、方向性、動いている取り組みなどを答えれるようにならなきゃいけないんですね。

副園長と市議会議員という肩書き‥活動に自由度が無くなり制限がかかったと、筆者は感じているのですが‥これも、勉強不足からなる実感なのでしょう、おそらく。

今年度、財政破綻した北海道夕張市への視察を個人的に目論んでいます。財政の危機にある笠岡市において、成功例だけでなく失敗例も知っておくことは、賢明な判断基準になるのではないかと考えています。


本日は、「村上太志」の整理整頓にお付き合い下さり、ありがとうございました。

週に何度か、夕方の時間帯に、笠岡市内をパトロールしていますので、お会いする機会がありましたら、「なんしょん?」とお声かけ下さい。

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2024-08-14
猫撫で声の先に‥

本日は、クレヨンKIDS(笠岡市神島“社会福祉法人「天神会」小規模保育施設”委託事業)スタートの筆者。

早朝スタッフといっしょに園庭の水やりやらをしていると‥靴箱あたりで、収穫されていたトウモロコシを見つけました。

「これは、となりのAさん(施設の利用者)が、おそらく日曜日に、気づいて収穫して下さったんだわ。」

園庭には、トウモロコシの他にも、トマトやメロンなど、いろいろな植物が栽培されていました。園児やスタッフだけでなく、天神会のスタッフや利用者の方も協力して下さっているんだそうです。

また、早朝スタッフが、園庭のテントを広げながら‥

「このテントに、よく鳥が巣を作っていて、なかなか利用が難しかったんです。けど、この日曜日に、天神会の理事長さんと、神島の地域の方が、お掃除をして下さって、利用できるようになったんです。」

小規模保育施設ではありますが、園庭もあり、花壇もあり、また施設管理には、天神会理事長さんやスタッフ、また神島の地域の方まで協力して下さる‥なんて、手厚く、たくさんの方々の想いがこもった施設(クレヨンKIDS)なんでしょうか。

感謝の気持ちと、感慨深い気持ちでいっぱいになっているところに‥富岡保育園でも取引をしている牛乳屋さん、ミノルさんが来ました。

「牛乳が届きましたよ〜!持って行って下さ〜い!」

富岡保育園で耳にする声、以上に、どこか猫を撫でるような声‥

すると、早朝に登園していた、ひとりの女の子が、足早に、ミノルさんのところへ駆けていきました。そして、牛乳の入ったビニール袋を腕にかけると‥

ミノルさん、また早朝スタッフたちからの「ありがとう!」という御礼の挨拶を背に、冷蔵庫までひとっ走り。

一連の活動を見ると、これは、毎日の習慣、この女の子のお仕事なんだろうなと思いました。若干2歳になるかならないかでの、責任感のある走りっぷりに、あっぱれです。そして、それを信じて任せる、ミノルさんと、早朝スタッフにも、あっぱれです。(※子どもの権利条約 子どもの「意味のある参加」)

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牛乳配達リレー
2024-08-13
熱狂の裏側にある下準備

パリ五輪の“熱狂”とともに‥。連日、選手たちの活躍が伝えられ、その勇姿に感動を頂きました。メダル獲得は、もちろんのことかもしれませんが、その選手の背景と、その瞬間にしか起こり得ない事象とが掛け合わされた時、胸の高まりは最高潮に達するものなのでしょう。

ただ、これら以外にも、伝えられていない勇姿はたくさんあるはずなんですね。選手を支える家族やコーチにトレーナー、また競技を支える審判員‥ありとあらゆる関係者の勇姿の積み重ねがあったからこその、感動だったのは言うまでもないでしょう。


昨晩、納涼祭in富岡会館の“熱狂”とともに‥。昨年に比べると、100人以上、来場者が増えたんじゃないかと、肌感では認識しています。地域内外からのお子様づれの家族。またご近所の年配者たち。老若男女問わず、多くの方々が参加して下さいました。

ありがたいことに、富岡保育園の園児たちも盆踊りを披露する機会をいただきました。いつもとは違う場所、また浴衣などの衣装に身を包み、熱狂の夜を味わえたんじゃないかしらと。

また、職員も、カラオケ大会の場に立たせてもらい、地域貢献にあやかるとともに、人間力を高めさせてもらえたんじゃないかしらと。

ただ、これらも、事前に地域の方々が、計画、準備をつめて下さったお陰様であることを忘れてはいけません。

このたび、筆者は、富岡会館館長さんと、数日前から、また当日と、多くの時間を過ごしました。その中で、金魚すくいの金魚を一緒に仕入れに行ったり、音響の方や、夜店の方などに挨拶をしたりなども。それらも、数ヶ月前から、連絡をして、段取りをする必要があるのは言うまでもないでしょう。


五輪も、また納涼祭も‥。イベントで“熱狂”を生むためには、それ相応の下準備と‥そして、それらを可能とする人間関係を構築しなければならず‥また、それらが、イベント運営の醍醐味と言うのでしょうか、面白いところなんだと思います。

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筆者は、やっぱり裏方が好きだなぁとあらためて思っています。昨晩は、スーパーボールすくいコーナーを任せてもらい、それはそれは楽しませてもらいました。富岡保育園の園児や保護者はもちろん、その他のたくさんのお子さまやご家族とおしゃべりしながら、歓談することができました。とんでもなく名人級な2歳くらいの男の子がいるかと思えば‥すぐに破れちゃって泣き崩れる小学生‥ムキになるお父さん‥そして、それらをアルコール片手に見守る筆者。素敵な、ひとときをありがとうございました。

余談では、ありますが‥このたび、筆者は、ないことに‥最初で最後のつもりで‥カラオケ大会に初出場いたしました。カラオケ名人の後援会長をおともに、マツケンサンバならぬ『トミオカサンバ』を披露させてもらいました。一緒に、手を振り声をあげて下さった皆様‥ご協力ありがとうございました。

まぎれもない、熱狂でした。
お片付けも、熱狂でしたよ。
2024-08-12
納涼祭in富岡会館、19時開始‼︎

今晩、19時開始。「納涼祭in富岡会館」に参加する方へ。

お車は、富岡保育園の駐車場、又は‥近隣のスーパーマーケット(ニシナ)で買い物ついでに来られる方は、徒歩圏内にあります。くれぐれもお気をつけてお越し下さい。

ちなみに‥今朝の7時には、40名ほどの地域の方が集まって、提灯をつるしたり、ヨーヨーをふくらませたり‥準備を行いました。

富岡会館館長さんの指示のもと、集まった人たちで、汗を流し、「去年、これ、どうやって付けとったっけ!?」「知らんがな〜。これで、えんじゃねん!」などなど、試行錯誤しながら、頑張りました。

人口減少、過疎化による、お祭りの準備、開催などの担い手不足は、富岡地区だけにとどまらない課題だと思います。

解決方法を考えている間に、次の行事へ、次の何度に入っていくもので‥結局、「どうしょーかのぉ〜。」と、毎年、困りながら、そして汗を流すもんなんですね。

本来なら、もっと、スタイリッシュに解決方法を探れば良いのでしょうが‥地域ごとに、歴史や文化なども違うものですから、そう易々と答えを出せないというのも本音のひとつです。

今は、『続けれるうちは、集まれる人で頑張ろうね』くらいが、納得解のような気がします。


今年は、富岡保育園の盆踊りタイム(19時から15分間ほど)では、3つの踊りをする予定になっています。

①もったいないばあさん音頭

②踊れどれどれドラえもん音頭

③スマイル音頭

昨日の土曜日‥お部屋の中で、3つの曲が順番に流れていました。

2歳になるかならないかの女の子が、曲に合わせて踊っているんですね。それも、リズムもピッタリ!自信満々に!膝の曲げ具合なんて、最高でしたよ!

現場保育者たちから聞いた話しによりますと‥自宅でも盆踊りを練習する子どももいるそうで‥手先の伸びがとても綺麗な男の子もいるそうです。また、自家用車の中でも、曲を聞きながら登園する子どももいるそうで‥姉弟で、曲の選択でケンカになるくらい盆踊りを愛している子どももいるんだとか‥。

やぐらの前で、提灯のあかりとともに、楽しんで踊っていただければと思います。

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2024-08-11
蛇を見ると縁起が良い

おはようございます。早朝、園庭に水を撒いていますと、木陰から、黒でもない灰色でもない、2メートルくらいの長い生き物が‥サササササと。本来ならニョロニョロニョロと打てば良いのでしょうが、かなり素早かったものですから。一瞬、漫画でよくあるゾッとした背景が、筆者の背景にも映し出されました。

ただ、蛇を見ると『縁起が良い』らしいじゃないですか。それも、夢ではない現実ですから、尚のこと良いでしょうよ。今日は、なんだか良い日になる気しかしません。ブログ読者の皆様も、筆者にあやかって、素敵な一日をお過ごしくださいね。


さて、筆者がスピリチュアルな朝を楽しんでいる間‥お部屋の中では‥こちらも、なんだかスピリチュアルな雰囲気。

早朝に登園した女の子が、ピアノを弾いているんですがね。何かの曲を頭にイメージしながら、音を拾い拾い弾いているんです。その一音、一音が“ステンドガラスの窓から光の差す教会で響く音”のようなんです。

こんな例えを導き出せるのも、実は、もうひとりの存在があったからなんです。

もうひとり、早朝の先生ですね。ピアノを弾いている女の子が見えるあたり‥すこし離れたところで、黙々と洗濯物を畳みながら、それでいて、その一音、一音に耳を澄ましているんです。

かれこれ、30分以上、弾いていたんじゃないでしょうか。没頭する女の子、そして耳を澄ます先生。お互いに何かを話しかけるわけではないんだけれど、その空間には、たしかに会話がありました。

「(聞いてくれる?)」

「(聞いているよ。)」

「(どう?)」

「(とっても素敵なメロディーだよ。)」

「(聞いてくれて、ありがとう。)」

言葉がなくとも伝わるものがある。ふたりの関係性に教えられたようでした‥これも、蛇を見た効果なのでしょうか‥lucky‼︎

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一音、一音、たしかめながら。
耳を澄ましながら。
2024-08-10
エアー会話も、楽しいよね。

笠岡商工会議所『日本遺産推進会議』に、市議会議員枠で参加させてもらいました。日頃、チラシなどで当たり前に目にするイベント‥けれども、その裏では、たくさんの方々が仕事などの時間を割いて、頭をひねって活動されているんです。感謝の気持ちを持ちつつ、議員として、また市民として、“知る”ことから始めたいと思っています。特に「笠岡諸島」については勉強不足なところがありますので‥今年度企画される「笠岡諸島ぐるり一周しまShot!」へエントリーして、笠岡諸島の観光スポットをまわってみたいと思います。

(※おそらく10月下旬から12月上旬が実施日です。また決定しましたら、アナウンスしますので、ブログ読者の方も是非!)


さて、最近、筆者は、お昼ごはんを、子どもと一緒にちゃぶ台を囲んで食べていま‥せん。

学生ボランティアも多いので、特にアラフォーのおじさんがいなくても、問題ナッシングです。

筆者はというと、お台所クルー(給食の先生)と、同じゾーンで食べています。このゾーンには、“お替わり”の、おかずやご飯があるので‥お替わりをする子どもとお台所クルーの、やりとりが目の前で見れるという、特典があるんですよね。

この特典が、まぁ、イイの!いろんな、やりとりがあって、どれもが、とっても素敵なんです。

ちゃんと自分の言葉で「〇〇ください!ありがとう!」という子どももいれば‥

恥ずかしくって、目で訴える子どももいるの。

目で訴える子どもの場合は、お台所クルーたちの腕の見せ所。誰が、何がお好みか、どれくらいの量をいつもお替わりしているか、よく知ってんのね。

「わかったよ!汁は少なめよね〜!」

「はいはい!ごはんは、ちょっとで、おかずが、いっぱいよね!」

こんな、やりとりをしていると‥そのうち、子どもも、お台所クルーたちの性格を読み取っては、ふざけたことを言ってみたり、遊んでみたりして、やりとりを楽しむんだ。

食べている途中も、何か視線を感じると思ったら、遠くの方から、2歳くらいの女の子が、お台所クルーと、口パクでエアー会話してんのね。そして、とっても笑ってるんだ。

しあわせだよね。

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2024-08-09
議員のなり手不足と地方議会改革

と、題された「岡山県市議会議員研修会」に、さきほど参加させてもらいました。

中身は‥新聞に毎日目を通している方であれば、選挙特集や、地方議会特集などを、斜め読みでもしていれば、ざっと目新しいものでもなく‥

なり手が不足している市町村では、議員報酬を下げる傾向にあって、だけれども余計と人気がなくなるよね。じゃあ日当制にしたところで、議員は生活時間帯も議員なわけだから、割に合わないよね。それじゃあ、もっとプロフェッショナルに‥けれども、AIだのなんだのとデジタル化されつつある社会で、議員のプロフェッショナルさって、なんぞやねん!?と、いうことで、とにかく、「まぁ、まずは、議員さんは、自分のしていることを“可視化”するように努めて下さい。」そんな中身でしたかね。

研修会自体は、どちらかと言えば、現代社会の一般常識を確認する作業といったところがありましたが‥研修会の道中は、これがまた研修会以上の実りがありましたね。

他議員さんとバスに乗り合わせ、最近の自分の活動や、笠岡市のもろもろを、ざっくばらんに。他議員さん、それぞれに、自分の特徴や、活動拠点、得意分野に合った議員活動をされているとお聞きしました。

正直なところ‥ぶっちゃけますと‥議員になる前は、「どうせ、議員なんて、年に数回、議会に出て、後はテキトーにしてんじゃないの‥」と、いった否定的な印象を持っていたのですが‥議員になってみたところ、また他議員の活動を知るところ、とんでもなく誤解をしていたことを、身をもって知らされています。


風の便りで、「村上さんと、同じように、乳幼児施設の現場で働きながら、市町村議員に興味がある若者がいるんだけど‥何かアドバイスある?」と、耳に入ったんですね。もちろん応援しますが‥

アドバイスといったら「公私混同は当たり前で、仕事とプライベートの境目がほぼ無くなりますよ!」と、するくらいでしょうか。

なり手不足の根っこは、もしかすると、そこんところにある気がするんですよね。現代社会って、公私を分ける、仕事とプライベートを分ける、ワークライフバランスだとかなんだとかの風潮じゃないですか。その風潮と、議員って相性がめちゃんこ悪いですよ。

つい最近、心身を整えにサウナへ足を運んだら‥隣りに笠岡市関係者がいるじゃないですか。真っ裸でも、笠岡市のことを想い、語れなきゃ。

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※ブログ読者の方で、笠岡市への要望やご意見、なにかしらの質問などあれば、筆者まで、お気軽にお声かけ下さい。すぐに答える、応えることができるものと、勉強が必要なものもありますが‥出来る限り頑張りたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します。(09X33715678)

2024-08-08
保育者の数だけ、保育がある。

〈実習生〉

本日は“子どもと関わる時に気をつけることを学ぶ”を目標に取り組みました。

保育者の方を見ていると、子どもと接する時は“子どもと同じ目線”で話していたり、子どもの話しを聞き、受け入れ、共感する姿勢を見せていました。

楽しいことをする時は、保育者の方も楽しみながら明るい声かけをしていたり、注意する時は、真剣な表情で伝わるように話していました。

実際に見られたのは、物を投げている子どもに「危ないよ」と注意をし、やってはいけないことを伝えたり、どうしていけないことなのか子どもに問いかけていました。

また、その場に応じた子どもへの関わりをしていました。子ども同士でケンカをしていても、すぐに止めに入るのではなく、子ども同士で解決できるように保育者の方は、じっくり見守っておられました。成長するためには必要な時間なんだろうなと思いました。

(中略)高い所にいる虫を、どうやったら自分たちで捕まえることができるかを考え、捕まえることが出来ると喜んでいました。また、水遊びでは、安全に配慮しながら保育者と一緒に楽しんでいる姿が、多く見られました。


〈指導者〉

一日お疲れ様でした。私たち保育者のことをよく観察してくれていたんですね。

子ども同士でケンカをしていて、すぐに止めに入らなかったのは、その子どもたちで解決できると、日頃の活動の姿から判断したからだと思います。もちろん、手や足などが出そうになる時は、すぐに止めます。見守りながら、自分たちで解決できたらそれで良いですし、解決できずに助けを求めてきた場合は、仲介に入るようにしています。その時は、思い込みで話すのではなく、まず子どもたちそれぞれの話しを聞き、両方の気持ちを受け止めながら話しをするようにしています。

保育者の数だけ、子どもとの関わり方はあると思います。あの保育者はこうしていたけれど、こっちの保育者はこうているなぁとか‥。どっちが正しいとかは、ないと思います。その人なりの関わり方で、子どもと信頼関係を築いていくことが大切だと思います。

いろいろな保育者のいいところを学んで、ハナコさん(実習生)なりの関わり方を見つけていって下さい。残りの実習も頑張って下さいね。


先月、富岡保育園で保育実習に取り組まれた、実習生の日誌を引用させてもらいました。

次世代の保育者を育てることは、日本の未来を作る重要ミッションであります。

責任感と使命感を強く持ち、我々、現役保育者たちは携わっていきたいと思っております。

どうか、皆さま、応援よろしくお願い致します。

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2024-08-07
イベント成功の鍵は、自分ごと!

「もしも保育園の行事が地域ごとになったら」‥

“地域ごと”って言葉は、造語ですね、筆者の。

“自分ごと”として、であったり。

“他人ごと”にして、であったり。

それらの“ごと”と同じニュアンスで理解して下さい。


今日は、富岡保育園で「とみほ村そうめん流し大会2024」が開催されました。よちよち歩きの園児も、また来年度には小学校へ入学する園児も。ほぼほぼ全園児が参加しました。

さらには、小学生や、ボランティアの中高生。そして、数名の保護者も。

流水に乗って流れてくる、そうめんに、キュウリ、トマト‥そしてそしてスペシャルな、ブドウにスイカに‥歓喜しながら、真剣に、黙々と、掬い取っては、食べて、食べて‥そして食べていました。

“そしてそしてスペシャルな”とカッコ付きで説明したところに、今日のポイントがありまして‥

なんと、地域の方が、差し入れに来て下さったんです。

「子どもたち、ブドウやスイカ、好きじゃと思って!いっぱい食べて下さい!」

たくさんの差し入れと共に、よちよち歩きの子どもの補助も付きっきりでして下さったり‥また、お昼ごはんまでご一緒して下さり、そこでも食事の援助に、後片付けまでして下さいました。

「お昼ごはん、たくさんの子どもたちで、先生たち、これは、いつも大変じゃろうね。けど、子どもたちは、可愛いわ。ホントに。賑やかに一緒に食べさせてもらえて、美味しかったです。ご馳走様でした。」

地域の方が、保育園の行事を自分ごとにして下さることに、感謝、感謝です。

当たり前でないことを、忘れずに‥これからも、末長くお付き合いできる関係を築いていきたいと、改めて思いました。

今日は、差し入れをして下さった坂本さんを筆頭に、計画や準備を担当して下さった先生方、また当日、ご一緒に盛り上げて下さった方々、誠にありがとうございました。

また、やりましょう!楽しいことを!

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いきまっせー!
2024-08-06
ご先祖様が、お呼びですよ。

お盆が近づいているから‥なのかはさておき‥今日は、富岡保育園に、よくお客さまが来られました。

富岡保育園の学区にある笠岡市立中央小学校から、2人の先生たちが。来年度、就学する園児たちの様子を見に来られました。

次には、笠岡市の神島にある社会福祉法人「天神会」内にある、当法人が委託を受けています小規模保育施設クレヨンKIDSに、最近、手作り玩具などを届けて下さる藤井さんが。富岡保育園にも、「〇〇な木製玩具は、どうじゃろうか!?」と、提案しに来て下さいました。こちらは、乞うご期待下さい。

そして、続けざまに、今度は、富岡保育園や中央小学校の学区にある笠岡市立東中学校から、1人の先生が。中学生の職場体験のアポをとりに来られたんですね。もちろん、「是非!」とお答えさせてもらいました。11月12日から15日の予定です。

正直、お電話でも、要件は済むものかもしれませんが‥お顔を合わせることって、やっぱり大事ですよね。合わせる回数ごとに、信頼関係って築くことが出来るのでしょう。

最後には、富岡保育園の畑を監修して下さっている、鈴木さんと池田さんが。お盆前のご挨拶と、またゴーヤを使ったお料理のレシピを、若手保育者に伝授しに来て下さいました。どんなお料理なんでしょう。楽しみですよ。


お盆って、ご先祖様をお迎えするものなのでしょうが‥

富岡保育園‥富岡保育園が保育園でなかった当時‥江戸時代、天保の頃に建てられた、この民家。この民家は、元々、廻船問屋といって、船で持ち込まれた荷物を蔵で保管したり、また船人やお客様を泊めていた場所なんです。つまり、ご先祖様の頃には、たくさんの人たちが、行き交っていた、場所なんです。

お盆が近づくにつれ、もしかすると、ご先祖様が、いろいろとお客様を呼んでいるのかも‥。

明日は、富岡保育園のお庭で、そうめん流し大会をします。10時から始めます。夏を風流に‥また、子どもたちからエネルギーをもらいに‥そして、富岡保育園のご先祖様に会いに‥お越し下さい。お待ちしております。

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2024-08-05
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