富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

富岡保育園らしい、ほどほど感。

『渋谷は、ハロウィーンをお休みします。』

東京都渋谷区渋谷駅前に掲げられた看板の文字群。

記憶を掘り下げてみると‥いつだったか、ハロウィーン期間中、渋谷のセンター街で、軽トラを横転させる事件があったような‥仮装した若者たちが街を占拠して、ところ構わず、周りの店などの迷惑も省みず、喧騒に盛況していた‥そんな記憶が蘇ってくるものです。

渋谷区民にとっては、もはやハロウィーンは虎と馬が蔓延っているのでしょう‥だからこその、看板の文字群だと筆者は考察します。


さて、岡山県笠岡市富岡605富岡保育園では‥ハロウィーンをお休みし‥ていません。

10月に入ってからと言うもの、その期間中だと、園児を筆頭に、保護者や保育者たちも、飾り付けや、製作物、お絵描きに、仮装に、それぞれが、それぞれなりに、興味を持ったり、関わったりしながら、楽しんでいました。

そして、今日がその集大成だと‥ハロウィーンパーティーと題うって、オバケやしき、そしてお菓子釣りなどのコーナーを、園児と保育者が立ち上げて、それはそれは登園直後から、盛り上がっていました。

軽トラを横転させるほどの行き過ぎたものにならない程度の、“富岡保育園らしいハロウィーン”が、毎年開催できることを、心より願っています。

★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。

ちなみに、筆者は、本日は、富岡保育園も所属する学区にある笠岡中央小学校オープンスクールに参加してきました。

ちょうど、二時間目後の休み時間前に到着したもので‥二時間目終了とともに、学生たちは、束の間の休み時間、意気揚々とした表情で、校庭を駆け回り遊んでいました。

こちらも記憶を掘り下げてみると‥筆者も、この二時間目後の休み時間と、昼食後の休み時間、この2つの休み時間を楽しむために学校に行っていたと言ってもいいくらい、解放感を味わいながら遊んでいたっけな‥。

卒園児や、また登校班などで顔をあわせる学生の、勉学に励む勇姿を見ることができて、とても清々しい気持ちになりました。参加させて下さり、誠にありがとうございました。

2024-10-31
富岡保育園と足首

とある理由で、理学療法士のお仕事をされている方が、園を見学して下さいました。とても好意的にお話を聞いて下さったもので、ついつい、長話になってしまいました‥お時間を割いて下さり、誠にありがとうございました。

その方によると‥富岡保育園の園庭は、とても“足首”に良いんだとか。理学療法的に、“足首”はとてもキーとなる部位みたいです。

何で、キーとなる部位なのか!?その理由については、お時間が足りずに聞きそびれてしまったので、また改めて教えてもらおうと思っています。

トイレが和式から洋式へと移行し、どんどんと足首の可動域が減っていく日常の中で‥富岡保育園の園庭は、起伏に溢れ、足首の可動域が、さまざまにもたらせる設計になっていて、とても素晴らしいです!と、お褒めの言葉をたくさん頂きました。

さらに‥ランチルールに点在する、ちゃぶ台も。椅子ではなく、地べたに座る設計になっていて、こちらも足首の可動域が広がり、とっても素晴らしい!のだとか。

身体の運動領域の専門家から、絶賛されますと、単純に嬉しいですし‥次回からの見学者にも、自信を持って説明できそうです。

お調子に乗って、理学療法士であるお客様には、このようなことを、強く訴えました。

「富岡保育園では、子どもたちが“自己決定”する機会を、日常の暮らしの中で、1つでも多く積み重ねることができるように取り組んでいます。」

こちらの訴えも、強く共感してもらえ、だからこそ、長話になっちゃったんですね。申し訳ないと思いつつも、とても説明していて嬉しかったです。

保育園に何を着て行こうか?どの靴を履こうかな?長靴にしようかな?今日はこの帽子にしようか?いや毛糸の帽子にしようかな?

さて今日は何をして遊ぼうかな?昨日の続きをしようかな?誰を誘おうかな?

筆者が現場保育者であった頃‥0歳児や、1歳児は、園庭に出るまでには、多くの関門があったと記憶しています。オムツを確認して、お帽子、お靴をきちんと履けたことを確認して‥確認に確認をしていると、それだけで、いくらかの時間を費やして‥いざ、園庭に出ても、2歳児にならないと、この遊具のここは登ったらいけないだとか‥園庭にも、いくつもの関門があってですね‥自己決定する機会なんてあったもんじゃなかったと‥記憶しています。記憶違いだったら、ごめんなさい。

ハイハイのまま、そのまま地面に向かう子どももいます。ヨチヨチ歩きでも、果敢に靴を履こうとして、結局履けなくても、手に靴を抱えながら、裸足で、そのまま水溜まりに向かう子どももいます。

もしかすると、雑多に感じるかもしれませんし、危険や管理が行き届いていないじゃないかと思うかもしれませんが‥そこには、たくさんの自己決定を積み重ねた、自信に溢れた子どもの表情が、きっとあると筆者は信じています。

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※理学療法士さんが、来園して下さった理由は‥となり町、里庄町の、グリーンクレストという団地にある公園の遊具を‥ペンキで補修する‥そんなイベントを企画しているのだとかで‥その掲示物の依頼ですね。もしもブログ読者で気になる方がおられましたら、詳細をお伝えしますので。お気軽にお問い合わせ下さい。

そこには、意思があります。
2024-10-30
縄跳び大会、全国優勝への道!?

「保育園の縄跳び大会があったら、全国優勝できるじゃろうにな!」

ボランティア‥いや、ある種、職員より職員なのかもしれない、ご近所のトシさんから、思わず溢れた一言です。

富岡保育園では、空前の大縄跳びブーム‥が、かれこれ一年と言わず続いています。春夏秋冬問わない、そのブームは‥猛暑であろうと弱まりませんでした。

ついつい、縄跳びって‥冬の活動じゃない⁉︎と、思ってしまうところは、筆者が、保育者の過去型だからでしょう。一般常識で考えれば、季節を問わずにできる活動ですよね。

そんな“空前の縄跳びブーム”が、なぜ起こっているのか?これを、科学的に解き放つには‥多少無理がありそうなので‥筆者の、完全なる個人的見解で、解き放ってみたいと思います。

おそらく‥そのブームの発端は‥冬に、体をあたためる上でも良い影響を与えるんじゃないかしらと、保育者が縄跳びを用意して、子どもたちを誘ったところにあると思っています。

そして、その誘い方も良かったのでしょうし、当時の子どもが、跳べた喜びがあいまって、ハマったのでしょう。

ひとりがハマれば、ふたり‥そして、さんにんと、ハマっていく子どもが増えていったのでしょう。

ハマっていく子どもは、跳べた喜びもあるのでしょうが‥おそらくではありますが、自分の好きな先生が回してくれる、つまりは一緒に共同作業となって遊んでくれる喜びを強く感じているようにも見えました。

共同作業と言えば、回る縄に対してタイミングを合わせようとする子どもと、タイミングを合わせようとする子どもの跳ぶタイミングに回すタイミングを合わせようとする先生が、共同して成り立つことを指し示すわけですね。

また、縄跳びって、体をあたためたり、もちろん運動機能の向上だけにとどまらずに‥ある子どもで言えば、普段は数字なんて興味も無ければ数えることも、ままならないにも関わらず‥縄跳びになると、100をゆうに超えて数えちゃうわけですよ。


無表情のロボットが機械的に回す縄跳びでは、ここまでブームにはならなかったはずなんです。回すごとに、跳べた、跳べなかった‥一喜一憂しながら、表情を崩していく。その中で、子どもたちは“承認欲求”を満たしているのでしょう。

今日、たまたま、でくわした、大縄跳びの現場。大縄跳びの中央には、1歳くらいの、まだヨチヨチ歩きの男の子がいました。まわりの、少し大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんは、その男の子のことを少し待っていました。

男の子は、そのヨチヨチ歩きで、縄跳びの上をまたいで行くと、縄跳びを持つ先生、そしてまわりのお兄ちゃんやお姉ちゃんから、大喝采を浴びていました。ブームの種は、このあたりに、あるんでしょうね。

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2024-10-29
対岸の火事でなくなったとき‥

染井為人さんの綴るサスペンス小説「悪い夏」を、昨晩、珍しく夜更かしをしながら、読み切ってしまいました。すべてのページをめくり終えると、肌寒くなるであろう秋の夜であっても、じっとりとした汗を感じるものでした。

さまざまな生活保護受給者たちと、また彼女、彼らのもとを回るケースワーカーたち。それらの中での小さなボヤが火種となり、沼にハマり、手足をバタつかせ‥結果、極端な行動をとってしまい、悲劇へとすすんでいく‥。

はたから見れば滑稽に映ることでさえ、当人たちにとっては真剣そのもの。それが、いかに間違っていたとしても、当人たちなりの言い分だったり、正義が存在する‥。

これって、小説の世界に限らず、わたし自身のような、現実の一般人の世界にでも、すぐ、そこにあるんじゃないかと思うんです。

実際に、わたしのところへも、保育士、また市議会議員という立場でなくとも、耳に入ってくる、目にうつる出来事の中で、もがき苦しむ他者がいるものですが‥ひとたび、対岸の火事でなくなったとき、わたし自身が、今度は冷静さを失っていく場合もあるんですね。

そうなると、何でも問答無用に、自業自得じゃないかと、バッサリと切り捨てるのではなく、それらの主張に耳を傾けたほうが、いいじゃないかと‥作者である染井さんは、あとがきで記していましたし、また、わたし自身も、改めて思う直すところがありました。

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本日は、富岡保育園の所属する学区にある、笠岡東中学校のオープンスクールに、理事長と足を運ばせてもらいました。

ちょうど、午後からの授業時間でもあり、睡魔と闘いながら、勉学に励む、思春期真っ只中の中学生たち。教室内は、その特有の熱気が渦巻いているような‥若干の緊張感と、懐かしさを覚えながら、見学を満喫させてもらいました。

※保護者でなくとも、受付をしますと、地域住民、またその他も見学できるようですよ。

ちなみに‥現在、富岡保育園へも見学希望のお電話を、たくさん頂戴している状況です。入園や、また就職活動など‥お声かけ下さることに、大変感謝しております。はじめての見学にあたっては、園長あるいは副園長が、1時間から2時間程度かけて、園の概要や、また保育実践についてを説明させてもらっております。なるべく、ひと家庭、ひと団体ごとに、丁寧にすすめていきたいと思っておりますので、出来る限り、ご予約のお電話にご協力下さい。日程調整のため、お断りする日にちもあるかもしれませんが、何卒お許し下さい。

ジューシーな、豚肉の五目煮豆。
2024-10-28
“主語”によって、世界は変わる

佐賀への視察研修を皮切りに‥大阪、京都、福岡へ‥。また、それらの合間に、3つの地区の秋祭りで、御船を引っ張らせてもらったり、千歳楽を担がせてもらったり‥。そして本日投票日である衆議院選挙のお手伝いをさせてもらったり‥。この10月は、筆者にとって、映画で例えるなら、ミュージカルのワンシーンのような勢いで流れていきました。

園内の副園長としての業務は、ご想像の通り、おろそかになっていたり、手付かずになっていたりすることも、ちらほらとあって‥富岡保育園園長先生、クレヨンKIDS園長先生、また今年度から新設させてもらいました副園長補佐先生に、カバーリングとフォローをしてもらい、無難に事なきを得ました。

先日行われた、県の指導監査では、日頃からの現場保育者たちの丁寧な保育実践と、綿密な事務仕事が実を結び、こちらも無難に事なきを得ました。監査指導員へは、理事長先生から、富岡保育園の保育実践をはじめに念入りに伝えることで「手段が目的化しない取り組み」をしていることも理解してもらったのではないかと思います。


勢い良く流れる日常の中で、筆者が最も大事にしていることは意識的に『止まる』ことです。

現在行っている、ブログを記述している時間もその1つです。ここのところは、夕暮れ時に、隣町のコーヒーチェーン店で、山陽新聞・日本経済新聞・朝日新聞の順に斜め読みした後、頭をすっからかんにしてから、記述しはじめています。

それらが無事に済めば、今度は、スーパーマーケット「ニシナ」でお惣菜と缶ビールを購入し、読書をしながら晩酌をして、一日を閉じることが、筆者の勢いの肥料となっています。ここまでプライベートをひけらかしているのですから、その読書している本のタイトルも記しておきましょう。ついこの間、読み終えたものは「地面師たち」新庄耕さんの、不動産詐欺の小説です。主語が騙す側からと、騙される側とで、交互に展開されていくストーリーは‥同じ場面でも“主語”によって、見える世界、聞こえる世界がこれだけ違うのかと、圧倒されながらページをめくることになりました。

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『止まる』とは、言いつつも‥昨晩は、1ヶ月ぶりに、笠岡市内の居酒屋とスナックを、はしご酒してきました。こちらは、もちろんお料理も美味しいですし、お酒も美味しいのですが‥どちらかと言えば、店主やそのお客さまたちとの会話を嗜みに、挨拶がてら足を運ばせてもらっています。そこにはミュージカルでなく、どちらかと言えば、落語のワンシーンのような、日常のやるせない想いが広がっていて‥市議としては、市民感覚を養う絶好の機会だと、勉強させてもらっています。

おそらく、妖精がさした鍵穴。
2024-10-27
転ぶと、やっぱり痛いです。

朝、目覚めると‥身体のあちこちに違和感が‥とびっきりの痛みではないんだけれど、やっぱり痛い。なぜなんだろうと、突き指にも似た感覚の手指を動かして歯磨きをしていると‥思い出しました。

昨晩‥徳民於賀神社例大祭で、神事である御船を一緒に引っ張った「富岡東山彦こども会」の保護者と子どもたちと、打ち上げがてらの反省会を、富岡保育園で開催したんですがね。

その事前準備に、近所のスーパーマーケット「ニシナ」へ、筆者が軽食や飲み物を買い出しに行った際‥お会計を済ませて、自画自賛するほど上手に食品たちをダンボールに詰めることができ‥そして、いざ、自家用車のトランクへ‥

買い物カートを押す足取りは、軽快そのものだった‥はずなのですが‥買い物カートが、コンクリートの凸凹にタイヤをとられてしまったんですね。

その瞬間、買い物カートと、そしてそれを押す筆者、もろとも、前方に、ひっくり返り転がってしまったんです。

あまりの、ぶちまけ様に、筆者自身、唖然としながらも‥スーパーマーケットの玄関先に、大量の飲み物やら何やらを散乱させては、周りのお客様に迷惑がかかると‥焦りと恥ずかしさと混在する汗をぬぐいつつ、破れてしまったダンボールに無理矢理詰め込んでいきました。

途中、その無惨な筆者の姿を目撃した、年配者たちが、駆け寄ってくれては、一緒に詰め込む作業を手伝ってくれたことは、もう、感謝でしかありませんでした。

年配者たちの優しさに御礼を済ませて、急いで、自家用車に乗り込み、車を走らせながら、呼吸を整えた筆者。この時、まだアドレナリンが放出されていたのでしょう、転んだ痛みは、ほんの少々だったもので‥反省会がはじまり、アルコールが入っていくと、その痛みは忘れたものとなっていたんですね。

転んだ衝撃で痛めた、手指を使いながら、現在、ブログ記事を綴っておりますが‥

現在までに、筆者は、出会う人、出会う人ごとに、ぶち転んだことを風潮しています。

その風潮する姿は、どこか、あの姿に、そっくりじゃないかと思ったんです。

園児が、「ここ見て!さっき、あそこで転んで、血が出たんで!」と、出会う先生、出会う先生ごとに、風潮していく、あの姿。

出会う先生の立場では、「また、あのこと言ってるわ。さっき、僕にも同じこと言ったやん。」と、思っていたものの‥

いざ、転げた立場になると、その風潮する気持ちは痛いほど分かるもんなんです。風潮すればするほど、同情を買うことができ、痛みと恥ずかしさが、やわらいでいくものなのです。

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補足として‥いくら、転げた子どもの気持ちを分かってあげたいからと言って、身体の固い大人が転げることは、大変危険です。『急いでいる時こそ、ゆっくり』と、筆者自身言い聞かせております。

2024-10-26
避けては通れないトイレ問題

今日のブログ記事は、なんらかの答えを記述するものではありません。出来れば、ブログ読者にも「私なら、僕なら、どうするかな‥こうするかな!?」と、一緒に考えていただけたらと‥。

テーマは【トイレ】です。

(※参考文献「健~11月号~」阪神・淡路大震災 当時を振り返って)

断水、しかも多くの避難者が重なると、トイレは致命的な状態になります。

例となった学校では、たまたま下水管が無事で‥プールからバケツで水を運び、水を貯めて、トイレを済ませたら、ひしゃくで水をくんで流し、ふいた紙は流さずにゴミ袋に捨てることで、しのいだそうですが‥

下水管が破損している場合は、運動場などにトイレ用の穴を掘るか、あるいは災害用のトイレグッズを活用すると良いのではないかと、記述されていました。

“断水”は、大きな災害が起こらずとも、ひょんなことでもあるんですね。身近で言えば、笠岡市の神島あたりで、ついこの間、半日ほど断水になったんです。この時、住民の方にお聞きすると、とにかく完全に断水される前に、急いでお風呂に水を貯めたそうです。

トイレで当たり前に排泄できるのも、排泄物を水がキレイに洗い流してくれる安心感があってのことだと、思い知らされます。

また、小耳に挟んだ情報ですが‥県内の学校が、校外研修の帰り道に、高速道路の事故現場に遭遇してしまったそうで‥昼食後でもあり、多くの学生が排泄をもよおしたんだそうです。大渋滞で動かないバス内にはトイレも無く‥苦肉の策で、バスの下層部分にあたる荷物置き場で、ビニール袋に向けて排泄することに‥ただ、ちょうど、バス内の学生は思春期の入り口でもあり、苦肉の策が、よっぽどの苦肉になったとお聞きしました。

『備えあれば憂いなし』との格言もありますが、どんな備えも完璧は無く、ひょんなことで、ピンチになることがあります。そして、トイレ問題に関しては、生理的にも我慢の限界があることは、誰しもがご理解の上だと思います。

ピンチの具合にもよりますが、どうのこうのと言ってらんない、配慮にも限界がある場面があるかと思います。もしかすると、そんな時こそ、本来の人間力が試される時なのかもしれません。

あくまでも“ピンチの具合によりますが”と記述したことは、いろいろとお察ししていただきたいわけで‥生きるか死ぬかの場面では、メンタルがどうたらこうたらと言ってらんないだろうし‥けれども、場面によっては出来る限りの配慮をしたい‥そんなトイレ問題です。

ちなみに‥筆者が過去に陥ったトイレ問題で言えば‥スマホも持たずに、ポケットは空の状態で、とある田舎道を散歩していた時のこと‥お腹がギュルギュルギュルッと鳴っては、トイレを探したのですが‥民家も無く‥途方に暮れる間も無く、その時が迫っていました。もう駄目かと、あきらめかけた、その時‥道路から死角になりそうな草むらを見つけて‥また運良く、大きめの葉っぱも近くにあったので、瞬時にちぎり、そして、草むらに身を沈めました。間一髪という表現が、この時ほど、ドンピシャであったことは言うまでもありません。

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2024-10-25
文章には限界があります。

「園庭で遊んでいる際に、転倒して膝をすりむいたので、消毒して絆創膏を貼っておきました。痛がる様子はなく、元気に遊んでいました!」

保育者から保護者への連絡帳の例文ですが‥さて、この文章、ブログ読者は、どのように受け止めますか?

漢字などの誤字もなく、一見、事実を正確に伝えた、正しい文章にも読み取れますが‥

保護者サイドとしては、どこかシコリが残ってしまいそうな危うさのある文章じゃないかと、筆者は感じました。

消毒して絆創膏をしてくれたのは、それはそれで良いんだけど‥“貼っておきました”との記述は、どこか、やっつけ仕事のようにも誤解されそうじゃないか‥

また‥“痛がる様子はなく”との記述も、たとえ、それが事実だとしても、痛みに共感してあげてほしいと、保護者サイドなら、当然思うでしょう。

なので、この文章の正解は‥逆に、「何も書かない」です。

子どもがケガをした際は、たとえ些細なケガであっても、口頭で保護者に伝える方が賢明です。

(※参考文献「保育ナビ11月号」若手育成のための文章の書き方練習帳 執筆 浅井拓久也先生)

さらに補足として‥文章で伝えるか、口頭で伝えるかの判断基準は‥文章で伝えた場合に誤解される可能性がどのくらいあるか。

そして、またそれだけではなく、相手の気持ちが最も大事なんですね。

口頭で伝えることで、伝える側の誠意や丁寧さを表したり、双方の信頼関係の構築につながったりするのなら、口頭で伝える方が断然良いです。

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ちなみに‥この副園長ブログでも、やっぱり文章ではなく口頭で伝えた方が良かった内容も、多々あります。

その度に、読者に誤解を招き、悲しい思いや、辛い気持ち、腹のたつ思いをさせてしまったことも、多々あるかと‥

この機会に、あらためて、謝罪をしたいと思います‥が、しかし‥その誤解も含めて、副園長ブログは、鋭く突っ込んだものでありたいとも思っていますので‥その都度、皆さまからご指導ご鞭撻をちょうだいできたらと‥あつかましくも宜しくお願い致します。

素敵な会話が聞こえてきました。
2024-10-24
保育が動く時とは

富岡保育園の“保育”が動いた時とは?こんなことを朝から回想してみようじゃないかと。

もちろん国が示した“保育所保育指針”などに習って動く時もあるかもしれませんが‥改訂したからと言って、オセロの白と黒がひっくり返るくらいに、大きく変わることはないですし、むしろ大きく変わっちゃったら、戦後の教科書黒塗り時代と同様だと言ってもいいかもしれませんよね。

筆者が勤めてから、つまりはこの20年くらいで回想しますと‥富岡保育園の“保育”が動いた時は、特定の子どもが起点になっていたんじゃないかと思うんです。

園長先生が舵を取った「見守る保育」‥けれども、筆者も含めて、一斉保育に馴染んだ者としては、霧がかって、やたらめったら闇雲に“子ども主体”を模索していました。

そんな時に、ひとりの子どもが、一斉保育に馴染んだ筆者を含めた保育者たちの、あの手この手を使ったテクニックに靡かず、どうにもこうにも立ち行かなくなっていたんです。

ただ“その時”に、闇雲の雲が晴れたんですね。その子どもがピタゴラスイッチ、ドミノ遊びが好きだったのですが‥その遊びに、じっくり向き合える環境を保育者たちは試行錯誤し作りはじめました。場所や道具、さらには時間環境も工夫しはじめました。すると、どうにもこうにも立ち行かない日常は、どこかへ、そよいでいきました。

また、ある子どもは、扇風機が好みだったり‥またある子どもはスイッチが好みだったり‥体温の通う生き物が好みだったり‥すると、その好みに少しでも多く向き合える環境を考えました。

お部屋のいたるところに、さまざまなスイッチが配置されたこともありますし‥生き物と触れ合えるように、園外へ日に幾度も足を運ぶ機会を工夫して作っていました。

“特定の子ども”と、記述すると、おそらく「ひとりの子どもを特別視しているじゃないか!」と、みんな平等党の方々から、ご叱責にあいかねませんが‥これはこれで誤解なんですね。

実は“特定の子ども”が、たまたま起点になっているだけで、その影響は、水滴の波紋のように、どんどんと広がっていくんです。好みや、遊びは、展開していくと、掛け算のように発展していき‥ドミノ遊びや、スイッチやリモコンなどのコアの環境から、周りの子どもたちは何かしらの影響を受けて、それぞれの遊びに掛け合わせていくんです。

さらに言えば“特定の子どもを特別視している”という記述は間違っていて、“特定の子どもから特別視しはじめた”という記述が正解だと思っています。

つまりは、それぞれの子どもを特別視する必要があって‥その特別視する場合に、どれだけ、その子どもの環境に介入するかを見極められるかが、見守る保育の保育者のテクニックなんだと思います。

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じっくりと
2024-10-23
全国へ向けてナンパしてみました

しつこいくらいに、徳民於賀神社例大祭への取り組みを、園の公式ホームページ上にあるブログで綴ってきましが‥片付けなども含めて、ひと段落してきましたので、そろそろ終えようと思っています。長い間、お付き合いありがとうございました。

ただ、なんで、こんなに“しつこいくらい”取り上げたか‥その理由だけ、最後にお話しさせて下さい。

ブログ読者の中には、保護者の方もいるだろうし、地域の方もいるだろうし、多種多様な方たちがいるだろうと、想定しながら綴っていくわけなのですが‥

もしかすると、全国のどこかの保育園の先生で‥それも「地域に根ざした保育園を作りたい」と、日夜もがいている先生がいたとしたら‥おそらく、副園長ブログの内容は、どこかの部分で参考になるんじゃないかしらと。

そんな、おせっかいな気持ちもあって“しつこいくらい”取り上げました。

あれやこれやと、保育園の“あるある”に疑問を持って、チームのみんなで、すったもんだと試行錯視して‥根ざす地域の力が弱まっているんじゃないかしらと、今度は選挙に出てみたり‥また、その勢いで地域の伝統あるお祭りの中枢に割り込んでみたり‥あれやこれやと、思いつく限りの活動をしてみては、一歩進んで二歩下がり‥

そんな内容を、読めば読むほど「スマートに、スタイリッシュに上手くいくもんじゃなくて‥もがいてもがいて、泥だらけになりながら、一歩、いや半歩ずつ、前に進んでいくもんなんだ。」と、勇気づけられるんじゃないかしらと。

ホームページ上や、宣伝広告なんかで『地域に根ざした保育園です‼︎』と記すのは簡単なものですが、いざ、本腰を入れると、それはそれは沼のような深みを知っていくものです。

無理に根ざす必要はありませんが‥たまたま、富岡保育園の場合は、経営的にも、そして一番には園児の成長のためにも、根ざした方が良いと判断して、本腰を入れているわけで‥その上で、地域と保育園が相乗効果として元気になれば、win-winの関係で、なお良しと判断して、このような副園長ブログの内容になっているんです。そして、そんな判断をする園が、全国にも必ずいるんじゃないかしらと‥どこか仲間と共有する気持ちで“しつこいくらい”綴っているんです。

もしも、ブログ以上に共有したい園の方がおられましたら、お声かけください。富岡保育園へ足を運んでもらうのも良し、または、どちらかと言えば、多動な村上が駆けつけるのも良し。いっしょに学べる日を心待ちにしております。

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鍵穴に、一輪の花。
2024-10-22
テントしまうの手伝いましょうか

申し訳ございません。いつぶりでしょうか‥昨日、副園長ブログの更新を連絡も無しに休んでしまいました。土日の、徳民於賀神社例大祭後、漫画「あしたのジョー」の最終回のように、燃え尽きてしまったんです‥と、言い訳を綴っていこうかと思っていたのですが‥

んなことは、どうでも良くって‥今日、とっても嬉しかったことがあったので、ブログ読者にも報告したいと思います。

午前中に、ひとりの中学生、卒園児でもありますが‥1本のメッセージを送ってきてくれました。

「テントしまうの、手伝いましょうか?」

この土日の例大祭で使ったテント‥片付けの際、悪天候も重なり濡れていたこともあって、明日に干してしまおうという話しになったんですね。この中学生も、例大祭に参加してくれていて、ちょうど、片付けの時にもいたんです。

たまたまですが、今日、中学生は体育祭の振替休日で学校が休み‥その休みの日に、わざわざ、自分から、最後の片付けを手伝おうとする、その心意気。大袈裟じゃないですよ、ホントに、涙が出るくらい、嬉しかったんです。

地域のお祭りならば、余計とになるでしょう‥ほとんどが、大人の手によって、責任によって、計画から準備に片付けまでが、滞りなく行われるもんです。小学生や中学生などは、責任とは無縁に、楽しんで参加すれば良いもんですよ。

でも、けれども、この中学生は、自分の参加したお祭りを、自分事として‥最後まで責任をもって参加してくれたんだと。

このたび、地域のお祭り、徳民於賀神社例大祭に、筆者はその中心部で参加させてもらいました。賑やかしの千歳楽のおもてなし、そして担ぎ手。また、当日の神事にあたる御船では先頭を引っ張らせてもらい、小中学生たちの指揮をとらせてもらいました。さらに、御船が立ち寄るお旅所に、富岡保育園が任命されたこともあり、その準備も指揮をとらせてもらいました。その昔では、それらの当番や指揮は、誰でもができない、地域に認められた名誉あるものだったとお聞きしております。それらに、このたび関わらせてもらったこと、大変誇りに思うと同時に‥何にも代えられない経験が出来、感謝、感謝なんです。

冒頭の中学生も含め、このたびの例大祭‥筆者も含めて“自分事”として参加してくれた‥いや、参加した人たちが、大変多くいたことが、成功の最大の要因だったと振り返っています。

筆者としても、このたびは、はじめのことばかりで‥分からないことだらけではありましたが‥その度に、たくさんの方々に頭を下げては教えをこい、そしてその度に励まされては、勇気をもらい‥たくさんの方々にご迷惑をおかけしながらも、たくさんのご協力とご支援をちょうだいし締めくくることができました。

実は‥元園長先生から「最近、イキイキしてるね!」と声をかけてもらったのですが‥ドンピシャに的中していて‥

その昔、筆者が現場保育者だった頃、指揮をとったり引っ張ったり、あれやこれやチャレンジさせてもらっていました。そしてその度に失敗もしましたし、その度に頭を下げては教えをこい、またその度に励まされ勇気をもらい‥たくさんの経験と成長するチャンスをもらっていました。

エンジン全開に、活動させてもらえるチャンスを、地域の方々にいただいたこと、重ねて感謝するとともに‥冒頭の中学生も含めた、次世代のホープたちの、手本の一端となれるような背中で今後も走り続けたいと思っています。

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2024-10-21
ワッショイ‼︎ワッショイ‼︎

10月19日(土)天気予報‥雨。

「でも、どうせ、この辺は(笠岡市)雨、あんまり降らんし‥大丈夫じゃろ‼︎」

富岡地区の祭りの準備をする人も‥体育祭を開催する笠岡東中学校の先生や学生、保護者も‥そう思おうとしたはずなんですね。

午前7時、8時‥時間が経つにつれ、雨足が強くなり‥笠岡東中学校の体育祭は火曜日に順延に‥。

富岡地区の祭りの準備をする人は‥雨足が強くなるにつれ、やぶれかぶれ感、満載に‥。「とりあえず、飲もうや‼︎」アルコールの飲める大人たちの成せる技なのかもしれません。

富岡保育園も、今日・明日と、地区の方々の集合場所になっていますので、テントを張ったり、机や椅子、飲み物の準備など‥もろもろを、もろもろに支度しました。「まぁ、なんとかなるじゃろ‼︎」なにかとなんとかしてきた大人たちの成せる技なのかもしれません。

筆者は、夕方の青年団の千歳楽に備えて、しばし身体を休めながら、ブログを記しているところです。


そう言えば‥午前中に、富岡保育園の園児に会うと‥どこか、浮き足立つと言いましょうか‥スーパーマリオで例えるなら、スターをゲットしている常態のような、そんな無敵感満載でした。おそらく、昨日の、徳民於賀神社への参拝、『ワッショイ‼︎』の名残りがあるのでしょう。

※添付写真は、昨日の富岡保育園園児による、徳民於賀神社参拝の様子です。たくさんの御花も頂戴し、誠にありがとうございました。園児の生活が豊かななるように納めさせていただきます。

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ワッショイ①
ワッショイ②
ワッショイ③
2024-10-19
いざ、徳民於賀神社へ

昨日に引き続き‥岡山県西南水道企業団視察研修に参加しています筆者。

笠岡市・浅口市・里庄町、2市1町からなる西南水道企業団と同様に、1市3町の広域で水道用水供給事業を行う、福岡県田川広域水道企業団へ、初日は足を運びました。

そして、本日は、福岡地区水道企業団の海水淡水化センターへ向かっております。

こちらでは、地球温暖化や、水道用水の安定供給、気候変動などの観点から、新たなチャレンジとして「浸透圧発電」の日本初の実用化へ向けて取り組んでいるとのことで‥“水”に関して、笠岡市は島などもあり、常に課題としてあがる案件です。しっかりと情報を取り入れ、最善の判断ができるように勉強していきたいと思います。


さて、富岡保育園では‥本日は地域の千歳楽や御船よりひと足先に、特民於賀神社へ‥園児はもちろん、富岡保育園に関わって下さる方々、また地域の豊作や豊漁、安全を祈願しに、手作りのお神輿を担いで参拝しに行く予定となっています。

このたびの参拝へ向けて、入社2年目の若手保育者たちが中心となって計画や準備をして下さいました。事前の準備物はもちろん、道中の安全を確保するために、職員の配置などを模索し、先輩保育者たちに説明したり、お願いしたんじゃないかと思います。

おそらく、当日は、計画にない、ハプニングなどが起こるでしょうが‥その時々で、最善の判断がとれるように、周りの保育者たちとコミュニケーションを図って取り組んでもらえたらと願っております。

参拝へ向かう、徳民於賀神社は、毎月第二日曜日に、神社の世話人の方々を中心にお掃除をして下さっています。このお祭り前にも、13日の日曜日に、草取りや落ち葉拾いなど、また本殿を磨いて綺麗にして下さっています。地域の方々への感謝を忘れないように、参拝できれば幸いです。

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2024-10-18
ハア ヨイヨイ

めでたー めでたーが 三つかさなーれば

ハア ヨイヨイ

つるがー ごもーんに コリャすをかーけーる

ソリャ ヤートコセー ヨーイヤナ

アララ コリャコリャ

サー ナーンデーモセー


おはようございます。ブログ読者の皆様、冒頭から、何のおまじない!?かと、お首をかしげられたんじゃないかしらと。

この、おまじない‥いや、これはですね、富岡保育園も所属している、富岡地区にある、富岡東山彦子供会が歌う「御船道中歌」なんです。

今週末の行われる徳民於賀神社例大祭の神事で御船を子どもが引っ張り、各お旅所を巡り、地域の豊作や豊漁、安全を祈願していくわけなのですが‥

引っ張る際に、歌うものが「御船道中歌」って、わけで‥昨晩と、一昨日の晩に、富岡保育園の母屋にあたるお部屋をお借りして、歌と太鼓の練習をさせてもらったんですね。

少子化にともない、子ども会の存続が危ぶまれるなか‥小学生と、また中学生が20人ほど顔を出してくれました。保護者や、また地域の顔役の方も合わせて、40人くらいで寄り合うことができたことは、段取りの指揮をとらせてもらっている、筆者にとっては、ホッとすると同時に、とても感慨深いものがありました。

ちなみに、子どもたちの顔ぶれを見ると、もちろん富岡保育園卒もいるのですが、そうではない子どもも多くいて‥そんな中、歌や太鼓の練習をした後に、お部屋ではしゃぐ姿を見ると‥「卒園していない保育園でも、将来大きくなったら‥あそこで、祭りの歌の練習をして楽しかったなぁ‥と、思い出の一端になれば‥」と、思うところもあります。

保護者同士も、スマホでのやりとりではなくて、あらためて顔を合わせて‥それもアルコール部隊の飲んでいる空気感の中、会話が弾んでいましたし‥また、地域の顔役の方たちも、昔話を伝える機会にもなれましたし‥祭り・歌と太鼓の練習というキーワードをお借りして、豊かな寄り合いの時間を持つことができました。

帰り際に‥富岡保育園卒の小学生が「まだ、帰りたくないんじゃけど。」と、楽しさのあまり、後ろ髪をひかれながら家路に向かう姿が、印象的でした。

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2024-10-17
コブタタヌキキツネネコウサギ

今日は、ナラティブツリー(現場保育者の綴るエピソード記録)をご紹介したいと思います。

「あの場面って、どうやって、ああなったんだろう!?」と、一部分のみ切り取ったような場面を目撃すると、その背景が気になるものです。

ナラティブツリーには、そのような場面の背景が綴られていて‥「なるほど〜。あれは、ああなって、こうなったのね。」と、感心させられることも、しばしば。

ちなみに、今日、ご紹介するナラティブツリーの場面‥筆者も目撃していました。そして、その背景が気になっていて、後から、その場面にいた保育者に尋ねてみようと思っていたんです。

ちょうど運良く、その場面にいた保育者が綴ってくれていたので、その背景のことがよく分かって、より保育を面白いものと捉えることができました。

ありがとうございます。


【さすがエジソンさん!!】

私とAちゃん(3歳8ヶ月)が折り紙で、うさぎを作っていました。

Bちゃん(6歳8ヶ月)と、Cちゃん(6歳2ヶ月)と、Dちゃん(4歳11ヶ月)が、「何、作っとるん〜?」と、言ってきた。

私が「うさぎよ」と、言うと‥その時に参考にしていた本を見て「ふ〜ん」と、言いながら、他のページをめくっていった。

そして、コブタ、タヌキ、キツネ、ネコの折り紙が書いてあるページを開いて「ねーねー、先生、これ作って!」と、Bちゃんが言った。 

私は「自分で、作れるんじゃないの?」と言ったが、「できんー!作って〜!」の一点張りなので、作ってあげることにした。

コブタの顔が完成すると「かわいい」「次はタヌキ作ろっかな〜!」と、言い‥今度は自分で作り始めた。

Cちゃんもキツネを作り始めた。

作り始めた頃に「え!?これ、コブタタヌキキツネネコじゃん!」と、気付き‥

「じゃあ、ネコも作らんといけん!」と、Bちゃんが言い‥最後にネコも作った。

そして「からだも、作ろうや〜!作れるよ!」と、Bちゃんが言い、全部の体も完成させた。

そして「先生、ストローちょうだい!」と、私に頼み、ストローを渡すと‥Bちゃんがストローを置いたところに、Dちゃんがセロハンテープを持ってきて、貼り、ペープサートを完成させた。

私が「コブタタヌキキツネネコのピアノ弾けるよ〜!」と、言うと‥

「ひいて、ひいて、歌に合わせて、動かそう〜!」と、言い、とても嬉しそうにした。

曲を弾くと、歌いながらペープサートを動かした。その後、「コブタの時はコブタを動かして、タヌキの時はタヌキだけ‥って、しようや〜!」とか‥

「座ってしようや〜!」とか‥

「絵本棚に隠れて、ペープサートだけ、見せようや〜!」とか‥

どんどん盛り上がり、何度も楽しんだ。

(ペープサートを動かすのに必死で、歌うのを忘れて‥「あ~歌うの忘れた‼︎」って言う姿も、可愛かった‼︎)

しばらくすると、Aちゃんが、さっき一緒に作った、うさぎにストローをつけてやって来た。

何も言わなかったが、何かを察したBちゃんは「なーなー、先生!コブタタヌキキツネネコの後に“ウサギ”って、弾ける?」と聞いてきたので‥「弾けるよ〜‼︎」と答えると‥

「じゃあ、Aちゃんは最後にウサギを動かしてな‼︎」と言い、仲間に入れてあげた。

そして、NEW‼︎コブタタヌキキツネネコウサギの曲で、何度もペープサートを楽しんだ。

何かを作り上げる姿もそうだが、そこから発展させて楽しむ姿、年少児のことも気にかけて、誘ってあげる姿など‥さすがエジソンさん(5歳児class)だな〜と、あらためて感じた。

作 ミマモリストF

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2024-10-16
ご回復後も、ご用心が大事。

ここのところ、富岡保育園では、お熱でお休みをする園児が、たくさんいるようで‥「調べてもらったのですが、何でもなくて、風邪だろうと言われました。」と、保護者から伝達をいただくケースがほとんどだそうです。

高熱ですから、インフルエンザやコロナウイルス、また喉の炎症から、アデノウイルスやヘルパンギーナなどを疑ってのことだと思います。

もちろん病名が分かれば、それにこしたことはありませんが‥症状に向き合ってもらって、お子さまの顔色や、機嫌、気分、食欲などが、普段と違えば、お熱が出ていなくても、少しご自宅で安静に過ごすことをオススメしたいと思っています。

が、しかし‥そうは言っても、保護者の皆様も、外せないお仕事や、ご用事があるかと思います。そんな時に、お熱や下痢など、ひどい症状が無ければ、保育園に、いったんは連れて行こうと、苦渋の気持ちで決断するかと思います。

その決断に、私たち保育者は、しっかりと寄り添い、向き合うことが、プロとしての仕事となります。なので、その気持ちをしっかりとぶつけてもらえるような、信頼関係を保護者と築くことが、保育者としては、ファーストステップだと思っています。

対応に関しては、検温も含めて、こまめに様子を見ながら、なるべく安静に過ごすことができるような配慮を、ひとりの保育者だけではなく、保育者全員で心がけることを、富岡保育園では念頭に置いています。

それでも回復することなく、症状が悪化した場合には、保護者へ電話連絡を行っています。

連絡の際には、現在の子どもの状況を正確に伝えるよう努めながら‥保護者の方のお仕事などの現状もお聞きしながら、お迎え、またはもう少し様子を見るなどの、その時々での最善の選択を、保護者の方とご相談しながら決めるようにしています。

原因を考えれば、キリがなさそうですが‥残暑疲れであったり‥季節の変わり目であったり‥朝晩と日中の気温の変化であったり‥なにかしらの変化に敏感に身体が反応して、お熱であったり、咳や鼻水、喉の炎症が起きてるんじゃないかしらと。

ただ、お熱や、咳や鼻水なども、決して悪いことばかりではなくて‥身体のデトックス効果もあるんだとか‥。

お子さまだけに限らず、保護者の皆様も、また保育者も、そしてブログ読者も‥体調不良の場合は、ご無理なさらないように、しっかりと休むことを大事にしていただけたら‥と、願います。

ちなみに、わたくし、筆者、あちらこちらで顔を出せば、身体を気遣われて‥とても嬉しいかぎりなのですが‥いたって、とっても元気です。いつも、たくさんのお気遣い、本当にありがとうございます。

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2024-10-15
昔には戻れないけど、昔を参考に

「昔は、あの通りにゃぁ、下駄屋、タンス屋、八百屋‥とにかく個人商店が並んどったんよ。八百屋のおじさんは、とにかく物知りだったわなぁ。卵屋へ行ったら、カゴに卵を5つ入れたら、グラムを測ってなぁ、量り売りじゃったわなぁ。子どもの頃は、とにかく暇をせんかったで。暇じゃぁ思ったら、その辺の店に入ってなぁ、下駄屋じゃったら、おっつぁんが下駄を作っとるとこ、じぃーっと眺めとったらえんよ。家の前には、縁台出して、将棋さしとる、おじいさんかおったりな。窓を開けっぱなしで、縁側で縫い物しょーる、おばあさんがおったりな。その人らぁが、その辺の子どもを見ょーたんよなぁ。」

本日の早朝‥大磯地区の千歳楽を片付けている最中に、地元の方からお聞きしたお話しです。

そこには、たくさんの集まる機会と、たくさんの日常会話が存在していたんだと思います。

「豆腐買う時、“半丁”って、ゆったら‥隣のおばさんが、そしたら私は、その半分もらうわって、ゆったりしてね。」

お聞きしたお話しを想像するだけで、それはそれは豊かな日常が思い描かれました。大きなスーパーマーケットで、スマホを使用してデジタル決済をする世の中では絶対に描けないものでしょう。

このような日常生活の豊かさの積み重ねが、地域の祭りを盛り上げ繁栄させてきたんだと、短絡的ではありますが、筆者は考察しています。と、言いますか、おそらくブログ読者もそのような思いではないでしょうか。

大磯地区のお片付けが済み次第、今度は、富岡地区のお祭りの準備へ猛チャージです。明日、明後日、富岡保育園で19時から、御船の音頭と太鼓の練習を行うにあたって、飲み物やお菓子などの準備。そして、19日の土曜日に、富岡の青年団による千歳楽の出陣が富岡保育園駐車場であるため、青年団の方たちへの、おもてなしの準備。最後に20日の日曜日、徳民於賀神社御船の御旅所に富岡保育園が依頼されていますので、そちらの準備。

たくさんの方々が集まる、絶好の機会。地域の活性化の一助となるように、しっかりと準備をしていきたいと思います。

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※富岡保育園の園児や職員たちが、手作りのお神輿を担いで参拝する日程は‥18日(金)午前10時からの予定となっています。保護者の方なども含めて、お時間の許す方は、安全第一で進めていきたいと思いますので、警備などのご協力を、どうか宜しくお願い致します。

2024-10-14
徳民於賀神社の掃除に寄りました

朝起きると、肩が焼けるように痛いんです。なぜなんだろうと思いを巡らせる寸前に、思い出しました。昨日、大磯地区の千歳楽を担がせてもらったんだと。祭りで飲むお酒は格別なものだと勧められるがままに、体内に取り込んだせいもあって、記憶を呼び起こすのに、少々時間を費やしました。

ちなみに、千歳楽を担ぐ前後の、その席で‥「30年前に、田中さんが頑張らんかったら、ここまで千歳楽は続けれんかったでな。」と、当時を思い出すような語り部がおられました。大磯地区も落ち込んだ時期があったそうで、8人ほどで担いだこともあったそうなんです。

その田中さんが、おもしろおかしく受け答えをしていたのですが、その中には核心的なものも、ちらほらのぞいていました。

「〇〇君とこ、今日は何人来るん?6人!?ありがと、ありがと!中学生の子もおるらしいが。そしたら、その中学生の子が、おおきゅうなったら、その子どもも連れてくるけん‥倍になるかもしれんな。まさにネブミ講よ!(笑)」

「祭りは、この一日のために、一年がかりで準備するんよ!何回も寄っては酔って。寄っては酔ってを繰り返しな!(笑)」


田中さんの言葉を思い返しながら、本日の早朝は、徳民於賀神社へ。来週の例大祭へ向けて、富岡東・中・西・樋守の総代さんと、世話人さん、また青年団と、有志の方々で、お掃除をしました。神社の役員たちも世代交代期に入っておられて、なかなか上手くいかないところもあるようですが‥逆に、上手くいかない、分からないからこそ“寄る”機会は増えているんじゃないかと思っていて‥大磯地区のように、盛り返す契機になるんじゃないかと、自らも含めて期待しています。

少しずつ、地域の根っこの活動が理解できはじめたので‥今後の富岡保育園、また社会福祉法人として、地域の方々に感謝しながら、職員ならびに園児や保護者も含めて、地域貢献活動に取り組んでいきたいと思います。

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どこまで本当か分かりませんが‥その昔‥徳民於賀神社の御船は、地元の青年団の方たちが担いでいたそうで‥いつのことだか、ヤンチャな方たちが多くいた頃に‥御船を川へ投げ飛ばして壊したことがあったのだとかで‥青年団が御船を担ぐことが禁止されて、子どもたちがロープを引っ張って廻るようになったそう‥です。その頃は、想像するに、とても活気があったんでしょうね。

徳民於賀神社の奥へ潜入
2024-10-13
固定電話と、儚い恋心。

旧2号線沿いを西に進むと、富岡地区から大磯地区へ。今日、明日は、大磯地区も参加する笠神社の秋祭りなんですね。

筆者も、早朝から各家に縄をつなげたり、御幣を付けたりと、お手伝いをさせてもらいました。夕方からの千歳楽の担ぎ手として、現在、今しばらく身体を休めている最中です。

ちなみに、ベテラン勢の方々は、「祭りじゃけんな」と、朝からプシュン‼︎と、缶ビールをあけていました。

さて、ベテラン勢の方々世代‥つまり、筆者より一回りも二回りも、もしかするとそれ以上の方々のお話しになるかと思います。

スマホどころか、携帯電話が無かった頃‥。一家に一台の固定電話とブラウン管テレビだった頃です。

例えば、恋心を抱く相手に電話をかけようと思えば、「今日、◯時◯分に電話をかけるからよ」と前もって言っていたんですね。

でなければ、間違って、頑固親父が電話をとったものならば、「おめー!誰なん!うちの娘に手を出すんじゃねぇ!」と、一蹴されていたはずなんです。

また、思春期の男の子たちが、こぞって見るような深夜番組を見ようとするなら‥「おめー!いつまで起きとんなら!いらんもん見んでええけん!はよー!寝ぇー!」と、こちらも一蹴されていたはずなんです。

今となっては、一家に一台どころか、1人に1台の時代ですから、こんな一蹴劇は、ほぼ見られないでしょうがね。

さて、一蹴劇は、ともかくとして‥これらの変化で、筆者も含めた人間たちは、とても便利で効率的な時間を過ごしているようにも思えますが‥ますが、そうでないような気も、どこかでするんですよね。

確実に減っていることとして、コミュニーケーションが挙げられるかと思います。もちろん恋心を抱く相手とは、いつでも、どこでも電話をかけられるのかもしれませんが‥その電話の前後や、さらには背景にいる人物たちとのコミュニケーションは無くなりましたよね。

また、それぞれが、それぞれの端末を見るわけですから、共感の共有は、難しいものがありますよね。それが多様性だと言われれば、それまでですが、多様性であればあるほど、一蹴劇のような勢いではなく、物寂しさが残るような気もするのは、筆者だけでしょうか。

さらに減っていることを挙げるとすれば『どうでも良い時間に何もしないこと』が、あるんじゃないかしら。おそらく、どうでも良い時間に、ほとんどの方々がスマホでゲームなり、SNSを広げてみているんだと思うのですが‥一蹴劇世代の方々なら、ただただ、ボンヤリと、ビールを飲むなり、コーヒーを飲むなりの時間を過ごしていたんだと思うんです。

減ったからと言って、何か不利益が講じている訳ではないのですか‥大切なナニかを失ったいるような気が、筆者はするんです。

先日の新聞に、ブラジル国内で、旧Twitter(現X)が使えない状態から、やっと解消されたと報道がありました。

不便な1ヶ月を過ごしていたのでしょうが‥その停止期間中に、3割以上の利用者のメンタルヘルスが改善されたとも、報道がありました。もしかすると、大切なナニかを、その期間、取り戻したのでは‥。

ちなみに、どこかの作家が、どこかの田舎町の駅を訪れた時に‥デジタル決済が出来ずに立ち往生したそうなんです。立ち往生した訳ですから、時間もそれ相応に費やしたわけですよ。すると、ようやく用が済んだところに、駅員さんが、1枚のメモ用紙を手渡してきたんだそうです。そこには、お断りと、待ってもらったお礼の言葉が書き添えてあったそうです。これも、おそらく、大切なナニかなのでしょうね。

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2024-10-12
のぞみ車内からブログ中継中

お疲れ様です。本日は、新幹線のぞみ車内から、ブログを中継したいと思います。

今日は、京都府向日市で行われた庁舎建てについて勉強してきました。向日市市役所も、耐震基準が満たないことから建て替えについて検討がなされたようです。向日市の興味深いところは、検討から建設へ至るまでのスピード感です。完成までの日程は、他の自治体の例に比べて半分ほどなんです。こちらは、多額の寄付をして下さった株式会社ニデックの永守さんの貢献もあるかと思いますが‥携わった方たちの熱意や、さらには市民の方々たちの建て替えへの共感を得られたからに他ならないと思いました。今回の向日市行政視察でガイド役を担って下さった、向日市議会事務局の方の、機敏で、また懇切丁寧な対応に感謝したいと思います。ありがとうございました。


さて、笠岡市へ戻れば‥明日は、笠岡市笠神社の秋祭りです。私は、大磯地区の千歳楽へ寄せてもらう予定になっています。しっかりと祭りを賑わわせ、豊作や豊漁を祈願出来ればと思っています。

さらには、来週には、富岡保育園の所属する地区、富岡の特民於賀神社の例大祭が開催予定となっています。富岡保育園も、18日の金曜日に、子どもたちが作ったお神輿でお参りを予定しています。現在、担当クルーたちを筆頭に、子どもたちと準備を楽しんでいるんじゃないかしら。

伝統行事へ関わることで、地域を知り、また地域の絆が深まる、その輪に、富岡保育園も、また筆者も加わりたいと願っております。

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2024-10-11
主体的な畑活動へ

おはようございます。本日は、大阪府からブログを中継しています。ちなみに、なぜ、大阪府からと言いますと‥笠岡市議会議員の有志で行政視察に足を運んでいるんですね。今回の目的は、大きく分けて3つ。「市営住宅・オーガニック給食・市庁舎」この笠岡市でも、建て替えや導入がテーマになっている課題について、実際に行っている方々からお話しを聞いたり、実物を見ながら、また歴史や背景を確認しながら、学んでいるところであります。

昨日は、大阪府の大東市というところへレンタカーで向かいました。ここは、大東市と民間業者が連携して、駅前の市営住宅プロジェクトに取り組んでいるんですね。市営住宅に並んで、いくつかのオシャレなテナント‥どちらかと言えば、若い女性をターゲットにしたお店が連なり、平日の昼間にも、たくさんのお客さんが賑やかに過ごしていました。このプロジェクトの空間自体、ひとつの街のようで素敵だと思う反面‥大東市は、たくさんの市営住宅を抱えていて、将来的にこの民間業者との市営住宅は、市営住宅でなくなるように‥つまりは市の管理下から外す段取りなんだろうなと推測できました。ただ、このような大掛かりなプロジェクトは、やっぱり中心には、公私に渡り労力を惜しまない“人”がいることも、あらためて知るところでした。お子さま3人を連れて逆単身赴任状態で仕事に打ち込んだ方や‥お仕事をやめて、このプロジェクトの発展に尽力をされている方‥。

今日は、泉佐野市へレンタカーを飛ばす予定になっております。しっかり勉強しに行きたいと思います。


さて、富岡保育園では‥今日は、畑活動をするとお聞きしています。先週のことに‥畑活動を監修して下さっているスズキ先生から、数種類の苗や種をいただきました。

今までは、スズキ先生にならって、植えて成長を楽しんでいたのですが‥このたびは、スズキ先生から「先生や子どもたちで、好きなように植えてみようよ」との提案を下さいました。

スズキ先生にとっては、畑活動を主体的なものに出来ればとの願いがあるようです。

ただ植えるだけでなく、学びの本質に向き合わせて下さるスズキ先生。いつもありがとうございます。

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2024-10-10
忖度無しにアドバイス致します。

おはようございます。10月9日、水曜日。岡山県笠岡市は、久しぶりの晴れ模様。まさに、清々しい秋晴れと言ったところでしょうか。

富岡保育園の園庭には、ここのところ降り続いた雨の影響で、ところどころに水たまりができています。おそらく、今日は、パチャパチャと派手に汚して遊ぶんじゃないかしらと。洗濯機と、先生たちと、保護者たちのご協力のもと、宜しくお願いしたいと思います。また、あらためてになりますが、賑やかに遊ぶ子どもたちを、ご近所の方々が、あたたかい眼差しで見守って下さることにも、重ね重ね感謝したいと思います。


さて、昨日のブログに‥全国の保育施設の運営状態の近況についてを、ざっくりと説明しました。またそれについての捨て台詞‥いや、意見をボソリと呟きましたが‥あらためて読むと短絡的なものだったなと、筆者自身、自分を残念に思っているところでもあります。もう少し、まともな意見を発信できるように勉強していきたいと反省しております。

そして、今日は、そのついでと言っては、なんですが‥

ここのところ、来年度へ向けて『保育園(こども園)探し』をスタートさせておられる、保護者様たちが、こぞって、園見学に来られるのですが‥

「もしかして、運営状態が悪くなることを見越して、無理矢理、入園させられるんじゃないかしら‥」と、ご不安に陥られてはいけないので‥

あらためて、その誤解を解いておきたいと思います。

富岡保育園の場合、園見学では、施設の説明に加えて、保育内容の説明を行います。かれこれ1時間は費やします。その後、質疑応答の時間を設けながら、保護者様のご意見やご感想をお聞きするのですが‥

保育園を選ぶにあたって最優先させて欲しいことは【保育内容】だとお伝えします。そして、必ず、又聞きや、ホームページ(このようなブログも含めて)を見たり読んだりだけして、決めないようにして下さいとも重々とお伝えします。つまりは、お時間を作ってもらって、足を運んでいただき、自分の目で見て感じて下さいということです。

これは、なぜかと言いますと‥又聞きの場合は、尾鰭背鰭の余計な噂話が付き纏う可能性もありますし、ホームページ(このようなブログも含めて)であれば、現実よりも映えた写真や文章に惑わされる可能性があるからです。

もちろん、ご自宅からの距離や、お仕事場との動線、さらには就学へ向けての学区のことも、選択の要素になるかとは思いますが‥

笠岡市、また隣町の里庄町や浅口市などもそうですが、ほとんどの保護者が自動車での送迎かと思います。首都圏などで見られる、満員電車を乗り継ぎ、3人乗りの自転車で雨の中、保育園へ向かうような労力はかからないんじゃないかしらと。

5分、10分の時間をどのように考えるか。労力と捉えるか‥それともリラックした気持ちで、5年、6年、送迎できると捉えるか。

お子さまの特性に合ったところを選ぶことと同時に、保護者様の特性とも合ったところを選ぶことも、筆者は非常に大事だと思っています。

妙な疑問を抱えながら、5年も、6年も、送迎しコミュニケーションをとることは、ストレスを抱える原因にもなりますしね。

さらに、保護者様の中には、一戸建てへ向けての住所の選択を考慮されている方もおられます。その方たちへは、筆者の知っている、笠岡市や近隣市街の現状もお伝えしながら、少しでも、ご希望に沿うような暮らしができるアドバイスを心がけています。(例えば、バイパス道路について‥スーパーマーケットの位置について‥などなど)

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2024-10-09
保育園という幻想から抜け出せ⁉︎

10月8日付け、日本経済新聞、5面に‥「保育施設の運営が転換点を迎えている。こども家庭庁は2025年度から過疎地の保育所などが放課後児童クラブやこども食堂に取り組む場合に補助金を出す方針だ。少子化で需要が頭打ちになる中、多様なニーズにこたえる地域の拠点へ脱皮を図る‥(略)人口減少が進む地域でも保育所の役割を広げ、幅広いニーズをくみ取る体制を整える。高齢者や障害者施設などとも連携し、地域の機能を集約することで保育所の定員縮小や統廃合を食い止めることができるとみる‥(略)定員数に占める利用児童数を表す定員充足率をみると、首都圏などの都市部では91.6%と全国平均(88.8%)を上回る一方、過疎地では76.2%にとどまる。地方では閉鎖に追い込まれる保育施設も少なくない‥(略)こども家庭庁は年末までに25年度以降の新方針をまとめる。幹部は『これまでの待機児童対策とはベクトルが変わってきている。地方の定員割れや保育士不足について考えていかなければならない』と話す‥」と、綴られていました。

笠岡市の現状と照らし合わせ、富岡保育園の運営も転換点を迎えていることは確かです。社会福祉法人の原点と、社会福祉法人“伸成会”の原点とを、しっかりと踏まえながら、理事長の握る舵取りを、筆者は支えていきたいと思っております。


と、ここまでの記述は、ある種の模範解答のようなもので‥癖のある副園長ブログにしてみれば、なんの変哲もなければ面白味のないものと言っても過言ではないでしょう。

かしこまらずに筆をとれば、魅力のある保育、魅力のある保育士、魅力のある保育園、魅力のある街であれば、おのずと人は集まってくるとも、短絡的には考えています。

“カッコいい”

“おもしろい”

“楽しい”

園児や小学生でも分かる、この単純な三拍子。

先日、筆者の地元のお祭りがありました。筆者の地区では、若者の参加が減少傾向にあったのですが‥このたび、新団長と新副団長が、思い切って、祭りの衣装を変えたんですね。

祭りの衣装を変えるって、簡単に記述していますが‥参加するお祭りは450年の歴史があるものなんです。1つ変えるだけでも、かなりの労力を使うものなんですよ。

このたびの新団長と新副団長の決断は、地区の多くの方からも“カッコいいじゃん”と、好評を得るとともに、若者が例年に比べて“楽しんで”参加する様子が見受けられました。

新団長と新副団長は、衣装を変えるにあたって、“おもしろがって”取り組んだことは、2人の性格を知る筆者は知るところであります。


さて、若干、話が脱線したようなので、戻していきますと‥保育施設の運営の転換点について‥こども家庭庁の視点ももちろん参考にはしますが‥まずもって、ジャージにエプロンの衣装を変えるだとか、いや!もっと根本点なもの、概念のようなものを変えない限り、保育の本質からどんどん離れ、そして閉鎖にたどり着くのは言うまでもないでしょう。

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2024-10-08
問題提起型のブログ記事を投稿

昨日の朝日新聞15面に、「Z世代へのスマホの影響」と題されたコラムが綴られていました。(文 宮家あゆみ)

その中で、ニューヨークタイムズ紙のベストセラーリスト上位に入る『不安な世代』という、社会心理学者であるジョナサン・ハイトの著書が紹介されていました。

著者によれば、より健康的な子ども時代を送るためには、次の4つの解決策が提言すると‥

①高校生になるまでスマホを持たせないこと。

②16歳までSNSを禁止すること。

③学校内ではスマホを使用しないこと。

④監視のない遊びをすること。

ただ、これらの著者の提言に、支持をする人ばかりではいないんですね。

例えば、「ネイチャー」誌の論評には‥心の健康の問題は、家庭内の問題や経済的問題、校内暴力への恐怖などを含めた環境的要因や遺伝的要因が複雑に絡み合って生じるものであり、著者の主張は本当の原因への対応から目を逸らしかねないと、非難されているんです。


困ったものですね。どっちなんだよ、結局!?と、ツッコミたくなりますよね。けれどもけれども、スマホが子どもに与える悪影響については、おそらく、ブログ読者も含めて、皆が薄々気づいていたりもしますよね。

ちなみに‥『④監視のない遊びをすること。』これは、特に低年齢の子どもたちに当てはまることのようです。

彼ら(子どもたち)に自信を持たせ、子どもたちだけで公園で自由に遊ばせることで、スクリーン(スマホの)の中にいるだけでは得られない、友だちと意見が食い違ったときに物事を解決する力や、冒険心や自立心を養うことができる、と著者はしています。

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日本の新聞だけでなく、アメリカの新聞の情報‥そして、学者の著書や、なんやかんやと、最もらしいものを参考に、本日のブログ記事を綴ってみました。

今や、ありとあらゆる情報が蔓延っている中‥ブログ読者は、どの情報を信じて活用しますか?

先日、筆者が道端を歩いている、たまたま通りかかったであろう自転車を一生懸命こいでいる方とすれ違いました。そして挨拶をすると‥

「ちょっと、今、いいですか?あなたは、今度のコロナワクチンについて、どれだけ知っていますか?」と、コロナワクチンから、全てのワクチンに関して、さまざまな情報を教えて下さいました。

「あなたは、知らないんですか?YouTube見ていないんですか?すべてのワクチンは打ってはいけないんですよ!」と、若干、殺気だった眼光で、そしておそらく善意の気持ちで、筆者に説いて下さいました。

情報が蔓延れば蔓延るほど‥特に、スマホなどで運用されているAI機能により、情報が偏在化する可能性を秘めていることも頭に入れながら、情報と、もちろんスマホと、SNSと関わっていきたいものです。

2024-10-07
誕生月園児の紹介です。

~おたんじょうびおめでとうございます~

※とみほ村だより10月号の誕生月園児の紹介です。

Aちゃん(4さい)

お姉ちゃんのBちゃん、Cちゃん、Dちゃん、Eちゃん、Fちゃんと仲良しで、ままごと、かくれんぼ、音楽に合わせて歌ったり踊ったりすることが大好き。

お絵描き、ぬり絵は日々クオリティが上がっていて、丁寧に色彩豊かに仕上げます。

おままごとの所作も家庭生活のそのまんま。

Bちゃんとおそろいや色違いの服やカバンや靴を「新しいの〜」と嬉しそうに見せてくれたり、とてもお話上手!!

休み明けには「昨日〇〇行って遊んだんで!」と細かく教えてくれます。

この前は、お母さんとBちゃんと野球を観に行かれたそうですよ。

お昼ごはんの後の歯磨きタイムには、“A(名前)”と書いた歯ブラシを持って来て、「合うとる?」とみんなの先生に指さし確認!!(本当は分かってるんですよ)

「合うとるよ」「バッチリ」のやりとりを重ねて、ひとつずつ自信につながってるね。

困っている年下のお友だちを見つけると、ギュッと抱っこをして安心させてくれる優しいAちゃんです。


Gちゃん(5さい)

classエジソンのHちゃん、Iちゃんと親友。

お人形の赤ちゃんをあやしながら、お鍋を振るなど、細部にまでリアルを追求したおままごとや、おしゃれな女の子がいっぱいのキラキラ系やリカちゃんぬり絵がお気に入り。

たくさんのメンバーで何度も披露してくれる盆踊りダンスも、一緒に楽しんでるね。

あっ!足も速いんだって〜。

肩が出ているワンピースや洋服ヘビロテ中!憧れのお姉さんの影響かな?

友だちも好きだけど保育者のことも大好き。ハグしたり、背中に乗って隠れて「ばぁ」とビックリさせたり、みかんの皮を口に入れて、「に〜ッ」と笑わせたりするのが、マイブーム。J先生とのふれ合いあそびは、とみほ名物!!人が好きなのね。

先日のお月見お茶会では、お茶碗をお客様まで届ける“お運び”を丁寧に手伝ってくれました。

物事の道理がよく分かり、周りの環境に敏感だから、よく気が付いて助けてくれる、頼りになる、おちゃめなGちゃんです。

★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。

2024-10-06
子どものことを、よく見る方法

「とみほ村だより10月号~富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会×クレヨンKIDS」の配達先での会話です。

「いつも、ありがとね!」

「いえいえ、また10月も宜しくお願い致します!」

「あのね、わたし、これ(とみほ村だより)いつも楽しみにしてるの。特に、この、誕生日の子どもの紹介文が好きなのよ。先生、子どものこと、よく見てるなぁって、感心しちゃうの。」

とみほ村だよりは、たいてい‥1面に当月の予定と、理事長のコラム。2面に誕生月の子どもたちや先生たちの紹介文。3面にお昼ごはんのメニューや食材が綴られています。

筆者の配達先は、元保護者の方もおられますが、地域の方も含めて、お子さまやお孫さんが、富岡保育園に通われていない方が、ほとんどを占めています。

冒頭に感想を伝えてくれた方も、そのようで‥紹介文に登場する子どもや先生の名前や顔すら知らないわけなのですが‥その文章に目を通すと、ありありと、その姿や光景が浮かび、胸が弾むんだそうです。

『子どものこと、よく見てるなぁ』

この言葉は、富岡保育園の一職員として、とても感慨深く、非常に嬉しく、ありがたいもの‥では、ありますが‥

実は、この言葉には、裏づけと言いましょうか、仕掛けがあってこそのもの、だと記しておきたいと思います。

子どもたち(先生たちも含めて)の紹介文を綴る際‥筆者である書き手は、1人ではないんです。

現場保育者たちが総動員して、「〇〇ちゃんは、〇〇が好きだ」「〇〇が出来るようになった」「〇〇ちゃんと最近仲が良い」「〇〇が〇〇で」「〇〇に〇〇を」など、1人の子どもについて語り合って綴っていくんです。

1人の保育者の目は2つ、心は1つ。けれども、複数になればなるほど、目は増えますし、心も増えます。さらに言えば、1人の保育者の視点や角度では360度見えるはずがないんです。語り合う保育者の数が増えれば増えるほど、その視点や角度は増していくわけです。

そして、補足を加えるならば、増えるだけではなく、もっと大事なのは、そのレンズの種類なんですね。どんなレンズをつけて、子ども(仲間の保育者)を見るか‥。

具体的に言えば‥粗探しするレンズを付ければ、誰にだって粗はありますから、たくさんの粗が見つかります。

逆に、子どもの味方をするレンズを付ければ、そのような見方ができるものです。

ちなみに、『現場保育者たちが総動員して語る』ことが可能な理由についても言及しておきましょう。

総動員は、どこの園でも可能かもしれませんが、『語る』ためには、ひとりひとりの保育者が、ひとりひとりの子どもと関わっていなければ、お話しになりません。

富岡保育園は『全保育者が全園児の担任』‥つまりは、「〇〇ちゃんは〇〇クラスの先生が見るもの」ではなく‥「〇〇ちゃんは富岡保育園のみんな(保育士・栄養士・調理師・保護者・地域の方々・ボランティアなど)で見るもの」という感覚が培われてこそ、はじめて語れるわけです。

言葉では簡単なようで、このような感覚は、コミュニティ全体の意識改革がなければ成し得ないものです。日々の現場保育者たちの、細やかなミーティングの積み重ね。そして、保護者や地域の方とのコミュニケーションの積み重ね。何事も一朝一夕にはいかないものですが、その積み重ねにより、『子どものことが、よく見える』のだと思います。

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2024-10-05
移動中のバスからブログを投稿中

昨日の早朝‥早番の先生や子どもたちに見送られ‥現在、佐賀県入りしている筆者。笠岡地区消防組合行政視察として、佐賀広域消防局と、佐賀防災航空センターの行程をたどっております。

佐賀県へは、福山市から新幹線で、新鳥栖駅(しんとすえき)まで行き‥そこから特急に乗り換え、佐賀駅まで向かうのですが‥特急の窓から見える景色は、まさに平野なんですね。有明海に面するこの平野‥この土地の特徴から起こる災害に対応していくのも、消防などの任務の1つなんです。

さて、今日もしっかりと、方便まじりの説明を聞きながら、勉強して来ようと思います。



富岡保育園では、昨日は雨上がり‥からの、園庭での泥んこ遊びが大盛況だったとお知らせがありました。洗濯機が、朝!昼!夕!と、フル回転だったそうです。

現場の先生方、また帰宅後に仕上げ洗いをしていただく保護者の皆様、誠にありがとうございます。

『子どもが子どもを生きられるように』今後ともご協力宜しくお願い致します。

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ちなみに、昨日、富岡保育園では、ひとりの男の子が、唇を切る怪我があったと報告を受けました。

切り傷の深さや、出血の程度から、病院へ受診し、2針縫ったようです。

保育園での怪我ランキングで言えば、骨折の次が、口元。歯を折ったり、上記のように唇などを切ったりするものがあります。

怪我については、しないにこしたことはありませんが‥不慮の怪我は、保育園ではないことはありません。

起こった場合の初期対応について、職員全員が、正しい知識と冷静な判断と処置がとれるように、研修などを通してトレーニングを積み重ねていきたいと思います。

2024-10-04
世代のギャップはやっぱりある⁉︎

久しぶりに、ジェネレーションギャップを感じました。

実は、筆者、これから佐賀県に「笠岡地区消防組合行政視察」のため乗り込むわけなのですが‥

20代の職員に‥「S A G A 佐賀〜!って、曲、知ってる?」と、お聞きしたところ‥ほとんどの割合で、首をかしげるんですね。

ちょっと調べたところ、その曲は、2003年にヒットしたみたいなんです。約20年前となりますと‥20代そこそこでは、まだハイハイかヨチヨチ歩きだったでしょうから、首をかしげても仕方ないですよね。


さて、誰からも聞かれたわけではありませんが‥筆者の直近の予定を記しておきます。もしも!もしも筆者にご用事があれば、まずはお電話(09X33715648)下さい。

・10月1日‥予算決算委員会・笠岡政治経済研究会勉強会

・2日‥9月定例会本会議最終日・議員研修会(地方自治法)

・3日、4日‥笠岡地区消防組合行政視察(佐賀)

・5日、6日‥地元 浅口市寄島町大浦神社秋祭り(国頭御船に参加)

・7日‥富岡北地区まちづくり協議会会報発行準備

・8日‥見学者案内(9時半~)

・9日、10日、11日‥笠岡政治経済研究会行政視察(大阪・京都)

・12日、13日‥笠岡市笠神社秋祭り(大磯地区千歳楽に参加)

・15日、16日‥徳民於賀神社例大祭御船の音頭の練習(19時~)

・17日、18日‥西南水道企業団行政視察(福岡)

・19日、20日‥徳民於賀神社例大祭

と、いった具合で筆者は活動していきますので宜しくお願い致します。

ただ、あくまで筆者が主語の場合の予定なので‥富岡保育園はいつも通り、園長先生を筆頭に現場保育者たちが、平常通りの暮らしを守っておりますので、どうかご安心下さい。

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2024-10-03
保育実践改革の二番煎じ真っ只中

こんなはずじゃなかったのに‥。ってことは、誰にでもあることだと思うんですね。

ただいま、富岡保育園副園長&笠岡市議会議員の職務をあずかっている筆者の手元には‥「富岡東子ども会」の歴代の会長たちが受け継いでいるノートがあるんです。

自分でもビックリしているのですが‥なんやかんやの団体の会に入ることは極力避けてきた節がありまして‥役員やらの主要なところには特に寄りつくことはしなかった‥そうなんです、しなかったはずなんです。

ですが、筆者の手元には、そのノートがあって‥そしてスマホの着信履歴には、地元の青年団と、富岡北地区まちづくり協議会と、富岡会館の、それぞれの会長さんの電話番号が連なっている‥。

10月19,20日に開催される徳民於賀神社例大祭を成功させるために‥(いや、むしろ、子どもたちに地元地域での思い出を作ってもらいたいだけなのかもしれませんが)各団体が今まではそれぞれに頑張っていたところを‥各団体が会員の減少なども合わせて力が弱まっているところを、各団体を繋げる役割が必ず必要だと、筆者は答えを出したんです。

そして、その役割を誰かがしてくれれば‥誰にしてもらおうか‥そんな風に悩んでいる時間も無く‥こうなったら、俺じゃねぇか!と、ひとり勝手に、各団体のなんやかんやを、引き受けて背負っちゃったわけですよ。

ただ、筆者には勝算があって‥この手の整理整頓が仕事柄、得意なんです。

まず何と言っても、地域の事柄、特に祭りごとなどは伝統的な部分が多くを占めるので、慣例を変えられない‥はずなんだけども、このたびは、慣例を守ってきた方たちが続々と天国へ行かれて、次世代の方々が慣例に乏しい状態なんですね。つまりは、新しく作り替えやすいわけなんです。

そして、各団体を繋げるにあたっては、人間関係がものを言うのですが‥筆者のメリットは、地元が違うところなんですよ。幼少期からの積み重ねの人間関係がない分、富岡保育園に就職してから、もしくは副園長になってから、ないしは議員になってからの、大人な人間関係なんです。だからこそ、距離感としては、近からず遠からずで、ちょうど良い。

この手の整理整頓は、来年、再来年‥先を見越さなければなりません。地域住民の方々が繋がりあいたいと思える程度の負担に抑えることがポイントです。実は、なんやかんやを引き受けまくって、背負いまくっているのも、そのポイントのところまで、整理整頓したいからなんですね。

これって、富岡保育園の保育実践改革の、二番煎じだったりして‥あの時も、とにかく保育内容とともに、業務の整理整頓を、先を見越して、大胆に行ったと記憶しています。

慣例主義を変えるためには、まずは、今の時代感をとらえること。さらには、集まるメンバーたちの状況を正確にとらえること。この2つがあやふやだと、変えたがために、負担が増してしまい、元も子もない状態になってしまうんです。

ちょくちょく、保育園のネタも挟みますが‥富岡保育園でもイベントごとに企画する担当者には、この2つを口酸っぱく言っているんです。あくまでもイベントは暮らしを彩るものなので、イベントに負担感を感じてしまい、日々の暮らしが疎かになってしまっては、はい、元も子もないわけです。

徳民於賀神社例大祭も含めて、地域や、もちろん保育園もですが、イベントをすることで、むしろ繋がりが弱まることのないように‥今の時代、これからの時代に合った繋がり合いを持ち続けることができるように努めたいと思います。

よく言われるのですが‥「村上先生、仕事そっちのけで、そんなに好き勝手して‥上司の園長先生は、何も言わないの!?」

そうなんですね。十中八九、好き勝手しているのですが‥富岡保育園は、社会福祉法人「伸成会」に所属しているコミュニティでありまして‥当園の園長は、当法人の理事長でもあるんです。

おそらく、筆者の好き勝手が、社会福祉の一環を、かすめていると認めてくれている‥はず。なので、許してもらっているわけです。

理事長ならびに、当法人の皆様、筆者の好き勝手を寛容にお許し下さり誠にありがとうございます。

※「伸成会」の理念‥子どもも、大人も、地域も、互いに伸び合い、成長し合う、大きな家でありたい。

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子ども会や、また学校関係ではPTAなど、現代では消滅可能性団体だと言っても過言ではないでしょう。

10月2日(水)
2024-10-02
目指せ!グルメリポーター!

パリッとした皮に、ホクホクの白身の、さばの塩焼き。

ちょうど良い歯ごたえと、味がよく滲みた、切り干し大根の炒め煮。

豚肉の肉汁が、お汁の味を濃厚にさせるとともに、甘いサツマイモが、さらに旨みを加えた、豚汁。

そして、子どもたちが朗らかに炊き立てた、白飯。

さらに頬を弾ませてしまう、シャインマスカット。

10月1日、火曜日。富岡保育園のお昼ごはんのメニューです。

独り身である筆者としては、とんでもなく、ありがたい、栄養満点のお食事です。

お昼ごはん一食に、さば・切干大根・にんじん・油揚げ・ピーマン・豚肉・さつまいも・大根・ごぼう・こんにゃく・ねぎ・米などの、豊富な食材を、美味しくいただくことができる‥なんて、わたしは幸せなのでしょう。

もちろん、独り身でなくとも、成長盛りの子どもたちにとっても、同様であるでしょうし‥いやはや、誰にとっても同様でしょう。

また、このお昼ごはんを、賑やかな子どもたちと食べると、栄養だけでない効果が得られることは、ご想像の通りです。

好き勝手に、東西南北のネタで、子どもたちはコミュニケーションをはかってきますので、脳の運動に持ってこいでしょう。

また、笑顔でないわけにはいきませんので、普段使うことのない表情筋も使うでしょう。

いたるところの細胞が活性化し始めますので、肌も腸内も心も若返りするはずです。

そんな、富岡保育園のお昼ごはんが、なんと、ワンコインで食べれるんだって!?500円握りしめたら、健康で幸せになれるの!?

はじめての方、また複数人で参加させる方は、必ずお電話でご予約下さい。

なぜかと言いますと、保育内容のご理解と、食材の確保が必須だからです。

富岡保育園のワンコインランチ制度は、ただのお昼ごはんではないんですね。富岡保育園の保育の中心、ど真ん中にあるものなので。ですから、富岡保育園の保育についてのご理解が必ず必要になりますので‥はじめの方には、園長(又は副園長)が、保育についてのご説明をさせていただきます。

ご了承いただきたいとこととして、ご予約時に、お断りする場合もあることです。それは、仕入れた食材によって、参加人数を調整させていただくこともあるからです。

富岡保育園のワンコインランチ。参加者の好みにもよりますが、ハマれば、リピーターになることも必至です。

さらに、リピーターから、常連になれば、なにかしらの特典があるかもしれないことを、内緒で記しておきましょう。

今日のお昼ごはん。実は、大人限定で、お台所クルー特製の、オクラの浅漬け、これが、また白飯とピッタリなの。そして、ほのかに甘い、アツアツのたまご焼き。これらが特典で添えてあるわけ。

最高に美味しかったなぁ。幸せだなぁ。

★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望のお問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願い致します。

10月1日(火)
2024-10-01
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